2016年01月10日

原節子さん、31歳の時の言葉

現在、1月26日に関係者試写会が行われる第二作目となるドキュメンタリー映画「かけはし」の完成に向けて取り組んでいます〜!今は完成に向けて一番大変な時ですが、みんなで乗り越えて、一人でも多くの皆さんに届けていけるようがんばりたいと思います!!

イラスト映画.jpg

映画製作をはじめて、これまでの人生とは違った視点から物事を見るようになりました。映画づくりや上映活動を通して出会った皆様から日々、たくさんの事を学ばせていただいています。

第一作目の映画「アオギリにたくして」を広島で劇場公開する際に大変お世話になり、その翌年の2014年は「八丁座」で、そして昨年2015年は「サロンシネマ」でと、映画完成以来毎年上映をしてくださっている序破急の皆様との出会いは、我々に映画を愛する事の意味を教え「映画づくりを続けていきたい!」と強く感じるきっかけを与えてくださいました。

初の映画プロデュースを無我夢中で乗り越えながらも自分自身がボロボロになっていた時、映画をこよなく愛しておられる序破急の蔵本社長様、住岡総支配人様とお話しさせていただく機会をいただき、その一言一言に刺激を受け、たくさんの勇気をいただきました。

毎年、お年賀状に選ばれている言葉からも、深い気づきを与えていただいていますが、今年の序破急様からのお年賀状のお言葉は、「亡くなられた原節子さんが、1951年・31歳の時に語っている」言葉でした。

「日本映画そのものに、
ハッキリしたつらぬくような
個性がないんですもの。
そして、世界観が乏しい、
リアリティーも底がつけないか、
あるいは詩がないの。」

31歳の時の、原節子さんの言葉・・・。
はたして、今の日本映画をもし原節子さんがご覧になったら何とおっしゃるのだろう・・・。


映画業界に全く身をおいていない私たちではありますが、だからこそ見える事、だからこそ出来る事の中から、新しい視点を大切に、信念を持ってこれからも映画づくりをしていきたいと改めて感じています。

一番大切なものは何か?
「アオギリにたくして」の製作を通じてたくさんの事を学びました。

初心を忘れる事なく、これからもスタッフ一同自分たちにできる精一杯を尽くして、作品づくりをしていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます〜!!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 19:48| 東京 ☀| 今日の名言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする