「アオギリにたくして」アメリカ上映行脚へのご支援・ご協力をいただいた皆さま、応援してくださった皆様に改めて深く感謝申し上げます。
この度のアメリカ上映にご支援くださった皆さまのお名前をSpecial Thanks として、英語公式HPと英語字幕版の上映後の最後にローマ字表記で入れさせていただきました。(※ アメリカ上映でも募金をいただき、心より感謝申し上げます。新たに募金いただいた方々のお名前は、次回の上映までにエンドロールの最後にローマ字表記でSpecial Thanks としてお名前を追加させていただき、いただいた募金は次回アメリカ行脚で大切に使わせていただきます)。ご支援くださった皆さまに、改めて心より深く感謝申し上げます。
⭐︎Special Thanks⭐︎
Donald and Marion Lathrop, Takako Koike, Sumi Okawa,
Jumpei Takahashi, Russ Board, Brian Amustus
Kaoru Oyagi, Tomoe Nishimura, Takamitsu Yamanaka
Kazuyoshi Kitaoka, Katsumi Nakane, Kayoko Nakane
Kyoritsusha alive hood co-operative society,
Kunihiko Kinugasa, Terumi Matsuoka
Allen Miller, House of Peace, New England Peace Pagoda
皆さまのおかげで、海外上映活動の第一歩を踏み出すことが出来ました!!
改めて心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました〜!!
今回はレンタカーで移動し各主催者の皆さまのところにホームステイさせていただきながら、ニューヨーク州・マサチューセッツ州の学校や教会、公立図書館などで計6回の上映が連日行われましたが、映画を観てくださった方々の心に、私たちが伝えたかったメッセージがしっかりと届いていることが感じられ、想像以上の反響をいただき、大変嬉しく驚いてもいます。
被爆体験の語り部として生きた一人の女性の生涯を描くことで、原爆で尊い命を失った方々のこと、被爆者の方々の存在を知り、そして、そのお一人お一人に尊い人生があったことを想像し、どんな思いで被爆者の方々が体験を語るに至ったかを考えることで、原爆や戦争を繰り返してはいけないという思いと共に、今を生きる私たちが、これからどうすべきかを深く考えるきっかけが映画上映を通して生まれ、深い感動につながっていると感じてています。
もっとたくさんの方々に見せたい、学校で上映したい、映画祭に出したい、マスコミで取り上げたい等のたくさんのご意見をいただきました。
アメリカの学校等で原爆映画の上映を行い、日本人ボランティアが被爆者の方々のメッセージを語り継ぐ草の根活動を続けてこられたレイスロップご夫妻と、その活動をずっと支えご支援してこられた陶芸家の小池崇子さんが企画してくださり、蒔いてくださった平和の種を何としても育てていけるよう、まずは米国100回上映を目指していこうと心に誓って日本に戻ってまいりました。
アメリカでは原爆の実情を知らないまま、簡単に原爆を落とせばと平気で考える方々が増えていていることをレイスロップご夫妻が心配されていました。アメリカ上映に動向してくだっさり、通訳とコーディネートをしてくださった小池崇子さんが、帰国前にレイスロップさんからいただいたウォールストリートジャーナルの記事を要約してくださいました(下記)。
◎THE WALL STREET JOURNAL, Saturday/ Sunday, May 21-22, 2016
Would We Drop The Bomb Again ?
「1945年では53%の人が原爆を落した事に同意していた。しかし、2015年は同じような検証で28%の人が正しい選択だったとしている。つまり戦後核兵器は使わないと言う考えが多数であった。ところが、昨年7月の調査では、もしイランが核削減の交渉で協定を破り、それに対してアメリカが制裁を加えた場合、イランが反発してアメリカのペルシャ湾のU.S. aircraft carrier を攻撃して2403 人のアメリカ人が殺された場合---つまり先の大戦と同じ状態ーー日本がパールハーバーを攻撃したような事が現在起こった時、アメリカの判断は、驚いたことに59%の人が イランの町に核兵器を落としても良いと言う結果を出している。その中で共和党は81%が良しとし、47%の民主党も賛成すると言う結果が出ている。つまり、今日のアメリカの世論は、1945年のようにもし大統領が核兵器を使おうとした時、それに賛成するかもしれない」と言う記事でした。
オバマ大統領の核なき世界の実現は、現実的にはなかなか進んでいないという批判もあります。なかなか核廃絶が進まないぐらい反対も多い現実がある中で、だからこそ、核なき世界を目指すには、私たち一人一人が自分に出来ることを行動に移し、平和を願い、平和づくりに携わっていくことが大切なのだと思います。
さらに、憎しみの連鎖によって、テロによる危険性も高まる中、
「同じ苦しみを世界中の誰にもさせたくない」と、本当は二度と思い出したくない体験を語り継いでおられるヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々のメッセージを世界に発信していく大切さを改めて強く感じています。
今回のアメリカ上映を経て、これからまた必死に準備を行い、アメリカ市民の皆さまに上映を企画していただきながら、引き続きアメリカ上映が広がるようがんばります!そして、他の国への上映も進めていきたいと思っています。
◎レイスロップご夫妻
▲日本人の真似をして、口に手を当てて笑っています〜♪
▲この度のアメリカ上映で大変お世話になったレイスロップご夫妻と小池崇子さん
◎レイスロップご夫妻と一緒にダンス!
▲日本への帰国を前に、レイスロップご夫妻宅滞在の最後の日に、疲れをとって体をストレッチするために、レイスロップご夫妻に教えていただき、みんなで一緒にダンス〜♪♪♪
この度のアメリカ上映での旅は、
これまでの点が線となり、自分の中で過去と今と未来がつながる
とても貴重な体験となりました
日本国内1000回上映と共に、アメリカ100回上映を目指し、その他の国々にも上映の輪を広げていけるようにがんばります〜!!
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