映画「アオギリにたくして」製作・上映活動を通して、これまでも何度も襲われたこの激痛と戦いながら、ここまで来ることが出来ました。
痛みで動けず、起き上がるだけで1時間以上かけたりしながら、それでもライブや上映の会場につくと痛みを抱えながらも普通に過ごすことができて、ただお辞儀ができない(><)きちんと皆様に深くお辞儀ができないのだけれど…それでも何とか乗り越えてやってこれたのは、本当にたくさんの皆さまに見守っていただき、エネルギーをたくさんたくさんいただいていたからだと、つくづく感謝の気持ちでいっぱいになります。
それにしても、今回はこれまでで最高の激痛。疲労が積み重なっていた時、機材を運んだ時に肩にかかった重みで体が耐えられなかったのか、気を失いそうになるぐらいの痛みで体全体が軋み、横になったものの立ち上がれないし、救急車を呼ぼうにも声も出せないし、携帯電話まで手も届かないまま、思考力も低下。
本当に耐えられない痛みなら、そのまま気絶するだろうから、朦朧としていても意識があるうちは大丈夫だと自分に言い聞かせながら、それでも今回はもうダメかもしれないと、歩けなくなった時のことを考えて、周りに迷惑のかからないように、対応すべき指示が頭のなかをグルグル駆け巡る。
痛みに耐えて約一週間。ゆっくりだけど立ち上がれるようになり、日に日に回復〜!今日は普通の痛みに戻り、人間の回復力の凄さに驚くばかり。たぶん、いまのペースだとあと3日で完全に痛みはなくなるはず!
それにしても、今回は本当に決断しました〜!まずダイエット!(笑)
重い荷物を担ぐことはこれからも続くので、せめて自分の体重を少しでも減らして体の負担を減らす以外にありません。
女子力ゼロの私は、これまで美しくなりたいと思ってダイエットしたことはありませんでしたが、これからお婆さんになっていく中で、筋力も弱っていった時、今回と同じ激痛を受けたらたぶんもう、自分の体を支えて立ち上がることは出来ないだろうと心底思います。すでに痛みでご飯が喉を通らなかったので3キロほど痩せましたが、今回こそは、本気でダイエット〜!!そして、体調管理を改めてしっかり考えたいと思います〜!
映画「アオギリにたくして」の製作があまりに大変で、絶望的な瞬間に何度も襲われ、体調も悪化していった時、もしかしたら完成するまでに体力が尽き果てて自分の命がないかもしれないと思い、遺言書を密かに書いて、どんなことがあっても映画を完成させる決意で臨みました。いま思うと本当にただただ笑い話のようですが、当時は真剣そのもの。一つの作品を世に生み出すというのは、こんなにも大変なことなのかと、人間社会の縮図も垣間見ながら、絶望の果てに見た光は、アオギリのように生きる被爆者の方々の姿でした。
限られている命の中で、この世に未練はなく、いつ死んでもいいと思って日々生きてきたけど、あともう少しやるべき事が残されているように思います。それを果たしていけるよう、体調管理をしっかり行いながら、来年度に向かいたいと思います。
今日は11月30日。2016年もあと一カ月となりました。
ちょっとお先に只今オフィスの大掃除中!
映画製作に着手して以来、がむしゃらに走ってきた中で、整理のついていないものをよく整理し、新たな気持ちで来年度に向けて再出発していきたいと思います。
Seeds of Peace!!
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