2025年09月25日

改修工事前に、「原爆の図 丸木美術館」へ


昨日は、埼玉県東松山市の「原爆の図丸木美術館」へ🌱

しげ兄さんがまだ一度も訪れたことがないというので
丸木美術館が長期の改修工事に入る前に
急遽、訪れました。

image.jpeg


39年前、単身渡米しアメリカの学校や教会でヒロシマ・ナガサキを伝える民間外交プロジェクト「ネバー・アゲイン・キャンペーン」のボランティア活動に参加した際に、日本から持参する上映教材の中に、丸木位里さんと俊さんが描いた「原爆の図」のスライドがありました。小学生にはアニメのピカドン、中学・高校生には「にんげんをかえせ 」を上映していましたが、大人の集会では「原爆の図」のスライドを上映することが多くありました。

渡米前の事前学習で丸木美術館を訪れ、当時ご存命だった丸木ご夫妻のお話を聞かせていただいた時のことが懐かしく思い出されました。

image.jpeg

丸木美術館の正面玄関の外壁に飾られている木彫レリーフ「いのちの叫び」は、アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子さんと共にアジアへの慰霊の旅をされていた美術の吉野誠教諭のご指導により、広島の廿日市中学校344人の学生が一枚づつ彫った作品です。

今月の29日から丸木美術館は長期の改修工事前に入りますが
木彫レリーフ「いのちの叫び」は、28日までで見納めとなります。

現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』でも、以前に吉野誠先生に取材・インタビューでお世話になり、「いのちの叫び」を生徒の皆さんと制作した時のことをお聞きしていたので、今回もう一度拝見できて大変嬉しかったです。

image.jpeg

image.jpeg


丸木美術館の駐車場にはアオギリが2本、大きく育っていました😀

image.jpeg


今回、初めて丸木美術館を訪れたしげ兄さん。

丸木ご夫妻の作品に圧倒されていました。

「本当に来て良かった」

552917130_24056674277344337_783352425408933511_n.jpg

image.jpeg


丸木ご夫妻が、原爆の図を描き続けた想いを感じながら

帰路につきました。
【関連する記事】
posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:38| 東京 ☀| ライブ&映画「いのちの音色」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする