私が初めて、女優の高田敏江さんと出会ったのは雑誌の編集長をしていた頃だったように記憶しています。
戦後50年に、8カ国の若者がヒロシマ・ナガサキの被爆体験の朗読をする日本語朗読劇の企画を立ち上げ、公演活動をしていた頃でした。当時、高田さんは「この子たちの夏」というヒロシマ・ナガサキを伝える朗読劇にご出演されていて、朝日マリオンで公演されていた時にご招待していただき、公演の合間に喫茶店でお話させていただきました。
テレビのない環境で育ち、演劇にも映画にも歌にも関心の無かった私にとって、唯一自分が関心を持っていたのは異文化コミュニケーションの世界でした。そして、22才の時にアメリカでヒロシマ・ナガサキの被爆者のメッセージを伝え歩いた体験から、日本に来日している外国の方々に被爆者のメッセージを届けたいという思いで活動していました。
ある日、何かで私たちの活動を知った高田さんから突然お電話をいただき、会う事になったのです。
高田さんは、世界の人たちがヒロシマ・ナガサキをどの様にとらえているかを聞かせてほしいとおっしゃいました。
「日本にこんなにステキな女優さんがいらっしゃるんだ…」
その時の感動は、今でも覚えています。
そして昨日、高田敏江さんが出演されている「夏の雲は忘れない」というヒロシマ・ナガサキを伝える朗読劇にご招待いただき、映画「アオギリにたくして」の中村柊斗監督と、音楽プロデューサーの伊藤茂利さんと共に行って参りました。
素晴らしい朗読劇でした!!
もっともっとたくさんの方々に観てほしいと強く感じました。
我々も微力ではありますが、この演劇を広めていくために何かお手伝いしたい!と感じました。
高田さんが朗読劇を通してヒロシマ・ナガサキを伝える活動をずっとされておられる姿に、改めて深く感動しました。
女優たちによる朗読「夏の雲は忘れない」を是非たくさんの皆様に観ていただけたらと思います!!
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