2024年08月09日

長崎を最後の戦争被爆地に!

今日は8月9日。
原爆投下から79年となる長崎。

世界が現実的な核の脅威に直面している今、被爆者の方々が伝え続けてきた「長崎を最後の戦争被爆地に!」という言葉が頭の中から離れない。

38年前に渡米の際被爆者の方々から託されたこの言葉にこめられた想いを、ここ数年これほどまでの危機感と共に感じた日々はなかった。

アメリカの学校や教会で上映した記録映画「にんげんをかえせ」の中で、お世話になった被爆者の故 山口仙二さんが
「もしあの時、大人たちが戦争に反対してくれたなら、私たちはこうして焼けずにすんだ…」次世代に戦争や原爆があってはならない。
その思いで仙二さんは、平和活動をされているのだと滲み出るような優しさで話しておられました。

長崎の被爆者・故谷口稜曄さんは、16歳の時に郵便配達の仕事中に原爆の熱線を背中一面にあび、火傷は骨にまで達していました。1年9ヶ月間もの間うつ伏せのまま苦痛に耐えてながら治療を受け、奇跡的に助かった後も痛みと苦しみと戦う日々でした。被爆体験を聞きに伺うと、目の前で上半身の服を脱ぎ捨て、完治することのない傷を晒しながら、核兵器がこの世から消え去るまで安心して死ねないとおっしゃっていました。

自らの生き様を通して伝え続けた被爆者の方々の姿を少しでも伝えていきたい。
そのためには、どうすれば伝わるのだろう?
これまでも、そしてこれからも
模索し続けていきます。

No more Hiroshima!
No more Nagasaki!
No more War!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:07| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする