敗戦から80年
テレビや新聞、SNなどに流れる映像や言葉を見るたびに
二つの気持ちが交差する
まだ80年しか経っていないのに…
もう80年も経っているのに…
太平洋戦争では、軍民合あわせて日本人だけで310万人(軍人・軍属が約230万人、民間人が約80万人)、アジア諸地域2千万人以上の人々が犠牲となった。
北海道新聞に掲載されていた東京大学名誉教授の油井大三郎さんらの試算によると
第一次世界大戦の主要国の戦死者数は兵士が802万人、民間人の犠牲者は664万人と兵士の83%。
一方、太平洋戦争を含む第二次世界大戦(1939〜45年)では、兵士の死者2,357万人に対して民間人が3,116万人と逆転し、兵士の1.3倍に達している。
死者の総数は5,473万人で、第一次大戦(1466万人)の3.7倍と被害が大幅に拡大した。
負傷者の中には戦争で受けた傷が元で亡くなった人も多く、第二次世界大戦の犠牲者はさらに増えると推定される。
国別の死者は
ソ 連 2,132万人
中 国 1,132万人
ドイツ 619万人
日 本 310万人
4カ国で全体の7割を占める。
米 国 29万人(民間人の負傷者は不明)
英 国 36万人
イタリア 35万人
戦場となったアジア諸国の中には正確な統計資料が残っていないため、死者数は大まかな見積もりしか出ない国もあるが、目安として、朝鮮約20万人、フィリピン約111万人、台湾約3万人、マレーシア・シンガポール約10万人
なんと罪深く悲しいことだろう…
しかし、絶望している場合ではない。
史上最も多くの犠牲者を出した第二次世界大戦終結後、今に至るまで戦争が絶え間なく続いている現実を直視する時、武力で平和は守れないことをつくづく感じる。
未来の平和のための戦争を正当化した先に
多くの命が犠牲となり、次の戦争へと向かっていく…
こどもたちの未来から戦争をなくすために、何をするべきなのだろう。
多様なあり方を認め合い
お互いに尊重し合い
敵対しない関係をいかに築くかへの知恵を深めながら
戦争のための備えではなく
平和をつくるために
私たち一人一人ができることはきっとたくさんある。
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