2022年05月01日
「少年からのメッセージ」ヒバクシャの祈りが世界に届きますように
米ソ冷戦時代だった1986年のアラスカで、
北極圏の入り口の フェアバンクスにある
青少年更生施設の少年たちと一緒に折り鶴をおり、
原爆映画を視聴した後、
ある少年が、自分の思いをヒバクシャに伝えたいと、
日本語で書いてくれたメッセージです。
1週間後、その少年から1通の手紙が届きました。
ヒバクシャと日本の皆さんに
自分の心を伝えたいと
図書館で俳句の勉強をして
自分でつくった英文俳句をプレゼントしてくれました。
The beauty you hold
Like the rising of the sun
Has entered my heart
昇る太陽のような
あなたの美しさが
僕の心に広がっていく
2008年8月6日にミューズの里を設立し
その日の夜から、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝えるライブをスタートしました。
ライブの中で歌い奏でている「いのちの音色」の中に、この詞が入っています。
「自分と同じ苦しみを世界中の誰にもさせたくない」そのために本当は忘れてしまいたい辛く苦しい体験を語り継いでくださったヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々の心が、国を超えてたくさんの人々に感動を与え、希望と平和の種が蒔かれています。
Never again Hiroshima!
Never again Nagasaki!
Never again war!
どうかヒバクシャの祈りが
世界に届きますように。
2022年04月28日
ポトマックの桜のように
春が来るたび
桜の開花を楽しみに、
新緑の息吹を体中で感じながら
「あぁ〜春が来たね」
と、みんなの笑顔に包まれる。
そんな春をあと何回
迎えることができるのだろう
春が来るたびに
ふと、そう思う歳になりました。
それは寂しいことでも悲しいことでもなく、
より一層、今この瞬間が愛おしく感じられます。
日々を本当の意味で大切に過ごすことのできる
そんな年齢になったのかもしれません。
2010年、米国ワシントンの(財)カーネギー地球物理学研究所のガーデンで、広島の被爆アオギリ2世植樹&ライブをさせていただいきました。
その時、同行取材してくださった(当時は夜間の大学院に通う学生でもあった)石塚淳子さんが映画祭に出す作品として撮影してくださったことがきっかけとなり、弊社ミューズの里もより本格的な映画制作を目指し始めました。
▲(財)カーネギー地球物理学研究所に植樹した時の石塚淳子さんの記事
あれから12年‥‥ワシントンのアオギリも大きく成長し花を咲かせていることと思います。
▲(財)カーネギー地球物理学研究所での被爆アオギリ2世植樹と我々のライブを企画してくださった山中高光先生が、以前送ってくださったポトマック河畔の桜のお写真。大好きな一枚です♬
先日、石塚淳子さんがミューズの里にご来社くださり、12年前を懐かしく思い浮かべながら語り合いました。
植樹した被爆アオギリ2世の種が全米に広がり、ポトマックの桜のように、平和の花を人々の心に咲かせてくれるようにと夢見ながら、3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』を製作中です。
植樹したワシントンの被爆アオギリに、いつかまた会いにいきたいと思います。
2022年01月28日
ただ今編集中!
いつの間にか
梅の蕾がいっぱい
季節の移り変わりを感じとって
花を咲かせる準備をしてる。
その姿に
今を生きる力をもらい
深呼吸
入社当時0.7キロだった
命くんは、今では6キロ。
コロナ禍でパソコンの前に
座りっぱなしの毎日が続くと
今日がどんな天気なのかもわからないまま
あっという間に過ぎていく。
増えていく体重に命くんの重みが加わり、
ちょっとそこまで散歩に出ることさえ気合が必要になる。
ただいま映画の編集中。
新たに編集スタッフとして
升田さんにも加わっていただき
この10年間に撮影した映像を
戦友のしげ兄と共にもう一度見直しながら
あまりに膨大なデーターの量に圧倒される毎日。
ものすごいスピードで
ものすごい勢いで、
ただひたすら一生懸命だった。
もうこれ以上もう出来ない!というところまで精一杯やり切った
そんな日々を改めて振り返る。
コロナ禍で
地道に積み重ねてきた活動が
いったん全てストップした。
コロナ禍の今、出来ることは何か?
コロナ収束後、どう生きるべきか?
漠然とした不安を抱える余裕さえないことが助けとなり、
覚悟を持って今を生きる力となっている。
生きている奇跡に
感謝しながら✨
2022年01月15日
第3作目「いのちの音色」2022年夏の完成を目指して
コロナ禍の続く中ではありますが、いかがお過ごしでしょうか?
皆様のご健康が守られますよう、心よりお祈りしています。
年始年末より、これまで撮影した10年以上にわたる映像や資料をもとに
「いのちの音色」の再編集に入っております。
すでに、いったんある程度までまとめていただいていますが、
コロナ禍でスケジュールが延期される中、
今一度全てのデーターを我々自身の目でも確認していこうと思い
一つ一つに目を通しているところです。
これまでお世話になった皆様との懐かしい映像を見ながら
たくさんの思い出がよみがえり、胸が熱くなります。
改めて一つ一つの映像を確認していると
いろいろなアイディアや構想が浮かびます。
新たな大変な作業が続いてはいますが、大切な時間を得ることができたと思っております。
まだまだ先が見えない程のデーター量ですが、
春頃までに確認を終えて、最終的な編集作業に入っていけるよう
全力を尽くし、夏までの完成を目指したいと思っております。
昨年は、共に映画づくりをしているしげ兄(伊藤)さんの癌が再発し、
皆様に大変ご心配をおかけしました。
抗がん剤治療で体が衰弱し、一時はどうなることかと心配されましたが
主治医の先生と応援してくださる皆様に大変お世話になり、
お陰様でPET検査からも画像から癌が消えるまでとなりました。
しかし、目に見えない小さな癌が残っている可能性もあり、
この年始年末から更なる治療がスタートし、今ようやくお正月を迎えております。
癌と共に生きながらも、「いのちの音色」の映画づくりを通して
充実した日々を過ごしていけるようスタッフ一同見守りながら
共に完成を目指していきたいと思っております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年が皆様にとって良き年となりますよう
心より祈っています。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年12月03日
しげ兄、退院おめでとう!
我らがしげ兄が退院してきました🐾
たからちゃんといのち君も大喜びですね♬
Youtubeチャンネル「ミューズの里」
しげ兄、退院おめでとう!
▶︎ https://youtu.be/dlhfUBF0KwU
ご支援・ご協力くださった皆様に
スタッフ一同心より感謝申し上げます。
感謝と共に1日1日を大切に
いのちの音色を奏でていきます。
日に日に寒くなってきました。
皆様もくれぐれもお体を大切になさってください💓
2021年11月25日
皆様への感謝と今後のスケジュール
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』を応援してくださっている皆様に、
改めて心より深く感謝申し上げます。
昨年からのコロナ禍で、制作スケジュールが何度も変更される中、
共に映画を制作してきたプロデューサーで音楽監督の伊藤茂利の癌が再発し、
皆様に大変ご心配をおかけ致しました。
6月にステージ4が告げられ、
抗がん剤治療と向き合う日々の中、
今回の副作用はこれまで以上の苦しみをともない
この間、先の見えない闘病生活が続いておりました。
一時期は、病院に通うこともできなくなるほど衰弱し、
途中で抗がん剤をストップしていただき、
しばらくの間、栄養サポートしながら
体力と筋力の回復に努めてまいりました。
先週、PET検査を受け、
昨日、今後の映画制作について考える上でも、
これからの治療についてご相談に病院に同行いたしました。
そしてその結果、
本当にありがたいことに、
奇跡のようにPET検査の画像から癌が消えていました。
検査結果に写らない小さな癌がまだあるかもしれないので、
引き続き治療を続けていく必要があるようですが、
PET検査でわかる範囲では、今のところ癌が見つからない状態になりました。
主治医の先生、病院関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
この間、治療に専念できるようにとご支援くださった皆様
1日も早く回復するようにと支援物資を届けてくださった皆様
体力を失わないために栄養の大切さを教えてくださりサポートしてくださった皆様
オフィスの前に、新鮮な野菜や食べ物を届けてくださったご近所の方々
万が一に備えていつも対応できる準備をしてくれたスタッフの皆さん
そして、ずっと祈り続け、ずっと応援し続けてくださっている皆様に
改めて心より深く感謝申し上げます。
お陰様で体力も甦り、
歩くことも、喋ることも、笑うこともできるようになり、
メンタルも回復し、よく食べれるようになってまいりました。
これからも治療をしながらの日々。
今後も様々なことがあるかもしれませんが、
生かされている この命に感謝しながら
本日より、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成に向けて再スタートしてまいります。
コロナ第6波も心配される中、
予定通りに進まないことが今後もあるかもしれませんが、
あせらず、あわてず、あきらめず、
精一杯取り組んでまいります。
今後のスケジュールと致しましては、
