2025年06月04日

かけはし第三章『スヒョンさんが遺したもの』ご支援をよろしくお願いいたします。

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ドキュメンタリー映画
かけはし第三章『スヒョンさんが遺したもの』
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。


JR新大久保駅(東京都新宿区)で2001年1月26日、ホームから線路に転落した男性を救おうとして日本人カメラマンと共に亡くなった韓国人の日本語学校生、イ スヒョン(李秀賢)さん(当時26歳)の足跡や遺志をたどった2部構成によるドキュメンタリー映画 『かけはし』を 2017年に劇場公開してから、8年の月日が流れました。

映画を観て感動した方が次の上映会を企画してくださり、映画館だけでなく自治体・中学・高校・大学・図書館・美術館・教会・お寺・ライブカフェなどでも自主上映の輪が広がり、東京・神奈川・埼玉・山梨・長野・新潟・富山・宮城・愛知・大阪・奈良・広島・徳島・高知・島根・福岡・大分・沖縄などで上映され、2019年には韓国でも初上映されました。劇場公開から8年たった今も、「今こそ、もっと多くの方に観てほしい」と嬉しい感想が寄せられています。

(※第一章(42分)では、息子のスヒョンさんが亡くなった後のご両親の留学生支援などの活動や心の変遷を記録。第二章(53分)では、日韓国交正常化50周年(2015年)に来日した韓国の23人の大学生がスヒョンさんの足跡を辿る旅を追っています)

毎年命日(1月26日)には、必ず息子スヒョンさんに会いに来日していたご両親ですが、あの事故から18年目の2019年、父イ ソンデ(李盛大)さんの姿がなく、母シン ユンチャンさんだけの来日でした。その2か月後(3月21日)、ソンデさんがご逝去されました。亡くなる2か月前、駐日韓国文化院での上映会に届いたメッセージには、「日韓関係が厳しい状況の中、こういう時こそ民間の交流が活発に行われ、心の繋がりを大切にしてほしいと切に願っています」と書かれていました。同年6月、韓国の在韓日本国大使館公報文化院3階ニューセンチュリーホール(主催:国際交流基金ソウル日本文化センター)にて、「かけはし」第一章・第二章の韓国初上映が行われ、今も地道な上映活動が続いています。

その後、突然のコロナ禍やスタッフの相次ぐ病気などで、何度も制作が延期となっていた「かけはし」第三章ですが、2023年秋、母ユンチャンさんが広島を訪れ、(広島で留学生支援をされてきた)日本人夫妻宅で初めてのホームステイを体験されるところから撮影が再スタートし、今年2025年の完成と公開をめざしています。第三章では、息子と夫亡き後、母ユンチャンさんが2人の遺志を継ぎ、活動を続ける姿を描いています。

予定よりスケジュールが遅れていますが、完成に向けてスタッフ一同全力を尽くしています。スヒョンさんが私たちの心に遺してくれた、愛と勇気、優しさや思いやりを忘れることなく、国を超えた人と人の繋がりが平和を築く礎になることを願いながら活動を続けてまいります。第一章・第二章の上映活動と共に、「かけはし」第三章の完成と公開に向けて、引き続き皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

製作会社:ミューズの里/撮影形態:ビデオデータ撮影/公開形態:DLP Blue Ray/上映時間:100分(予定)/完成予定:2025年 ※劇場公開後、日本全国・韓国での上映を目指します!

▶︎ホームページ「かけはし公式サイト」
▶︎Facebook頁 ドキュメンタリー映画『かけはし』
▶︎Instagram 映画『かけはし』
▶︎YouTubeチャンネル「ミューズの里」( かけはし関連の映像をアップしていきます)
▶︎製作者ブログ「ぷらっとハッピー日記」(カテゴリー映画『かけはし』)
◉その他、製作会社ミューズの里のSNSからも情報発信してきます。


※第三章の完成と公開に向けて情報発信してまいります。制作の進歩状況、完成後の上映情報など上記のブログやSNSからも発信していきます。
※第三章の制作をご支援くださっている皆様のお名前を、公式HPのメニュー「第三章制作 ご支援のお願い」に掲載させていただきました。
※ご支援くださった皆様に完成披露試写会(東京)のお知らせをお送りさせていただきたく、ご連絡先を必ず明記してください。

『かけはし』第三章 制作 ご支援をよろしくお願いいたします
ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の制作に向けて、任意の額による皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。ご支援をいただいた方々のご芳名を公式サイトに記載させていただきます。○1万円以上のご協力をいただいた方のご芳名を「Special Thanks to」として第三章本編のエンドロールに掲載させていただきます。※映画の完成と共に、かけはし第三章の制作募金を締め切らせていただきます。

〜郵便振替によるお振込みの場合〜
【口 座 名】かけはしプロジェクト
【口座番号】00110ー8ー635246
※ 郵便振替用紙の通信欄に「かけはし第三章 制作支援募金」とご記入ください。エンドロールに掲載するお名前が異なる場合は、通信欄にご記入ください。
※上記の郵便振替口座を、他銀行からの振り込みの受取口座として利用される場合は、下記内容をご指定ください。銀行からのお振込の場合、ご連絡先が分からないため、メールかファックスにてお知らせください。その際、エンドロールに掲載するお名前も明記してください(完成披露試写会などのお知らせをお送りさせていただきます)
店名(店番) ◯一九(ゼロイチキュウ)店 (019) 預金種目:当座預金 口座番号:0635246

〜銀行からのお振込みの場合〜
三菱UFJ銀行(鶴川支店)
【口座名】株式会社ミューズの里
【口座番号】(普) 0043442
※銀行へのお振り込みの場合は、ご連絡先がわからないため、メールかファックスにてお知らせください。その際、エンドロールに記入するお名前も明記してください(完成披露試写会などのお知らせなどをお送りさせていただきます)

📩問合せ:ミューズの里「かけはしプロジェクト」
公式サイト https://kakehashi-movie.net/
E-mail: info@musevoice.com
posted by ぷらっとハッピー日記 at 09:18| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月03日

かけはし第一章・第二章の上映もよろしくお願いします!

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コロナ禍の後もずっと大変な日々が続きましたが、ドキュメンタリー映画『かけはし』第一章・第二章の上映も今年から少しずつ動き始めています。2017年に劇場公開した作品ではありますが、「今こそ、多くの人に見てほしい」という嬉しいご感想も寄せられ、学校上映もご検討いただいています。

現在制作中の「かけはし」第三章の完成と公開に向けて、まだまだ資金が足りないため上映活動の再開は本当に嬉しく、応援してくださっている皆様に心より深く感謝申し上げます。

第一章・第二章の上映活動
と共に、第三章の完成と公開に向けて、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

▶︎ホームページ「かけはし公式サイト」
※その他、製作会社ミューズの里のSNS・ブログからも情報発信してきます。

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2025年05月28日

心と体を大切にしながら〜♪

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しげ兄さん、元気復活〜!🎶
抗がん剤の副作用も少しずつ和らぎ
体調が戻ってきました。

動けずにいる時
どうしても一気に筋力が落ちるので
命くんと宝ちゃん(体重の合計:9.5キロ)
の重量挙げで鍛えながら?!🤣
少しずつ体力づくり♪

乗り越えてきたこれまでの日々を振り返ると
記憶喪失状態で思い出せないけれど…

大切なことはどんな時も
自分で自分の体の声を
しっかり聞くこと♪
そして、あせらない。あわてない。あきらめない。

不思議なことに、今が一番充実しているかのようにも見えるしげ兄さん。
音楽ともこれまで以上に向き合い始めています。

今を大切に、心と体を大切に
精一杯、一生懸命生きていきます。

少し予定より遅れていますが
ドキュメンタリー映画「かけはし」第三章完成に向けて
おりちゃんが編集でがんばってくれています!おりちゃんありがとう!!

かけはし第三章のタイトルは『スヒョンが遺したもの』
中学生の頃からギターに夢中になり、大学ではロック同好会「無断外泊」に所属していたスヒョンさん。ギターを愛したスヒョンさんを想い偲びながら、しげ兄も映画音楽のモチーフづくりに入りました。

ご支援・ご協力くださっている皆様に改めて心より感謝申し上げます。完成に向けて全力を尽くします。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:30| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月23日

スヒョンさん「ありがとうございます」と何度も心の中で呟きながら…


2008年に設立したミューズの里の前身となる
クロスカルチャープラザ時代の2002年から、
2013年に初プロデュース映画を劇場公開した後の
大変な日々に追われ始めるまでの約10年間、
国籍や世代を超えて自然に触れながら友情を深める
ピース登山隊を毎夏行っていました。

現在制作中のドキュメンタリー映画「かけはし」第三章では
息子スヒョンさんが大好きだった富士山に
友人二人と共に登る父ソンデさんの映像が流れています。
映画の資料を整理しながら当時の写真を見ていると
いろんな思い出が蘇ります。

会社を辞めて独立し
異文化交流雑誌を発行していた頃
池袋サンシャインシティーで毎年開催していた
50か国4000人が集う語学留学生の祭典で
お世話になっていた日本語学校の一つが
イ スヒョン(李秀賢)さんが通っていた
赤門会日本語学校でした。

スヒョンさんが亡くなった2001年の夏
「富士山にみんなで登ろう!」
と呼びかけてピース登山隊が始まり
日本語学校生を中心に国籍や世代を超えた人々が集いました。

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富士山の山頂を何度も目指し
その他にも、高尾山や長瀞ライン下りへ
韓国のハルラ山やクムジョン山などに
みんなで一緒に登りました。

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自然に触れ、助け合いながら
国籍や世代を超えてみんなで一緒に
一歩一歩歩いていく中で生まれる心の交流
忘れられない素敵な思い出がいっぱいです。

スヒョンさんに「ありがとうございます」
と心の中で何度も何度も呟きながら…


▲第13回ピース登山隊 2013年まで、毎年続いたピース登山。ご参加してくださった皆様、これまで支えてくださったスタッフの皆様に改めて心より感謝申し上げます。

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▲釜山のクムジョン山への登山の後、現地の皆さんと一緒に乾杯!


ピース登山を終えた後のキャンファイアーの時に、みんなで一緒に歌える歌をつくって、いつまでもスヒョンさんのことを忘れないでいてほしいと願いながら作詞・作曲した歌が、日本語学校の祭典や朗読劇でも歌い継がれ、その後に「かけはし」主題歌となりました。

本来は2020年に韓国でのピース登山の再開を計画しながら
かけはし第三章はそのシーンからスタートしたいと思っていましたが
突然のコロナ禍で、スケジュールや内容が何度も変更となり
今回は、実現することができませんでした。
でもきっとまたいつか!ピース登山隊の復活を夢見ながら
「かけはし」第三章の完成に向けて全力を尽くしています。

引き続き皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:38| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月16日

かけはし第三章完成に向けて!ファイト!

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編集作業の続くドキュメンタリー映画『かけはし』第三章。新たに編集スタッフに渡川修一さんにも入っていただき、みんなでがんばっています!

24年前に新大久保駅で線路に転落した日本人男性をを救おうとして 共に帰らぬ人となった韓国人留学生の李秀賢(イ スヒョン)さんの母で、LSHアジア奨学会名誉会長でもあるシン ユンチャン(辛潤賛)さんは、「日韓の懸け橋になりたい」と語っていた息子スヒョンさんと同じように、母国と日本の懸け橋となることを夢見て日本語学校で学ぶアジアからの留学生を支援し続けています。

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第三章でも大変お世話になっているユンチャンさんは、昨年秋に旭日双光章を受章され、先月日本で叙勲を祝う会が開催されました。勉強不足ではありましたが、主題歌『かけはし』を韓国語でギタリストのしげ兄(伊藤茂利)さんと共に歌い奏で、弊社ミューズの里の石塚佐和子が共に手話で参加させていただきました。

まだしばらく時間がかかりそうですが、かけはし第三章完成に向けて、スタッフ一同全力を尽くします。引き続き、皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

🍀かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:41| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月07日

映画『アオギリにたくして』『かけはし 第一章・第二章』引き続きよろしくお願い申し上げます!

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映画『アオギリにたくして』 映画『かけはし 第一章・第二章』
どちらの作品も、これまでの人生の出会いの中で「これだけはどうしても伝えたい」と強く深く思い続ける中で形にした作品です。

すでに劇場公開から時間が経っていますが、今観ても伝わる普遍的なメッセージを、これからも上映活動を通して伝えていきたいと思います。皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

現在『かけはし』は、第三章を制作中ですが、既に公開されている第一章&第二章も、是非皆さまに観ていただきたい作品です。引き続きよろしくお願い申し上げます。

また、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』も今年の公開を目指しています。
コロナ禍やスタッフの病気でスケジュールが変更となり、足りない制作資金を稼ぎながらのため時間もかかっていますが、完成に向けて引き続き全力を尽くしてまいります。

また今後の上映に向けて大分では、かれこれ15年程前?!に、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える学校ライブをご企画くださったご縁で、その後もずっと我々の活動を応援してくださっている梶原先生が、新たに「かけはしの会」を立ち上げてくださり、大分を中心に呼びかけてくださることになりました。心より深く感謝申し上げます。

映画製作・上映活動と共に今年は、一番最初に掲げた目標でもあった1000回ライブを目指して、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブにも力を入れていきます。

我々のこの小さな活動を見守り
応援してくださっている全ての皆様に
心より感謝申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 00:03| 東京 🌁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月22日

韓国語で主題歌『かけはし』にチャレンジ〜!

