2025年04月22日

韓国語で主題歌『かけはし』にチャレンジ〜!

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現在製作中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章でも大変お世話になっている特定非営利活動法人LSHアジア奨学会名誉会長のシン ユンチャン(辛潤賛)さんが、日本・大韓民国間の友好親善および、相互理解の促進への寄与が認められ、日本政府より昨年秋の叙勲「旭日双光章」を受章され、先日4/16 東京のアルカディア市谷にて「叙勲を祝う会」が開催されました。

JR新大久保駅で線路に転落した方を救うために、日本人カメラマンの関根さんと韓国からの留学生だったイ スヒョン(李秀賢)さんが線路に飛び降り、三人とも帰らぬ人となった2001年の事故から今年で24年となります。

今は亡き息子スヒョンさんと同じように、日本と母国のかけはしとなることを夢見て来日しているアジアの様々な国々からの留学生を支援され続け、ご自身も日韓の懸け橋としてご活躍されている辛潤賛さんの姿に、これまでたくさんの希望と勇気をいただいてきました。

2017年に劇場公開した『かけはし』第一章で共にご出演いただいた、夫イ ソンデ(李盛大)さんも2015年に旭日双光章を受章されていますが、この度お母様も受章されることになり、ご夫妻での受章!本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

息子スヒョンさんと2019年にご逝去された夫ソンデさんの遺志を継いで 活動を続けるユンチャンさんを第三章『かけはし』で撮影させていただいていますが、これまで東京・神奈川・埼玉・大阪・福岡・広島などでの第一章・第二章の上映会に一緒に伺わせていただいた際、少しでも日本語でお話しされようとするユンチャンさんの姿に深く心打たれ、たくさんの感動をいただいてきました。

全く日本語を知らなかったユンチャンさんが、日本に留学していた息子スヒョンさんを事故で亡くした後、日本から届く2千通を超える手紙を少しでも読みたい、返事を書きたいという思いから日本語を学び始め、今では日本語で舞台挨拶をされています。

そんなお母様の姿に心打たれ、私たちも韓国語を勉強しよう!と何度も心に誓いながら、全く出来ていない自分がとても情けなく思えます。せめてこの度の「叙勲を祝う会」では、お母様へのこれまでの感謝を込めて、共に映画を制作している伊藤茂利と一緒に、下手でもいいので心を込めて 主題歌『かけはし』を韓国語でチャレンジしようと心に誓い練習しました。現在制作中の「かけはし」第三章「かけはし」で撮影させていただいたヤン・ヒョンスクさんに韓国語のご指導をいただき改めて心より深く感謝申し上げます。

弊社の石塚佐和子も手話で参加させていただき大変ありがとうございました。『かけはし』上映にご協力くださっている木村巴画伯がご参加くださり、映画の取材と撮影協力で渡川修一さんにお世話になりました。皆様、本当にありがとうございました。

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息子スヒョンの遺志を継ぎ、日韓の懸橋として活動を続けてこられたご両親様のお姿、そしてスヒョンさん亡き後 ずっとご両親を支え続けてこられた赤門会日本語学校の新井時賛理事長はじめLSHアジア奨学会の皆様、関係者の皆様の存在に、いつも希望の光を感じてきました。これまで皆様から感じ続けてきた 愛と勇気と優しさ、思いやりの心を大切に生きていきたいと思います。

現在編集中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章完成に向けて全力を尽くしてまいります。今後とも皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
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posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:37| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする