2025年04月24日

日本女子大学目白キャンパス「成瀬記念講堂」にて映画上映『アオギリにたくして』&原爆被爆者講演

日本女子大学目白キャンパス成瀬記念講堂にて、第22回「平和を求める日本女子大学有志の会」主催による映画上映『アオギリにたくして』&原爆被爆者講演が4月26日に開催されます。上田誠二先生と島田絢子様に大変お世話になり心より感謝申し上げます。

映画のご挨拶と主題歌演奏で伺わせていただきます。上映後には、被爆者の神戸美和子さんのご講演と藤田ヨシエさんの紙芝居が行われます。

ご講演される被爆者の神戸美和子さんと初めて私がお会いしたのは、今から39年前の1986年のことでした。

アメリカのご家庭にホームステイしながら、学校や教会で約1年間に渡り、日本文化紹介と共に原爆映画を上映し被爆者のメッセージを伝える草の根ボランティアの民間大使として渡米することになり、事前学習の中で被爆者の方々にお話を聞かせていただきました。広島・長崎を訪れ、映画『アオギリにたくして』のモデルとなった沼田鈴子さんともその時に出会いました。その後、広島・長崎だけでなく自分が住んでいる東京に暮らしている被爆者の方々がたくさんおられることを知り、町田市で助産師をされていた神戸美和子さんのお話を伺いたくてご連絡させていただきました。

あれから39年…
被爆者の方々の体験やメッセージを世界の人々に伝えたくて
被爆体験の聞き取りをしながら日々を送っていた時のことが思い起こされ、月日の流れを感じています。

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▲1986年、被爆者の神戸美和子さんとの初めての出会い。町田市の居酒屋さんにて

広島で7歳の時に被爆された神戸美和子さんは、39年前の当時の私が聞き取りをしていた中で一番若い被爆者の方でした。初めて神戸さんに会ったのは、町田の駅の近くの広島のお好み焼きが食べられる居酒屋でした。ものすごく明るく優しい笑顔で出迎えてくださり、緊張が一気にほどけました。お姉さんのように優しく接してくださる神戸さんとの出会いにより、より一層 ヒロシマ・ナガサキを身近に感じられるようになりました。

1995年に企画・制作・プロデュースした被爆体験を伝える多国籍朗読劇でも、沼田さんと神戸さんに大変お世話になりました。他の被爆者の方々の体験と共にお二人の被爆体験も台本に入れさせていただき、ただ演じるだけではなく、私がそれまでしていただいてきたように、世界の出演者が直接被爆者の方々から体験を聞く機会をつくりました。3.11東日本大震災のあった2011年には、沼田鈴子さんは被災地や福島原発を心配しながら亡くなられましたが、沼田さんの前半生を描いた映画『アオギリにたくして』に、神戸美和子さんがご出演してくだっていることに改めて深く感じ入るものがあります。

沼田さんと神戸さんに共通していることは、被爆者であることへの差別に傷つきながら、語れずにいた長い年月を経て語り部となられたことです。キノコ雲の下で生き地獄を体験し、その後ずっと語ることさえできなかった辛く苦しい日々があったことを知った時、当時22歳の私にとって、それは衝撃でした。ヒロシマ・ナガサキが過去の歴史上のことではなく、今を生きる自分自身と直接繋がった瞬間でもありました。

39年前にヒロシマ・ナガサキをアメリカに伝えに行った際には、「非核平和都市宣言」をしている町田市の当時の大下勝正市長より、アメリカ国民に向けた英文のメッセージを託されました。「アメリカでも、このような宣言をする都市が増えるように、各地の人とよく話し合ってきてほしい」との励ましをいただき、メッセージには「日本はアメリカの原水爆被害を受けた世界で唯一の戦争被爆国です。『罪を憎んで人を憎まず』ということわざがありますが、すべての国の人々が障害を乗り越えて全世界から核兵器がなくなるよう願っています」と記されていました。帰国後には、町田公民館の大石洋子さんに大変お世話になり、神戸美和子さんはじめ町田の被爆者の方々や関係者の皆様にとてもお世話になりました。この度は、大石さんともご交流のあった日本女子大学の上田 誠二(かみた せいじ)准教授(人間社会学部現代社会学科)よりご連絡いただき、生きていく中でのご縁と繋がりを感じています。

あまりの忙しさと全くの余裕のなさで、これまでをちゃんと振り返る時間のないままではありますが、たくさんの皆様に大変お世話になり、いろんなことが繋がっていることをいつも実感しています。今もまだ、必死に走り続ける日々のまっただ中ではありますが、皆様への感謝の気持ちを胸に生きていきたいと改めて強く感じています。

4月26日の当日は、現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』で、神戸美和子さんの撮影をさせていただく予定でおります。撮影カメラマンは、映画「アオギリにたくして」の撮影監督でもあった倉本和人さんにお願いしています。皆様よろしくお願い申し上げます。

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日時:2025年4月26日(土)13:10~17:00
会場:日本女子大学 目白キャンパス 成瀬記念講堂
アクセス:https://www.jwu.ac.jp/unv/access/access.html
※どなたでも参加できます/申し込み不要/参加無料


〜スケジュール〜

★12:40     開場・受付

★13:10     開始

★13:10〜13:15 企画趣旨の説明 (司会:上田誠二 准教授)

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〔第1部〕映画『アオギリにたくして』上映会

★13:15〜14:55 映画上映

★14:55〜15:20 休憩

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〔第2部〕神戸(かんべ)美和子さんの講演と紙芝居/主題歌の演奏

★15:20〜17:00 講演会

 ☆中村 里美さんのお話し 〔企画・製作・統括プロデューサー〕

 ☆藤田ヨシエさんの紙芝居 〔元小学校教師〕

 ☆神戸美和子さんのご講演 〔元助産師〕 (聞き手:上田)

 ☆伊藤茂利さん 〔音楽監督・作曲家・ギタリスト〕と中村さんの演奏

★17:00 閉会

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〔茶話会〕

★17:30〜18:30

神戸さんと参加者の交流会


【主催・お問合せ】平和を求める日本女子大有志の会
E-mail: joshidaiheiwa@gmail.com
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2025年04月06日

日本女子大学目白キャンパス 成瀬記念講堂「アオギリにたくして」上映

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4月26日、日本女子大学目白キャンパス 成瀬記念講堂にて

初プロデュース映画「アオギリにたくして」が上映されます。

上映後、映画にもご出演くださっている町田在住の被爆者の神戸美和子さんがご講演されます。

ギタリストの伊藤茂利と共に主題歌の演奏と歌やトークでお伺いさせていただきます。

どなたでもご参加できます。
申し込み不要・参加無料での開催となります。
皆様のご来場をお待ちしてます
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2025年03月24日

4/26日本女子大学 成瀬記念講堂「原爆被爆者講演&映画『アオギリにたくして』」上映」

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本日は、39年前に初めて被爆体験を聞かせていただいた東京・町田の被爆者の神戸美和子さんのところに伺わせていただきました。神戸さんには、戦後50年に立ち上げ初プロデュースした多国籍劇団で、世界の人々の家族の戦争体験と共にヒロシマ・ナガサキの被爆者体験とメッセージを語り継ぐ朗読劇で大変お世話になりました。昨年から神戸さんの撮影でカメラを回し始め、本日も撮影させていただきました。とても貴重なお話をありがとうございました。

4月26日(土)13:10より、日本女子大学 成瀬記念講堂(目白キャンパス)にて、「原爆被爆者講演&映画上映『アオギリにたくして』」が開催されます。

今日は、日本女子大学の人間社会学部 現代社会学科の准教授 上田 誠二先生との打ち合わせで、弊社のしげ兄(伊藤茂利)と共に、神戸さんと藤田さんに会いに伺いました。とても貴重で楽しいひと時をありがとうございました。

4/26は、映画『アオギリにたくして』上映後、戦後80年に改めて思うことについて少しだけお話しさせていただきます。その後、藤田ヨシエさんの紙芝居と被爆者の神戸美和子さんのご講演となります。最後に、ギタリストの伊藤茂利さんと共に主題歌「アオギリにたくして」を歌い演奏させていただきます。

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予約なしでどなたでも無料でご参加可能とのことです♪
皆様のご来場を心よりお待ちしています。

2025年4月26日(土)
13:10開始(開場:12:40)

・13:20~15:00 映画「アオギリにたくして」
・15:20~17:00 被爆者講演etc.
・17:30~18:30茶話会(質疑応答がメイン)
会場:日本女子大 成瀬記念講堂
主催:平和を求める日本女子大学有志の会
参加費:無料(予約なし)どなたでも参加できます。
E-mail: joshidaiheiwa@gmail.com


※ドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、現在制作中の「かけはし第三章」制作が一段落次第、再編集がスタートします。しばらく、お時間がかかりますが、引き続き皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 23:50| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月06日

