2017年04月15日
たから散歩・しげ兄スピリット
異文化交流事業としてこれまで取り組んできたピース登山・朗読劇などを支えてくださった宮城英陽さんが、ミューズの里「青空オフィス」に来社されています〜♪
これまで、富士登山やクムジョン山などの登山を一緒に企画運営してくれた宮城さんは、現在は昔からの夢だった子供たちに学ぶ喜びを伝えていく事業をしたいという願いを叶え、塾の経営者として、また先生として活躍されています。
ピース登山は、ミューズの里の毎年夏の恒例行事でしたが、初の映画プロデュース作品「アオギリにたくして」が完成して以来、めちゃくちゃハードな上映活動の中で、ここ数年お休みしていました。
振り返ると映画製作中は、地方ロケの後にそのまま2泊3日の富士登山を留学生と一緒に行い、その後すぐにまた撮影現場に戻るなど、考えただけで気の遠くなるような状況下、よく怪我もなくやってこれたなぁ〜と、何年か前のこととはいえ・・・あの頃は若かったなぁ〜と感じます。
宮城さんは、早稲田大学の登山部に所属していたこともあり、登山に関する知識もとっても豊富! 昨年、宮城さんから「ピース登山を再開しましょう!」とご連絡をいただき、なんとか実現させたかったのですが、映画の夏の上映会がすでにたて込んでいて残念ながら出来ないままでした。
富士登山は、かなり気合をいれないと、なんといっても日本一高い山で、なかなか大変です。まずは、「たから散歩」からスタートしよう!と、本日のミーティングでは意気投合!
来年は設立10年目を迎えるミューズの里ならではの異文化交流の場づくりとなるように、今年から宮城さんにミューズの里の異文化交流事業に加わっていただきながら、企画を少しずつ形にしていきたいと思っています。
しげ兄さんが、イベントの素敵なネーミングを考えてくれました〜♪
た のしく(楽しく)
か んせい(感性豊かに)
ら くらく(楽々)
散歩(ウォーク)
楽しく、感性豊かに、楽々ウォーク!今日もお宝発見〜!!
「たから散歩」
すでに抗がん剤治療をスタートする予定だったしげ兄さんですが、先日の静岡での上映会を企画してくださった前田智子様からの強いお奨めをいただき、抗がん剤治療の第一人者で腫瘍内科医の勝俣範之先生のセカンドオピニオンを受けさせていただけることになり、信頼する素晴らしい先生との出会いをこの度いただきました。
病気を克服していく上で、先生との信頼関係がどれほど大切かということを、勝俣先生のセカンドオピニオンを聞くしげ兄さんの姿からひしひしと強く感じました。今後の治療は勝俣先生のいらっしゃる病院に移って行われることになりました。
本当は、きっと誰にも言わないけれど、どれほど辛く、苦しく、大変で、不安だったろうと思う時、この度の勝俣先生との出会いをいただけたことに心より感謝の気持ちでいっぱいになります。
来週より6ヶ月間の抗がん剤治療がはじまります。今後のしげ兄さんの動きについては、勝俣先生にご相談・ご指導いただきながらすすめていくことになります。完治させていくためにも、今は一番大切な時なので、先生にご相談しながら、みんなで力を合わせていきたいと思います。
一見そう見えないところがまたいいのですが(笑)しげ兄は誰よりも働き者で、倹約家で、実は真面目であんがい神経質(笑)。そんなしげ兄さんだからこそ、これまでずっとミューズの里を支えてくれました。どんなに大変な時も、深刻さを周りに撒き散らすのではなく、深刻さに負けない勇気とユーモアを持って周りの人をハッピーにしながら乗り越えていく!まだまだ大変さは続きますが、しげ兄スピリットを忘れることなく、心に平和を抱きながら前に進んでいきたいと思います〜!!
静養中のしげ兄さんとの新たな企画「たから散歩」も、宮城さんと皆さんと共に、ステキな時間を過ごしながら交流の場をつくっていきたいと思います。これからも一緒にみんなで楽しくやっていきましょう〜♪♪