29年前、アメリカでヒロシマ・ナガサキを伝える草の根ボランティア「ネバー・アゲイン・キャンペーン(N.A.C.)」に参加させていただき、たくさんの皆様にお世話になりましたが、小西先生は、NACの活動をいつもあたたかく見守ってくださっていました。
「今頃は。山口仙二さんと「後は君たちに任せたよ」と肩を組んで笑っているのでは? 」
と書かれた伊藤直子さんのメールを何度も読み返しながら、涙が止まりません。
自分の人生の原点となるN.A.C.の体験を通して、たくさんの方々のお世話になりました。「いのちの尊さ」「平和の大切さ」を、そして、人として生まれ、人として生きる上で、何が大切かを、その生き様を通して教えてくださった方々が、毎年亡くなられていく中で…。その足下にも及ばず、何も恩返しも出来ずにいる自分が情けなく、悲しみに押しつぶされそうになります…。
今、自分に出来る事は何か…。今、自分がすべき事は何か…。
自問自答しながら一歩、一歩…。歩んでいきたいと思います。
小西悟先生、本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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