3/22「上映会Anjo」主催:映画「アオギリにたくして」上映(会場:愛知県安城市「アンフォーレ1階ホール」)

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原爆をテーマにした井上ひさしさんの戯曲『父と暮せば』の「ひとり読み語り芝居」をされている天野達志さんからご連絡いただき「上映会Anjo」にて、映画『アオギリにたくして』(製作・著作:ミューズの里)を上映していただけることになりました。心より感謝申し上げます。

2025年3月22日(土)午後2時から、愛知県安城市のアンフォーレ1階ホールにて「上映会Anjo」様の主催による映画「アオギリにたくして」上映会が開催されます(事前申込不要)。当上映会の収益金は国連UNHCR協会に人道支援として寄付されます(後援:安城市・安城市教育委員会)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 23:29| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月01日

町田子ども劇場にて映画「アオギリにたくして」

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昨日は、木村巴画伯からのご紹介で
町田子ども劇場の小学生から大学生、そして大人も一緒に♪

様々な世代の方々に
映画『アオギリにたくして』をご鑑賞いただきました。

町田子ども劇場の皆さんは
来週には丸木美術館に行き、
春休みには広島を訪れるそうです。

平和について学ぶ若者の姿に
希望を感じます。

皆様、ありがとうございました。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:58| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月26日

第14回江古田映画祭〜3.11福島を忘れない「ギャラリー古藤」にて映画『アオギリにたくして』上映!

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第14回を迎える「江古田映画祭〜3.11福島を忘れない」が、2/22にスタート!3/6まで、さまざまな映画の上映やトークが開催されています。

会場となる「ギャラリー古藤」様にて、共に映画や音楽づくりをしているがんサバイバーのギタリストしげ兄(伊藤茂利)と共に、弊社ミューズの里の初プロデュース映画『アオギリにたくして』上映後、歌と語りでヒロシマ ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブで出演させていただきました。

※2月23日・25日に引き続き、2月26日 19:00〜からも映画『アオギリにたくして』が「ギャラリー古藤」様にて上映!


映画『アオギリにたくして』のモデルとなった今は亡き被爆者の沼田鈴子さんは、二度と自分と同じ苦しみを世界中の誰にもさせたくないと願いながら、本当は忘れてしまいたい被爆体験を語り続け、戦争の中での日本の加害にもしっかりと真正面から向き合われてきた数少ない被爆者の方のお一人でした。ライブ中、いろんなことが思い出され‥涙がこみ上げてきました。コロナ禍やスタッフの病気で完成が遅れていますが、現在制作中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章を終えた後、この夏の完成を目指すドキュメンタリー映画「いのちの音色」としっかり向き合いながら、沼田さんの心の声を少しでも形にできるよう全力を尽くしてまいります。

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昨年春から始まったしげ兄さんの三度目の厳しい抗がん剤治療も13回目となりました。いつもは抗がん剤治療後の1週間は活動しないのですが、今回は終えて3日後の出演だったこともあり、主治医の勝俣範之先生が いつもより10%抗がん剤を弱めて対応してくださいました。いつも見守ってくださっている勝俣先生のご配慮に心より感謝いたします。

とにかく無理はしないこと♪今回は、無事会場に到着して、皆様に感謝して、無事戻ってくることが一番大事だねと話しながら‥‥朝8時に車で出発!会場「ギャラリー古藤」様へ。

この度の映画祭での上映やライブをご推薦くださり たくさんのお心配りをいただき感謝でいっぱいのノンフィクション作家の小川陽子様、羽織をカーディガンのように颯爽とはおった姿がとっても素敵な「ギャラリー古藤」店主の田島和夫様と 共にあたたかな笑顔で迎えてくださった大崎文子様、江古田映画祭実行委員会の皆様に大変お世話になり本当にありがとうございました。

ライブ前にすでに体力を使い果たしていたしげ兄さんでしたが、何日かぶりにギターを手にしてライブが進むにつれ、いつの間にかとっても元気に!!ご来場くださった皆様からエネルギーをいっぱいいただいて思いっきり楽しんでいました〜♬ 満員御礼!ご来場くださったお客様に心より感謝申し上げます。

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弊社ミューズの里の手話歌と会計の担当している石塚佐和子も「アオギリにたくして」「平和を」の手話歌で一緒に参加させていただき、皆様との楽しいひと時〜🎶本当にありがとうございました。

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素敵な花束をいただき、心より感謝申し上げます。

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江古田映画祭から日本全国、そして世界に!
平和が広がっていきますように〜♪

Seeds of Hope & Peace!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:45| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月25日

第14回江古田映画祭〜3.11福島を忘れない~2/25 & 2/26「アオギリ にたくして」上映会!

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先日の上映&ライブに引き続き、会場「ギャラリー古藤」様にて、2月25日 17:10〜/2月26日 19:00〜からも弊社ミューズの里の初プロデュース映画「アオギリにたくして」(2013年劇場公開)が上映されます!皆様、お声がけのほどよろしくお願い申し上げます〜!

🍀会場:ギャラリー古藤
東京都練馬区栄町9-16
江古田駅南口徒歩6分
武蔵野大学正門斜向かい

🍀江古田映画祭(ご予約先)
TEL:03-3948-5328
fwge7555@nifty.com
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2025年02月22日

第14回江古田映画祭 2/23「アオギリにたくして」上映 + 製作者:中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ

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第14回江古田映画祭〜3.11福島を忘れない~にて、2/23(日)13:00〜映画『アオギリにたくして』が上映されます。第一回JASRAC音楽文化賞を受賞したこの映画の音楽は、歌と語りでヒロシマ・ナガサキ を伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブの中で歌い継いできた楽曲です。同日2/23の上映後の14:50よりライブ出演させていただきます(会場:ギャラリー古藤 http://furuto.info/ )この度の映画祭にご推薦くださったノンフィクション作家の小川陽子様に心より感謝申し上げます。皆様何卒よろしくお願い申し上げます。

🍀映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net

🍀歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ
https://musevoice.com/peacelive/


もし3.11がなければ、私が映画『アオギリにたくして』を作ることはなかったでしょう。

映画「アオギリにたくして」のモデルとなった被爆者の沼田鈴子さんは、3・11の4ヶ月後に永眠されました。最後まで福島のことをものすごく心配しながら…ご自身の被爆体験を伝え続けておられました。

亡くなる1ヶ月前、弱った体で力の入らない握り拳を車椅子の膝の上に立てて「死ぬのは簡単だけど、生きて伝えないと…」とおっしゃったその言葉がずっと忘れられず…映画『アオギリにたくして』をつくることを決意しました(2013年劇場公開)

映画の前に歌がありました。ギタリストの伊藤茂利さんと共に沼田鈴子さんに捧げた歌「アオギリにたくして」をお部屋で演奏することになり、2011年3月に沼田さんの介護ホームにお伺いした時がちょうど3.11のすぐ後でした。
「病院にいたら福島の情報を得られないから、いてもたってもいられなくて…早めに出てきたんよ…」とおっしゃっていた沼田鈴子さん。沼田さん役の(劇中では)田中節子が病院から抜け出すシーンから映画はスタートしていきます。

広島で被爆した一人の女性が、その後どんな思いで生きて、どんな思いで語り部となったのかを描くことによって、今を生きる私たちが受け取るべき大切なメッセージがそこにあると信じてつくった作品です。是非ご鑑賞いただけたら嬉しです。皆様よろしくお願い申し上げます。


※2月25日の17:10〜と2月26日の19:00〜からも、映画「アオギリにたくして」が引き続き続き上映されます。
江古田映画祭(ご予約先)
TEL:03-3948-5328
fwge7555@nifty.com

皆さまのご来場をお待ちしています♪

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2025年02月18日

「杉並女性団体連絡会」様の主催による、映画「第五福竜丸」上映会(進藤兼人監督)とお話と歌

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杉並女性団体連絡会の石坂俊子様にお誘いいただき、進藤兼人監督の「第五福竜丸」上映会に(2/15)伺わせていただきました。
進藤兼人監督が映画に込めた想いが、画面を通してひしひしと伝わってきました。

大資本の映画会社などに所属せず、自己の資本をもとに映画を企画・製作する組織を独立プロというのだそうです。私たちは足元にも及ばない小さな存在ではありますが、我々も同じ志で映画をつくっています。上映前の進藤監督の御子息のトークのお言葉の中に、玉ねぎにお醤油をかけて食べながらでも映画づくりをしていたというお話があり…月とすっっぽんほどの差はありながらも、そこは同じだなと!深くため息をつきながら大きくうなずきました。

主催の杉並女性団体連絡会では、毎年 平和を願う映画上映会を継続されていて、今回で第19回目となられたそうです。弊社ミューズの里の初プロデュース映画『アオギリにたくして』も第10回目の上映会でお世話になり、ご出演者の風見しんごさんや菅井玲さんのご登壇や主題歌の合唱など、懐かしい思い出が蘇り、あれから9年という歳月が流れていたことにも改めて気づき少々驚きました。

上映後、公益財団法人第五福竜丸平和協会事務局長の市田真理様がお話くださり、貴重な素晴らしいご講演でした。大変ありがとうございました。

私が初めて都立第五福竜丸展示館を訪れたのは、39年前。アメリカの学校や教会で日本文化紹介と共にヒロシマ ・ナガサキを伝える1年間のボランティア活動に参加する前の事前学習でのことでした。

これまで核実験によってどれほどの被害がもたらされてきたことでしょう。核兵器の実験場周辺の住民や核実験に従事した兵士など数多くの人々が被ばくし、地球環境を壊してきました。人間の罪深さに絶望感を感じながらも、ヒロシマ ・ナガサキの被爆者の方々の愛に溢れるメッセージに励まされながら渡米した時のことが思い起こされました。

司会進行をされた石坂俊子さんの
心のこもったお言葉に
平和への揺るぎない想いを感じ
希望を感じながら帰路につきました。
皆様のご活動に心より敬意を表します。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:13| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月16日

アメリカ上映してくださった立命館アジア太平洋大学の藤井誠一教授と初対面!

