7/18(金)東京・八王子市南大沢文化会館交流ホールにて、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブが開催されます。
この度のライブ公演では、
被爆者の上田紘治さんが朗読に初出演します!
これまでに何度もお聞きしていた上田さんの被爆体験でしたが、今年初めに改めて聞き取りをさせていただき、台本に起こしました。先日、上田さんの初稽古でしげ兄さんのギターと合わせる中で、改めて感じることがたくさんありました。
原爆が投下された時、上田さんは3歳でした。当時上田さんの家は、爆心地から400kmの広島平和記念公園の中にあって、衣類などの繊維製品の卸問屋を営んでいたため、戦争に役立たない平和産業とのことで稼業が取り潰されてしまいました。お父様が軍隊に招集されて中国に出兵していたため、爆心地から10キロ離れた母方の実家で暮らしていたそうです。
18歳まで広島で過ごしていた上田さんですが、家でも学校でも被爆の話をすることが一切なかったそうです。戦地から戻ったお父様とも、原爆について話すことは生涯一度ありませんでした。敗戦後、プレスコードがひかれ、特に原爆に関する報道が厳しく規制されていたこともあり、周りの大人たちが原爆について語るのを一度も聞いたことがなかったそうです。
3歳で被爆し、当時の記憶を持たない上田さんが、自分が被爆者であることを認識したのは1982年、原爆投下から37年もの月日が過ぎていました。
今、こんなにも一生懸命にヒロシマ・ナガサキの実相を語り継がれている上田さんが、語り部となるまでの道のりを想像する時、戦争や原爆が人類にもたらした言葉にならない悲しみを感じずにはいられません。
7月18日の「いのちの音色」ライブでは、上田さんの被爆体験の朗読に続き、39年前にお会いした畠中国三さんと沼田鈴子さんの朗読をギタリストの伊藤茂利さんと共にさせていただきます。また、上田則子夫人と石塚佐和子さんが、ライブで歌う歌の詩を手話で表現してくださいます。
是非、皆様のご来場を心よりお待ちしています。
※コロナ禍やスタッフの病でスケジュール変更となったドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、ライブ活動で出会った平和の種をまく人々の姿と共に、被爆アオギリ2世・3世が世界に広がる様子を描いた作品で今年の完成を目指しています。引き続き皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。
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