コロナ禍の続く中ではありますが、いかがお過ごしでしょうか?
皆様のご健康が守られますよう、心よりお祈りしています。
年始年末より、これまで撮影した10年以上にわたる映像や資料をもとに
「いのちの音色」の再編集に入っております。
すでに、いったんある程度までまとめていただいていますが、
コロナ禍でスケジュールが延期される中、
今一度全てのデーターを我々自身の目でも確認していこうと思い
一つ一つに目を通しているところです。
これまでお世話になった皆様との懐かしい映像を見ながら
たくさんの思い出がよみがえり、胸が熱くなります。
改めて一つ一つの映像を確認していると
いろいろなアイディアや構想が浮かびます。
新たな大変な作業が続いてはいますが、大切な時間を得ることができたと思っております。
まだまだ先が見えない程のデーター量ですが、
春頃までに確認を終えて、最終的な編集作業に入っていけるよう
全力を尽くし、夏までの完成を目指したいと思っております。
昨年は、共に映画づくりをしているしげ兄(伊藤)さんの癌が再発し、
皆様に大変ご心配をおかけしました。
抗がん剤治療で体が衰弱し、一時はどうなることかと心配されましたが
主治医の先生と応援してくださる皆様に大変お世話になり、
お陰様でPET検査からも画像から癌が消えるまでとなりました。
しかし、目に見えない小さな癌が残っている可能性もあり、
この年始年末から更なる治療がスタートし、今ようやくお正月を迎えております。
癌と共に生きながらも、「いのちの音色」の映画づくりを通して
充実した日々を過ごしていけるようスタッフ一同見守りながら
共に完成を目指していきたいと思っております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年が皆様にとって良き年となりますよう
心より祈っています。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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