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原爆を落とす意志決定したトルーマン大統領の出身州でもあるミズーリ州のカンザスシティで、初製作の映画『アオギリにたくして』を上映してくださった(2019年9月)立命館アジア太平洋大学の国際経営学部の藤井誠一教授が、先日オフィスのある町田まで会いに来てくださいました。貴重なお時間を大変ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

藤井教授がアメリカで映画上映してくださった時
アメリカの方々が、握手やハグを求め、
「よく分かった、伝わってきたよ」と言ってくださり
中には、号泣されているアメリカ人男性もおられたと
以前お聞きしていました。

原爆が投下された時は
まだ子どもだったおばあちゃんは、
当時のニュースを見ていた
両親の会話を覚えていました。

お父さんが喜んで
「よし、やった!」と叫ぶと、
お母さんが怒り悲しみ
「何を言っているの!
たくさんの人が亡くなったのよ!」
と言った、その時のことが
子どもの心に深く残り
年老いても忘れずにいて
一生懸命に藤井先生に伝えてくれようとしてくれた…
そのことにも人間への希望を感じました。

広島で生まれ育ち、ご自身のお父様も被爆されている藤井先生から感じる伝え続けていくことへの熱意にとても励まされました。立命館アジア太平洋大学での上映などについてもお話していた中で突然のコロナ禍となり、あっという間に何年もの時が過ぎていきましたが、時を超えてこの度直接お会いできて本当に嬉しく感謝でいっぱいです。町田までお越しいただき、本当にありがとうございました。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:55| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月18日

㊗日本反核法律家協会創立30周年おめでとうございます!

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㊗日本反核法律家協会 創立30周年おめでとうございます!
広島弁護士会館で開催された11/16記念イベントのトークリレーにギタリストの伊藤茂利と共に参加させていただきました。核兵器や戦争のない平和な世界をつくるために、さまざまな形で活動されている皆様のお話に大変感銘を受けました。

大久保賢一会長、内藤雅義副会長はじめ関係者の皆様に大変お世話になり心より深く感謝申し上げます。

初プロデュース映画「アオギリにたくして」を制作するにあたり、依頼した外部の映画スタッフがヒロシマ・ナガサキの実相を知らないことに強い不安を途中から感じ始めた私は、共にプロデューサーを務める伊藤茂利と共に、原爆症認定集団訴訟全国弁護団長で日本反核法律家協会前会長の当時ご存命だった池田眞規弁護士のところにご相談に伺わせていただきました。池田弁護士より現会長の大久保賢一弁護士と相談するようアドバイスいただき、大久保賢一先生に「アオギリにたくして制作委員会」にお名前を入れていただけることになりました。

思えば池田弁護士には、38年前にアメリカの学校や教会でヒロシマ・ナガサキを伝えるボランティア活動に参加した時からお世話になりました。日本被団協の伊藤直子さんと共に大久保賢一弁護士が歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝えるライブに始めてくださり、映画をつくり始めた頃には、いったい今度は何を始めるんだと周り中が呆れている中で、陰からずっと見守ってくださいました。配給会社の全国映画センター理事で映画製作もされてきた舟橋様をご紹介くださり、制作のアドバイザーとなっていただきました。制作に入る前からずっとご指導いただきご相談しながらの日々でした。ことある度に何度舟橋さんの携帯電話にお電話したことでしょう…。ご出演者の斉藤とも子さんをご紹介くださったのも大久保賢一先生でした。内藤雅義弁護士、佐々木猛也弁護士にもご挨拶に伺わせていただき、大変お世話になりました。初の映画づくりで幾多の困難を乗り越え、一つの映画が出来上がるまでの様々な日々が思い出されました。皆様のお力なしに映画が完成することも、そしてその後の上映活動を経ての今もありませんでした。本当に心より改めて心より深く感謝申し上げます。

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ワールド・フレンドシップセンター理事長の立花ご夫妻と
いつも応援してくださっている柏原省治様もご来場くださり
井上博記さんが懇親会でのライブ機材の搬出入やアテンドをしてくださいました。
心より感謝申し上げます。

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会場では、映画『アオギリにたくして』に母親役でご出演くださった
女優の斉藤とも子さんと久々に再会できて大変嬉しかったです。

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皆様に大変お世話になり、本当にありがとうございました。
心より深く感謝申し上げます。


大久保賢一会長からのご感想が本日届きました。
シェアさせていただきます🙏


核兵器廃絶のために、今、私がしていること。これからしたいこと。

大久保賢一(日本反核法律家協会会長)

はじめに
「核兵器廃絶のために、今、私がしていること。これからしたいこと」は、日本反核法律家協会創立30年記念イベントでのリレートークのテーマです。私たち協会は1994年8月に、被爆者支援と核兵器廃絶を目的として設立されました。初代会長は松井康浩弁護士でした。その後、2011年の福島原発事故を受けて「原発廃止」も目的としました。創立以来、国内外の反核平和運動の人たちと交流してきました。特に、この8年間は「朝鮮半島の非核化」をテーマに意見交換会を開催してきました。今年もそのテーマでとも思いましたが、来年被爆80年を迎えるので、核兵器廃絶のために運動している様々な人にリレートークをしてもらうことにしたのです。核兵器廃絶の運動は被団協をはじめ原水協などの伝統的な運動体もありますが、むしろ、それぞれの想いで活動している人に話をしてもらおうと試みたのです。持ち時間は10分ということにしました。NHKの「時論・公論」や「視点・論点」などの例にならったのです。

多彩なスピーカー
 発言者は次の13名でした(予定していた平岡敬元広島市長は体調が悪くて登壇できませんでした)。最年長は87歳の英語で被爆体験を語る小倉桂子さん。最も若いのは盈進中学高校のヒューマンライツ部の生徒たち。女優の斉藤とも子さん、詩人のアーサー・ナードさん、歌手であり映画プロデューサーの中村里美さん。元外交官の小溝泰義さん、韓国の弁護士崔鳳泰さん、反核医師の会の原和人さん。カクワカ・ヒロシマの田中美穂さん、第5福竜丸展示館学芸員の市田真理さん、ANTヒロシマの渡部朋子さん、核廃絶日本キャンペーンの浅野英男さん、非核の政府を求める会富山の渡邊眞一さんです。
皆さんのスピーチはそれぞれの体験に基づく反核の想いを込めた素晴らしいものでした。普段は口うるさい弁護士たちも何人か参加していましたが、その彼らが「話を聞いていて泣きそうになった」、「涙がにじんできた」、「泣いてしまった」などと言うのです。私もその一人でした。参加していたNHK関係者からは「皆様の素晴らしいお話をうかがい実りある時間でした」、「多様な方々、とりわけ若い世代の反核の取り組みが広がっていることが喜びとともに学びとなりました」などという感想が寄せられています。

寄せられたメッセージとご挨拶
 ポーランドやカザフスタンの反核法律家、被団協、青法協、ノーモアヒバクシャ記憶遺産を継承する会、原水禁などからのメッセージが寄せられました。被団協の田中熙巳代表委員からはビデオメッセージを寄せてもらい、広島の被団協関係者、参議院議員で非核の政府を求める会常任世話人のの井上哲士さん、ICANの川崎哲さんからはリアルでのご挨拶をいただきました。田中熙巳さんは「発言者の中に、被団協のメンバーがいない」と言っていましたが、主催者としては「被団協の活動を継承する決意を持っている人たちを選択した」ということだとご理解いただければと思っています。このイベントは、被団協のノーベル平和賞受賞よりも前に企画したものでしたが、受賞によって「錦上花を添える」ことになったと思っています。ノーベル賞受賞団体のICANおよび被団協の双方からご挨拶をいただけたことは本当に光栄でした。

