2016年07月24日

【YouTube】Message from John&Carrie「なおこさんと飯石の皆さんへ」

2016年6月1日からスタートした「アオギリにたくして」のアメリカ上映でお世話になったJohnさんとCarrie​さんから、長崎で被爆しながらも負傷者の救護に尽くされ、愛と平和を訴え続けた永井隆博士の生い立ちの家や母校 の小学校(旧飯石小学校)のある島根県雲南市三刀屋町の飯石の皆様へのメッセージです。


▲YouTube「なおこさんと飯石の皆さんへ」Message from John&Carrie

『長崎の鐘』や『この子を残して』等の著者としても知られる永井隆博士の母校である飯石小学校と飯石交流センターで、昨年「アオギリにたくして」上映会が開催されました。飯石小学校には被爆アオギリ2世も植樹されています。


大変残念ながら飯石小学校は、少子化に伴い、今年3月20日に閉校となりました。私たちも閉校式に参加させていただきましたが、「子供たちは、博士を遠い雲の上の人ではなく、身近な存在として感じている。これほど平和について考え、学べる学校はそうはない」と言う先生方の言葉に大変感動しました。


「雲見の里いいし」飯石交流センター事務局長の錦織斉子(なおこ)さんからいただいた、「閉校前に『アオギリにたくして』を是非とも上映したい〜!」という熱い思のこもったメールがきっかけとなり、ご縁をいただきました。


現在製作中のドキュメンタリー「いのちの音色」でも、昨年の上映会から閉校になるまでの飯石小学校を取材させていただきましたが、「日本にこんな学校があるんだ!」と誇りに思える素晴らしい学校でした。


「子供たちの一生懸命に学ぶ姿が、大人も一緒に博士や平和について学ぶきっかけになった。閉校になっても活動は続ける」と語っておられた「雲見の里いいし」飯石交流センター事務局長の錦織斉子さんの力強い言葉に感動し、未来への希望を感じました。


そして先日、錦織斉子さんと昨年の上映会で「アオギリにたくして」を見に来てくださったルーラル雲南のラジオ・パーソナリティーの三瓶裕美さんの呼びかけで、雲南アオギリ会が発足されたという嬉しいお知らせをいただきました。


上記のYouTubeで「なおこさんと飯石の皆さま」にメッセージをお送ってくださったJohn&Carrieご夫妻は、何度も長崎を訪れ、永井隆記念館を訪れています。


被爆60周年の時には、暑い夏の長崎を訪れ、二人は炎天下の中、「アメリカ国民である私たちは、広島と長崎に謝罪いたします。原爆ホロコーストを受難されたすべての魂に深い哀悼の意を捧げ、アメリカの犯した過ちに懺悔いたします」と書かれたバナーを持って長崎の街に立ち、9日間の断食をして懺悔の祈りを捧げたといいます。

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永井隆博士の精神が宿る雲南から世界に、平和の種がまかれていくことを心より祈っています。


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posted by ぷらっとハッピー日記 at 11:43| 東京 ☀| 動画・YouTube | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする