
原爆を落とす意志決定したトルーマン大統領の出身州でもあるミズーリ州のカンザスシティで、初製作の映画『アオギリにたくして』を上映してくださった(2019年9月)立命館アジア太平洋大学の国際経営学部の藤井誠一教授が、先日オフィスのある町田まで会いに来てくださいました。貴重なお時間を大変ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
藤井教授がアメリカで映画上映してくださった時
アメリカの方々が、握手やハグを求め、
「よく分かった、伝わってきたよ」と言ってくださり
中には、号泣されているアメリカ人男性もおられたと
以前お聞きしていました。
原爆が投下された時は
まだ子どもだったおばあちゃんは、
当時のニュースを見ていた
両親の会話を覚えていました。
お父さんが喜んで
「よし、やった!」と叫ぶと、
お母さんが怒り悲しみ
「何を言っているの!
たくさんの人が亡くなったのよ!」
と言った、その時のことが
子どもの心に深く残り
年老いても忘れずにいて
一生懸命に藤井先生に伝えてくれようとしてくれた…
そのことにも人間への希望を感じました。
広島で生まれ育ち、ご自身のお父様も被爆されている藤井先生から感じる伝え続けていくことへの熱意にとても励まされました。立命館アジア太平洋大学での上映などについてもお話していた中で突然のコロナ禍となり、あっという間に何年もの時が過ぎていきましたが、時を超えてこの度直接お会いできて本当に嬉しく感謝でいっぱいです。町田までお越しいただき、本当にありがとうございました。