
▲1986年の冬、アラスカにて
しげ兄さんが作曲した「砂川の夕陽」
素晴らしい〜!
名曲です。
この曲に歌詞をつけてほしいと頼まれ、何度も歌いながらつくっていると
昔アラスカで出会ったインディアンの少年のことが思い出された。
今のアメリカの地に、そもそもは先祖代々の土地を大切に受け継いで暮らしていたインディアンの人々がいた。
彼らの言葉がリフレインする。
「ひとびとのこころに真の平和が宿るまで、国と国との間に平和はやってこない」
アラスカの高校で「にんげんをかえせ」という原爆映画を上映し、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々のメッセージを伝えていた頃にその青年と出会った。彼は、自分で担任の先生にかけあい、その日の授業に出るのをやめて、ずっと私の側を離れず、上映会を一緒に最後まで手伝ってくれた。
「何でみんな無関心なんだ…」
青年は、憤りながらつぶやいた。
「一生かけてひたすら伝え続けることに意味がある」
その時、私は心底そう思った。
当時は米ソ冷戦時代だった。
あれから39年という月日が流れた。
この間、様々な変化があったけれど……
記憶が歴史となる前に、まだまだやるべきことがある。
怒りや憎しみに自分の心がのみ込まれてしまうことのないように。
絶望を希望に、不安や不信を信頼と愛に変えていくことができますように。
平和を
Seeds of Peace!
【関連する記事】
- 福島京子さんに捧ぐ「砂川の夕陽」
- 第4回「アオギリ祭り」にて「いのちの音色」ライブ〜♪
- 7/18 八王子市南大沢文化会館ホールにて「いのちの音色」ライブ公演♪
- 高森町平和公演会を終えて
- 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ情報..
- 共に歩く
- 甲府YWCA「ピースフェスタ2025」被爆80年特別企画:中村里美&伊藤茂利「い..
- 被爆アオギリに託された想いが広がる長野県高森町!
- 「別府光の園」松永忠施設長のご冥福をお祈りいたします。
- 「いのちの音色」ライブ公演のお知らせ
- 「いのちの音色」1000回ライブ達成に向けて、皆様のご支援をよろしくお願いします..
- 被爆者の上田紘治さんがご自身の被爆体験の朗読に初挑戦!
- 被爆者の上田紘治さんと共に♪7/18 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いの..
- アオギリのご縁と出会いとつながりに感謝の日々
- めざせ1000回!歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える『いのちの音色』ライブ♪
- Vol.292 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの..
- めざせ1000回!ヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ公演
- 手話で『平和を 』 ♪中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ
- 愛が流れている 中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ
- しげ兄さんお誕生日おめでとう!