2025年02月22日

第14回江古田映画祭 2/23「アオギリにたくして」上映 + 製作者:中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ

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第14回江古田映画祭〜3.11福島を忘れない~にて、2/23(日)13:00〜映画『アオギリにたくして』が上映されます。第一回JASRAC音楽文化賞を受賞したこの映画の音楽は、歌と語りでヒロシマ・ナガサキ を伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブの中で歌い継いできた楽曲です。同日2/23の上映後の14:50よりライブ出演させていただきます(会場:ギャラリー古藤 http://furuto.info/ )この度の映画祭にご推薦くださったノンフィクション作家の小川陽子様に心より感謝申し上げます。皆様何卒よろしくお願い申し上げます。

🍀映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net

🍀歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ
https://musevoice.com/peacelive/


もし3.11がなければ、私が映画『アオギリにたくして』を作ることはなかったでしょう。

映画「アオギリにたくして」のモデルとなった被爆者の沼田鈴子さんは、3・11の4ヶ月後に永眠されました。最後まで福島のことをものすごく心配しながら…ご自身の被爆体験を伝え続けておられました。

亡くなる1ヶ月前、弱った体で力の入らない握り拳を車椅子の膝の上に立てて「死ぬのは簡単だけど、生きて伝えないと…」とおっしゃったその言葉がずっと忘れられず…映画『アオギリにたくして』をつくることを決意しました(2013年劇場公開)

映画の前に歌がありました。ギタリストの伊藤茂利さんと共に沼田鈴子さんに捧げた歌「アオギリにたくして」をお部屋で演奏することになり、2011年3月に沼田さんの介護ホームにお伺いした時がちょうど3.11のすぐ後でした。
「病院にいたら福島の情報を得られないから、いてもたってもいられなくて…早めに出てきたんよ…」とおっしゃっていた沼田鈴子さん。沼田さん役の(劇中では)田中節子が病院から抜け出すシーンから映画はスタートしていきます。

広島で被爆した一人の女性が、その後どんな思いで生きて、どんな思いで語り部となったのかを描くことによって、今を生きる私たちが受け取るべき大切なメッセージがそこにあると信じてつくった作品です。是非ご鑑賞いただけたら嬉しです。皆様よろしくお願い申し上げます。


※2月25日の17:10〜と2月26日の19:00〜からも、映画「アオギリにたくして」が引き続き続き上映されます。
江古田映画祭(ご予約先)
TEL:03-3948-5328
fwge7555@nifty.com

皆さまのご来場をお待ちしています♪

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posted by ぷらっとハッピー日記 at 02:12| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする