いつか自分がこの世を去る時、
聞こえてくる音をイメージして作った
「いのちの音色」
かれこれ、17〜18年前、
作詞・作曲を始めた初期の頃の歌です。
映画『アオギリにたくして』の中では、
父親役を演じる俳優の風見しんごさんのテーマ曲として
娘を思う気持ちに寄り添って流れている楽曲です。
この曲のサビで歌われている詩は、
アラスカでヒロシマ・ナガサキを伝えていた31年前、
1986年に、北極圏の入り口といわれている
アラスカ第二の都市フェアバンクスにある
青少年更生施設で「にんげんをかえせ」という
10フィート運動でつくられた原爆映画の
上映会を行った後、その映画を観た一人の少年
ジェリー・ヤンがプレゼントしてくれた英文俳句です。
The Beauty You Holde
Like the Rising of the Sun
Has Entered My Heart
あなたが手にする
昇る太陽のような美しさが
僕の心に入ってきた
この映像の最後に、ジェリー・ヤンが
日本語で書かれたメッセージが映し出されます。
しげ兄の心に響くギターの音色と共に、
最後までご覧ください〜♪
いのちの音色
◎作詞・作曲・歌:中村里美
◎編曲・ギター:伊藤茂利
◎PHOTO:伊藤茂利・中村里美
▲歌と語りで伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」2015年収録版より
➡︎ http://musevoice.com/peacelive/
いのちの音色 (歌詞・作曲・歌:中村里美)
いのちの音色に導かれ
ゆるやかな眠りに誘われる
遠い昔のかなたの記憶が
歌となり穏やかに甦る
The beauty you hold
Like the rising of the sun
Has entered my heart
Fuuu…
心の汗が涙となって
頬を伝わり流れていく
あるがままに 感じるままに
解き放たれて 愛に満ちてゆく
The beauty you hold
Like the rising of the sun
Has entered my heart
Fuuu…
過去と未来と今この時が
一筋の光となりきらめく
すべてを許し すべてに許され
やわらかな 光に包まれる
The beauty you hold
Like the rising of the sun
Has entered my heart
Fuuu…