2007年11月05日

スリランカ日本平和文化センターの設立に向けて

2008年1月に、スリランカの中心であるコロンボ市内にスリランカ日本平和文化センターの設立が検討されています。先日、スリランカの文部大臣ともお会いし、いずれは、別の場所に建物を建て移る予定ですが、現在は、スリランカ、文部省内にセンターの窓口が置かれ、コロンボ市内にある名門校マハナーマカレッジ内に同センターのオープンについて検討されています。

同センターには、「広島・長崎資料センター」を常設し、二度と再び地球上で同じ悲劇が繰り返されることのないように、世界平和を願うヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝え、ヒロシマ・ナガサキに関する資料を閲覧できるように設置し、スリランカの大学での「広島・長崎講座」の展開についてミーティングが行われました。

また、次世代を担う両国の青少年の育成につながる国際交流プロジェクトの一環として、「日本語教育」や「日本文化紹介」、両国の青少年の交流やワークショップなども検討されています。スリランカ日本平和文化センターが、日本とスリランカの掛け橋となり、両国の相互理解を深め、さらに両国から世界に向けて友好の輪を広げながら、国際平和への貢献の一助となるよう願っています。

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〜皆様へのお願い〜

スリランカ日本平和文化センター設立に向けて、同センター内の図書館にご寄贈いただける広島・長崎の実状を伝える書物やビデオ、日本文化や日本語学習に関する書物etc.を呼びかけています。
スリランカは、2004年12月26日にスマトラ沖で起きた地震により大津波が発生し、少なくとも4万六千人が死亡したと言われています。津波などにより両親を失った子供たちや、貧しくて鉛筆やノートを買うことの出来ない学生、学校に通うことすら出来ないスリランカの子供たちへの支援として、家に眠っている文具品の寄付を呼びかけています。また、日本のミュージシャンが国境を超えた音楽を通しての交流を企画しています。笛やカスタネット、ギターなど使わなくなった楽器をスリランカに送り子供たちに音楽の素晴らしさを知ってもらう機会をつくるため、楽器の寄贈の呼びかけも行っています。
ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
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posted by ぷらっとハッピー日記 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 異文化交流 Cross-Culture | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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