12月より編集を再スタートし、
伊藤さんの体に無理のないよう見守りながら、
来春までに映画音楽の制作を行い、
来夏の公開を目指して、スタッフ一同全力を尽くして参ります。
完成に向けて、今後の制作日誌を
この活動報告でアップさせていただきます。
今後とも皆様のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。
2021年07月16日
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』スケジュール変更のお知らせ
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』をご支援くださっている皆さまに心より感謝申し上げます。
この夏の劇場公開を目指してきた『いのちの音色』のスケジュール変更のお知らせさせていただきます。
コロナ禍の度重なる緊急事態宣言の中、共に監督・プロデューサー・音楽を務めている伊藤茂利さんのがんが再発・転移し、さまざまな検査を経て、以前より厳しい抗がん剤治療が今月より始まりました。
この作品は、どうしても伊藤茂利さんにギター演奏と音楽監督をしてもらいたいという強い思いでこれまで制作してまいりました。何よりも命を第一に考えながら、抗がん剤治療の状況を見守りながら、制作を進めてまいりたいと思っております。
がんと共に生きながらも、いのちの音色を奏で続けている伊藤茂利さんを、スタッフ一同全力でサポートしてまいります。
今のところ来年の公開になるのではないかと思われますが、今しばらく状況を見守らせていただき、新たなスケジュールが決まり次第、皆様にご連絡をさせていただきたく思っております。
命の尊さと平和を愛する心の大切さを伝え、皆様の心に希望と平和の種を蒔いていける作品となるよう、さまざまな試練を乗り越え、映画の完成に向けて共に全力を尽くしてまいります。
ご支援・ご協力くださっている皆様に心より深く感謝申し上げます。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りしています。
P.S. 8月6日のヒロシマデーには、映画にご出演されている方も参加されるZoomオンラインによる「アオギリ祭」を企画しております。
先着100名様まで無料ご招待となります。ご希望される方は、下記URLにてお申し込みくださいませ。
●アオギリ祭 2021
https://aogirifestival-1.peatix.com/
2021年03月10日
制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』 スケジュール変更のお知らせ
現在制作中のドキュメンタリー映画「いのちの音色」をご支援してくださっている皆様に改めて心より感謝申し上げます。
本来であればこの夏の劇場公開に向けて、この春の完成を目指していたドキュメンタリー映画「いのちの音色」ですが、コロナ禍の相次ぐスケジュール変更の中、制作が遅れており大変申し訳ございません。
この度のクラウドファンディングで達成できなかった制作費をまかなうため、昨年秋よりさらなる営業活動と共に他の仕事を入れながら制作費づくりのために全力を尽くしてまいりましたが、コロナ禍でなかなか先が見えず、新たな体制を組み直し、完成に向けて工程を組み直しております。
すでに撮影はほぼ終えておりますが、編集が最終的に完成してから音楽制作に入るため、サントラ版CDはじめ皆様へのリターンにつきましては、映画制作が完成してからの発送となるため、大変申し訳ございません。
何としてもこの作品をつくり上げるため、より一層の努力を重ねながら、2021年の完成を目指してがんばってまいります。
また、昨年は映画制作に集中していたため、新しい形への導入が遅れてしまいましたが、今年からオンライン化にも力を入れ、コロナ収束後の世界に向けての新しい上映会やその他の活動のあり方を模索しながら、新たな発想でこれからに向かって取り組んでおります。
今年年1月より、Zoomオンライン上映会を毎月開催し、これまでに制作した2本の映画作品を皆様にご鑑賞いただく機会をつくりながら、世界に向けても発信していけるようチャレンジしております。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』が完成するまでの期間、この映画制作にご寄付いただいた皆様を無料ご招待させていただきたく、ご希望の方はお名前と配信URLの送付先メールアドレスと共に『「いのちの音色」支援者・ご招待URLの送付希望』と必ず明記して、下記ミューズの里「MUSE CINEMA」まで直接メールいただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
ミューズの里「MUSE CINEMA」
E-mail: musecinema@musevoice.com
下記は3月の日程となりますが、毎月Zoomオンライン上映会を行っております。このブログやミューズの里のSNS等でもお知らせさせていただきますので、ご都合の良い時に是非ご参加ください。上映会の詳細につきましては、下記Peatixのサイトよりご確認ください。
3月のZoomオンライン上映情報
◉3月14日(日)映画『アオギリにたくして』Zoomオンライン上映会 https://musecinema4.peatix.com/
◉3月21日(日)ドキュメンタリー映画『かけはし』Zoomオンライン上映会 https://musecinema-5.peatix.com/
今後も制作の状況をご報告させていただきながら、完成に向けてスタッフ一同全力を尽くします。スケジュールが変更となり、心よりお詫び申し上げます。引き続き、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
本来であればこの夏の劇場公開に向けて、この春の完成を目指していたドキュメンタリー映画「いのちの音色」ですが、コロナ禍の相次ぐスケジュール変更の中、制作が遅れており大変申し訳ございません。
この度のクラウドファンディングで達成できなかった制作費をまかなうため、昨年秋よりさらなる営業活動と共に他の仕事を入れながら制作費づくりのために全力を尽くしてまいりましたが、コロナ禍でなかなか先が見えず、新たな体制を組み直し、完成に向けて工程を組み直しております。
すでに撮影はほぼ終えておりますが、編集が最終的に完成してから音楽制作に入るため、サントラ版CDはじめ皆様へのリターンにつきましては、映画制作が完成してからの発送となるため、大変申し訳ございません。
何としてもこの作品をつくり上げるため、より一層の努力を重ねながら、2021年の完成を目指してがんばってまいります。
また、昨年は映画制作に集中していたため、新しい形への導入が遅れてしまいましたが、今年からオンライン化にも力を入れ、コロナ収束後の世界に向けての新しい上映会やその他の活動のあり方を模索しながら、新たな発想でこれからに向かって取り組んでおります。
今年年1月より、Zoomオンライン上映会を毎月開催し、これまでに制作した2本の映画作品を皆様にご鑑賞いただく機会をつくりながら、世界に向けても発信していけるようチャレンジしております。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』が完成するまでの期間、この映画制作にご寄付いただいた皆様を無料ご招待させていただきたく、ご希望の方はお名前と配信URLの送付先メールアドレスと共に『「いのちの音色」支援者・ご招待URLの送付希望』と必ず明記して、下記ミューズの里「MUSE CINEMA」まで直接メールいただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
ミューズの里「MUSE CINEMA」
E-mail: musecinema@musevoice.com
下記は3月の日程となりますが、毎月Zoomオンライン上映会を行っております。このブログやミューズの里のSNS等でもお知らせさせていただきますので、ご都合の良い時に是非ご参加ください。上映会の詳細につきましては、下記Peatixのサイトよりご確認ください。
3月のZoomオンライン上映情報
◉3月14日(日)映画『アオギリにたくして』Zoomオンライン上映会 https://musecinema4.peatix.com/
◉3月21日(日)ドキュメンタリー映画『かけはし』Zoomオンライン上映会 https://musecinema-5.peatix.com/
今後も制作の状況をご報告させていただきながら、完成に向けてスタッフ一同全力を尽くします。スケジュールが変更となり、心よりお詫び申し上げます。引き続き、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年11月12日
南木曽で被爆アオギリ3世を育てる小椋シガ子さん
11月9日、現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』撮影のため、撮影技師の倉本和人さん、監督・プロデューサーを共に務めるギタリストの伊藤茂利さん、たからプロデューサーと共に長野県南木曽へ。
南木曽では、広島への修学旅行で南木曽中学の学生たちが持ち帰って校庭に植樹した被爆アオギリ2世が大きく育っています。
昨年秋に、その2世の種を採種し、今春に種を蒔き、3世の被爆アオギリを育てている小椋シガ子さんを訪ねました。
小椋シガ子さんの深く強くしなやかでゆるぎない思いによって、被爆アオギリに託された思いが広がっています。
映画『アオギリにたくして』上映でも大変お世話になり、アオギリを見守ってくださっている清水和尚様と皆さまに再会し、パワーと元気をたくさんいただいて東京に戻って参りました。
南木曽の皆さまに心より深く感謝申し上げます!
