2021年03月26日

4/11(日)「アオギリにたくして」Zoomオンライン上映会+トークライブ

下記ブログ等にて告知させていただいている4月11日に開催される映画『アオギリにたくして』上映会後のトークライブにつきまして、対談にご出演予定だったジャーナリストの北岡和義先生が急遽入院されることになり、上映後の大久保賢一先生と北岡和義先生の対談につきましては、6月13日のオンライン上映会の後に延期されることになりました。


4月11日の上映の後には、お二人の対談に変わりまして、映画『アオギリにたくして』企画・製作・統括プロデューサーで主題歌を歌う中村里美と音楽監督・製作・プロデューサーの伊藤茂利による映画制作秘話のトークライブと共に、日本全国で上映会を企画してくださっている方々のお話をうかがいながら、参加してくださった皆様からの感想のシェアと質疑応答による交流をしていきます。何卒よろしくお願い申し上げます。


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第一回JASRAC音楽文化賞を受賞した初プロデュース映画『アオギリにたくして』Zoomオンライン上映会が4月11日(19:00〜)開催されます。広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で被爆体験を語り続け「アオギリの語り部」と呼ばれた故・沼田鈴子さんの前半生をモデルに描いた作品です。


上映後のトークライブでは、前回に引き続き、日本反核法律家協会会長の大久保賢一先生にご出演いただき、米国ロサンゼルスで報道番組を発信し続け、約27年間のアメリカ生活を終えて帰国後は、日本大学国際関係学部特任教授をされていたジャーナリストの北岡和義先生と対談していただきます。


お二人とも、まだ私が映画づくりを始める前から大変お世話になり、人生の中で出会ったとても尊敬する先輩方です。


大久保先生と初めて出会ったのは、12年前の2009年の夏でした。その前年の8月6日に弊社ミューズの里を設立し、1000回ライブを目指して、後に「いのちの音色」ライブと名付けられたヒロシマ・ナガサキを伝える日本全国ライブ活動をスタートしたばかりの頃でした。


東京・目黒のライブハウスでの歌と語りによるライブの後、39年に渡り日本被団協(日本原水爆被爆者団体協議会)で被爆者の方々と共に歩まれ、20代の頃からずっと大変お世話になっていた今は亡き伊藤直子さんにお話しいただく企画をしました。その時、これからの核兵器なき世界をつくっていくためにとても大切な存在として、故・伊藤直子さんが希望を託す笑顔でご紹介くださったのが大久保賢一先生でした。


ちょうどその頃、私はアオギリの語り部と呼ばれていた被爆者の沼田鈴子さんと広島ライブで再会し、被爆アオギリ2世・3世の植樹を国内外に呼びかけながらの全国ライブの準備中でした。そして、弊社ミューズの里の初のドキュメンタリー作品として沼田さんの撮影を始めていく中で、2011年7月に沼田鈴子さんが亡くなりました。そのため、ドキュメンタリーから劇映画へと企画を変更し、その後、本格的に初の映画づくりに向けてスタートしていくことになります。映画制作は、言葉では言い表すことの出来ないほと大変な日々の連続でしたが、映画制作においても大久保先生にたくさんのお力添えいただき、無事完成することができました。改めて心より深く感謝申し上げます。


また、この度の企画で大久保先生と対談していただく北岡和義先生と出会ったのは、35年前(1986年)です。アラスカの家庭にホームステイしながら、学校や教会などで原爆映画を上映し、ヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝える草の根ボランティア活動に参加していた時、米国ロスから報道番組を発信されていたジャーナリストの北岡和義さんがアラスカにいる日本人のドキュメンタリーを制作するため、撮影クルーの皆さんと一緒にアラスカに来てくださいました。


当時の私の活動を2本のドキュメンタリーにしてくださり、ロスで放映されました。アメリカ各地の学校などで約1年間のボランティア活動を終えて帰国する前に、ロスの北岡さんのご家庭にホームステイさせていただき、奥様をはじめご家族の皆様やスタッフの皆様に大変お世話になりました。その後、北岡さんが帰国され、日本大学国際関係学部特任教授をされていた時には、ギタリストの伊藤茂利さんと一緒に教室で「いのちの音色」ライブをさせていただき、その後に完成した映画「アオギリにたくして」の上映活動にもお力添えいただき、改めて感謝の思いでいっぱいです。


そして、北岡和義先生は、私が大久保賢一先生と初めてお会いした時のパネルディスカッションの司会進行をお願いしていたこともあり、今回はその時以来のお二人による対談となります。


北岡和義先生は、2017年12月に肝臓がんのステージ4との診断を受け、3〜6ヶ月の余命宣告を受けながらも、がんと共に生きるご自身の姿をブログや講演会で発信されてきました。今も決して体調の良い状況ではなく、この3月末にも検査入院をされることになっています。ご自身の体力とも戦いながら、人類が滅亡しかねない「核」の問題について、大久保先生との対談を楽しみにされている北岡先生のジャーナリスト魂と、生き様を通して我々に語りかけようとしてくださっている姿をしっかりと受け止めながら、お二人のお話しを楽しみにしています。


4月11日(日)映画『アオギリにたくして』オンライン上映の後のトークライブにて、「核弾頭状況の現状認識」「ことし発効した核禁止条約の意味」「もう一つの核問題、反原発再稼働とエネルギー問題」「2021年4月現在、反核運動の実際と見通し」等についてお二人にお話しいただき、参加者の皆様と共に核兵器なき世界の実現に向けて考えていきます。是非、皆様のご参加を心よりお待ちしています。


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第1回JASRAC音楽文化賞受賞作品
映画 『アオギリにたくして』
Zoomオンライン上映会 日本語字幕付き(100分版)
2021年4月11日(日)︎ 19:00〜21:30
オンライン受付はスタートの20分前より。開始5分前までにご入室ください。

トークゲスト:大久保賢一さん・北岡和義さん

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大久保賢一さん(日本反核法律家協会会長)
1947年長野県生まれ。日本反核法律家協会会長。核兵器廃絶NGO連絡会共同世話人。日本弁護士連合会核兵器廃絶PT座長など。著書に、「今どうしても伝えておきたいこと」(肥田舜太郎医師との共著、日本評論者)『「核の時代」と憲法9条』(日本評論者)など。

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北岡和義さん(ジャーナリスト)
1941年岐阜県生まれ。読売新聞記者、衆院議員秘書を経て渡米。米国ロサンゼルスで「ジャパン・アメリカ・テレビジョン」を設立し報道番組を発信。元日本大学国際関係学部特任教授。著書:『13人目の目撃者』(恒友出版)『海外から1票を!』など。

◎司会・進行:伊藤茂利
「アオギリにたくして」音楽監督・製作・プロデューサー
◎上映前のご挨拶:小池崇子(上映実行委員会代表)
◎コーディネーター:中村里美「
「アオギリにたくして」企画・製作・統括プロューサー・主題歌・挿入歌

タイムスケジュール
第一部:映画「アオギリにたくして」上映会
・18:40〜 オンライン受付開始
・19:00〜19:05 ご挨拶:上映実行委員会代表 小池崇子さん
・19:05〜20:45 映画『アオギリにたくして』上映
・20:45〜20:50 製作者挨拶&トークゲストのご紹介
トークライブ「ヒロシマ・ナガサキに学ぶ地球の未来」
・20:50〜22:00 トークライブ+質疑応答+交流会

◉会場:オンライン(Zoomアプリを使用)
ご自宅やお客様の好きな場所から、どこからでもご参加いただけます。
※ ご入室いただく際は、マイクとビデオをミュート(OFF)にしてください。
※ Wi-FiよりLANケーブルでPCにつないでいただく方が、より安定してご視聴いただけます。

◉参加費:1,000円(1名)

◉お申し込み方法
1)Peatixからのお申込み→ https://musecinema-6.peatix.com/
 お申込み方法の詳細 https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587
 Peatixからお申し込みされる際は、Peatixアカウントを作成するか、Twitter/Facebook/Google/Appleアカウントでログインしてください。お申し込み完了後、アカウントにチケットは発行されます。お支払いは各種クレジットカード、コンビニ・ ATM (ペイジー)・Paypal がお使いいただけます。

2)製作会社ミューズ の里への直接のお申込み
 ネット上でのお申込みや支払いがご不安な方は、下記の製作会社ミューズの里まで、開催日・映画名・Zoom登録名・配信URL送付先メールアドレスを明記の上、直接お申し込みください。その際のお支払いは、下記の郵便振替口座までお願いします。

  お振込先:郵便振替口座
 【口 座 名】ミューズの里
 【口座番号】00120-0-635247
 ※ 備考欄に「4/11 アオギリにたくして上映会」と明記ください。

 お申込先:ミューズの里「MUSE CINEMA
  E-mail: info@musevoice.com
  TEL: 070-6511-7275

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オンラインZoom上映会への事前準備について
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オンライン会議ソフト Zoom を使って実施します。あらかじめ、ご使用のPCやタブレット端末等にZoomアプリ(無料版で可)をインストールしていただきますよう、お願い申し上げます。

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オンライン上映 注意事項(必ずご一読ください)
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■ 本配信は、製作会社ミューズの里によるZoomオンライン上映です。
■ 利用者本人1名に限定して映画を配信するものです。複数名でのご視聴をご希望の場合は、人数分のチケット購入をお願いいたします。
■ 本配信は有料配信となっており一切の権利は製作会社が有します。いかなる方法においても画面の撮影・録画・録音・公開は禁止です。
■ 配信URLは、イベント開催日の前日の23:59 までにPeatix配信プラットフォームに入力されます。 製作会社ミューズの里に直接お申し込みされた方には、配信URLを直接お送りさせていただきます。 なお、これらの情報は参加を申し込まれた方のみにお送りするものです。トラブルの原因となりますので、他の方への転送や不特定多数の方々への拡散は固くお断りいたします。
■ 入室開始はイベント開始20分前です。開始5分前までにご入室いただきますようよろしくお願いいたします。
■ ご入室いただく際は、マイクとビデオをミュート(OFF)にしてください。
■ 参加者を確認するため、参加時のZOOMの表示名には申込時の名前を入力してご参加ください。
■ 上映中は退出はできますが、中に入ることは出来ません。上映後のトークからのご参加も可能です。
■ 上映後のトークセッションでは、ゲストスピーカーのお話の後、質疑応答と交流会を行います。その際に、画面にお顔を出しても良い方は、ビデオをオンにしてください。質問や感想をお話しいただく時は、ご自分のマイクをオンにしてください。交流会の様子は報告のお写真としても使わせていただきますので、あらかじめご了承ください。
■ インターネット回線の突発的なトラブルによる配信の一時中断の可能性があることをあらかじめご了承ください。
■ お客様のインターネット環境に伴う閲覧の不具合やイベントの内容以外の質問(音が出ないなどのPC環境の技術的な質問)には対応できませんので、ご承知おきください。視聴前に必ず動画視聴に適した通信環境をご準備ください。
■ Wi-FiよりLANケーブルでPCにつないでいただく方が、より安定してご視聴いただけます。


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海外オンライン上映会に向けて・皆様へのご支援のお願い
ミューズの里では、Zoomオンラインによる映画『アオギリにたくして』海外上映に向けて、皆様の任意の額によるご支援を呼びかけています。まずは、英語圏に向けて英語字幕版によるZoomオンライン上映会を広めていきたいと思っています。海外上映日程が決まり次第MUSE CINEMAでも告知させていただきます。ご支援くださった方のお名前を「アオギリにたくして」公式HPに掲載させていただきます。また、海外のお友達やご関係者の方で映画を鑑賞したい方あれば、是非ご連絡ください。皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申しあげます。

 お振込先:郵便振替口座
 【口 座 名】ミューズの里
 【口座番号】00120-0-635247
 ※ 備考欄に必ず「アオギリにたくして」Zoomオンライン海外上映会支援と明記ください。

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ミューズの里は、「いのち」をテーマに、映像・音楽・本などの様々な媒体を創造し、国際社会の平和の実現に貢献する事業を目指して、2008年8月6日に設立されました。これからも希望と平和の種を蒔き、心豊かな繋がりを広げ、みんなが笑顔になる作品づくりや活動を続けていきます。今後とも皆様のより一層のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

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posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:39| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする