
30年以上前、
アラスカまで取材に来てくださり、
30分のドキュメンタリー番組を2本製作してくださった
ジャーナリストの北岡和義さん。
当時は、ロサンゼルスで暮らす
日系人向けのテレビ番組の製作会社も
経営されていました。
約27年間の米国生活後、2016年まで日大国際関係学部特任教授をされていた北岡さんは、ご自身お授業の中で、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブを企画してくださり、日大を退職される時には、映画「アオギリにたくして」上映会を学士会館で企画してくださり、その後もずっと応援してくださっています。
昨年、北岡さんから突然、
ステージ4の肝臓がんと診断されたとのご連絡をいただきました。
北岡さんは2017年12月9日より
ブログ「ガンと生きる〜北岡和義残命録〜」
を立ち上げ、がんと共に生きる自分の姿を
記録されています。

▲静岡新聞「がんと共存、克明に記録」
北岡和義ブログ
➡︎ http://kitaokanet.main.jp
22歳で初めて北岡和義さんとお会いした時、
強さと優しさと正義に向かう迫力に圧倒され感動したあの日!
知識もなく、英語力もなく、ただただ思いだけで
ヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝えていた22歳の私を
とてもあたたかい目で見守ってくださいました。
「こんな大人がいるんだ〜!」とたくさんの勇気と希望をいただいたあの日を今も忘れません。
一年間、アラスカ・オレゴン・オハイオ・ニューヨーク・ネバダなどの学校や教会で、ヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝え原爆映画上映をした後、日本に帰国する前に北岡さんのご家庭にホームステイさせていただき、ご家族の皆様にも大変お世話になりました。
北岡さんの姿から、
たくさん学ばせていただき、
これからも学んでいきたいと思っています。
北岡さん、
近くまた、みんなで遊びに伺わせていただきます。