主催者の想い
 私は主催者として次のような挨拶をしました。
今年は私たち協会が発足して30年になりますが、今年ほど、うれしいことがあった年はありません。まずは、被団協のノーベル平和賞受賞です。被爆者支援と核兵器廃絶をめざす私たちも被団協に伴走してきました。被団協の平和賞受賞はまさに「同志」の受賞として心からうれしいことでした。
また、NHKの朝ドラ「虎に翼」では「原爆裁判」が丁寧に取り上げられました。松井康浩初代会長が残してくれた裁判資料が大いに役に立ったことをうれしく思っています。
これらのことは私たちに大きな励ましと勇気を与えてくれています。けれども、世界にはまだ核兵器は存在していますし、被爆者を含む戦争被害者の救済も不十分です。
来年、被爆80年を迎えます。ノーベル委員会は「今日、核兵器使用に対するこのタブーが圧力にさらされている」としています。核兵器使用の危険性が高まっていると警告しているのです。また、「被爆者はわれわれの前からいなくなる」ともしています。私たちは核兵器廃絶を「自分事」として実現しなければならないのです。
今日は、様々な世代の様々なポジションでたたかっている方たちにスピーチをお願いしています。限られた時間ですが、ぜひ、それぞれの想いを語っていただいて、一刻も早く「核兵器のない世界」を実現したいと思っています。
私たち日本反核法律家協会も「原爆裁判」を提起した先輩たちに思いを馳せながら、引き続き市民社会の一員としての役割を果たす所存でいます。

むすび
 来年被爆80年です。まだ、世界には約12200発の核兵器があります。「核戦争は戦ってはならない」と言われていますが、核兵器に依存しての国家の安全をいう勢力が政治権力を握っています。彼らは核兵器を「平和の道具」だというのです(核抑止論)。核兵器という「悪魔の兵器」に命と安全託すという「最悪の集団的誤謬」からの脱出が求められているのです。私たちの手には、既に、核兵器禁止条約という国際法の枠組みと日本国憲法という「核の時代」の非軍事平和規範があります。それらは最大限活用し、核兵器も戦争もない世界を実現しなければならないのです。そのための主体的力は、間違いなく、市民社会の中で育っています。「市民社会は歴史の竈である」(マルクス)という言葉を実感することのできるリレートークでした。ご協力、ご尽力いただいた皆さん。本当にありがとうございました。(2024年11月18日記)

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2024年10月14日

ライブ・かけはし・アオギリ上映情報

10月18日
世田谷の「がやがや館」にて
主催「平和を望む会」による
ドキュメンタリー映画『かけはし』上映会!
ご出演者のシン ユンチャンさんと新井時賛さんがご登壇されます。

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10月19日
東京・八王子の八王子館2Fにて
「ピースフェスタ2024」
ギタリストの伊藤茂利と共に「いのちの音色」ライブ出演させていただきます♪

GY8QoXjbYAAF_6a.jpeg10月19日は


11月10日
東京・八王子のトミンハイム鑓水集会所にて
「おかえり喫茶」主催による
映画『アオギリにたくして』上映と
被爆者の上田紘治めさんのお話の後
中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブです♪
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皆様よろしくお願いいたします。
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2024年10月13日

被爆者と共に生きた伊藤直子さんと池田眞規先生を偲びながら…


被団協のノーベル平和賞受賞に
これまでお世話になった方々のことが思い出され
数日たった後も ふと涙があふれます。

30年以上にも渡り大変お世話になり、被爆者と共に生きた伊藤直子さん(日本被団協被爆者中央相談所元相談員/日本被団協元事務局員)が2016年11月3日に、その10日後に日本反核法律家協会前会長・原爆症認定集団訴訟全国弁護団長をつとめられた池田眞規先生が亡くなりました。

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▲1985年、池田眞規先生と被爆者の方のご自宅にて

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▲伊藤直子さんと被爆者の西本多美子さんと共に。ライブと上映の後、石川県金沢に植樹された被爆アオギリ2世を訪ねて

お二人は被爆者ではありません。
けれど、お二人がいなければ
私が被爆者の方々と深く繋がることはありませんでした。

もうすぐ命日が来るので
写真をオフィスに飾ってご報告しようと
ブログを読み返していると、あれから8年の歳月が流れていました。

伊藤直子さん、池田眞規先生からいただいた たくさんの想いを胸に…
https://nakamurasatomi.seesaa.net/article/444455947.html

直子さんと池田先生が亡くなってすぐ
共に映画や音楽活動をしている弊社の伊藤が体調を崩し
2ヶ月後に緊急入院となりました。

その後の慌ただしい日々の中で
何もご恩返しできなかった自分の至らなさを思い
また涙が流れます。お二人への深い感謝とともに…

2011から始まった映画製作の現場は
常識をはるかに超える、生きるか死ぬかの日々でもありました。
さらに完成後も…この8年は、一歩進んでは二歩下がり
前に進もうとすればするほど後ろに下がりながら
人生の中で最も辛く厳しい時でもありました。

現実社会を生きれば生きるほど その中で目にする人間の実相に、「人間が生きている限り戦争をなくすことは出来ないだろう」などと思いそうになってしまう自分の気持ちとの闘い。人間不信、絶望感、トラウマを乗り越えて、ギリギリの中で自らの平和への想いを保ち、ようやく立ち上がるまでの道のり。どん底にあった時に救いとなったのは、魂に刻まれた被爆者の方々の言葉や生き様を通して示してくださった平和を愛する皆さん姿でした。そして今、この苦しみの中からしかきっと見えてこなかったであろう社会、人間、人生、命、自らについてを経験できたことにも深く感謝しています。

世界終末時計は、2年連続過去最短で残り90秒。
ウクライナや中東の戦闘に核兵器が影を落とし
核兵器を使用する可能性が高まる中で
この度のノーベル平和賞の意味を想いながら…

ただ世の中を憂うことなく
たとえ小さくとも常に
自分にできることは何かを考えながら
お世話になった被爆者の方々のメッセージを
これからも伝え続けていきます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:06| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月11日

祝!ノーベル平和賞に日本被団協

ちょうどドキュメンタリー映画『いのちの音色』の制作をしていた時
しげ兄さんが速報を聞いて、編集室に飛び込んできました。

「日本被団協がノーベル平和賞受賞したよ!」

体中が急に熱くなって、涙があふれました。

伊藤直子さん!!岩佐幹三先生!!
天国から聞いてますか?!見てますか?!

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▲2015年 石川県金沢にて:アオギリにたくして上映と共に中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブでご一緒した時がお二人との最後の時間となってしまいました。

何度も何度もノミネートされながら
とうとう受賞!!

おめでとうございます!!
本当におめでとうございます。

嬉しいです。
本当に嬉しい!!

どんな時もあきらめることなく
平和をつくりだすために
核兵器廃絶を訴えながら
地道な活動されてきた皆様の姿から
どれほどたくさんのことを学ばせていただいたことでしょう。

たとえ世の中がどうあろうと
絶望することなく生きてこれたのは
被爆者の皆様と被爆者運動を支える皆様の存在があったからです。

核兵器の存在に象徴される物事の考え方を変えていかない限り
本当の人間らしい心豊かな社会をつくることは不可能です。

憎しみと報復の連鎖が広がる世界の中で
生き地獄を体験されたヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々は
「自分と同じ苦しみを世界中の誰にもさせてはならない」と
そのために二度と思い出したくない体験を語り継いでくださいました。

すでにお亡くなりになっている
お世話になった方々のことが思い出され
涙が止まりませんでした。

原爆投下後、一番大変だってであろう時を生き延び
被爆者運動が始まってから今日までの長い道のりを
ずっと支え続けたたくさんの方々がおられたことと思います。

まだ事務所もあったかなかったかの頃から 事務局員として被爆者運動を支え、見守り、作り出してこられた故伊藤直子さんはじめ お世話になった被爆者の皆様、関係者の方々の喜ぶ顔が目に浮かび、涙があふれました。心より、本当におめでとうございます!!

12年前の2012年、初プロデュース映画『アオギリにたくして』制作の真っ只中にいた頃、生きるか死ぬかを考えるほど大変だった時に 今は亡き伊藤直子さんから頂いた応援メッセージを改めて読み返しながら、我々ににできる平和の種まきを続けていこうと 心に誓います。

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伊藤直子(被爆者中央相談所元相談員/日本被団協元事務局員)
「アオギリにたくして」への期待と被爆者


広島・長崎に投下された原子爆弾に被爆して被爆者健康手帳を所持する被爆者は、2012年3月末210,830人となっています。この数字は被爆者健康手帳所持者が一番多かった32年前の1980年の372,264人から16万人を超える被爆者が亡くなられたことを示しています。平均年齢が77.44歳となっています。

近年被爆者の高齢化が叫ばれていますが、実体験をした被爆者が年々加速的に亡くなっていかれているのが現実です。
被爆者の一番少ない秋田県の被爆者健康手帳所持者は38人です。病気のため体験を語れる被爆者が本当に少なくなっています。また、高齢化に伴って認知症で体験を語れなくなってもいます。これは全国的に共通していることです。それだけに生存する被爆者の被爆体験を継承することは、急ぐ必要があります。継承のかたちは様々なものがあると思います。

中村里美さんの企画・プロデュースによる「アオギリにたくして」は、中村さんが被爆者沼田鈴子さんの被爆体験と被爆者としての戦後66年の人生を「継承」して、沼田さんの核兵器廃絶の願いを世界に発信しようとするものです。1986年にアメリカで広島・長崎を伝えるネバーアゲインキャンペーンの第1期生となった中村さんは、出発前の準備の研修会で沼田さんと知り合ったということですが、多分彼女にとって初めての「被爆者」だったと思います。以来沼田さんがお亡くなりになられる直前まで親交を重ねられていました。

最近強く思うことですが、被爆者の体験は確かに深刻です。「かわいそうに」と同情しがちですが、深刻な体験を持つ被爆者たちの多くは元気だということです。それは病気をしたり、不安を抱きながらも67年生きてきたこと。自らの被爆体験を語ることで、小中学生などから感謝され、体験を語ることが生きがいとなっているからだと思います。悲しいこと、悔しいこと、苦しいことなどたくさんある中でも、被爆体験を語ることを通して、それが世界の平和につながっていること、目の前で子供たちが目を輝かせて聞いてくれることが喜びになっているのです。長く生きて、体験を語らなくてはとの思いが強くなっているようです。沼田さんもきっとそんな思いだったのではないでしょうか。沼田さんが原爆に抗うようになった姿は、たくさん被爆者に共通しています。被爆者の人間としての強さも見えてくると思います。「アオギリにたくして」が描く被爆者の戦後67年の人生を通して、核兵器廃絶への世論が、国際的なものになることを期待します。
 
伊藤直子(2012.12.25)
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2024年10月09日

一般社団法人 全国映画センター様のますますのご発展をお祈り致します。

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映画づくりでは大変お世話になり
日本全国上映の配給協力をしていただいている
全国映画センター様が新たな出発に向けて
50周年記念誌を発行されました。

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▲巻頭特集:一般社団法人 全国映画センター代表理事の竹内守氏と
松竹撮影所 代表取締役会長で松竹株式会社 顧問の大角正氏の対談より

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映画『アオギリにたくして』
企画・製作・プロデューサーとして
中村里美・伊藤茂利の連名で
冊子へのメッセージをお送りさせていただきました。

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2023年5月、映画センターの全国組織は
それまでの任意団体を発展的に解消し
「一般社団法人全国映画センター」を結成されました。

新型コロナ禍での危機を乗り越え
これからも映画を全国津々浦々に届ける
映画センター運動を続けていくという
意気込みに満ちた想いが冊子から伝わってきます。

自主上映の場づくりを通して 地域に文化力を生み出されてきた
皆様の尊い活動がますます発展していくことを心よりお祈り致します。

これまで大変お世話になり本当にありがとうございました。
これからも末長く何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 16:03| 東京 ☔| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

映画「アオギリにたくして」上映&製作者ライブ(主催:おかえり喫茶/後援:鑓水小学校学校運営協議会)

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東京・八王子「おかえり喫茶」主催(後援:鑓水小学校学校運営協議会)による映画『アオギリにたくして』上映会&製作者ライブが「トミンハイム鑓水コミュニティーサロン」にて11月10日に開催されます。

映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net

上映後の被爆者の上田紘治さんがご挨拶のあと、中村里美&伊藤茂利による歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブが開催されます。皆様よろしくお願い申し上げます。


日時:2024年11月10日(日)13:00開場
13:30〜映画「アオギリにたくして」
    上映後、被爆者の上田紘治さんご挨拶
15:30〜製作者ライブ♪中村里美&伊藤茂利
会場:トミンハイム鑓水コミュニティーサロン(鑓水2ー82 )
料金:1000円/親子でも1000円(申し込み不要)
主催:おかえり喫茶
お問合せ:090-4526-2629(大久保)090-6197-5354(上田)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 14:16| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月24日

アオギリ上映が麻生市民館にて開催されました(主催:チエネット)

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お世話になっている木村巴画伯がお声がけくださり
チエネット様の主催による映画『アオギリにたくして』上映会が麻生市民館にて開催されました。
ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。

先日の朝日新聞神奈川版にも記事が掲載され
16歳の高校生も来てくださり大変嬉しかったです。
人数に限りがあり、ご希望いただいた皆様に見ていただくことができませんでしたが
今後も上映会を継続して参りますので、ご都合良い時あれば是非ご参加ください。

このブログやミューズの里のSNSなどで発信して参りますので
今後ともよろしくお願い申し上げます。

映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net

皆様からの上映企画を募集中!
お気軽にご相談ください。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:47| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月20日

若者に届けたい映画「アオギリにたくして」


パソコンのバージョンが低すぎて、すでに更新できないアプリもあり、LINEなどSNSが機能しないためバージョンアップしようとしていたら、別のところに保存したパソコン内のデーターも一緒に消えてしまい…しばらくショックで呆然としていました。 やっと気を取り戻して、コツコツと残っているデーターの整理を始めています。やるべきことも山積みの中、バージョンアップは諦めて、不便だけどしばらくこのままで今できることを続けます。

今朝からデーターを整理していると
コロナ禍の2020年9月の福島県の高校生の感想文が目にとまりました。
読み返して皆さんの心に触れながら… 改めて感じることがたくさんありました。

3.11東日本大震災が起きた時には小学1年生だった子どもたちが高校生になった時、
学校で映画『アオギリにたくして』が上映されました。

「あれから9年が過ぎても、この映画をきっかけに日常の大切さや差別の問題など、我が身に引きつけてさまざまな思いを抱いてくれたことは思いがけない発見でした」とご連絡くださった当時の先生の言葉と高校生の感想を読み返しながら、アオギリに託された想いを伝え続けていくことの大切さをひしひしと感じています。

どうやったら若い人たちに映画『アオギリにたくして』を届けることができるのでしょうか。
いろいろ模索しながらではありますが、これからの未来をつくる若者たちにも、もっともっと観ていただけるように努力していきたいと思います。


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当時のブログでもご紹介させていただきましたが
改めてシェアさせていただきます。

福島県の高校生の感想より

私はこの作品を見て、「人間はいつの時代も変わらないな」と思いました。田中節子さんが片足を失い、「幸せな人を見ると腹が立つ」といっていた場面が頭によく残っています。私も嫌なことがあったとき、楽しそうな人を見ると腹が立ちます。でも、そんな状況から抜け出し、戦争の話を若者にし続けた田中さんはすごいなと思いました。人は苦しんだ分だけ強くなれるということがよく伝わる作品でした。私も誰かに何かを伝えられる人になりたいです。これからももっと戦争の事について詳しく調べていきたいです。

被爆した人が外から嫌がられる気持ちがよくわかりました。私は震災の後、東京に4年間ほど親の事情で転校しました。震災から3年が経って転校して来たのに、小学校のクラスの自己紹介で、クラスメイトから「原発のやつだ」とか「福島からこっちに逃げてきたのかよ」と言われました。まだ小4だったのでそう言われるのもわかるけど、そこで私は福島の人は他の人からこう思われているならどこにも行けないじゃんってずっと思ってました。<中略> 心に負った傷は一緒だと思いました。

僕は、戦争のことを何も知らなかったんだなと思わせられる内容でした。見る前は原爆ドームに行くだけで、こんなこと(事前学習)が必要なのかなと思っていました。しかし原爆という災害をストーリーの形で広く深く知ることができました。

今回この映画をみて、改めて原爆のことについて考えました。日本人である以上、原爆のことをしっかりと知り、また同じことが繰り返されないよう生きていくべきだと思いました。映画を見て何度も涙が溢れそうになりました。今思い出しても涙が出てしまいます。私たちは今、とても幸せに暮らしています。でもこの映画のような幸せは失われるかもしれません。絶対に幸せが続くという保証はどこにもないからです。<中略>原爆で命を落としてしまった方々の為にも、今を生きている私たちが、悲劇を繰り返すことのないように生きていくべきだと思いました。

今回映画を見て、改めて戦争の傷は重く、深く、そして一生消えないものだとわかりました。この映画は、私たちだけにとどまらず、こどもたちや大人にも見てもらい、原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さなどを知っていくことで戦争を忘れないようにしていくことができると思います。とても感動する映画でした。

「ピカがピカを差別するな」という言葉が心に残りました。被害にあった人が、苦しみを知っているのにもかかわらず、同じく苦しんだ人を傷つける場面を見て、人間はどうしてそんなひどいことができるんだろうと思いました。原爆も人間が作って人間同士が殺しあって残酷だと思いました。<中略>どこか私には関係ないと思っているところがあります。でも、戦争のない日本に、この時代に生まれて、日常を平和に過ごせることのありがたさを忘れずにいること、二度と戦争が起こらないように次の世代に語り継いでいくことが大切だと思いました。

この映画を見て、語り部さん達がどのような覚悟を持って話しているのかを考えることもできました。修学旅行先でもしっかりと今回の映画で学んだことを活かしていきたいと思いました。

この映画を見て私は2つのことを思いました。1つは家族の大切さです。いつも当たり前にいると思っていても、いついなくなるかわからないし、もっと大切にしようと思いました。2つ目は恐怖です。戦争はどんなものなのか、何となくはわかっていたけれど、こんなにリアルに描かれた作品を初めて見ました。戦争前と戦争後では、生活も大きく変わってしまうと思いました。突然空から爆弾が落ちてきて、たくさんの人に身体的な傷、精神的な傷を負わせる戦争はもう二度とあってはいけないと思いました。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:23| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月17日

ジョージアをゆくアオギリ缶バッチ♪

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ジョージアを旅する原雅敏さんから
素敵なお写真が届きました。

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ジョージアから国境を越えアルメニア共和国を訪ねて
ジョージアのムツヘタに入り旅を続けておられます。

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ライブや映画をいつも応援してくださっている原さん♪

アオギリ缶バッチと折り鶴を
旅で出会う皆様にプレゼントされながら
平和の種まきをしてくださっています。

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トビリシで出会ったフランスから旅する親子は
広島の被爆アオギリのことをご存知の方もおられたそうで
とっても喜んでくださったそうです。

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嬉しいなぁ〜♬

Seeds of Peace!
平和の種を世界へ🌱
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:52| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月11日

春日部教会にて映画『アオギリにたくして』が上映されました♪


9月8日、春日部教会にて、映画『アオギリにたくして』が上映されました。

大変お世話になっている木村巴画伯が理事をされている創展で
ご一緒に活動されている出口仍康様が
この度の上映会を開催してくださいました。

本日、木村画伯が出口様が送ってくださった
感想文をオフィスに届けてくださいました。
その一部をご紹介させていただきます。

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「87才、その時代にいました。心の痛さと感動を受けました」

「原爆被爆者の苦悩がわかり、世界に広めてピカの恐ろしさを分かってもらいたい!」

「平和が一番です。戦争に反対します!」

「この様な映画を積極的に見ようと集まるような人達以外の多くの人に見てほしい!」

「原爆の恐ろしさ、多くの命を奪い、後遺症に苦しむ人々のことを心に刻みました」

「昭和ひとけたの人々の思いを深く深く、感動しました」

「涙が出るほど感激しました!」「平和の大切さが良く伝わりました」

「戦争は絶対ダメです!」「Peace Forever」

「家族のありようも含めて考えさせられました。生きる(生きている)だけで百点!それを伝えたいですね」


春日部教会の皆様、大変お世話になり本当にありがとうございました。
被爆アオギリに託された想いを伝えてくださった木村巴画伯と出口様に心より深く感謝申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 00:31| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月09日

「NHK視点・論点」大久保賢一弁護士「現代に生きる原爆裁判」

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9/10早朝、「NHK視点・論点」にて
映画「アオギリにたくして」の映画づくりでも
大変お世話になった大久保賢一弁護士が
「現代に生きる原爆裁判」というテーマで
「原爆裁判」の意義と私たちへの宿題についてお話しされます。

今日の夜中の12時からかと思っていたら
お昼の12時からだった様で・・・(><)
でも!再放送が、10日の早朝4時5分から14分の総合であるようです!!
明日は早起きしなくちゃ。

⏬「NHK視点・論点」の見逃し配信からも視聴できます。
https://www.nhk.jp/p/ts/Y5P47Z7YVW/plus/


そして、「ミューズの里TV」でも以前
大久保賢一弁護士にご出演いただきました。

アメリカと日本のかけはしとして活躍された
ジャーナリストの故北岡和義さんと
コロナ禍ににZoom対談してくださった時の映像も
下記にご紹介させていただきます。



しげ兄さんと共に大久保賢一事務所に
お話を伺いに行ったときの映像も
下記にご紹介させていただきました。




Seeds of Peace!
平和の種を世界へ〜♪

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2024年09月05日

映画「アオギリにたくして」自主上映企画募集中〜♪

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広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で
修学旅行生や世界の人々に被爆体験を伝え続け
アオギリの語り部と呼ばれた故沼田鈴子さんの
前半生をモデルに企画・製作した映画『アオギリにたくして』

アオギリにたくして公式サイト
https://aogiri-movie.net

2013年に劇場公開し
その後も地道な自主上映活動を続けて参りました。

公開から11年と言う月日が流れましたが
今こそより一層この映画を一人でも多くの方に
観てていただきたいと感じています。

一つ一つの上映会が平和の種まきとなっていくようにと願いながら
心を込めて上映会のサポートをさせていただきます。
お気軽にご相談ください

お問い合わせ先♪ミューズの里
E-mail: info@musevoice.com

また、現在制作中のドキュメンタリー映画「いのちの音色」では
沼田鈴子さんが亡くなる4ヶ月前の映像メッセージと共に、日本全国に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹と平和の種をまく人々を描いています。
コロナやスタッフの病気などでスケジュールが遅れておりますが完成に向けて全力を尽くします。

引き続き皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
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2024年09月02日

華厳院にてアオギリ上映&製作者ライブ♪ご感想・YouTube

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東京・町田の 華厳院本堂にて、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で被爆体験を語りづつけアオギリの語り部と呼ばれた被爆者の故沼田鈴子さんの前半生をモデルに製作した映画『アオギリにたくして』が上映されました。上映後には、製作者ミニライブに出演させていただき皆さまに大変お世話になりました。ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。

そして、なんとも嬉しいお知らせが〜!
副ご住職の矢田様が、これから行われる境内の改修工事が終わった後、被爆アオギリ2世を植樹してくださることになりことになりました。本当にありがとうございます。

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華厳院の矢田弘雅副ご住職様、主催してくださった「平和を望む会」代表の木村巴画伯・番井幸子様はじめ、スタッフ・関係者の皆様に大変お世話になり、本当にありがとうございました。

🍀映画『アオギリにたくして』公式サイト
https://aogiri-movie.net

当日の様子の一部が下記YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」にアップされました♪




〜感想文の一部をご紹介〜

・戦争の悲惨さを表面的にとらえるものとは違い、人の心の奥深くに突きささるものでした。世界の人全員が、特に世界のリーダーに見てもらいたい。

・被爆者の方々が語り部になるまでに多くの出来事があり、悩み、苦しい思いをされていたのがよく伝わってきました。「アオギリ」の木のことは、初めて聞いた気がします。心に残りました。ライブもあり贅沢な時間となりました。

・「えっ!華厳院で?」と案内をいただいた時はびっくりしました。しかし、み仏様の前で観るのにぴったりの映画でした。命について、人間について…。すばらしい映画でした。この映画に出会えたことは、これからの私の生き方、考え方にも重要な出来事でした。私も心の底から平和を望みます。

・戦争のむごさ、平和の大切さを改めて感じています。夏の暑さを忘れるひとときでした。

・戦後生まれの私は、戦争は二度とあってはならないとなんとなく思っておりましたがl、今日「アオギリにたくして」を見る機会により、一層強く戦争はあってはならないと感じました。生歌とギター演奏、とても素晴らしかったです。

・考えさせられました。とても良かったです。

・私の学生時代のことを、広島県の山奥にいた頃のことを思い出し、考えました。戦争のない世界になったなら…と、子どもの頃に思った事を改めて考えました。戦うよりも話し合いでと思いますが、今もなかなかそうはいきません。せめて関心だけは失わないようにと思います。平和な世の中を、世界を、望むことだけは失わないようにしたいと思います。

・この映画を作って上映してくださりありがとうございます。アオギリのことを知る事ができてよかったです。沼田鈴子さんへ、そして辛くても生きぬいた人々へ、敬意の気持ちでいっぱいです。

・重みのある 説得のある 想像以上でした。

・以前拝見した時とはまた違った感動を覚えました。物語というのは、それを受けとった者の日常や思いの中で 又育ち 立ち上がってくるのかもしれませんね。特にこれは史実にもとづいているので、なおさらです。

・原爆の被爆の細部について、あまりにも知らないことを思い知らされました。こういう人はたくさんいると思います。各所で上映することは大変意味があることと思いました。

・世界のどこであっても戦争はいけません。8月6日の原爆がもたらした負の遺産は、全く癒されていない。到底計り知れないほどの辛さ、身体的にも精神的にも苦労を背負って生きていらしたんだと思います。広島や長崎や沖縄の方々の苦しみを、こういう映画を通してもっと多くの人が知らなくてはならないと強く思いました。いつも何もできないもどかしさを感じながら、せめて皆様の平和の願いのもとに作られた映画を見せていただき考えたいと思います。ありがとうございました。

・広島で学生時代を過ごし、原爆について考えさせられましたが、また今日、戦後80年近くが過ぎ、今の子どもたちはそのような戦争や広島も知らないと言います。このことを伝えていくことは大切なことだと思います。

・戦後79年の夏に、平和を改めて考える映画に出合わせてくれてありがとうございました。広島に綴られた無数の物語は、本当にたくさんあったでしょう。そのことをすっかり忘れていた私に気づいた一日でした。実は私の勤めている中学校にも被爆アオギリがあります。私が勤める前に広島への修学旅行に行っていた経緯があり、そのとき植えられたものだと思いますが、もう雨風でそのメッセージを書いてあった看板もなくなってしまいました。来年、戦後80年の前に看板を復活させ、勤務している中学校の生徒にも伝えていかなくてはと思います。

・2024の今も戦争があることが悲しい限りです。1日も早く戦争が終わることを望んでいます。

・平和は大事ですが、地球の誕生から人々は戦い続けています。なぜなくならないのでしょうか。今も世界のあちこちで戦争で苦しんでいる人が多くいます。このような活動を続けていき、多くの人々が戦争を無くす努力をしなければなりません。

・戦争のない世界を願いたいと、新たな気持ちになりました。

・東日本大震災の後に、広島からおくられた植物の映像(ニュースで)見たことがあります。そのいわれはまったく知らず、今回はじめて知りました。あの原爆の下で生き残った人々も、一人一人が形は違っても、体験、おもいをなさっていたのだなと思います。「あおぎりのように生きる」という言葉が、節子さんの決意が未来へ続いていると思います。

・日本が世界の平和のために大きな役割を果たしていってほしいと思います。

・戦争の愚かさ、原子爆弾の恐ろしさを改めて知らされました。アオギリの芽に生きることの大切さを気づかされた主人公の強さに心から感動を受けました。平和を心より祈ります。

・是非、全国のひとりでも多くの方に見てもらいたい。

・知人に誘われて先入観なしで伺いました。声だかに反戦をうたうのではなく、静かに戦争の悲しさを伝えてくれるとてもいい映画でした。ライブもとても美しい声で癒されました。手話を一緒にすることで仲間の意識が出て楽しかったです。

・本当に 世界の平和を願いたいと思います。

・素晴らしい企画を催していただき、ありがとうございました。止むことのない戦争の報道を見るたび、心がふさぎ、何もできずに ただ日常を過ごす自分に無力感を覚える日々ですが、今回見せていただいた映画をさらに広めていくような取り組みが、きっと大切な種を、大きな平和の木を育ててくれることになるのだろうと強く思いました。私自身も微力ながら、平和の大切さを伝える取り組みをしていきたいと思います。

・私も出来るかぎり、平和の種をまいていきます。


皆様に大変お世話になり本当にありがとうございました。
ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 22:56| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月20日

キッズ・ゲルニカ in こだいら「アオギリ」に感動!


ご自宅の庭に育つ
被爆アオギリ3世の種を採取し
4世を育てているみさ姉さんが
小平での映画「アオギリにたくして」上映会を訪れ
当日のお写真を送ってくださいました。
心より感謝いたします。

第6回「平和と未来のひろば・小平」(後援:小平市・小平市教育委員会)では、平和を考える様々な催しが連日行われ、その中で映画「アオギリにたくして」も上映されました。

こどもたちが
キッズ・ゲルニカに挑戦♪
テーマは「アオギリ」

素敵な絵が完成していました。
感動です〜!!

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非核平和都市宣言をしている
小平市には被爆アオギリ2世が
植樹され大きく育っています。

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なんと!アオギリ応援Tシャツを着てくださっているお写真が!!
すごっく嬉しい〜😀🎶

ご来場くださった皆様、主催の「平和と未来のひろば・小平実行委員会」の皆様はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:00| 東京 🌁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月09日

長崎を最後の戦争被爆地に!

今日は8月9日。
原爆投下から79年となる長崎。

世界が現実的な核の脅威に直面している今、被爆者の方々が伝え続けてきた「長崎を最後の戦争被爆地に!」という言葉が頭の中から離れない。

38年前に渡米の際被爆者の方々から託されたこの言葉にこめられた想いを、ここ数年これほどまでの危機感と共に感じた日々はなかった。

アメリカの学校や教会で上映した記録映画「にんげんをかえせ」の中で、お世話になった被爆者の故 山口仙二さんが
「もしあの時、大人たちが戦争に反対してくれたなら、私たちはこうして焼けずにすんだ…」次世代に戦争や原爆があってはならない。
その思いで仙二さんは、平和活動をされているのだと滲み出るような優しさで話しておられました。

長崎の被爆者・故谷口稜曄さんは、16歳の時に郵便配達の仕事中に原爆の熱線を背中一面にあび、火傷は骨にまで達していました。1年9ヶ月間もの間うつ伏せのまま苦痛に耐えてながら治療を受け、奇跡的に助かった後も痛みと苦しみと戦う日々でした。被爆体験を聞きに伺うと、目の前で上半身の服を脱ぎ捨て、完治することのない傷を晒しながら、核兵器がこの世から消え去るまで安心して死ねないとおっしゃっていました。

自らの生き様を通して伝え続けた被爆者の方々の姿を少しでも伝えていきたい。
そのためには、どうすれば伝わるのだろう?
これまでも、そしてこれからも
模索し続けていきます。

No more Hiroshima!
No more Nagasaki!
No more War!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:07| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月06日

広島への原爆投下から79年…

今日は、8月6日。
広島への原爆投下から79年…

8時15分に黙祷し
これまでお世話になった被爆者の方々のことを思いながら過ごしました。

先日、ミューズの里に取材に来てくださった朝日新聞の上野創記者が執筆してくださった映画「アオギリにたくして」の記事が、4日に掲載されました。丁寧な取材を重ねながら、限られた文字の一つ一つに思いを込める上野記者の姿に、大切なことを学ばせていただきました。

朝日新聞デジタル
被爆アオギリと語り部の女性めぐる映画 東京・町田の寺で上映会

https://www.asahi.com/articles/ASS8405R3S84UTIL02NM.html

東京・町田の華厳院本堂にて、映画『アオギリにたくして』上映会 &ライブが 8/25(日) 14:00より開催されます(開場13:30)。お世話になっている矢田弘雅副ご住職様、主催の「平和を望む会」代表で画家の木村巴様はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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今日 8月6日は、ミューズの里の設立記念日でもあります。被爆者の方々の平和を望む深く強い想いを伝えていきたくて、16年前の2008年にミューズの里を設立しました。

原点を忘れないために、8月6日を選んで会社を登記し、その日の夜からピースライブ「私のヒロシマ・ナガサキ」をスタート!後に「いのちの音色」と名付けられたこのライブ活動の中で、アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子さんと再会しました。その後に映画『アオギリにたくして』を企画・製作し、2013年に劇場公開しました。ライブをスタートしてから16年、上映をスタートして11年、平和の種を蒔いていきたいと願いながら活動を続けています。

戦争も核兵器も人間の心がつくり出してきたものであることを思う時、それに勝る平和をつくるためには、より一層自分の心を見つめ、心に平和を描きながら生きていこうと誓ってチャレンジした作品でもありました。

現実を生きていく中では、話し合っても分かり合えないこともあります。火のないところに煙を立てる人もいれば、思いやりと忍耐を持って接しても、仇となって返ってくることもあるでしょう。人の心の中にある欲や怒り、恐れ、恨み、妬みが渦巻くこの世を生きるのは、誰にとっても大変なことです。最も悲しく耐え難く絶望的になるのは、愛や平和や正義の名の下に、傷つけ殺し合うことが正当化されていく時です。

38年前の22歳の時、初めて被爆者の方と出会った時、
核兵器廃絶は理想論ではなく、実際に生き地獄を体験した被爆者の方々が、絶望の果てにたどり着いた現実的な平和への道なのだと感じました。

どうしようもない怒りや憎しみを昇華させ、長い間語れずにいた被爆体験を「自分と同じ苦しい思いを誰にもさせたくない」と語り始めた被爆者の心を伝えていきたいと強く思いました。

「私にとっては毎日が、8月6日なんです」という被爆者の言葉を忘れることができません。365日、日本のどこかで、世界のどこかで、被爆者のメッセージに耳を傾ける場をつくっていきたいという思いから始めたライブや映画上映を、これからも出来るところまで続けていきたいと思います。

コロナ禍やスタッフの病で何度にも渡るスケジュール変更となりましたが、第3作目のドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、今年の完成を目指しています。映画『アオギリにたくして』のモデルとなった沼田鈴子さんが亡くなる4ヶ月前のメッセージ映像と共に、被爆アオギリに託された思いが日本全国・世界に広がる様子を描き、来年公開を目指して制作中です。

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広島平和記念公園の8月6日の被爆アオギリのお写真と共に
ミューズの里16周年記念に素敵な花束を送ってくださった柏原省治様に心より感謝いたします。

いつも応援してくださっている皆様に改めて心より深く感謝申し上げます。私たちにできる平和づくりの一歩一歩を歩んでまいります。今後ともご支援・ご協力を何卒よろしくお願い致します。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:15| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月02日

8/4 小平市中央公民館にて映画「アオギリにたくして」上映(主催:「平和と未来のひろば・小平」(後援:小平市・小平市教育委員会)

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2013年に劇場公開した
初製作の映画『アオギリにたくして』が
小平市中央公民館で開催されている
「平和と未来のひろば・小平」(後援:小平市・小平市教育委員)にて
8月4日に上映されます。

アオギリにたくして公式サイト▶︎ http://aogiri-movie.net

お近くの方は是非〜🎶
posted by ぷらっとハッピー日記 at 07:05| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月01日

人生のテーマ曲「ひな鳥へ」


初めてつくった映画『アオギリにたくして』の主題歌・挿入歌や劇中の音楽は、2008年からスタートした歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝えるライブ活動の中で歌い奏でてきた楽曲により構成され、劇中の登場人物の一人一人にそれぞれのテーマ曲を選んで構成されています。

挿入歌「ひな鳥へ」は
私自身にとっての人生のテーマ曲でもあります。

とても小さな活動に光を当てていただき
第一回JASRAC音楽文化賞を受賞させていただいたことは大変励みになりました。
改めて心より深く感謝申し上げます。

JASRAC(日本音楽著作権協会)公式サイト
⏬中村里美・伊藤茂利インタビューURL

https://www.jasrac.or.jp/magazine/interview/22/220704.html

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JASRAC音楽文化賞受賞
JASRAC=日本音楽著作権協会の創立75周年を機に、音楽文化の発展に貢献した人や団体を表彰する「JASRAC音楽文化賞」が新たに設けられました。

〜受賞理由〜 本映画では、主題歌や挿入歌など、音楽が被爆者の方の想いを効果的に伝える役割を果たしている。平和の尊さや命の大切さを訴えかけていく取り組みとして、原爆投下から70年になろうとしている今、顕彰する。


⏬YouTubeチャンネル【ミューズの里TV】
映画『アオギリにたくして』挿入歌:「ひな鳥へ」




「ひな鳥へ」

宇宙のゆりかごの中で
目覚めたひな鳥が
巡りゆく季節の中で
時が満ちて巣立ちゆく

自然のリズムに合わせて
翼を広げ
太陽の光を浴びて
自由に大きく羽ばたけ

生きている
ただそれだけで100点満点の
いのちを受け継いで
今を生きて
明日へと伝える

自然が届けるメッセージ
受け取りながら生きてゆく
森の木々が夜風に揺られ
子守唄を歌う

生きている
ただそれだけで100点満点の
いのちを受け継いで
今を生きて
明日へと伝える

☆作詞・作曲・歌:中村里美
☆編曲・ギター:伊藤茂利
☆ピアノ:坂井千浪 ☆ベース:花輪春比古 ☆ドラム:岩瀬立衛
☆製作・著作:cミューズの里


皆様への感謝と共に
歌に込めた想いを胸に
これからもライブ・上映活動を続けてまいります🎶
今後とも、皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 14:36| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月25日

アオギリコーヒーはいかがですか〜?

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戦時中は、アオギリの実を炒ってコーヒー豆の代用としていたとお聞きし、一度飲んでみたいなぁ〜とずっと思っていました。

先日開催された「アオギリ祭り」に埼玉から駆けつけてくださった堀みさ&よしご夫妻が、アオギリの種をたくさん持ってきてくださり、木村ご夫妻がとっても良い香りのアオギリコーヒーを作ってくださいました。

一体どんなお味なのでしょう〜?

みさ姉「コーヒーっていうのはちょっと違うかな?」
原さん「すごい〜!エキゾチック」
よし兄「薄いココア?」
誰かの声「漢方薬みたい?」
しげ兄「元気になりそう〜な感じ」
などなど、いろんな感想でした。

⏬ミューズの里TV【YouTubeショートより】
アオギリコーヒーに初挑戦!


なにはともあれ
アオギリのパワーをいただきました!!

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木村画伯の手作りカレーの後に飲んだアオギリコーヒーは最高でした。
皆様、ありがとうございました!!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:19| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第三回アオギリ祭り 皆様に心より感謝致します♪

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7月21日、22日の2日間に渡り、薬師ヶ丘自治会館にて「アオギリ祭り」が開催されました。今回で3回目となる「アオギリ祭り」。今年は、新たに昨年木村巴画伯が立ち上げられた「平和を望む会」主催によって開催されました。

「アオギリ祭り」に参加させていただく度に、人と人が繋がり合うことの素晴らしさを感じながら、思いやりの心を大切に力強く生きる人々の姿に感動します。

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館内では、地域の方々の素敵なアート作品の展覧会とドキュメンタリー映画「かけはし」(製作:ミューズの里)上映会が開催されました。オフィスの地域の皆様がご鑑賞くださり、映画監督を目指して日本に学びに来ている韓国の方がご来場くださいました。

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アート展示会場に飾られていたお花は、ご近所の皆様のお庭に咲いているいろんな花々を集めて生けられています🌱

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会場の外では、地域のお母様方による手作りのアクセサリー、陶芸家の長田佳子さんによる植木鉢や湯呑み茶碗、堀ご夫妻による和雑貨や佃煮、笠原さんの採り立て新鮮野菜、主催の「平和を希望する会」の皆様からのエコタワシやリース、そしてミューズの里からは応援グッズの出店をさせていただきました。皆様本当にありがとうございました。

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▲陶芸家の長田佳子さんが、昨年のアオギリ祭りで配られていた被爆アオギリ4世の種を発芽させて飾ってくださいました。

また、今年の「アオギリ祭り」には、大分県日田市からも作品が寄せられました。諫元正枝さんによる和紙人形を梶原宜子さんが送ってくださいました。日田市在住で中学・高校で家庭科の教師として勤めた後、日田市議会議員をされていた諫元さんは、89才となる現在も毎週街頭演説を行い、平和と子どもの教育の大切さを訴えておられるそうです。和紙人形の教室を主宰し、本を出版。今年10月に最後の個展を開催予定されています。おばあちゃんと子どもの和紙人形は、語り継ぐをテーマに、映画「アオギリにたくして」のモデルとなった広島の被爆者の沼田鈴子さんをイメージして制作されたそうです。

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スタッフのお昼ご飯にと、木村画伯がカレーをつくってくださり、ご近所の木下さんが朝からカツを揚げてくださり、とっても美味しいカツカレー!ご馳走様でした🙏

美味しいカレーの後には、アオギリコーヒー!堀ご夫妻がアオギリの種をたくさん持って来てくださり、木村ご夫妻がアオギリコーヒーを作ってくださいました。その他にも皆様からたくさんの差し入れをいただき心より深く感謝申し上げます。

YouTubeショート「ミューズの里TV」
アオギリコーヒーに初挑戦!

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▲会場の入り口には、鉢植えの被爆アオギリ2世と長野県高森町からの被爆アオギリ3世が飾られました。


「アオギリ祭り」の様子を少しでもお伝えできればと、下記の「ミューズの里TV」YouTubeショートURLに動画が掲載されています。是非ご視聴ください。
※YouTubeショート(1分間の短い動画)

YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」

🌱アオギリ祭り2024@

🌱アオギリ祭り2024A

🌱アオギリ祭り2024B

🌱アオギリ祭り2024C

🌱アオギリ祭りにて「かけはし」上映!

この日のためにボランティアスタッフとして駆けつけてくれたjijiさん、かっちゃん、少しでも祭りのにぎやかしになればと埼玉から泊まりがけで来てくださり炎天下2日間にわたりお店を出店してくださった堀ご夫妻、ミューズスタッフの佐和ちゃん、ありがとうございました!!

YouTubeショート【ミューズの里TV】
おまけの映像 <アオギリサポーター>

ご来場くださった皆様、主催してくださった「平和を守る会」木村巴代表はじめ皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

アオギリに託された「いのちの大切さ」「平和の尊さ」への想いが、世界に広がっていきますように。
Seeds of Peace🌱
posted by ぷらっとハッピー日記 at 11:01| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする