2015年06月16日
7/4 宮城県で初の上映!仙台「アオギリにたくして」上映実行委員長の白川冴恵香さん(宮城学院女子大学三年)からのメッセージ♪
2015年7月4日(土)宮城県で初となる「アオギリにたくして」上映が、エル・パーク仙台セミナーホールにて開催されます!(2回上映:10:30〜/14:00〜)。この度の上映会の実行委員行をつとめるのは、宮城学院女子大学三年生の白川冴恵香さんです。
「アオギリにたくして」仙台上映実行委員会は、大学生から子育て真っ最中のママたち、戦争を体験された80歳代までの幅広い年齢層の平和を願う個人や女性諸団体の方たちが参加されています。「多くの若者たちにこの映画をみていただきたい」というのが、実行委員会の皆さんの一番の願いです。
仙台上映実行委員長をつとめる宮城学院女子大学3年の白川冴恵香さんからのメッセージをご紹介します〜!
「この映画のモデルとなられた沼田鈴子さんは、原爆によって片足を失い、それにより生きることに絶望していました。しかし、被爆したアオギリの木に新芽が出ているのを知って生きる希望を見い出した彼女は、その後、被爆体験を伝える語り部として、アオギリの木に下で精力的に活動するようになりました。
現在では、沼田さんのように実際に戦争を体験し伝えてくれる人が減少しています。いずれは単に歴史上の出来事として捉えられ、強い意志を持って伝え継ぐことをしなければ、風化していくことでしょう。
被爆アオギリの苗は、広島の記憶として全国各地に植樹され、実は私の通う学校のキャンパスにも6年前に植えられていたのですが、その事実を知ったのはこの映画に出会ってからでした。毎年夏休みに実施される日本YWCA主催の「広島を考える旅」には、高校や大学の有志が参加し、原爆についての学習が続けられているにも関わらず、やはり語り継ぐというのは非常に難しいことだったのです。
戦争によって多くの人々の命が失われたこと、また戦後も辛く苦しい経験をされている方々がいたこと、絶望から立ち直りその記憶を伝えてきた人々の存在を、この作品を通して多くの方々に知っていただきたいと思っております。そして、二度とこのような過ちを繰り返さないために、後世に語り継がれることを切に願っています。」
仙台上映実行委員長 白川冴恵香(宮城学院女子大学三年)
【宮城県で初!】「アオギリにたくして」仙台上映会
◎日時:2015年年7月4日(土)
1回目上映 10:30〜12:30/トーク 12:30〜12:50
2回目上映 14:00〜16:00/トーク・歌など16:00〜16:30
※午後の部は最期に、若者たちによる「歌・アオギリにたくして」合唱があります。
◎場所:エルパーク仙台 セミナーホール
◎会費:一般1,000円、学生〜小学生500円、(当日100円増)
◎主催:「アオギリにたくして」上映実行委員会
◎お問合せ先:022-222-9714(仙台YWCA・月火金10:00~17:00)
090-5833-3050(佐藤) Email: ywca@cocoa.ocn.ne.jp
◎後援:河北新報社 仙台市教育委員会 TBC東北放送
☆中村柊斗監督、企画製作・プロデューサーで音楽を担当した伊藤茂利と中村里美が伺わせていただきます。また、撮影監督をつとめた倉本和人が現在製作中のドキュメンタリー「いのちの音色」の撮影でお伺いさせていただきます〜!
宮城県で初となる「アオギリにたくして」上映に向けて、皆様のご支援・ご協力を何とぞよろしくお願い申し上げます〜!