「かけはし」上映で高知県へ✈️

韓国の孤児3000人を育て「木浦の母」と慕われた高知市出身の田内千鶴子さんを契機として、高知県と韓国全羅南道は姉妹交流を続けています。
映画「愛の黙示録」(主演:石田えり1995年)で多くの人に知られるようになった田内千鶴子さんの故郷でもある高知県にて、初の「かけはし」上映が開催されました(主催:高知県/共催:駐広島大韓民国総領事館/協力:日韓親善協会中央会)。
映画「愛の黙示録」は、韓国政府が日本大衆文化解禁認可第一号として1999年に上映を認可した作品でもあるそうです。当時の小渕総理大臣は、テレビ番組の中で「『愛の黙示録』上映がこれからの日韓文化交流の出発点となったことを喜んでいる」と語り、韓国の木浦共生園に梅の木を贈ったそうです。
高知県の国際交流課の方が、日韓関係が厳しい時にあっても、人類愛が日韓交流のきっかけとなっている高知県と韓国全羅南道の姉妹交流は途絶えることなく、こんな時だからこそより一層交流の大切さを感じている点において、「かけはし」と同じですとおっしゃってくださりとっても嬉しかったです。
勉強不足で、私はこの度の「かけはし」高知上映会で初めて田内千鶴子さんのことを知ったのですが、とても感銘を受けました。お世話になった高知県の皆様に改めて心より深く感謝申し上げます。
特定非営利活動法人国際留学生協会の公式HPに田内千鶴子さんの記事が下記URLに掲載されていたのでシェアします。
https://www.ifsa.jp/index.php?Gtauchi&fbclid=IwAR0arx5dZhNq9ZDERnz9I9YCngu_AO0RzlAr263UBPsdQKdUYFeNujML0uE

7月26日に高知市立自由民権記念館で開催された「かけはし」上映会では、高知県文化国際課で国際交流員として活躍されている李朗(イ ラン)さんが司会を務めてくださり、まさに日韓の懸け橋として奮闘している彼の熱い想いが伝わってきました。
学生の皆さんもご参加してくださり、有給を取って会社を休んで来てくださったという方もおられました。
「重い気持ちを持ちながら会場に来たけれど、映画を観た後、こんなにも柔らかな気持ちになるなって…今日来て本当によかった」
と何度も感動を伝えてくださる方や、涙ぐまれる皆様の姿にたくさんの感動をいただきました。
広島の韓国領事館から、副領事の李浩敬(イホギョン)さんが高知まで来てくださり、日本語で素晴らしいご挨拶をしてくださいました。東京に戻ると「私は2001年度の事故については知っていましたが、その後のことは全然知らなかったです。仕事で映画を鑑賞することになったのですが、昔から日本の文化に興味を持ち日本語を勉強してきた一人として、『かけはし』を観られて本当に良かったと思いました」と心のこもったメールをいただきました。
「『かけはし』上映がもっと広がっていくように!」という皆様からのお言葉に、いっぱい元気をいただきました。
皆様にお会いできて本当に嬉しかったです。
これからも「かけはし」上映会に向けて全力を尽くして参ります。
今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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