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現在製作中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章でも大変お世話になっている特定非営利活動法人LSHアジア奨学会名誉会長のシン ユンチャン(辛潤賛)さんが、日本・大韓民国間の友好親善および、相互理解の促進への寄与が認められ、日本政府より昨年秋の叙勲「旭日双光章」を受章され、先日4/16 東京のアルカディア市谷にて「叙勲を祝う会」が開催されました。

JR新大久保駅で線路に転落した方を救うために、日本人カメラマンの関根さんと韓国からの留学生だったイ スヒョン(李秀賢)さんが線路に飛び降り、三人とも帰らぬ人となった2001年の事故から今年で24年となります。

今は亡き息子スヒョンさんと同じように、日本と母国のかけはしとなることを夢見て来日しているアジアの様々な国々からの留学生を支援され続け、ご自身も日韓の懸け橋としてご活躍されている辛潤賛さんの姿に、これまでたくさんの希望と勇気をいただいてきました。

2017年に劇場公開した『かけはし』第一章で共にご出演いただいた、夫イ ソンデ(李盛大)さんも2015年に旭日双光章を受章されていますが、この度お母様も受章されることになり、ご夫妻での受章!本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

息子スヒョンさんと2019年にご逝去された夫ソンデさんの遺志を継いで 活動を続けるユンチャンさんを第三章『かけはし』で撮影させていただいていますが、これまで東京・神奈川・埼玉・大阪・福岡・広島などでの第一章・第二章の上映会に一緒に伺わせていただいた際、少しでも日本語でお話しされようとするユンチャンさんの姿に深く心打たれ、たくさんの感動をいただいてきました。

全く日本語を知らなかったユンチャンさんが、日本に留学していた息子スヒョンさんを事故で亡くした後、日本から届く2千通を超える手紙を少しでも読みたい、返事を書きたいという思いから日本語を学び始め、今では日本語で舞台挨拶をされています。

そんなお母様の姿に心打たれ、私たちも韓国語を勉強しよう!と何度も心に誓いながら、全く出来ていない自分がとても情けなく思えます。せめてこの度の「叙勲を祝う会」では、お母様へのこれまでの感謝を込めて、共に映画を制作している伊藤茂利と一緒に、下手でもいいので心を込めて 主題歌『かけはし』を韓国語でチャレンジしようと心に誓い練習しました。現在制作中の「かけはし」第三章「かけはし」で撮影させていただいたヤン・ヒョンスクさんに韓国語のご指導をいただき改めて心より深く感謝申し上げます。

弊社の石塚佐和子も手話で参加させていただき大変ありがとうございました。『かけはし』上映にご協力くださっている木村巴画伯がご参加くださり、映画の取材と撮影協力で渡川修一さんにお世話になりました。皆様、本当にありがとうございました。

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息子スヒョンの遺志を継ぎ、日韓の懸橋として活動を続けてこられたご両親様のお姿、そしてスヒョンさん亡き後 ずっとご両親を支え続けてこられた赤門会日本語学校の新井時賛理事長はじめLSHアジア奨学会の皆様、関係者の皆様の存在に、いつも希望の光を感じてきました。これまで皆様から感じ続けてきた 愛と勇気と優しさ、思いやりの心を大切に生きていきたいと思います。

現在編集中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章完成に向けて全力を尽くしてまいります。今後とも皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:37| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月17日

かけはし第三章 映画『スヒョンが遺したもの』韓国撮影の編集中!


現在制作中の「かけはし第三章」
編集が続いています。

大阪での撮影の際、父ソンデさんは今は亡き息子スヒョンさんからの「僕が日本にいる間に旅行に来れたら案内します」という言葉が何度も思い出され、「今日はより一層息子に会いたい」とおっしゃっていたことが思い出されます。

ソンデさんは大阪で生まれました。ソンデさんの祖父は日本で亡くなりました。父親は徴用され、炭鉱夫として過酷な労働を強いられたといいます。
1944年(終戦の前年)ソンデさんが6歳の時に一家は韓国へ帰りました。

2001年1月26日、JR新大久保駅乗客転落事故で息子スヒョンさんを失い「世界が終わってしまいそうな、計り知れない悲しみのどん底にいました」と当時を振り返る 母ユンチャンさんは、「よく日本と韓国は『近くて遠い国』と言われます。その言葉の意味は、遠ざけようとしても遠ざけられない仲だという意味にもとれます。息子スヒョンが望んでいたのは、そんな意味だったのではないかと思います。私の父もスヒョンの祖父も苦しい時期がありましたが、お互いを理解しようとする小さな行動の一つ一つが、よりあたたかいお隣さんになっていく道ではないかと思います。そして、未来を生きる次世代への私たちの義務のような感じがしています」と語られていました。

ご両親のお言葉の一つ一つを大切に受け止めながら
編集作業が続いています。

この後、2019年の韓国撮影の編集に入ってまいります。

機材トラブルもあり予定よりスケジュールが少し遅れていますが、韓国のご自宅に撮影で伺わせていただいた時の懐かしい写真にこれまでのことを思い出しながら気合を入れてがんばります!

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あれから24年を迎えた今年、
かけはし第三章完成に向けてスタッフ一同全力を尽くします。


posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:02| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月10日

かけはし第三章『スヒョンが遺したもの』編集中!ご両親の姿に涙しながら…


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現在制作中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章では、
スヒョンさんのお父様のソンデさんがご存命だった頃の編集が続いています。

これまでの20年以上にわたるご両親の映像の中から、
息子スヒョンさんが叶えたかった「日韓のかけはし」への夢を
お二人で懸命に果たされようとされていることがひしひしと感じられ
何度も涙が込み上げてきます。・

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そして、私自身にとっても
スヒョンさんが亡くなってから24年間の日々を振り返りながら
なぜ「かけはし」を描き続けているのかへの原点と向かい合いながら
さらに心の旅が続きます。

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もうしばらく時間がかかりそうですが
引き続き皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

🍀ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章
https://kakehashi-movie.net
posted by ぷらっとハッピー日記 at 15:07| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月09日

かけはし第三章編集中!感謝の日々

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かけはし第三章の編集に追われています。
映像の中でお世話になった方々と再会しながら
感謝の思いが深まる毎日です。

今日は、2017年の東中野ポレポレ座のCafeでの
かけはし第一章・第二章のゼロ試写会の際にご来場くださった
谷久光様のお姿を映像の中で拝見し
改めて深い感謝の思いを胸に編集作業を進めています。

谷久光様が故平山郁夫先生が主宰する(財)文化財保護振興財団の専務理事をされていた頃、異文コミュニケーション誌にコラムをご執筆くださり大変お世話になりました。日本語学校生のイベントやスヒョンさんの名前の頭文字をとって名付けられたLSHアジア奨学会の設立の際にもお力添えくださいました。

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谷様に「かけはし第三章」を観ていただける日を楽しみに
日々がんばります!!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:55| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月27日

かけはし第三章制作中!

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撮影技師の倉本和人さんと
本日は、かけはし第三章の撮影へ

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posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:34| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月19日

かけはし第三章の編集をしながら…

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この春の完成を目指すドキュメンタリー映画「かけはし」第三章。
カメラを回し始めた2014年からの映像をもう一度見直していく中で、これまでお世話になった方々の映像を見るたびに胸にこみ上げてくるものがあります。

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主題歌となった「かけはし」の歌を毎年みんなで歌っていた50か国5000人が集う「日本語学校語学留学生の祭典」では、社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の元プロデューサーだった杉浦正士さんに司会をしていただき国際交流ブースの舞台を盛り上げてくださいました。このイベントをお手伝いすることになった一番最初の年には、平山郁夫画伯がボランティア実行委員会の会長に名前を連ねてくださり、黒田雄治さんが舞台監督としてお力添えくださいました。本当に素晴らしい方々にお力添えいただきながらみんなで力を合わせて開催していたイベントが懐かしく思い出されます。改めて心から感謝しながら、もう一度会ってお礼を直接言いたいなぁ…と涙が出てきます。

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しげ兄さんも若かったなぁ〜!!お陰様でがんと共に生きながらも、しげ兄さんは今も元気に現役でがんばっております。皆さんにお世話になったことを忘れず、これからも共に精一杯生きて、がんばります!!

ここしばらく営業活動で編集の現場に戻れませんでしたが、
明日からまた、かけはし第三章の編集に戻ります。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:45| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月09日

かけはし第三章 映画『スヒョンが遺したもの』をつくりながら…

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🎬かけはし第三章
ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』 制作中!


これまで、「スヒョンさんをいつまでも忘れないために」という思いを込めて、映画や朗読劇・歌やイベントをプロデュースしてきましたが、その時々に支えてくだっさった皆様のことが思い出され、感謝の思いでいっぱいになります。

現在、第三章を制作中ですが、新たに撮影していくものと共に、これまで撮影を続けてきた映像も見直しながらの作業が続いています。ドキュメンタリーを制作していていつも思うことは、カメラの回っていないところに深い感動がたくさん生まれていて、それを感じながら表現しきれないもどかしさをいつも抱えながら、それでも少しでも伝わればと最後まで諦めずに制作を続けています。

長期の撮影になると、その間にお亡くなりになってしまった方々もおられて、映像を見るたびに様々な思いが蘇ります。これまでずっと支えてくださった方々が年々亡くなられていく中で、年を重ねるごとにその悲しみが深くなっていく中で、いかに「伝えていく」のかにより一層向き合いながらの日々が続いています。

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第三章のデーターを確認していた本日、大変お世話になったLSHアジア奨学会元事務局長の寺井宜子さんと舞台監督としてお世話になった黒田雄治さんと共に、スヒョンさんの朗読劇を行った際の映像が出てきました。一瞬時が止まったような感覚の中で、あの頃を思い出していました。映画の撮影用に撮ったものではないので画像も荒いままですが、映像を見ているとあの頃が蘇ります。あれから10年以上も月日が経っていることを改めて感じながら、自分が何もできていないことを痛感しています。

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かけはし第三章となるドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』の制作を通して、これまでを振り返っています。限られたいのちの中で、自分たちが果たしていくべきことを改めて考えながら、全力を尽くしてまいります。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:12| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月08日

かけはし第三章:映画『スヒョンが遺したもの』富士山頂を目指す父ソンデさん

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現在、かけはし第三章として
ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』
を制作中ですが
本日は、2019年にご逝去されたスヒョンさんの父ソンデさんが
韓国のお友達と共にピース登山隊にご参加くださり
スヒョンさんが大好きだった富士山頂を目指された時の映像を編集しています。

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2001年1月26日、線路に落ちた方を助けようとして、日本人カメラマンの関根史郎さんとスヒョンさんが共に帰らぬ人となった事故の翌年から、来日している世界の人々と共に一歩一歩歩いて富士山頂を目指すピース登山隊を結成し、スヒョンさんが大好きだった富士山への顕彰登山を開催しました。

お写真はスヒョンさんのお父様とご友人が、2011年のピース登山隊にご参加くださった時のものです。

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弊社ミューズの里は、「いのち」をテーマに、国際社会の平和づくりに貢献できる事業を目指して2008年に設立しました。法人化する前の前身となる屋号「クロスカルチャープラザ」時代から異文化間の相互理解を促進するプロジェクトや表現の場づくりに力を入れてきました。

当時、発行・編集していた日英対訳の異文化コミュニケーション誌を無料配布で置かせていただいていた日本語学校の一つがスヒョンさんが日本語を学んでいた学校でした。世界から日本語を学びに留学している日本語学校生の学習環境を少しでもより良くしたいと様々な日本語学校が参加して毎年開催していた50か国5000人が集う「語学留学生の祭典」の国際交流フェアを弊社で企画・コーディネートする中で、スヒョンさんの通う日本語学校の先生方や留学生との交流があり、「もしスヒョンさんが生きていたら、今年のこの祭典に参加していたのだろう」と思うと、悲しみがつのりました。

そんな中で、JR新大久保駅での事故の翌年に始まったピース登山は、2002年〜2013年までに毎夏12回開催され、韓国で一番高い山「ハルラ山」やスヒョンさんの故郷の釜山の「クムジョン山」ではスヒョンさんのご両親が登山隊長としてご参加くださいました。

現在制作中のかけはし第三章『スヒョンが遺したもの』では、スヒョンさんの父ソンデさんとご友人が富士山頂を目指した時の映像を映画の中でもご紹介させていただく予定です。

息子スヒョンさんの夢だった「日韓の懸け橋」になりたいという遺志を継ぎ、妻のユンチャンさんと共に活動されてきたソンデさんは、2019年にご逝去されました。

生前、旭日双光章を受賞された際、「スヒョンの功績を自分が分けてもらって申し訳ない。もうすぐ自分も会いにいくから。待っていてね」とつぶやかれたお言葉が思い出されソンデさんの映像を見ながら涙があふれます。

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いろんな思い出が蘇りながら…
これまで撮影し続けてきた映像にも目を通しながら
「かけはし」第三章の撮影と編集が続いています。


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かけはし第三章『スヒョンが遺したもの』制作中!スヒョンさんのご両親と鶴橋市場を訪れて…

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昨年末からの機材の不具合で
対策に追われていましたが
なんとか乗り越えて!
昨日から編集も再スタート!

いくつもの壁を
ひとつひとつ乗り越えながら
がんばります!!

かけはし第三章
ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』制作中
です。

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2019年にご逝去された故 李秀賢(イ スヒョン)さんの
お父様がまだお元気だった頃
共に大阪の鶴橋市場を訪れた時の
お父様の嬉しそうな笑顔が忘れられません。

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「ここは韓国以上に韓国だ〜!」
と目をキラキラさせて本当に嬉しそうなお姿が
忘れられません。

優しい笑顔を映像で見ながら、涙が溢れてきます…
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2025年01月30日

かけはし第三章:ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』制作中!

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かけはし第三章
ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』制作中!

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「韓国と日本の懸け橋になりたい」
その夢を叶えるために
息子スヒョンが学んでいた
日暮里の赤門会日本語学校を訪れる
母ユンチャンさんを取材・撮影させていただきました(1月28日)

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新井時賛理事長はじめ
関係者の皆様、学生の皆様に大変お世話になり
心より感謝もうしげます。

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これまでの映画作品でもずっとお世話になり
この度の「かけはし第三章」撮影や編集でも大変お世話になっている
中根克さんに改めて心より深く感謝申し上げます。

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かけはし第三章
ドキュメンタリー映画「スヒョンが遺したもの」
公式サイト
https://kakehashi-movie.net

映画の完成に向けて
引き続き皆様のご支援・ご協力を
何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 16:12| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

JR新大久保駅乗客転落事故から24年…

韓国人留学生だったイ スヒョンさんと日本人カメラマンの関根史郎さんが
JR新大久保駅でホームから線路に転落した男性を助けようとして亡くなった事故から24年…

この24年を振り返りながら…
命日だった一昨日の1月26日
かけはし第三章となるドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』の取材&撮影で新大久保駅へと向かいました。

あれから24年
スヒョンさんと同じように
夢を抱いて来日する留学生を
支援しつづけている
お母様のユンチャンさんが
26日に韓国から来日され
新大久保駅の碑に献花されました。

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新大久保駅での献花の後、
駅から徒歩5分のカイ日本語スクールで開催された
「平和を望む会」の主催による「かけはし」第一章・第二章追悼上映会で
映画をご鑑賞された皆様に会いに
ユンチャンさんが駆けつけてくださいました。
ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。

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主催してくださった
「平和を望む会」代表の木村巴画伯
会場をご提供くださった
カイ日本語スクール代表で、日本語学校協同組合理事長の
山本弘子先生に心より感謝申し上げます。

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その後、一般社団法人「新宿韓国商人連合会」による
追悼文化祭(会場K-stage O!)での撮影と取材に
伺わせていただきました。

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皆様に大変お世話になり心より感謝申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:09| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月23日

2025年1月26日「かけはし」第一章・第二章 追悼上映(主催&お申込み:平和を望む会/会場:カイ日本語スクール)

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「平和を望む会」様の主催によるドキュメンタリー映画「かけはし」第一章・第二章 追悼上映会が、カイ日本語スクール2階にて1月26日に開催されます。JR新大久保駅でホームから転落した男性を助けようした韓国人留学生のイ スヒョンさんと日本人カメラマンの関根史郎さんが共に帰らぬ人となった事故から24年目の命日の上映会となります。

1/26「かけはし」第一章・第二章 追悼上映
https://kakehashi-movie.net/2025年1月26日「かけはし」追悼上映会
主催&お申込み:平和を望む会
E-mail: tonmon_k_mikazuki@icloud.com
TEL: 090-7238-6035

追悼上映を主催してくださる「平和を望む会」の木村巴代表はじめ皆様、お教室を会場としてご提供くださるカイ日本語スクールの山本弘子代表に心より深く感謝申し上げます。

26才で亡くなったスヒョンさん。もし今生きておられたら50才となられます。事故後、スヒョンさんと同じように母国と日本の懸け橋となることを夢見て来日するアジアからの留学生支援を続けてきたご両親(お父様は2019年にご逝去)とその想いを支え続けた関係者の皆様のことを思う時、スヒョンさんは今も私たちと一緒に生き続けている……と感じながらつくった作品がドキュメンタリー映画「かけはし」第一章・第二章でした。

私は直接スヒョンさんとお目にかかったことはありませんでしたが、異文化コミュニケーション誌の編集長をしていた頃にお世話になった日本語学校の一つがスヒョンさんの通っていた日暮里にある赤門会日本語学校でした。世界中から情熱を持ったたくさんの若者たちが来日し日本語を学んでいます。24年間に渡りご両親の想いを支えながら、ご両親と共に歩まれてきた新井時賛理事長はじめ関係者の皆様の姿を何かの形で記録したいと思いながら、ドキュメンタリー映画「かけはし」第一章・第二章を製作しました。2017年の作品ではありますが、ご鑑賞くださった皆様より「今こそもっと多くの方々に観てほしい」とお言葉をいただき、今年も地道に上映活動を続けてまいりたいと思っています。

また現在、この春の完成を目指して第三章の制作をしています。「どんな小さなことでも自分にできることをしたい」と新大久保駅の顕彰碑のお掃除を毎月されている方や、あの事故を知って大久保の街に関心を持ち始めた方、生まれる前に起きた事故だけれど母親から聞いて何かをしたいと思った高校生など、あれから24年たった今もみなさんの心の中に様々な形で記憶されていることを知る中で、引き続き「スヒョンさんが私たちの心に遺したもの」をテーマに描いてまいります。皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

かけはし第三章
ドキュメンタリー映画「スヒョンが遺したもの」

https://kakehashi-movie.net

第一章・第二章の追悼上映会が行われる1月26日は、「アオギリにたくして」などこれまでの映画作品でもずっとお世話になってきた撮影技師の倉本和人カメラマンと共に、かけはし第三章の撮影も行われます。何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:44| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月19日

自分に「ファイト〜♪」

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木村巴画伯の心のこもった手作りの味〜♬
まろやかで上品な甘さが口の中に広がって
幸せな気分にひたりながら上映会などの打ち合わせ🎶

食べるとなくなっちゃうのが
もったいなく思えてくるほど
こんなに美味しくつくれるって
すごいことだなぁ〜と感動です。

2025年、一つ一つの活動が
希望と平和の種まきとなるよう
心を込めて生きていきたいと思います

昨日夕方から
機材とデーターをかついで都内へ移動

機材とデーターの
不具合に悩まされながらの日々
かといって新しい機材を揃える余力もないため
何倍もの時間がかかる作業の繰り返しで
膨大なデーターに埋もれています

昨夜はトラブル修復のご相談に
中根プロダクションへ
ご多忙な中根克監督が貴重なお時間をさいて
不具合の原因追及してくださり
夜遅くまで大変ありがとうございました

中根監督には初めてつくった
映画「アオギリにたくして」の時からずっとお世話になっています。
再撮影に向けてチーフ助監督として入ってくださり
加代估夫人と共に支えてくださいました。
現在制作中の「かけはし第三章」「いのちの音色」でも
ご指導いただきお世話になっています。
改めて心より感謝いたします。

機材トラブルの原因が分かり
今日からその解決に向けて動きます

一難去ってまた一難の繰り返し
一つ一つクリアしながら進みます。

自分に「ファイト〜♪」
posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:28| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月16日

坂口毅さんのご著書「流れゆく者たちのコミュニティ」ー新宿・大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフー

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昨年の砂川でのライブで
坂口毅さんと久々に再会できて
大変嬉しかったです。

ドキュメンタリー映画「かけはし」第一章・第二章(新宿文化センター)上映会やかけはし第三章の取材・撮影でも大変お世話になりました。

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40年以上 大久保で暮らし印刷業を営み、みんなから"おばちゃん"と呼ばれ親しまれている関根美子さんと坂口さんと一緒に、大久保の街をみんなで一緒に歩いた映像を昨日編集室で見ながら、懐かしく2018年当時を思い起こし…自分自身がなぜ「かけはし」を描き続けているのかと向き合いながら1日を過ごしました。

十数年にわたるフィールドワークを通して描かれた
坂口さんのご著書「流れゆく者たちのコミュニティ」
ー新宿・大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフー

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坂口毅さんが研究のフィールドとして新宿と大久保を選び、問題意識や関心が形作られていくきっかけは2001年の高校生だった頃に起きた二つの出来事でした。

その一つは、9.11アメリカ同時多発テロ事件とそれをきっかけとした移民排斥の動きで、もう一つは、1月26日JR新大久保駅で起きた乗客転落事故でした。

この2001年の二つのことは私にとっても
人間や社会について考え
自らの在り方を見つめる上で
とても大きな出来事でした。

9.11後に広がっていく
憎しみや報復の連鎖
それまでにはありえなかった
差別的で他者を侮辱する言葉が
公然と口にされるようになっていく中で…

「見知らぬ人を救うために
 まず体が動くという
 その一瞬には
 言葉によって形作られた
 ナショナリティやエスニシティの意識は存在しえなかった

 二つの出来事は
 人間と社会の在り方の
  二つの極点でもあるように感じられた」
(坂口毅さんのご著書より)

