明け方パソコンを開くと、
ぷらっとほーむ代表の松井愛さんから
山形県映画センターの
宮沢啓さんが、
急逝されたという知らせが届いていました。
宮沢さんは我々にとって
特別な存在でした。
はじめての映画製作で
いろんなことがあった中で、
宮沢さんと会えたことで
がんばれたこと、
信じられたことが
たくさんたくさんありました。
「彼のまっすぐな人柄にに触れれば、
どんな悪人でも善人に変えてしまうような、
そんな方でした。
このどうしようもない寂しさを、
宮沢さんが繋いでくれた
中村さんと分かち合えたらと思い、
ご連絡させていただきました」
という松井愛さんの言葉に、
溢れる涙を何度も何度も拭いながら
山形の愛さんとメールのやり取りをしながら
宮沢さんを偲び、朝を迎えました。
先週9月4日に
山形ライブの後、
宮沢さんとお電話でお話したばかりでした。
その少し前には
「生協のお店に買い物に行ったら、
山形県生協大会でのライブのチラシが
お店に貼ってあって嬉しくて電話したよ!」
と言って、お電話をいただき
とっても嬉しかった…。
ギタリストのしげ兄が昨年、
突然がんで緊急入院した時も、
すぐにお見舞いのお電話をくださり、
同じ年だから他人事ではないよと、
とても親身になって心配してくださいました。
みんなで長生きしようねって
ゆっくりゆっくり、
無理せずがんばろうって、
話していた矢先でした。
涙が止まりません。
宮沢さんの誠実さと優しさ、
忘れません。
宮沢さんが繋げてくださった
たくさんの出会いに感謝し、
大切に大切に絆を深めていきます。
宮沢さんが広げてくださった上映会とライブ。
これからも1つ1つの上映会とライブに心を込めて、
一歩一歩歩んでいきます。
🔼初プロデュース映画『アオギリにたくして』の山形上映にご尽力くださり、フォーラム山形での劇場公開の時、宮沢さんとやまがたアオギリの会の皆様にたくさせていただいた映画の中に登場している被爆アオギリ3世を、次世代に語り継ぐためにと、山形市の山形学院高校に贈ってくださいました。
アオギリにたくされた「いのちの大切さ」「平和の尊さ」への思いを、これからもずっと伝え続けていきます。
山形ドキュメンタリー映画祭の
初代・事務局長もされていた宮沢啓さん。
宮沢さんからの最後のメールは、
製作中のドキュメンタリー映画『いのちの音色』について、
「映画祭2019の募集は9月から開始の予定です。
8月になったら時々yidffのHPをのぞいてみてください」
と書かれていました。
宮沢さん、天国から見守っていてくださいね。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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