もう一度、お会いしたかった…。
22才の時、この原爆フィルムをアメリカで上映するボランティア活動(ネバー・アゲイン・キャンペーン)に参加することになり、渡米前に山口さんと長崎でお会いしました。
山口さんは、沼田鈴子さんと同じように、原爆フィルム「にんげんをかえせ」の中で証言されています。
「もしあの時、大人たちが戦争に反対してくれていたなら、こんな思いをせずにすんだ…そんな思いで平和運動をさせていただいてます」というにじみ出るような優しさで語る山口さん。
あの頃は、被爆者の方々から聞いたメッセージを伝えることで精一杯でしたが、
3・11が起きて以来、山口さんのこの言葉が頭の中から離れません。
無関心でいることは、知らずに自分自身が加害者になってしまうこともあるのだと…。
幾度となく、山口さんのこの言葉が頭に浮かび、自分をつき動かていきます。
山口仙二さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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