まだ追加取材が残っておりますが、この度の撮影を終えて、スタッフの皆さまと共に、この秋冬はドキュメンタリー映画『いのちの音色』編集作業に没頭していきます。
これまでの10年間に撮影してきた素材を中心に、30年以上に渡るヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝える活動の中で、心から大切に思うことを伝えていける作品となるよう全力を尽くします。
今後ともご支援・ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年09月09日
被爆者運動を支えてこられた岩佐幹三先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
昨日(9月7日)、日本原水爆被害者団体協議会顧問で金沢大名誉教授の岩佐幹三先生がご逝去されました(享年91歳)。
心より深くご冥福をお祈り申し上げます。
岩佐幹三先生に初めて出会ったのは、30年以上前のことです。草の根ボランティア「ネバー・アゲイン・キャンペーン」の第1期生として約1年間ホームステイしながらアメリカの学校などでヒロシマ・ナガサキを伝え、帰国したばかりのまだ20代の頃でした。
1988年1月、石川県の平和サークル「むぎわらぼうし」様の例会に招いていただき、その時に当時石川県原水爆被災者友の会会長をされていた岩佐幹三先生と西村多美子事務局長(現会長)と一緒に「いのちの授業」で知られる金森俊朗先生の金森学級6年生のクラスを訪問しお話させていただきました。
アメリカの学校でヒロシマ・ナガサキを伝えていた頃のドキュメンタリー番組をテレビで見てくれたこどもたちが、黒板に大きく「ごくろうさん。ようこそ」と書いて、みんなの教室に迎えてくれました。
ちょうど一週間ほど前、部屋の片付けをしていた時に、その時の写真と学級新聞が出てきて懐かしく当時を思い返していたところでした…。
金森学級では、私がクラスを訪れる前に、社会科学習として岩佐幹三先生を2日間教室に招き、約4時限かけて被爆体験を聞き取り、被爆者を軸にした戦後史像を明らかにしようと試みた授業が行われていました。さらに、紙芝居として表現し、市民のみんなにも知ってもらおうとする取り組みをこどもたちがしていました。
自分のこども時代を振り返っても教室にオープンな雰囲気をあまり感じてこなかっただけに、金森学級のこどもたちの自由で活発で生命力に溢れるイキイキとした姿に「学校って希望と可能性に満ちた素晴らしい場所だったんだ!」と再発見し、ワクワクしたことをよく覚えています。
岩佐幹三先生は、晩年は千葉県で過ごされていました。
2015年、石川県原水爆被災者友の会で現在の会長をされている被爆者の西本多美子さんが呼びかけてくださり、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブと共に初プロデュース映画『アオギリにたくして』が石川県で初上映された時、岩佐先生が今は亡き元被団協の伊藤直子さんと一緒に石川県まで来てくださいました。その時はまだ金森先生もお元気で、教え子の若者たちを連れて会場に駆けつけてくださいました。
金沢の大乗寺丘陵公園には、広島の被爆アオギリ2世が植樹され、その後スクスクと大きく育っていく被爆アオギリ2世を金森先生が撮影して送ってくださいました。
▲生前、金森先生が送ってくださった被爆アオギリ2世。
そして今年3月、金森先生が亡くなり…
その悲しみもまだ癒えぬうちに、岩佐先生が亡くなられました…。
被爆者運動をリードし支えてこられた皆様の姿に、たくさんのことを学ばせていただき、本当の強さと優しさとは何かを教えていただきました。
現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』を見ていただくという夢は叶いませんでしたが、溢れる涙を力に変えて…世界の平和を祈りながら、核なき世界への希望の種を蒔き続けていけるよう、のこされた人生を精一杯生きていきます。
本当にありがとうございました。
NHK「ヒバクシャからの手紙」岩佐幹三さん
原爆の記憶 ヒロシマ・ナガサキ
▶︎https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/no-more-hibakusha/archives/detail/?das_id=D0019020086_00000&fbclid=IwAR3GilbsM6W2iwgKF1eMcmFArR9yHJP5KwD7lbX_fiAU_pt4sTOqnyJGD4g
被爆の一ページ 継承 紙芝居 石川県内有志が復活
https://www.chunichi.co.jp/article/112770
2020年08月25日
映画『いのち音色』公式HP:クラウドファンディングのご報告
クラウドファンディング「A-port」が、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』公式HPに掲載されました。
◉ドキュメンタリー映画
『いのちの音色』公式HP
▶︎ https://musevoice.com/inochi/goods-2/
皆様にご支援・ご協力いただき、本当にありがとうございました。
我々のような小さな存在にまで心を寄せてくださった皆様に、改めて心より深く感謝申し上げます。
まだまだ、完成と公開にむけての試練が続きますが、全力を尽くします!
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年08月21日
映画『いのちの音色』:クラウドファンディング「A-port」にご支援・ご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。
この度は、皆様に応援いただき本当にありがとうございました。
朝日新聞A-portクラウドファンディングが、昨日8/20(木)23:59、終了致しました。ご支援・ご協力くださった皆様に改めて心より深く感謝申し上げます。
朝日新聞クラウドファンディング「A-port」
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
▶︎ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
目標資金への達成率は40%となりましたが、2,012,563円のご支援と心にしみるメッセージを皆様からいただきました。クラウドファンィング「A-port」様への20%手数料+税が差し引かれた1,569,800 円が支援資金としてミューズの里に9月にお振込される予定です。ご支援くださった皆様への深い感謝と共に、今後の映画の完成に向けて身の引き締まる思いです。
初のクラウドファンディングで不慣れな中、ご担当者の高野様に大変お世話になりました。また、寄せられた応援メッセージや、自分ごとのように心配してくださりお声がけしてくださる皆様のあたたかな心にふれ、たくさんの励ましをいただきました。
ずいぶん前からすすめられていたネットでのクラウドファンディングですが、苦手意識が強くずっとやらずにいました。初プロデュース映画『アオギリにたくして』も第2作目の『かけはし』も、営業活動と銀行融資に奔走しながら、クラウドファンディングでも呼びかけて制作していますが、どちらも手弁当な自社からの発信でした。特に第1作目の『アオギリにたくして』は、夜行バスで東京と広島を何度も何度も往復しながら、ご支援者様の家にホームステイさせていただきながらの営業と制作で、今振り返ってもよく生きていた…と思うほどです。
そして今回、コロナ禍で、営業に行くこともできない中、初めてネットでのクラウドファンディングに初挑戦させていただきました。
最初はサイトの使い方も全くわからず、「やっぱり向いていない…」と挫折しそうになり落ち込みながらでしたが、応援してくださる皆様に勇気と力をいただき、徐々に苦手意識が払拭されていきました。
2月末より、先行きの見えない中で、映画を制作するうえでも、まずは会社本体を守るために新しい形への模索とチャレンジをしながらの毎日でした。そして、ようやく少しひと息つけそうになった頃、季節はすでに夏となり、気がついたらクラウドファンディングの締め切りまじかとなっていました。
こんなにも皆様から応援していただいている中で、目標に達成することが出来なかったことにつきましては、ひとえに私自身の力不足であり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして今、応援くださった皆様への感謝を込めて、何としても、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』を完成させていくために、全力を尽すことを心に誓っています。
今現在、すでに膨大なデーターの中から、いったん3時間ほどにまとめられている映像を元に、構成を練っているところです。これまでの作品もそうですが、ある程度まとまってきた段階で、新たに見えてくるものがあります。新たな発想も取り入れ、妥協せずに何処まで取り組めるか…もうひと山を超えていく上で、ここからが新たに大変な時を迎えます。追加撮影も残る中、完成に向けて全力を尽くします!
この度の「A-portクラウドファンディング」のリターンによる公式HPへのお名前掲載を下記URLアップさせていただきまいした。今後もA-portサイトより活動報告させていただきながら、制作の状況をご報告させていただき、エンドロール掲載やその他のリターン特典につきましても、その都度、お知らせを入れさせていただきます。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』公式HP
ご芳名記載 ➡️ https://musevoice.com/inochi/support/
ご支援・ご協力くださった皆様に感謝の思いでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
完成に向けて、今日から新たにまた一歩一歩がんばります!
※ ※ ※
映画の完成と公開に向けて、今後のご支援・ご協賛等のお申込みは、弊社ミューズの里が郵便局で開設している「いのちの音色」の郵便振替口座へのお振込みとなります。ご支援してくださった方々へのリターン(特典)につきましては、上記のクラウドファンディング「A-port」と同様です。皆様のご支援・ご協力を引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』支援先
◎郵便振替口座
口 座 名:いのちの音色
口座番号:00150-7-731656
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』公式HPに、先日のクラウドファンディング「A-port」のご報告と、今後のご支援についての詳細がアップされました ◉公式HP ▶︎ https://musevoice.com/inochi/goods-2/
お問合せ:ミューズの里
TEL: 070-5568-8204/TEL: 070-6511-7275
E-mail: info@musevoice.com
E-mail: crosscultureplaza@yahoo.co.jp
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』公式HP▶︎ https://musevoice.com/inochi/
2020年08月20日
本日8/20(木)朝日新聞A-portクラウドファンディングの最終日締め切りです(23:59まで) ドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作経緯〜希望と平和の種を世界へ〜
いよいよ本日8/20(木)、朝日新聞A-portクラウドファンディング最終締切日となりました。夜23:59まで、下記A-portサイトより制作支援のご寄付が可能です。この機会に、映画のことを知っていただけるだけでも大変嬉しく思っております。是非、周りの皆様への情報拡散やお呼びかけを何卒よろしくお願い申し上げます。
ご支援先:朝日新聞 A-portクラウドファンディング
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作経緯
希望と平和の種を世界へ
「アオギリの語り部」沼田鈴子さん
1945年8月6日、原爆が広島に投下された時、アオギリは爆心地から1.3kmにあった元広島逓信局の中庭で被爆しました。熱線と爆風を受けた爆心地側の幹半分は、焼けてえぐられていましたが、樹皮が傷口を包むように成長し、翌年の春に新芽を吹きました。75年は草木も生えないと言われた広島で、たくさんの被爆者に生きる希望と勇気を与えました。
1973年に広島平和記念公園に移植された被爆アオギリは、今も元気に広島を訪れる人々を迎え「平和の大切さ」と「いのちの尊さ」を伝えています。このアオギリの木の下で修学旅行生たちに被爆体験を語り続けた沼田鈴子さんは、「アオギリの語り部」として知られ、もの言えぬアオギリの木に代わって、自らの体験と共にあの日を伝え続けました。
「伝えなければ」から「伝えたい」へ
私が沼田鈴子さんと初めて会ったのは、34年前の22歳の時でした。沼田さんが写っている原爆映画『にんげんをかえせ』(アメリカン・フィルムフェスティバル1984年度ブルーリボン賞受賞作品)をアメリカの学校や教会で上映する草の根ボランティア活動「ネバー・アゲイン・キャンペーン」に参加したことがきっかけでした。
1986年、単身渡米しアラスカ・オレゴン・ネバダ・オハイオ・ニューヨーク等で1年間に280回のプレゼンテーションを行いました。渡米前の研修で、持参する原爆映画『にんげんをかえせ』に写っている被爆者の方々から体験を聞かせていただきました。その中のお一人が沼田さんでした。
それまで私にとってヒロシマ・ナガサキは、教科書の中の過去の出来事でした。しかし、たくさんの被爆者の方々から直接お話を聞かせていただく中で、今を生きる私たちが考えていかなければならない大切な問題であることに気づかされました。また同時に、「戦争や原爆の体験のない者に伝えられるのか?」という不安な気持ちでいっぱいになりました。渡米前の約1カ月間、私は広島のワールド・フレンドシップ・センターの館長ご夫妻のご自宅にホームステイさせていただき、ひと夏を広島で過ごしました。
「世界中にたくさんの友だちをつくってきてね」
「ヒロシマ・ナガサキを繰り返さないで!」
「憎しみではなく、愛の連鎖を生み出せる人になってください」
「授かった命を大切に生きてください!」
二度と思い出したくない、本当は忘れてしまいたい体験を語ってくださり「世界中の誰にも自分と同じ苦しみを受けさせたくない」と願う被爆者のメッセージは、今も心に深く刻まれています。
沼田さんをはじめ多くの被爆者との出会いの中で、「伝えなければ」という気負いは、「伝えたい」という思いへと変わっていきました。
被爆者のメッセージを世界へ
アメリカでは、「ヒロシマ・ナガサキ」と言えば「パールハーバー」が返ってくるよとよく言われます。アジアの人々からは、加害者としての日本の責任を問われることもありました。しかし、ヒロシマ・ナガサキの原爆映画『にんげんをかえせ』を上映し、被爆者からのメッセージを伝えた後、子供たちの反応は変わっていきました。
「今、被爆者はどんな気持ちで生きてるの?」
「被爆者は、僕たちのこと嫌い?」
「私たちができることは何だろう?」
「この映画を世界中のリーダーに見せてください!」
「ヒロシマ・ナガサキを二度と繰り返しちゃいけない!」
「大きくなったら大統領になって、核兵器を必ず禁止する!」
今も、被爆者のメッセージを伝えたあの時の生徒たちの瞳を忘れることができません。
帰国後、異文化コミュニケーション誌の編集長をしていた私は、戦後50年となる1995年、日本に滞在する世界の人々に誌面で呼びかけ、自国の家族の戦争体験と共にヒロシマ・ナガサキの被爆体験を語り継ぐ多国籍出演者による日本語朗読劇『トンボが消えた日』を企画・プロデュースしました。
34年前にアメリカで伝え歩いた被爆者の体験を元に台本が構成されました。第一回目の公演では、アメリカ・ドイツ・スペイン・中国・韓国・フィリピン・バングラデシュ・日本の8カ国の出演者が選ばれました。
出演者が自国の教科書を持ち寄り、それぞれ自分の国でどの様にヒロシマ・ナガサキが伝えられているかを語り合いました。また、国際電話で家族の戦争体験の聞き取りをしてもらいました。日本に原爆が投下された時、自分の両親や祖父母がどの様な状況にあり、何を感じたかについて聞いてもらい台本に加えました。
私自身がそうであったように、8カ国の出演者が被爆者に直接会って話を聞く機会を作りたいと思い、みんなを連れて広島を訪れ、沼田鈴子さんに会いに行きました。
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
その後、仕事が忙しくなり、しばらくヒロシマ・ナガサキを伝える活動から離れていましたが、年を追うごとに、お世話になった被爆者の方々が亡くなっていく中で、何かせずにはいられない気持ちでした。この頃から、忘れられない被爆者の言葉をノートに書き留めながら、湧き上がる思いをメロディーにのせて、歌を作り始めました。
2008年8月6日、44歳の時、人生後半を生きるにあたり、原点を忘れずに生きていこうと心に誓い、音楽・映画・舞台・出版などを通して国際平和に貢献する作品づくりを目指して「ミューズの里」という会社を設立しました。
会社の登記を済ませた日の夜、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える初のライブを開催しました。来場した80歳を超える戦争体験者の方が「このライブを一人でも多くの方に聴かせたい」と横浜の小学校内で企画してくださり、その後「いのちの音色」と名付けられたライブ活動は、日本全国に広がっていきました。
米国ワシントンに渡った被爆アオギリ2世
2009年、広島のライブで沼田鈴子さんと久々に再会しました。それまでずっと沼田さんとの待ち合わせは、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下でしたが、高齢の沼田さんは、介護付きの老人ホームに入居していました。部屋に入ると、ベッドに横たわっていた沼田さんが満面の笑みで迎えてくれました。核なき世界の実現のために「100歳まで生きます!」と元気いっぱいでした。
以前のように頻繁に被爆体験を話しに行かれなくなった沼田さんに代わって、ライブ活動の中で被爆アオギリ2世・3世の植樹を呼びかけながら、沼田さんの被爆体験を伝えていくことになりました。
東京に戻ると、双葉を出したばかりの被爆アオギリ3世の小さな苗が沼田さんから届きました。そのかわいい苗を見て、思わず口ずさんだメロディーが沼田さんに捧げる歌「アオギリにたくして」となり、2009年にCDリリースしました。
2010年7月、広島フェニックスホールでの平和イベントの中で行われる沼田さんの87歳の誕生日のお祝いに招待され、共にライブ活動をしているギタリストの伊藤茂利さんと広島を訪れました。
大きなホールでの演奏の前に、沼田さんだけのために捧げたいという伊藤さんの思いから、誕生日の前日に沼田さんの部屋のベッドの横で『アオギリにたくして』を演奏しに行きました。伊藤さんの手を握りしめ、「頼んだよ。お願いね」と言って涙する沼田さんの姿に、私たちもこらえきれず涙が溢れました。
被爆アオギリ2世・3世の植樹を呼びかけながら、日本各地でのライブ活動を続ける中で、私たちは被爆アオギリに託された思いが広がる様子をカメラで撮影し始めました。
その年(2010年)の秋、米国ワシントンの(財)カーネギー地球物理学研究所で、被爆アオギリ2世の植樹と海外初のライブが行われることになりました。広島市長のメッセージと共に、沼田さんが最初の一堀りをし、伊藤さんと私が一掘りずつさせていただき、「微笑みの輪が広がっていきますように」と平和の祈りを込めて作られた仏師・川島康史さんの木彫りの像をお届けしました。
最後の言葉
2011年3月、沼田さんと被爆アオギリのドキュメンタリー映画の撮影のために広島へと向かいました。3.11東日本大震災の直後のことでした。沼田さんは、被災地の方々や福島原発を案じ、とても強い危機感を募らせていました。
同年6月、撮影クルーと共に広島入りすると、介護老人ホームに入居していた沼田さんの部屋の前には、何人もの人が彼女の話を聞くために面会に訪れていました。体調を崩していると聞いていたので、沼田さんの体が心配になり始め、その日の撮影は断念することにしました。
挨拶だけして帰ろうと様子を伺っていると、車椅子の沼田さんが部屋の入り口にある洗面台に手を洗いにやって来ました。水道の蛇口をひねる力がない様子を見て、私は駆け寄って手を差し伸べ、洗った手をタオルで拭いた後、車椅子をベッドの横まで押していきました。
その時、沼田さんは力の入らない握りこぶしを膝の上に立てて、落ち着いた声で言いました。「死ぬのは簡単だけど、生きて伝えないと…」。そして、「元気になったらアオギリの木の下で、子どもたちと一緒に歌おうね」と、部屋を出る私の背中に声をかけてくれた沼田さんの言葉が、私にとっての最後の言葉となりました。
翌月の7月12日、沼田さんは永眠されました。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』に託す思い
沼田さんが亡くなったその日、私はギタリストの伊藤さんと共に、広島女学院大学でのライブのため、広島に来ていました。ライブが終わり、沼田さんに捧げた歌『アオギリにたくして』が収録されているCDアルバム「Trusting Orizuru Cranes」発表の記者会見を行うために車で広島市役所へと向かう途中、沼田さんが被爆した元広島逓信局の前を通りかかりました。
まだ一度も訪れていなかったその場所に降り立ち、しばらくそこで時間を過ごしました。その後、記者会見場に到着すると、知り合いのカメラマンが急ぎ足で私たちの方に向かってきました。その日の朝、沼田さんが亡くなったことを知らされました。ライブが無事終わるまで、関係者が知らせないようにしてくれていたのです。東京に帰る前に、病院から葬儀場に移されてきた沼田さんとしばらくの間一緒に過ごし、最後の挨拶をしました。
「1000回ライブまで元気にがんばって。あなたに頼んだよ」と沼田さんに託されたギタリストの伊藤さんと共に、私たちはその後、沼田さんの前半生をモデルに描いた劇映画『アオギリにたくして』を製作し、2013年夏に劇場公開されました。第1回JASRAC(日本音楽著作権協会)音楽文化賞を受賞し、2016年にはアメリカでも上映され、今も日本全国・海外でロングラン上映を続けています。
◉映画『アオギリにたくして』公式サイト▶︎https://aogiri-movie.net
私たちは今も、沼田さんが応援してくださった、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝えるライブ活動を続けています。そして、日本全国に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹と共に、各地で出会う平和の種を蒔く人々の姿に感動し、沼田さんの姿を重ね合わせながらカメラを回し始めたことから、新たな映画が生まれようとしています。
ミューズの里の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、被爆体験を語り続け「アオギリの語り部」と呼ばれた沼田鈴子さんが亡くなる4カ月前の映像メッセージに込められた思いと共に、1986年からの映像により構成されています。日本全国・世界に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹を追いながら、アオギリに託された思いを伝えていきます。希望と平和の種を蒔く人々の姿を通して、過去と未来をつなぐ 今を生きる私たちに出来ることを模索しながら、次世代に語り継ぐヒロシマ・ナガサキを描いていきます。
◆制作・配給・著作:ミューズの里
◆撮影形態:ビデオデータ撮影
◆公開形態:DLP Blue Ray公開
◆上映時間:約90分(予定)
◆公開予定:2021年春(予定)
日本全国各地・世界での上映を目指します。
※新型コロナウィルス感染症の影響でスケジュールが変更される場合がございます。その都度、状況を公式HP等より告知させていただきます。
朝日新聞クラウドファンディング「A-port」(2020年8月20日 23:59まで)
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
▶︎ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
本日8/20(木)23:59が、朝日新聞A-portクラウドファンディングの締め切りとなります!皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』
公式HP▶︎ https://musevoice.com/inochi/
上記クラウドファンディング「A-port」終了後、8/20以降のご支援のお申し込み先は下記となります。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作支援
〜お振込先の郵便振替口座〜
口 座 名:いのちの音色
口座番号:00150-7-731656
◎上記の郵便振替口座を、他行等からの振込の受取口座として利用される場合は、下記内容をご指定ください。
店名(店番):〇一九(ゼロイチキユウ)店(019)
預金種目:当座
口座番号:0731656
お問合せ:ミューズの里
TEL: 070-5568-8204/TEL: 070-6511-7275
E-mail: info@musevoice.com
E-mail: crosscultureplaza@yahoo.co.jp
2020年08月17日
『いのちの音色』クラウドファンディングの締め切りまで、あと3日間!
初のクラウドファンディングの締め切り8/20(木)まで、あと3日となりました。
これまでご支援・ご協力いただいている皆様に、改めて心より深く感謝申しあげます。
まだまだ力不足で、今のところ37%の達成率となっております。SNSやネットでの拡散が大変不慣れではありますが、最後まで、自分たちに出来る努力を続けてまいります。
是非周りの方々への呼びかけにご協力いただけたら大変ありがたく、何卒よろしくお願い申しあげます。
朝日新聞 A-portクラウドファンディング
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
8月20日(木)23:59分が、クラウドファンディングの最終締め切りとなりますが、映画の完成と公開に向けて8月20日以降も、活動報告を続けてまいります。
皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申しあげます。
2020年08月15日
「出会い・感動・発見・出発」の日々の中から生まれたドキュメンタリー映画『いのちの音色』
戦後75年を迎える8月15日。戦争の犠牲となったすべての方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 いまも戦争の傷跡や後遺症で苦しんでおられる方々のお体と心が少しでも癒されますように、心よりお祈りいたします。
戦争は教科書の中の過去の出来事だと思っていた10代の頃。高校生の時、修学旅行で長崎の原爆資料館を訪れましたが、あまりのショックに目を閉ざし、思考停止となったまま、平和や命について深く考えることもなく大人になりました。
そんな私が、「微力であっても自分にできる平和の種まきを続けていこう」と思うようになったのは、34年前の22歳の時、米国のバークシャー・コミュニティー・カレッジ名誉教授で平和学者のレイスロップご夫妻と現在も高校で国語教師をされている北浦葉子さんが呼びかけていた「ネバー・アゲイン・キャンペーン」という草の根のボランティア活動に参加したことがきっかけでした。
(すでに活動を終えていますが)ネバー・アゲイン・キャンペーンは、アメリカの家庭にホームステイしながら、学校や教会などで、日本文化紹介と共に原爆映画『にんげんをかえせ』『ピカドン』を上映し、ヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝える一年間のボランティア活動でした。
渡米前の一年間、広島や長崎での事前学習が行われました。知れば知るほど「戦争や原爆の体験のない自分に一体何が伝えられるのだろう?」と不安ばかりがつのりました。迷いの中で、渡米前のひと夏を広島で過ごし、たくさんの被爆者からお話を聞く中で、自分の中の「伝えなければ」という気負いは、やがて「伝えたい」という思いへと変化していきました。
1986年10月にアラスカからスタートし、アメリカの30件以上のご家庭にホームステイさせていただきながら、オレゴン・ネバダ・オハイオ・ニューヨークなどの学校や教会等280カ所で被爆者のメッセージ伝え歩いた36年前の経験は、人生の原点となっています。
現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、その原点となる36年前、広島でひと夏を過ごした時にお世話になった被爆者の沼田鈴子さんが2011年7月に亡くなる4ヶ月前のメッセージと共に、広島の被爆アオギリ2世・3世の植樹が日本全国・世界に広がる様子を描いた作品です。
「被爆体験を伝えることは、平和への一粒の種まきなのです」と語っていた沼田鈴子さん。これまでお世話になった被爆者の方々が年々亡くなられていく中で、何かせずにはいられない気持ちで2008年8月6日からスタートした歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブを応援してくださり、このライブ活動の中でも沼田さんの被爆体験の朗読をさせていただいていました。
日本全国の行く先々で出会った平和の種を蒔く人々の姿に感動し、カメラを回し始めたことから生まれたドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、その制作過程そのものが、沼田鈴子さんがいつも心に留めておられたという「出会い・感動・発見・出発」を日々体験しながらの毎日でした。
人生の原点となる36年前から今に至るまでを振り返りながら、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成にむけて、追加撮影と編集作業を進めています。
2021年の公開に向けて、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
A-portクラウドファンディング
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
戦争は教科書の中の過去の出来事だと思っていた10代の頃。高校生の時、修学旅行で長崎の原爆資料館を訪れましたが、あまりのショックに目を閉ざし、思考停止となったまま、平和や命について深く考えることもなく大人になりました。
そんな私が、「微力であっても自分にできる平和の種まきを続けていこう」と思うようになったのは、34年前の22歳の時、米国のバークシャー・コミュニティー・カレッジ名誉教授で平和学者のレイスロップご夫妻と現在も高校で国語教師をされている北浦葉子さんが呼びかけていた「ネバー・アゲイン・キャンペーン」という草の根のボランティア活動に参加したことがきっかけでした。
(すでに活動を終えていますが)ネバー・アゲイン・キャンペーンは、アメリカの家庭にホームステイしながら、学校や教会などで、日本文化紹介と共に原爆映画『にんげんをかえせ』『ピカドン』を上映し、ヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝える一年間のボランティア活動でした。
渡米前の一年間、広島や長崎での事前学習が行われました。知れば知るほど「戦争や原爆の体験のない自分に一体何が伝えられるのだろう?」と不安ばかりがつのりました。迷いの中で、渡米前のひと夏を広島で過ごし、たくさんの被爆者からお話を聞く中で、自分の中の「伝えなければ」という気負いは、やがて「伝えたい」という思いへと変化していきました。
1986年10月にアラスカからスタートし、アメリカの30件以上のご家庭にホームステイさせていただきながら、オレゴン・ネバダ・オハイオ・ニューヨークなどの学校や教会等280カ所で被爆者のメッセージ伝え歩いた36年前の経験は、人生の原点となっています。
現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、その原点となる36年前、広島でひと夏を過ごした時にお世話になった被爆者の沼田鈴子さんが2011年7月に亡くなる4ヶ月前のメッセージと共に、広島の被爆アオギリ2世・3世の植樹が日本全国・世界に広がる様子を描いた作品です。
「被爆体験を伝えることは、平和への一粒の種まきなのです」と語っていた沼田鈴子さん。これまでお世話になった被爆者の方々が年々亡くなられていく中で、何かせずにはいられない気持ちで2008年8月6日からスタートした歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブを応援してくださり、このライブ活動の中でも沼田さんの被爆体験の朗読をさせていただいていました。
日本全国の行く先々で出会った平和の種を蒔く人々の姿に感動し、カメラを回し始めたことから生まれたドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、その制作過程そのものが、沼田鈴子さんがいつも心に留めておられたという「出会い・感動・発見・出発」を日々体験しながらの毎日でした。
人生の原点となる36年前から今に至るまでを振り返りながら、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成にむけて、追加撮影と編集作業を進めています。
2021年の公開に向けて、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
A-portクラウドファンディング
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
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2020年08月12日
(財)カーネギー地球物理学研究所での被爆アオギリ2世の植樹から10年!
2008年8月6日に歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」初ライブを開催してから12年となります。
今年8月9日のライブで第250回目を迎えました。
日本全国に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹と共に、各地で出会った希望と平和の種を蒔く人々の姿に感動し、カメラを回し始めました。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子さんが亡くなる4ヶ月前のメッセージと共に、被爆アオギリに託された思いを描いていきます。
2010年秋、ワシントンの(財)カーネギー地球物理学研究所で被爆アオギリ2世の植樹と海外初ライブが開催されました。
あれから10年、被爆アオギリは大きく育っています。
この時の植樹とライブを企画してくださった地球科学者の山中高光先生と先日お電話でお話ししながら、アメリカでの植樹を大変喜んでおられた沼田鈴子さんのお姿が思い起こされました。
山中先生は、「ポトマック川の河畔に広がる桜並木のように、いつか2世の花の実が、平和の種となり、全米に広がっていくことを祈ります」と被爆アオギリ2世の植樹への思いを語っておられました。
コロナ禍の中、アメリカでの撮影は、この度の映画には間に合いませんが、引き続き今後もアオギリに託された皆様の思いを追っていきたいと思います。
広島・長崎への原爆投下から75年となるこの夏、日本全国、そして世界に被爆者の方々のメッセージを伝えていこうと改めて心に誓っています。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』の完成と公開に向けてスタッフ一同全力を尽くします。
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト」
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年08月11日
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える250回目のライブを終えて。
8月9日は、建設労連様の主催によるライブに伺わせていただきました。
核なき世界に向けて、皆様の熱意の伝わる会場でライブをさせていただき、心より感謝申し上げます。
換気やアルコール消毒など、新型コロナウィルスの感染防止対策をしっかりされている会場で、最前列のお客様とのソーシャルディスタンスもとれている中ではありましたが、主催者の方にご相談したところ、マスクは念のため全員着用ということになり、生まれて初めてマスクしながらのライブでした。
初めてのことだったので、マスクと息の感覚をつかむまでトークで少し様子を見ながら、被爆体験の朗読や歌による50分間のミニライブを無事終えることができました。
長崎の日を皆様と共に過ごさせていただいたことに心より感謝申し上げます。
当日は、先日伺った長野県高森町でいただいた被爆アオギリ2世の種も持参し、高森町での3世を育てるプロジェクトについてもお話させていただきながら、被爆アオギリ3世を育てたい方に配らせていただきました。
振り返れば、2008年8月6日に「ミューズの里」設立の日の夜、初のヒロシマ・ナガサキを伝えるライブを開催してから12年という月日が流れました。1000回ライブを目指してスタートしたライブも今回で、250回目を迎えます。
このライブ活動を通して、初プロデュース映画『アオギリにたくして』が生まれ、そして今、これまでの12年の映像をもとにドキュメンタリー映画『いのちの音色』を制作中です。これまでの日本全国ライブや上映活動で出会った希望と平和の種を蒔く人々の姿に感動し、カメラを回し始めたことから生まれたドキュメンタリー映画です。
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
来週からまた編集作業に集中していきます!!
皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年08月08日
長野県高森町で迎えた8月6日
「ハフポスト日本版」映画『いのちの音色』の記事が掲載されました。
8月6日のハフポストに、
現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』の記事が
掲載されました。
「ハフポスト日本版」NEWS
原爆の記憶、映画で語り継ぐ。広島「被爆アオギリ」を題材に
被爆アオギリの下で被爆体験を伝えた故・沼田鈴子さんのメッセージを伝える映画。
制作への支援を呼びかけている。
「ハフポスト」掲載記事
➡️ https://www.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5f1026d5c5b619afc3fd98b2/
8月20日のクラウドファンディングの締め切りまで、あと少しとなりました。
目標達成までまだまだですが、最後まで全力をつくします!
映画完成と公開に向けて、下記のクラウドファンディングのサイトより皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト」
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
情報拡散や呼びかけのご協力を、
何卒よろしくお願い申し上げます。
どキュメンタリー映画『いのちの音色』:2020年8月6日、長野県高森町「平和の丘」へ
広島に原爆が投下されて75年となる8月6日の早朝、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』の撮影で、アオギリの語り部と呼ばれた沼田鈴子さんのゆかりの地でもある長野県高森町の丸山公園「平和の丘」へ。
8時15分の黙祷。
『アオギリにたくして』の歌声とコカリナの音色に心癒されました。
広島の被爆アオギリ2世の種から発芽した可愛い3世の子どもたちが、高森町公民館の裏庭でスクスク育っています。
「伝えたい想い アオギリにたくして」の会が発足し、皆さんが自宅に3世の苗を持ち帰って育てながら、今後様々な場所に植樹されていくそうです。
弊社ミューズの里にも、3世の苗と2世の種をいただきました。
被爆アオギリ3世を育てながら、平和を愛する心の大切さを伝えている高森町の皆様の活動を、これからも追っていきたいと思っています。
大変お世話になり、ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年08月04日
8月6日、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』の追加撮影で長野県高森町の「平和の丘」へ
広島に原爆が投下されて75年目となる8月6日、
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』追加撮影で、
被爆者の沼田鈴子さんとゆかりのある
長野県高森町に追加撮影で伺わせていただきます。
長野県高森町の丸山公園「平和の丘」には、
1995年に広島の被爆アオギリ2世が植樹され
大きく育っています。
昨年(2019年)も何度か撮影で伺わせていただき、
11月には、高森町の有志の方々による
被爆アオギリ2世の種拾いが行われました。
今年(2020年)3月、その時の種が蒔かれ、
3世を育て、平和の尊さを伝えてく
「伝えたい想い アオギリにたくして」の会が立ち上がっています。
そしてこの5月、種から小さな芽が!
高森町での初孫となる被爆アオギリ3世が誕生しました。
高森町では31年間にわたり、
「広島平和のバス派遣事業」が行われています。
今年は新型コロナウイィルスの影響で中止となってしまったそうですが、
8月6日の朝、「平和の丘」での集いが行われます。
我々も、8月6日早朝車で出発し、平和の丘に向かいます。
コロナ感染防止をしっかり行い、
離れた場所から撮影させていただきます。
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成に向けて
追加撮影を行いながら、編集をさらに進めてまいります。
また、長崎デーの8月9日には、神奈川県の建設労連「平和のつどい」にて
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
中村里美&伊藤茂利ミニコンサートで伺わせていただきます。
梅雨明けと共に、暑い夏がまたやって来ます。
皆様くれぐれもお体を大切になさってくださいませ。
私たちも健康を大切にしながら、
映画の完成に向けて全力を尽くします。
現在、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、
A-portクラウドファンディングに挑戦中です!
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
今後とも皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年07月06日
「MUSE VOICE」ドナルド・レイスロップさんと高橋純平さんはじめNACの皆様に心より深く感謝申しあげます。
米国のバークシャー・コミュニティ・カレッジ名誉教授(哲学・平和学)のドナルド・レイスロップさんが、この夏(8月)ミューズの里より発行予定の「MUSE VOIC」にご執筆くださっています。高橋純平さんに翻訳でも大変お世話になりました。心より深く感謝申しあげます。
レイスロップご夫妻は、北浦葉子さんと共に「ネバー・アゲイン・キャンペーン(NAC)」を主宰し、米国側事務局として、日本人ボランティアを受け入れてきました。
NACは、ホームステイしながら学校や教会等で日本文化紹介と共にヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝え、原爆フィルム『にんげんをかえせ』『ピカドン』等の映画上映を行う草の根ボランティア活動でした。
1986年〜2011年まで、57名の日本人ボランティアがアメリカ38州・首都ワシントンDC、カナダにて11,845回以上のプレゼンテーションを行い、371,219人以上にヒロシマ・ナガサキを伝えました。また旧ソ連を含むその他11カ国でもプレゼンテーションを行っています。
私も、NAC民間大使の第1期生として、22歳の時、アラスカ・オレゴン・ネバダ・オハイオ・ニューヨーク等で1年間に約280回のプレゼンテーションをさせていただきました。今振り返ると、自分の人生の原点となる体験です。2011年で、この活動が終わってしまったことが残念でなりませんが、レイスロップご夫妻の平和への思いを、これからもMUSE VOICEや映像で皆様にお届けしてしていきたいと思っています。
※ 写真は、2016年に初プロデュース映画「アオギリにたくして」の米国上映をコーディネイトしてくださったレイスロップご夫妻と映画・音楽プロデューサーでギタリストの伊藤茂利の3ショット!アオギリTシャツがとてもお似合いです。
※ 現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』でもレイスロップご夫妻にご登場いただく予定です。
💌MUSE VOICE創刊号は8月以降、ネットショップ「ミューズの里」からもご購読可能です。
🔴ネットショップ「ミューズの里」https://musevoice.thebase.in
2020年07月05日
「MUSE VOICE」は、希望と平和の種を蒔くみんなの声を届けていきます。
この夏(8月)
ミューズの里ブックレット
MUSE VOICE創刊。
只今、編集中〜!
ブックレット『MUSE VOICE』は、希望と平和の種を蒔く人々の声を届けていきます。
創刊号(Vol.1 )では、広島平和記念公園の被爆アオギリの種から育った2世の植樹が全国に広がる様子と共に、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』を特集しています。映画にご出演くださった方々をはじめ、ヒロシマ・ナガサキを世界に伝える活動をされている方々にご執筆いただいています。
現在編集中で、8月の発行を目指しています。完成次第ご報告させていただきます。
ネットショップ「ミューズの里」からも発売予定です。
https://musevoice.thebase.in
皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます💌
ミューズの里「MUSE VOICE」編集部
TEL:070-5568-8204
FAX: 042-810-1100
E-mail: info@musevoice.com
E-mail: crosscultureplaza@yahoo.co.jp
2020年06月28日
MUSE VOICE創刊に向けて、砂川の被爆アオギリ2世と福島京子さんの撮影へ
新型コロナウィルスの影響で、2月末より上映・ライブ・イベント等が全て中止・延期となる中、緊急事態宣言が解除された後も、東京では第二派が心配されています。ご高齢者の参加者も多いことから、皆様の命と安全を考慮し、今しばらく様子を見守り自粛を続けています。
これまで人が集まり繋がることで成り立つ事業が中心だった中で、これからを模索する毎日でした。自社企画も関係会社との仕事もストップする中で、会社を守り、コロナ後の世界に向けて、新たな形への対応に追われているうちに、気がつけばなんと6月末。2020年の前半期が終わろうとしています。
仕事上での苦難や不条理は、さらなる努力によって乗り越えていく可能性があります。しかし、世界がパンデミックとなった今、これまでのやり方による営業努力自体が、ある日突然不可能となってしまう状況は、人生の中で初体験です。
呆然と立ちすくんでいた時、これまでずっと応援してくださっている方々から届いた温かなお言葉やご支援に、どれ程心が救われたことでしょう。改めて心より深く感謝申しあげます。
助けを求める気力も失せる程に絶望的な状況の中にある時、新たに見えてくる世界がありました。コロナ禍に見えてくる現実の中で、様々な経験を経て深く生きてきた方々の持つ優しさを知り、心が救われ、生きる希望を得ました。
変化に対応しながら発想を転換し、新たなアプローチを生み出す想像力と知恵が試されています。この4ヶ月を経て、新境地を切り開きながら、これまでと変わらぬ志を胸に、全力を尽くしたいと思います。
昨日より感染防止に努めながら、現在制作中のブックレットMUSE VOICEとドキュメンタリー映画『いのちの音色』の現場にようやく戻ることが出来ました。
この夏の創刊を目指すMUE VOICEでは、現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』特集と共に、映画にご出演くださっている皆様を中心に、被爆アオギリ2世・3世に託した思いを特集しています。
昨日は、撮影技師の倉本和人さんとプロデューサーの伊藤茂利さん、たからプロデューサーと共に砂川へ。
2015年に「砂川秋まつりひろば」に植樹された被爆アオギリ2世と「砂川平和ひろば」を主宰する福島京子さんの撮影をさせていただきました。
大空に向かって育つ被爆アオギリ2世と福島京子さんの姿に元気をいっぱいいただきました。創刊号MUSE VOICEでは、福島京子さんにもご執筆いただいています。
ネットショップ「ミューズの里」からも購読できます。
発行日が決まり次第、改めて告知させていただきます。
ネットショップ「ミューズの里」
➡️ https://musevoice.thebase.in
皆様のご支援を何卒宜しくお願い申しあげます。
これまで人が集まり繋がることで成り立つ事業が中心だった中で、これからを模索する毎日でした。自社企画も関係会社との仕事もストップする中で、会社を守り、コロナ後の世界に向けて、新たな形への対応に追われているうちに、気がつけばなんと6月末。2020年の前半期が終わろうとしています。
仕事上での苦難や不条理は、さらなる努力によって乗り越えていく可能性があります。しかし、世界がパンデミックとなった今、これまでのやり方による営業努力自体が、ある日突然不可能となってしまう状況は、人生の中で初体験です。
呆然と立ちすくんでいた時、これまでずっと応援してくださっている方々から届いた温かなお言葉やご支援に、どれ程心が救われたことでしょう。改めて心より深く感謝申しあげます。
助けを求める気力も失せる程に絶望的な状況の中にある時、新たに見えてくる世界がありました。コロナ禍に見えてくる現実の中で、様々な経験を経て深く生きてきた方々の持つ優しさを知り、心が救われ、生きる希望を得ました。
変化に対応しながら発想を転換し、新たなアプローチを生み出す想像力と知恵が試されています。この4ヶ月を経て、新境地を切り開きながら、これまでと変わらぬ志を胸に、全力を尽くしたいと思います。
昨日より感染防止に努めながら、現在制作中のブックレットMUSE VOICEとドキュメンタリー映画『いのちの音色』の現場にようやく戻ることが出来ました。
この夏の創刊を目指すMUE VOICEでは、現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』特集と共に、映画にご出演くださっている皆様を中心に、被爆アオギリ2世・3世に託した思いを特集しています。
昨日は、撮影技師の倉本和人さんとプロデューサーの伊藤茂利さん、たからプロデューサーと共に砂川へ。
2015年に「砂川秋まつりひろば」に植樹された被爆アオギリ2世と「砂川平和ひろば」を主宰する福島京子さんの撮影をさせていただきました。
大空に向かって育つ被爆アオギリ2世と福島京子さんの姿に元気をいっぱいいただきました。創刊号MUSE VOICEでは、福島京子さんにもご執筆いただいています。
ネットショップ「ミューズの里」からも購読できます。
発行日が決まり次第、改めて告知させていただきます。
ネットショップ「ミューズの里」
➡️ https://musevoice.thebase.in
皆様のご支援を何卒宜しくお願い申しあげます。
2020年05月16日
ブックレット『MUSE VOICE』シリーズ化に向けて、応援グッズのサンプルが届きました〜!
この夏に向けて創刊予定のブックレット「MUE VOICE」を応援するTシャツとエコバックのサンプル試作品をたくさん届けてくださいました。 横山社長のあたたかいお気持ちに、感謝でいっぱいです。
宣伝費のない中で、少しでもプロモーションになればと、ライブや映画でお世話になった皆様への謝礼品やお土産品として作り始めたミューズの里の応援グッズ。これまで日本全国・海外でのライブや映画の応援グッズとしも会場で販売させていただき、活動に大変役立たせていただきました。
グッズは、色もサイズも様々なので、たくさんの在庫を抱えてしまうことも多く、制作費がすぐお支払いできないこともあった中で、これまでどんな時もずっと応援し続けてくださり、いつも励ましてくださる横山社長に改めて心より深く感謝申し上げます。
この度の新型コロナウィルス感染症で、上映やライブの営業活動がキャンセルになる中、人が集わなくても可能でスタッフもテレワーク出来る事業へのチャレンジとして、MUSE VOICEブックレットの制作をスタートしました。
とはいえ、全ての営業が自粛となる中で新規企画を立ち上げるのは、かなりの気合いが必要で、ひたすら気力と体力との戦いが続きます。心が弱くなりそうになった時、これまで皆様から届けていただいた真心にたくさんの元気をいただいてきました。ただただ感謝でいっぱいになります。
この夏の公開を目指していたドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、新型コロナウィルスで追加撮影がキャンセルとなる中、現在状況を見守りながら編集作業中に入っていますが、公開は来年に延期されました。現在、初のA-portクラウドファンディングに挑戦させていただいております。
朝日新聞A-port クラウドファンディング
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト」
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
戦後75年を迎えるこの夏、新型ウィルスで見通しがつかない中ではありますが、それでも何かの形でヒロシマ・ナガサキを伝え発信したいという思いから、感染防止をしながら出来ることを考えて、ブックレット『MUSE VOICE』の制作することになりました。
創刊号『MUSE VOICE』(Vol.1 )では、広島平和記念公園の被爆アオギリにたくされた思いと共に、日本全国・世界に植樹の広がる被爆アオギリ2世・3世を特集し、ヒロシマ・ナガサキを伝え平和の種を蒔く皆様の声を届けていきます。ミューズの里のネットショップやコロナ収束後のライブ・上映会場などで販売される予定です。今のところまだ不定期ですが、いのちと心の豊かさをテーマに、国際社会の平和づくりに貢献するブックレットづくりを目指してシリーズ化していく予定です。
下記の「ミューズの里」ネットショップでも8月発売予定です。
現在制作中の『MUSE VOICE』応援グッズも、もうすぐ発売されます。
ミューズの里 ♪ 応援ネットショップ
➡️ https://musevoice.thebase.in
今後とも皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
2020年05月02日
5月1日より、新たなチャレンジに向けてスタート!
オフィスから銀行まで、ゆっくり歩いて往復すると約90分。
自転車で行くには坂道が多すぎる。車のガソリン代節約と運動不足解消には、歩くのが一番だ。歩くことで見えてくる景色があり、発見もある。
5月1日より第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』とブックレット『MUSE VOICE』の編集が再スタートした。
長引く新型コロナウィルス感染の影響で、上映やライブ、その他のイベントや仕事の営業活動がストップする中、長丁場への覚悟と共に、これまでとは違う事業の形を模索しながら、ご支援くださる皆様への感謝と共に、今を乗り越え、次に向かって全力を尽くします。
クラウドファンディング「A-port」
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ
映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
2020年04月23日
本日4/23(木)17時より、ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクトの クラウドファンディングがスタートします!
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成と上映に向けて、朝日新聞のクラウドファンディング「A-port」に初挑戦させていただきます。本日、4/23(木)17時よりスタート致します!
第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子さんが亡くなる4か月前の映像メッセージと共に、10年間に渡り撮影・取材してきた映像により構成されています。被爆アオギリにたくされた思いを伝え、平和の種を蒔きながらステキに生きる人々の姿を通して、過去と未来をつなぐ 今を生きる私たちに出来ることを模索しながら、次世代に語り継ぐヒロシマ・ナガサキを描いていきます。
映画の完成にむけて、この春、広島や長野等での追加撮影を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により延期することとなりました。収束後、改めて撮影に伺わせていただくこととし、現在は、これまで10年間に渡り撮影してきた素材をもとに、昨年から続く編集作業を行っています。
これまでお世話になったヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々の平和への思いを伝えていくことの出来る作品となるよう、全力で挑みます。皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申しあげます✨
下記URLより、本日17時からスタートです!
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ映画『いのちの音色』支援プロジェクト
➡️ https://a-port.asahi.com/projects/inochi/
※ 本日17時より、上記URLで内容を確認できるようになります。
✨これまですでに『いのちの音色』へのご支援をしてくださっている皆様に、改めて心より深く感謝申しあげます。今月中に皆様に最新情報をお届けさせていただきます。引き続きご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申しあげます。
2020年04月05日
ミューズの里ブックレット「MUSE VOICE」創刊に向けて
ミューズの里ブックレット「MUSE VOICE」創刊に向けて4月より編集制作をスタート致します。
創刊号(夏号)の特集は、現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』です。「MUSE VOICE」は、当初は不定期での発刊となりますが、毎号特集を組みながら発行していく予定です。
新型コロナウィルス感染症の拡大防止に向けて、スタッフみんなが自宅で業務できる状況の中で、業務を行ってまいります。皆様からの情報や、皆様へのご執筆のお願いをさせていただく際には、何卒よろしくご協力の程お願い申しあげます。
また、現在製作中の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』の完成に向けて、この春より予定されていた追加撮影は、新型コロナウィルス感染症の状況に鑑みて延期することとなり、今後のスケジュール調整をしております。
現在、これまで撮影されている映像記録の中から、すでに編集作業に入っていますが、完成・公開時期につきましては、改めてご報告させていただきます。
今後の『いのちの音色』制作・公開に向けて、初のクラウドファンディングにも挑戦していく予定でおります。詳細が決まり次第、また告知させていただきます。皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
また、これまでドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作にご支援くださっている皆様に、近く映画に関する最新情報をお届けさせていただき、夏に創刊予定の「MUSE VOICE」を贈呈させていただく予定です。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、弊社ミューズの里では、2月末より自主企画による上映・ライブ・その他イベントの自粛をしております。
この春より企画されていたピース登山隊、『かけはし』第3章の韓国での撮影、南アフリカでの映画『アオギリにたくして』初上映等もいったん延期となりますが、新型ウィルスの収束後、再スタートに向けて引き続き準備を続けてまいります。
ロングラン上映の続く映画『アオギリにたくして』・ドキュメンタリー映画『かけはし』第1章・第2章、ヒロシマ・ナガサキを伝えるライブ活動等の収束後の再スタートに向けても、ブログ・SNS等や「MUSE VOICE」にて情報発信していきますので、何卒宜しくお願い申しげます。
離れていても、みんなで心を繋げていきましょう‼️
みんなの健康を第一に!そして、新型ウィルス感染防止につとめながら、今この状況下にあっても出来る事・なすべき事は何かを共に考え、共に悩み、共に励まし合い、協力し合いながら、ミューズの里設立の初心を忘れず、「アオギリ」「かけはし」に託した思いを胸に、スタッフ一同全力をつくしてまいります。
この度の新型コロナウィルス感染症でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、今も苦しんでいる皆様の1日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。
治療や感染防止のために最前線におられる医療関係者の皆様はじめ、全ての皆様に心から深く感謝申しあげます。
皆様の健康が守られますように、そして、1日も早い新型コロナウィルス感染症の終息を心より祈り申し上げます。
創刊号(夏号)の特集は、現在製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』です。「MUSE VOICE」は、当初は不定期での発刊となりますが、毎号特集を組みながら発行していく予定です。
新型コロナウィルス感染症の拡大防止に向けて、スタッフみんなが自宅で業務できる状況の中で、業務を行ってまいります。皆様からの情報や、皆様へのご執筆のお願いをさせていただく際には、何卒よろしくご協力の程お願い申しあげます。
また、現在製作中の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』の完成に向けて、この春より予定されていた追加撮影は、新型コロナウィルス感染症の状況に鑑みて延期することとなり、今後のスケジュール調整をしております。
現在、これまで撮影されている映像記録の中から、すでに編集作業に入っていますが、完成・公開時期につきましては、改めてご報告させていただきます。
今後の『いのちの音色』制作・公開に向けて、初のクラウドファンディングにも挑戦していく予定でおります。詳細が決まり次第、また告知させていただきます。皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
また、これまでドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作にご支援くださっている皆様に、近く映画に関する最新情報をお届けさせていただき、夏に創刊予定の「MUSE VOICE」を贈呈させていただく予定です。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、弊社ミューズの里では、2月末より自主企画による上映・ライブ・その他イベントの自粛をしております。
この春より企画されていたピース登山隊、『かけはし』第3章の韓国での撮影、南アフリカでの映画『アオギリにたくして』初上映等もいったん延期となりますが、新型ウィルスの収束後、再スタートに向けて引き続き準備を続けてまいります。
ロングラン上映の続く映画『アオギリにたくして』・ドキュメンタリー映画『かけはし』第1章・第2章、ヒロシマ・ナガサキを伝えるライブ活動等の収束後の再スタートに向けても、ブログ・SNS等や「MUSE VOICE」にて情報発信していきますので、何卒宜しくお願い申しげます。
離れていても、みんなで心を繋げていきましょう‼️
みんなの健康を第一に!そして、新型ウィルス感染防止につとめながら、今この状況下にあっても出来る事・なすべき事は何かを共に考え、共に悩み、共に励まし合い、協力し合いながら、ミューズの里設立の初心を忘れず、「アオギリ」「かけはし」に託した思いを胸に、スタッフ一同全力をつくしてまいります。
この度の新型コロナウィルス感染症でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、今も苦しんでいる皆様の1日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。
治療や感染防止のために最前線におられる医療関係者の皆様はじめ、全ての皆様に心から深く感謝申しあげます。
皆様の健康が守られますように、そして、1日も早い新型コロナウィルス感染症の終息を心より祈り申し上げます。
2019年11月07日
高森町から平和の種を!被爆アオギリ3世を育てるプロジェクトがスタート!
今年の夏、映画『アオギリにたくして』上映と「いのちの音色」ライブで伺わせていただいた高森町で、被爆3世の苗木を育て、体験を若い世代に伝えていきたいと、平和づくりへの新たなプロジェクトが立ち上がりました。
11月5日、早朝3時起床!4時出発〜🎵
来夏の公開を目指す弊社ミューズの里の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』の撮影で、撮影技師の倉本和人さんと共に、長野県の高森町へ。
▲撮影:倉本和人
広島から長野県高森町にやってきた被爆アオギリ2世の苗が大きく育ち、花が咲き、3世の種が‼️
▲撮影:倉本和人
この種から、広島の被爆アオギリのお孫さんが育っていきます。
高森町では、1989年から毎夏、町民の使節団を広島平和記念式典に派遣する「広島平和のバス」平和事業を実施。
丸山公園の平和の丘に植樹されている3本の被爆アオギリ2世は、1993年に映画『アオギリにたくして』のモデルとなった被爆者の故沼田鈴子さんから寄贈されたもので、沼田鈴子さんも生前、高森町を訪れています。
種拾いに参加した被爆3世(広島出身)の山内智子さんは、この日初めて高森に植樹されたアオギリと出会いました。広島から遠く離れた長野県でも、被爆体験を忘れないための活動をしている高森の人々の姿に感動し、希望と勇気をもらったと喜ばれている姿に涙が溢れました。
提案者の一人である木下豊さんは、「広島を言葉や文章だけで伝えるのではなく、自分の手で触れる体験をしてもらいたい」と新たなプロジェクトへの思いを語ってくださいました。
2世の種は、高森町教育委員会や町民が保管して、来春に発芽させて、被爆アオギリ3世を育てていきます。
信濃毎日新聞:被爆アオギリ「3世」栽培へ 高森
➡️ https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191105/KT191104GVI090005000.php
高森町教育委員会の寺沢係長、市議会議員の林まゆみ様はじめ、高森町の皆様に大変お世話になり、心より感謝申し上げます。そして、このご縁を繋いでくださった南木曽の小椋シガ子様に心より感謝申し上げます✨
11月5日、早朝3時起床!4時出発〜🎵
来夏の公開を目指す弊社ミューズの里の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』の撮影で、撮影技師の倉本和人さんと共に、長野県の高森町へ。
▲撮影:倉本和人
広島から長野県高森町にやってきた被爆アオギリ2世の苗が大きく育ち、花が咲き、3世の種が‼️
▲撮影:倉本和人
この種から、広島の被爆アオギリのお孫さんが育っていきます。
高森町では、1989年から毎夏、町民の使節団を広島平和記念式典に派遣する「広島平和のバス」平和事業を実施。
丸山公園の平和の丘に植樹されている3本の被爆アオギリ2世は、1993年に映画『アオギリにたくして』のモデルとなった被爆者の故沼田鈴子さんから寄贈されたもので、沼田鈴子さんも生前、高森町を訪れています。
種拾いに参加した被爆3世(広島出身)の山内智子さんは、この日初めて高森に植樹されたアオギリと出会いました。広島から遠く離れた長野県でも、被爆体験を忘れないための活動をしている高森の人々の姿に感動し、希望と勇気をもらったと喜ばれている姿に涙が溢れました。
提案者の一人である木下豊さんは、「広島を言葉や文章だけで伝えるのではなく、自分の手で触れる体験をしてもらいたい」と新たなプロジェクトへの思いを語ってくださいました。
2世の種は、高森町教育委員会や町民が保管して、来春に発芽させて、被爆アオギリ3世を育てていきます。
信濃毎日新聞:被爆アオギリ「3世」栽培へ 高森
➡️ https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191105/KT191104GVI090005000.php
高森町教育委員会の寺沢係長、市議会議員の林まゆみ様はじめ、高森町の皆様に大変お世話になり、心より感謝申し上げます。そして、このご縁を繋いでくださった南木曽の小椋シガ子様に心より感謝申し上げます✨