あまりテレビを見る機会がないので、たまにテレビを見ると新鮮な感覚であれこれ気になることがあります。
中でも最近、悲しいなっと思ったのは、アルプスの少女ハイジのアニメの絵が使われている家庭教師のCMです。
小さな頃からテレビが家になかったので、「アルプスの少女ハイジ」をテレビで見た記憶は祖父母の家に行った時の数回しかありません。それでも、その中に描かれていたアルプスの大自然を舞台にした、心温まるハイジの物語は今も記憶に残っています。
そのハイジのキャラクターを使って、学校教育ではないにせよ、家庭教師という教育に関わることなのに、そのセリフのやり取りや描かれ方はなんとも悲しく、アルプスの少女ハイジの世界観はまったくリスペクトされていません。宣伝という、大きなお金が動き、費用対効果の求められる世界は、一つ間違うとこうなってしまうのかということを知る一つの例なのかもしれません。
もし、自分がハイジの製作者だったら、絶対にやってほしくない、そして、絶対にやらないことだと思います。「おんじいったりきたり」篇では、ハイジがお得情報を口にするたびに、おんじがあの世に逝ったり来たりする中で、ハイジに「もう1回やって!」と無邪気に言わせてみたり、おんじがベットの下に何か隠してあるという設定で、ハイジに「ここに隠してあるものバラしてもいいんだ?」と言わせてみたり・・・。
きっと「アルプスの少女ハイジ」を見たことのない子供たちは、このCMがハイジのキャラクターイメージになっていくのかもしれませんが、この作品を最初につくった人たちはどんな思いをたくして「アルプスの少女ハイジ」を作品化し世に出したのだろう・・・とふと考えてしまします。
何よりも大切なことは稼ぐことで、そのためならと割り切って考える風潮が蔓延している社会の表れなのかもしれません。CMをつくる側も、ハイジの世界観より、ただうけを狙って多くの人に強い印象を与え、伝達することしか考えがおよばないのかもしれません。
映画製作を通して、これまで垣間見てきたものの中にも、同じ悲しさを感じる事が度々ありました。だから、なおのこと、このCMにはとても腹が立ってしまうのかもしれません。
お金は人の心をいとも簡単に操ります。
命の次に大切なものがお金となってしまうと、人としてあまりに悲しい言動を平気で出来ようになり、自分がそうなっていることにさえ気づけない深い悲しさがそこにあります。
あのCMは、悲しいけれど、今の日本の社会のあり方の一片を表しているように思えてなりません。
でも、これ、もし海外だったら、かなりのクレームの対象になるのでは・・・。
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