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先日、坂口さんとお会いした時
一緒に「かけはし」上映会にご協力くださったおばちゃんが
今は介護付きの施設に入られていると聞きました。

おばちゃんにまた会える日を目指して
かけはし第三章の制作に取り組んでいます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:28| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月13日

1月26日「かけはし」第一章・第二章 追悼上映会(会場:カイ日本語スクール/主催&申込み:平和を望む会)


2001年1月26日、JR新大久保駅で
ホームから転落した男性を助けようと
日本人カメラマンと韓国人留学生のイ スヒョンさんが
線路に飛び降り、共に亡くなりました。

あの事故から24年となる2025年1月26日
新大久保駅近くのカイ日本語スクールで
平和を望む会の主催による
ドキュメンタリー映画『かけはし』第一章・第二章の
追悼上映会が開催されます。

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この度の「かけはし」追悼上映会を主催してくださった
「平和を望む会」代表の木村巴画伯からのメッセージをシェアさせていただきます。

24年間私は子育てと2人の母の介護で夢中でした。宮城に住む義母の介護で一月何回も宮城に行き、帰宅するとショートステーにお願いした母を向かい入れ、難しい年齢の娘たちのことに悩む日々、そんな状況の時でしたのにこの事故のニュースはあまりにも衝撃的でした。母として娘があやまって転落した人であったなら、母として娘が救助にあたった人であったならなどスヒョンさんの親御さんのことを考えるほど衝撃的な事故でした。年月の経過で遠い意記憶となっておりましたところ数年前ミューズの里が、この事故を取り上げ追跡取材をしていたことを知り、「かけはし」の映画を観ることになりました。あの時お会いすることもなかった親御さんのお気持ちを容易に理解したかの様な私でした。その後24年間に渡り息子さんの日本と韓国のかけはしになりたい思いを実現なさり続けているお母様のシンユンチャンさん。人の思いは優しく、深く、愛に溢れていることを感じました。憎しみの連鎖が世界に分断と争いを巻き起こし、核の恐怖にさらされている今、この映画をご覧いただき、愛の連鎖、優しさの連鎖が1人でも多くの方につないでいけますことを願います。「平和を望む会」今年初めての企画です(「平和を望む会」代表:木村巴)


命日の追悼上映会開催に向けてご協力くださっている皆様に心より感謝申し上げます。1/26当日は、ご来場くださった皆様にご迷惑かからないように配慮しながら、現在制作中の「かけはし」第三章の取材&撮影も行わせていただきます。

留学生・学生の皆様は無料ご招待となります。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:06| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月01日

初春のお慶び申し上げます♪2025年も宜しくお願い申し上げます


初春のお慶び申し上げます。
2025年が皆様にとって素敵な一年となりますように✨
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

昨年は、しげ兄さんの2度目のがんの再発もあり、3度目となる厳しい抗がん剤治療のスタートを前に、過去の苦しかった副作用のトラウマもあってメンタルが限界となり時間がストップしてしまったかのように動けなくなる時期もありましたが、皆様に応援いただき、あたたかな心に触れ、どれほど心が救われたことでしょう。これまで以上のより強い意志と共にもう一度チャレンジしていく気力を取り戻しました。本当にありがとうございました。

2025年は、第三章『かけはし』『いのちの音色』の2つの映画の完成を目指しながら、1000回ライブを目指して歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝えていきます。283回目を迎える今年初のライブは、昨年の八王子でのライブにご来場くださった鈴木映子様が呼びかけてくださり、日野市多摩平の「ベアトリーチェ」より2月2日からのスタートとなります。

現在、この春の完成を目指すドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の制作に取り組んでいますが、JR新大久保駅乗客転落事故から24年となる1月26日は、第一章&第二章『かけはし』追悼上映会を開催します。主催してくださる「平和を望む会」代表の木村巴画伯から、命日の上映会は新大久保で!とのご提案をいただき「カイ日本語スクール」のご協力を得て上映させていただくことになりました。

40か国以上の世界の人々が日本語を学ぶ「カイ日本語スクール」代表で日本語学校協同組合の理事長をされてる山本弘子先生に初めてお会いしたのは30年以上前になります。異文化コミュニケーション雑誌の編集長をしていた頃、小さな雑誌だったので、広告営業から流通まで全てに携わりながら、クライアントとなる東京都内のほとんどの日本語学校に飛び込み営業で伺っていました。男性経営者が多かった中で、山本弘子先生にお会いする度にとても勇気づけられ、憧れの存在でもありました。昨年12月に久々にカイ日本語スクールを訪れ、山本弘子先生とお話しさせていただき大変嬉しかったです。この度の追悼上映にご協力いただけることになり心より感謝いたします。

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『かけはし』第一章&第二章 追悼上映会
日時:2025年1月26日(日)開場13:30/上映14:00~
学生・留学生:無料ご招待/一般(大人)1,000円
会場:カイ日本語スクール2F(新宿区大久保1-15-18 みゆきビル)
主催&お申込み:平和を望む会(木村)090-7238-6035
E-mail: tonmon_k_mikazuki@icloud.com

1月26日の上映後、JR新大久保駅のホームから転落した人を救おうとして、日本人カメラマンの関根史郎さんと共に救助にあたり帰らぬ人となった韓国人留学生の故イスヒョン(李秀賢)さんのお母様の辛潤賛さんがご挨拶してくださいます。皆様のご来場をお待ちしています。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 00:01| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月26日

ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の完成に向けて


来年1月の撮影がまだ残っていますが
一昨日からドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の編集に入りました。

年末年始は編集に没頭しながら
来春の完成を目指します!!

かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


posted by ぷらっとハッピー日記 at 11:00| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月13日

ドキュメンタリー映画「かけはし」第三章の取材でスヒョンさんが通っていた日本語学校へ


昨日は、ドキュメンタリー映画「かけはし」第三章の
ナレーション原稿の資料づくりのための取材で日暮里へ。

2001年1月26日のJR新大久保駅乗客転落事故で
ホームから転落した日本人男性を救おうとして
カメラマンの関根史郎さんと共に救助にあたり
共に帰らぬ人となった韓国人留学生のスヒョンさんが通っていた
西日暮里の赤門会日本語学校に伺い、
新井時賛理事長様に当時のことをもう一度お聞きしました。

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学校の前の李秀賢記念公園には
スヒョンさんのご両親が植樹された
釜山市の花「椿」が大きく育っていました。

新井理事長が、今年満開になった時のお写真を
見せてくださいました。

年始年末も休みなく
かけはし第三章の制作に没頭していきます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 22:26| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月07日

来春「かけはし第三章」、来夏「いのちの音色」完成と公開に向けて!

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今、こうして生かされていることは
奇跡なのだと感じながら
与えられたいのちを大切に
自分たちがやるべきことに
より一層集中しながら2025年に挑んでいきたいと思います✨

来年2025年は
春に「かけはし」第三章
夏に「いのちの音色」
2作品の完成と公開に向けて
全力を尽くします!!

来春完成を目指して
12月と1月は
〜かけはし第三章〜
映画『スヒョンが遺したもの』
完成に向けて集中いたします。

今年に入りしげ兄さんの2度目のがんの再発で
活動できない日々が続きましたが
半年以上に渡る辛い治療を終え
気力も体力も徐々に蘇り
今月より活動を再開できるまでになりました。

もうダメかもしれない‥‥
周りは何度も弱気になることがありましたが
「死んでいる場合ではない!生きているうちに一番最初の目標だった1000回ライブを果たしたい」と、辛く苦しく動けない時もいつも前向きだったしげ兄さん。やっぱりしげ兄さんは、ギターを奏でてライブしている時が一番幸せで自分らしくいられて、体にエネルギがいっぱい入ってくるのだと思いました。PET検査の結果もお陰様で良好で、まだ抗がん剤治療を続けながらではありますが、本人の希望もあり今月よりフルバージョンでの歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ活動も再スタートいたしました。

2024年は、本当に大変な一年でした。
今年前半の記憶がほとんどありません。
でもその後に、たくさんの気づきがありました。

ミューズの里も年々高齢化していく中で、
スタッフの健康を第一に考えながらの日々で
なかなか計画通りにいかないことも多々ありますが
あせらず・あわてず・あきらめることなく、目標に向かって一歩一歩前進してまいります。

※来夏の公開を目指すドキュメンタリー映画「いのちの音色」をご支援くださっている皆様に、来年の映画の完成と公開に向けてミューズの里のHPサイトやネットなどをご担当いただいている渡川修一さんに情報告知のメールマガジンを準備していただいています。皆様に近日中に皆様に告知させていただきます。

いつも応援してくださっている皆様に
改めて心より深く感謝申し上げます。

日に日に寒くなってきていますが
皆様もくれぐれもお体を大切になさってくださいませ。
私たちミューズの里もこれまでの様々な経験を経て
新たな気持ちで来年に挑んで参ります。

今後とも皆様のご支援・ご協力を
何卒よろしくお願い申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:17| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月02日

〜かけはし第三章〜映画『スヒョンが遺したもの』ご支援をよろしくお願い申し上げます。

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ドキュメンタリー映画「かけはし」
第三章『スヒョンが遺したもの』
2025年春の完成に向けて、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます!

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2001年1月26日、JR新大久保駅でホームから転落した日本人男性を助けようとして日本人カメラマンの関根史郎さんと韓国人留学生の李秀賢(イ スヒョン)さんが線路に飛び降り救助にあたりましたが、3人共に帰らぬ人となりました。2017年に劇場公開したドキュメンタリー映画『かけはし』第一章&第二章は、「スヒョンさんが、私たちの心に遺したものは何だろう?」という自問自答の中でカメラを回し始めた作品でした。

第一章では、息子・スヒョンさんと同じように「母国と日本の懸け橋になりたい!」という夢を抱いて来日する留学生支援を続ける両親の活動や、日本語学校に通う留学生の様子を紹介しています。第二章では、日韓国交正常化50周年記念事業の一環として、2015年に来日した23人の韓国の大学生がスヒョンさんの足跡を辿る旅を追いながら、日本との民間交流に複雑な思いを持つ韓国の男子学生と、韓国人の父と日本人の母を持つ女子学生に焦点をあてて描いています。

2019年には、韓国の在韓日本国大使館公報文化院3階ニューセンチュリーホール  (主催:国際交流基金ソウル日本文化センター)にて、韓国での初上映が行われました。同年、『かけはし』第一章にご出演してくださり、来日の際にはご夫婦で上映行脚を共にしてくださっていたスヒョンさんのお父様の李盛大(イ ソンデ)さんがご逝去されました。亡くなる2か月前の上映会に届いたメッセージには、「日韓関係が厳しい状況の中、こういう時こそ民間の交流が活発に行われ、心の繋がりを大切にしてほしいと切に願っております」と書かれていました。そのメッセージを胸に、今も全国での自主上映を呼びかけながら地道な上映活動を続けています。

お陰様で、コロナ禍に中止となった『かけはし』第三章でしたが、2023年秋にお母様のシン ユンチャンさんが、広島で長く留学生支援をされてきた日本人ご夫妻(梅谷様)宅に初めてのホームステイを体験されながらの活動から撮影が再スタート致しました。『かけはし』第三章は、第一章と第二章に引き続き「スヒョンさんが、私たちの心に遺したものとは?」をテーマに、息子スヒョンさんの遺志を継ぎ留学生支援を続けるお母様の活動と共に、これまでの総集編として描いてまいります。

スヒョンさんが私たちの心に遺してくれた、愛と勇気、優しさや思いやりを忘れることなく、国を超えた人と人の繋がりが平和を築く礎になることを願いながら、希望と平和の種をまく作品となるよう全力を尽くします。『かけはし』第三章の完成に向けて、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

🍀かけはし公式サイト🍀
https://kakehashi-movie.net
※映画の完成と共に「かけはし第三章」制作支援募金を締め切らせていただきます。

製作:ミューズの里/撮影形態:ビデオデータ撮影/公開形態:DLP Blue Ray/上映時間:100分
完成予定:2025年3月/公開予定:6月(予定)
※劇場公開後、日本全国・韓国での自主上映を目指します!

『かけはし』第三章 制作支援のお願い
ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の制作に向けて、任意の額による皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。ご支援をいただいた方々のご芳名を公式サイトに記載させていただきます。
◯1万円以上のご協力をいただいた方のご芳名を「Special Thanks to」として第三章本編のエンドロールに掲載させていただきます。
◯企業・団体のご協賛につきましては 一口5万円からとなります。
※映画の完成と共に「かけはし第三章」制作支援募金を締め切らせていただきます。

〜郵便振替によるお振込みの場合〜
【口 座 名】かけはしプロジェクト
【口座番号】00110-8-635246
※ 郵便振替用紙の通信欄に「かけはし第三章の制作支援募金」とご記入ください。
※上記の郵便振替口座を、他銀行からの振り込みの受取口座として利用される場合は、下記内容をご指定ください。
店名(店番): ◯一九(ゼロイチキュウ)店 (019) 預金種目:当座預金  口座番号:0635246

📩問合せ・連絡先
製作会社ミューズの里「かけはしプロジェクト」
E-mail: info@musevoice.com TEL:070-5568-8204
FAX:042-810-1100

かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net/

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2024年11月21日

YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」 映画『かけはし』上映後のご登壇 :辛潤賛様・新井時賛理事長

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東京・世田谷のがやがや館にてドキュメンタリー映画『かけはし』上映会が先月開催され、上映後には韓国から来日中の故李秀賢さんのお母様でご出演者の辛潤賛(シン ユンチャン)様、スヒョンさんが通っていた赤門会日本語学校の新井理事長がご登壇くださいました。YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」に当日の交流会の様子がアップされました。是非ご覧ください(2024.10.18)

上映会を企画・開催してくださった
「平和を望む会」の木村巴画伯に
心より感謝申し上げます。


YouTubeチャンネル「ミューズの里」



⏬YouTubeチェンネル「ミューズの里TV」
https://www.youtube.com/@MusevoiceFilm
チェンネル登録もよろしくお願いいたします♪

かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

いつも応援いただき
皆様に心より深く感謝申し上げます。
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2024年11月13日

スヒョンさんのお母様からのおすすめの韓国の本


先日の世田谷でのドキュメンタリー映画「かけはし」上映の後、もっと韓国について小説などを通して知りたいので、何かおすすめの小説などありますか?とお客様からご質問がありました。映画「かけはし」のご出演者でスヒョンさんのお母様の辛潤賛(シン ユンチャン)さんにお伺いしてみました。

・「82年生まれ キムジヨン」
・「容疑者Xの献身」

上記の2冊が好評なようで、アマゾンでも購入できるそうです。
またその他、下記の書籍が人気があるそうです。

日本語で読める韓国のベストセラー本

・「カステラ」
・「ミカンの味」
・「屋上で会いましょう」
・「保健室のアン・ウニョン先生」
・「大都会の愛し方」
・「わたしたちが光の速さで進めないなら」
・「となりのヨンヒさん」
・「成均館儒生たちの日々」


ご参考までに♪




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2024年11月12日

映画『かけはし』にご出演くださった故スヒョンさんのお母様の辛潤賛さんが旭日双光章を受章されました。

お母様.jpg

ドキュメンタリー映画『かけはし』にご出演くださった故李秀賢(イ スヒョン)さんのお母様で、スヒョンさんの頭文字をとって名付けられた特定非営利活動法人LSHアジア奨学会の名誉会長の辛潤賛(シン ユンチャン)さんが令和6年秋の外国人叙勲において、旭日双光章を受章されました。

この度の受賞は、お母様が日本・大韓民国間の友好親善及び
相互理解の促進に寄与してこられた功績が評価されたものです。

これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。
心よりお祝い申し上げます。

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2024年11月01日

映画『かけはし』鑑賞後記と李秀賢さんへの思い

かけはし SNS.jpg

世田谷で先月開催された「平和を望む会」主催による
ドキュメンタリー映画『かけはし』上映会では
皆様に大変お世話になり本当にありがとうございました。

⏬かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

ご来場くださった皆様からの様々な反響に
共感の場づくりをしていくことの大切さを
改めて深く感じました。

小さな映画の小さな上映活動ではありますが
その一つ一つに想いを込めて継続している私たちにとって
大変大きな励みとなりました。

直前に掲載された新聞を目にされ
上野創記者の記事を見てご来場された方から
後日、鑑賞後記と李秀賢さんへの思いが綴られたメールをいただきました。

拝見させていただき大変感動致しました。
苦労の多い映画づくりや上映活動の中で
この映画をつくって本当に良かったと
心から感じた瞬間でもありました。

是非皆様にシェアさせていただきたいと思い
ご本人様の了解を得て 下記にシェアさせていただきます。
あたたかな心のこもった文をいただき
心より深く感謝申し上げます。

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本日は私にとってとても大切な機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。「人と人との交流こそが平和の礎」との趣旨、私も常にそう思っていました。劇中、日本の青年が「心に国境を作っていないか」という問いはまさに至言だったと思います。国境を「差別」とも言い換えられるでしょう。私たちは知らず知らずのうちに、そのような壁を自分自身に築き、その理由を他者に求める。韓国の若者が日本の教科書を買い求めた姿は、他者の背景を含めて知る事で初めて相互に橋をかけられるのだという視点であり、まさに我々日本人に足りなかったことと自省いたしました。

私は、世論として嫌韓感情が高まる時、また自分の中でもその気持ちが沸き起こってくる時に、李秀賢さんのことを思い出します。人は自分が属する集団に帰依する時、マスイメージという化け物に支配されてしまいます。それに対する戒め、人間であることそのものに立ち返ってみよう、そうすればそこに国家人種民族出自の違いはない、ということ。古来地球上の様々なところで様々な争いの歴史があった。その時代ののっぴきならない力学があった。そこに不幸があった。だがそこに拘泥するのではなく、明日を作り上げよう、力を合わせることができる。李秀賢さんのメッセージはそのようなものであったと確信しています。

そうした李さんのメッセージを常に思っていましたが、私にとってはそうした日韓親善以前に、もっと深い意味を持って、故にずっと心の奥底で棘のように思っていたことがありました。 事件当日のことは忘れられません。私は(もう現場を離れてだいぶ経ちますが)新聞記者で、当時警視庁担当でした。あの夜は多忙な合間を縫って、他社の記者と新大久保で飲み会をしていました。盛り上がってきたところで1人の携帯が鳴り「酔っ払いが駅ホームから落ちてはねられる事故があったから、現場に行け」との指示がありました。事故の担当ではない記者も私の他にもいましたが、一人が「現場行ってくる」と抜けたことで、飲み続けるムードでもなくなり、飲み会はお開きになりました。私は「やれやれ、なんと迷惑な酔っ払いなんだ」と思いながら帰宅しました。

その翌朝のニュースで、李さんと日本人カメラマン関根さんがホームに落ちた人を救出しようとして亡くなっていたことを知りました。私は自分を猛烈に恥じました。異国の地で信念に基づき命と引き換えに高潔な行いを厭わなかった人に比べ、自分の何と情けないことか、と。そんな思いがずっと心のどこかに棘のように刺さっていました。

事故の翌年、福岡に転勤になりました。それまで私は特段韓国に関心があったわけでもありませんでしたし、むしろ時折疎ましい思いがあったことは白状しなくてはなりません。そんな私が様々なご縁を得て、福岡と韓国、なかんずく釜山とのビジネス交流を多く記事にしました。仕事でソウル〜釜山に行ったほか、取材で知り合った方を訪ねて家族を連れて行ったこともありました。そこでの出会いや体験したことから、私は、祖国の文化に対してと同じように、韓国の伝統文化にとても敬意を持つようになりました。

一方で、先ほど申し上げた心の棘は、時折思い出すとまるで遠くで降る雨が近づいてくるような気持ちになりました。信念で生きているか? という問い。私がそれに常にがえんずることができていたかどうか。そうした問いから私が長く時間をかけてたどり着いたのが、「心の声に背かない」という、当たり前のことでした。

そうした中での今回の鑑賞でした。その感想は冒頭に申し上げたとして、私は辛さんにお目にかかり握手をすることで、私が自らに感じ続けてきた棘について「そんなものはないのよ」とおっしゃったように感じました。地球上で最も大きな悲しみ、それは我が子を失った母親の気持ちだそうです。そんな人が前を向いて歩んでこられた。私も子を持っていればこそ、なおのことその覚悟に打たれました。

上映会の後、怪我をして入院している義母を見舞いに新宿の病院に立ち寄って、さあ帰ろうとGoogleマップでルート検索したところ、指示されたのはいつもの新宿駅ではなく、新大久保駅でした。私はあのホームから帰路につきました。この偶然こそ、もしかしたら「覚悟新たにせよ」との天の計らいだったのかもしれません。

歴史上、激動の時代には必ずメッセンジャーの役割を持った人が現れてきました。キリストは言わずもがな、近代でもガンジーやJFK、マーティンルーサーキング牧師、ジョン・レノンなど、彼らは例外なく、自分の命と引き換えにその時代の人々に大いなる気づきを与えてきました。李さんももしかしたらそのようなお役目を持ってこの世に来られたのかもしれない、と思っています。

(匿名/50代 男性)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:31| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする