2025年02月18日

「杉並女性団体連絡会」様の主催による、映画「第五福竜丸」上映会(進藤兼人監督)とお話と歌

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杉並女性団体連絡会の石坂俊子様にお誘いいただき、進藤兼人監督の「第五福竜丸」上映会に(2/15)伺わせていただきました。
進藤兼人監督が映画に込めた想いが、画面を通してひしひしと伝わってきました。

大資本の映画会社などに所属せず、自己の資本をもとに映画を企画・製作する組織を独立プロというのだそうです。私たちは足元にも及ばない小さな存在ではありますが、我々も同じ志で映画をつくっています。上映前の進藤監督の御子息のトークのお言葉の中に、玉ねぎにお醤油をかけて食べながらでも映画づくりをしていたというお話があり…月とすっっぽんほどの差はありながらも、そこは同じだなと!深くため息をつきながら大きくうなずきました。

主催の杉並女性団体連絡会では、毎年 平和を願う映画上映会を継続されていて、今回で第19回目となられたそうです。弊社ミューズの里の初プロデュース映画『アオギリにたくして』も第10回目の上映会でお世話になり、ご出演者の風見しんごさんや菅井玲さんのご登壇や主題歌の合唱など、懐かしい思い出が蘇り、あれから9年という歳月が流れていたことにも改めて気づき少々驚きました。

上映後、公益財団法人第五福竜丸平和協会事務局長の市田真理様がお話くださり、貴重な素晴らしいご講演でした。大変ありがとうございました。

私が初めて都立第五福竜丸展示館を訪れたのは、39年前。アメリカの学校や教会で日本文化紹介と共にヒロシマ ・ナガサキを伝える1年間のボランティア活動に参加する前の事前学習でのことでした。

これまで核実験によってどれほどの被害がもたらされてきたことでしょう。核兵器の実験場周辺の住民や核実験に従事した兵士など数多くの人々が被ばくし、地球環境を壊してきました。人間の罪深さに絶望感を感じながらも、ヒロシマ ・ナガサキの被爆者の方々の愛に溢れるメッセージに励まされながら渡米した時のことが思い起こされました。

司会進行をされた石坂俊子さんの
心のこもったお言葉に
平和への揺るぎない想いを感じ
希望を感じながら帰路につきました。
皆様のご活動に心より敬意を表します。
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posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:13| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする