■女性(66歳)
目をそむけたくなるような悲惨さを美しい映像で伝えてくださったと感動しました。
■男性(58歳)
憎しみの連鎖ではなく愛によって返していく。きれいな言葉だけど、どれほど苦しい想いの中から出てきたのだろうか。死に直面し、それをなんとか乗り越える中で出てきた言葉。私たちはこの言葉を自分に引きつけて語っていかなくてはならないと痛感した。
被爆者が語る原点が伝わっていた。被爆体験は被爆した時だけではない。そこから始まる人生も、傷つき苦しみながら生きていかなくてはならない。それを乗り越えることがどれほど大変なことか。この映画を観て痛感した。人間らしく生きるとは何か、生き方を考えさせられる映画でした。
■男性(18歳)
劇中のセリフで印象深かったのは「あの悲惨な戦争が起きたのに、皆その事実を忘れて楽しんでいるのは変じゃないか」自分の胸に深く突き刺さった。私たちが生きている今、東日本大震災の傷跡が未だに残っている時代。今も数多くの方が故郷を追われて仮設住宅暮らしを余儀なくされているのに、首都圏では不夜城のようにネオンが輝いている。東北のつらい現実を気にかけている人はどれほどいるだろう。原発も原爆も放射能の被害は根深く、長きに及ぶものだから関心を抱いていきたいと思った。
戦後になっても被爆者が差別され苦しむ姿を劇中で見ると、戦争というのは戦時中だけではなく、せっかく生きのびても受難を受ける。戦争の恐ろしさは長く、人生を壊し、苦しみの淵に落とすものなのだと改めて思った。
戦後70年、被爆70年となる今年、自分も戦争体験者が生きているうちに「事実の証言」を聴いておきたい。
■女性(16歳)
被爆者の方の「人生」を描いたものを見るのは初めてですごく新鮮だった。
前に被爆者の方の話しで聞いた「今も自分の中で戦争は終わっていない」という言葉がすこし分かった気がする。
※継承ブログより転載:http://keishoblog.com/?p=526
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