そして、昨年12月には、韓国のゲナム高等学校にて日本語を受講されている2年生50名が『かけはし』第1章をご鑑賞くださいました(上映日:2019年12月27日〜31日)。

JR新大久保駅での事故から19年…。
2001年1月26日、ホームに転落した人を救おうとして、日本人カメラマンの関根さんと韓国人留学生の李秀賢(イ スヒョン)さんが救助にあたり、共に帰らぬ人となりました。
韓国でも李秀賢さんを知らない若い方々が増えています。この度の高校上映でも知らない学生がほとんどだったそうですが、映画を通して李秀賢さんを知ることで、日韓関係についても意識的に考える機会となったようです。
学校からのご報告書には、「学生たちは、真摯に映画を視聴し、李秀賢氏の自己犠牲による死に尊敬の意を示し、人間愛を実践した義人として認識した」と書かれていました。また、先生からは「李秀賢氏のことが日本の小学校の教科書に記載されていることに驚いた。学生に他の国を理解させる意味のある時間を持つことができ、今後の日韓関係についても話し合う時間を作ることができて良かった」とのお言葉をいただいております。
今月27日には、日本でも大阪の高校で『かけはし』上映会が開催されます。
これからの未来をつくる両国の若者たちが、日韓友好の輪を広げていってくれることを願いながら、ミューズの里ではこれからも地道な上映活動を続けていきたいと思っております。また、20周忌を迎える来年2021年の完成を目指して『かけはし』第3章の製作に向けても引き続き取り組んでまいります。
今後とも皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
この度の上映に向けて大変お世話になった国際交流基金ソウル日本文化センターの皆様に改めて心より深く感謝申し上げます✨
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