昨日は、埼玉県東松山市の「原爆の図丸木美術館」へ🌱
しげ兄さんがまだ一度も訪れたことがないというので
丸木美術館が長期の改修工事に入る前に
急遽、訪れました。
39年前、単身渡米しアメリカの学校や教会でヒロシマ・ナガサキを伝える民間外交プロジェクト「ネバー・アゲイン・キャンペーン」のボランティア活動に参加した際に、日本から持参する上映教材の中に、丸木位里さんと俊さんが描いた「原爆の図」のスライドがありました。小学生にはアニメのピカドン、中学・高校生には「にんげんをかえせ 」を上映していましたが、大人の集会では「原爆の図」のスライドを上映することが多くありました。
渡米前の事前学習で丸木美術館を訪れ、当時ご存命だった丸木ご夫妻のお話を聞かせていただいた時のことが懐かしく思い出されました。
丸木美術館の正面玄関の外壁に飾られている木彫レリーフ「いのちの叫び」は、アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子さんと共にアジアへの慰霊の旅をされていた美術の吉野誠教諭のご指導により、広島の廿日市中学校344人の学生が一枚づつ彫った作品です。
今月の29日から丸木美術館は長期の改修工事前に入りますが
木彫レリーフ「いのちの叫び」は、28日までで見納めとなります。
現在制作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』でも、以前に吉野誠先生に取材・インタビューでお世話になり、「いのちの叫び」を生徒の皆さんと制作した時のことをお聞きしていたので、今回もう一度拝見できて大変嬉しかったです。
丸木美術館の駐車場にはアオギリが2本、大きく育っていました😀
今回、初めて丸木美術館を訪れたしげ兄さん。
丸木ご夫妻の作品に圧倒されていました。
「本当に来て良かった」
丸木ご夫妻が、原爆の図を描き続けた想いを感じながら
帰路につきました。
【関連する記事】
- 「いのちの音色」ライブ 感想 (2025.11.8 ハカルワカル広場にて)
- 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ
- 被爆者の故竹内千代さんの想いを引き継ぎ、平和人形をつくる田中ゆき子さん
- 「とびたつ会」のみんなの歌声に感動!
- 立花ご夫妻に感謝を込めて✨
- 広島の中学校にて第302回「いのちの音色」ライブ♪
- 島根の「ギャラリー草臥」にて、第301回「いのちの音色」ライブ(主催:ぐらするー..
- 広島の梅谷お父さんとお母さんと大分の宜子先生
- 心の支えとなった序破急の住岡正明総支配人の言葉
- 広島流川教会で第300回目の「いのちの音色」ライブを迎えました♪
- 次回で300回!いよいよ広島・島根「いのちの音色」ライブ(主催:ぐらする〜つ)
- 八王子市民放射能測定室「ハカルワカル広場」で『いのちの音色』ライブが開催されます..
- 砂川闘争70周年記念:砂川に被爆アオギリ2世・3世が植樹されてから10年…
- 10/18砂川闘争70周年記念「砂川の大地から届け平和の声」
- 11/16 公社鹿島団地集会場「いのちの音色」ライブ♪
- 第23回東京科学シンポジウム関連企画「いのちの音色」ライブ♪
- 会津での「いのちの音色」ライブに向けて〜♪
- 加藤泰一郎さんが「いのちの音色」ライブを企画してくださいました!心より感謝いたし..
- 砂川闘争から70年!「砂川の大地から届け平和の声」砂川に通う中で生まれた新曲「砂..
- 宜子先生との嬉しい再会♪大分県でのライブ再スタートを目指して!


