2013年10月11日

大久保賢一弁護士、女優の菅井玲さん・塩出純子さんが舞台挨拶!(映画「アオギリにたくして」埼玉完成披露試写会)

昨日10月9日は、埼玉初となる映画「アオギリにたくして」試写会が埼玉映画文化協会主催により開催されました!この映画の製作過程をずっとあたたかく見守ってくださり、映画づくりが初めてだった我々が一つ一つの壁にぶちあたる度に、アドバイスをくださりご指導くださった埼玉映画文化協会の舟橋さんに心より感謝申し上げます。

また、制作委員会のお一人で、日本反核法律家協会の事務局長を務めておられる大久保賢一弁護士も駆けつけてくださり、舞台挨拶をしてくださいました。この作品を映画化するかどうかを決める際に、脚本が出来た段階で大久保賢一先生に読んで頂きました。その時のことが思い出され目頭が熱くなりました。

「脚本を読んだ時、私の横には感動でティシュの山が出来ていました。中村プロデューサーが27年前にアメリカに被爆者のメッセージを伝えに行く前に広島を訪れ出会った広島の被爆者・沼田鈴子さんをモデルとした作品です。声高らかに反戦反核を歌った作品ではありませんが、原爆にあった一人の女性の生き方を掘り下げる中で、この映画を見た人々の心に平和への思いがより深められていく作品です」と大久保弁護士よりお言葉をいただきました。

大久保先生舞台挨拶.jpg

大久保弁護士が脚本を絶賛してくださり、日本被団協で長く被爆者運動を支えてこられた伊藤直子さんや被爆者の方々にも脚本を見ていただき、皆様から脚本へのOKをいただいた後、昨年3月に映画製作の企画がスタート致しました。

この夏映画が完成するまでには、言葉では言い尽くせないほどいろんな事がありました。様々な困難を乗り越えてここまで来ることができたのは、大久保弁護士はじめたくさんの支援者の皆様にご指導いただき支えていただいたおかげです。改めて心より御礼申し上げます。

この度の映画製作を通して、たくさんの学びをいただき、人間として大きく成長させていただく機会を与えていただきました。これまで様々な仕事をしてまいりましたが、これ程までに大変だった日々はありません。

これまでの私は、争いごとが嫌いで、自分にとっての自己犠牲は、ただ自分が争いを好まないからだけだった自分の性格がゆえの事も時に多かったのではないか?と自分自身を問う機会ともなりました。しかし、世の中には決して許してはいけないことがある。そのために戦わなくてはいけないことがある!ということを改めて今回に映画製作を通して学ばせていただきました。

人間をより深く知り、改めて世の中を考える機会ともなりました。

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埼玉県完成披露試写会には、300人の方々がご来場くださり、中村柊斗監督、女優の菅井玲さん・塩出純子さんによる舞台挨拶が行われました。中村柊斗監督の著書で、徳間文庫より出版されている小説「アオギリにたくして」は在庫100冊が夜の上映の前にすでに完売となる勢いでした。

埼玉試写写真1.jpeg

この作品を大切に思ってくださる皆の心が一つとなり、皆で作り上げた作品です。
何度観ても感動がこみ上げてきます!

これからも、皆様と共にこの映画を広げていくための上映活動をしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます!!

◎映画「アオギリにたくして」公式HP
http://aogiri-movie.net/







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posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:07| 東京 🌁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする