ミューズの里では、毎月一回留学生支援のためのチャリティーライブ「がんばれ!留学生」を開催しています。「がんばれ!留学生」の募金は特定非営利活動法人LSHアジア奨学会に寄付され、芸術方面に進学を希望している日本語学校生の中から「ミューズの里奨学生」が選ばれ奨学金が授与されます。
2013年の「ミューズの里奨学生」に選ばれたタイからの留学生で東洋言語学院に通うJIRANYAKUL PIANGPIMさんの作文をご紹介します。
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東洋言語学院
JIRANYAKUL PIANGPIM (タイ)
タイトル:「これからの夢」
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私は日本、特に日本語や日本の文化について興味がある。だから、私は日本の大学院で音楽療法を研究したいと思った。タイには音楽療法を専門にする機関がまだないからだ。それに日本の音楽療法に関する教育は世界でもトップレベルだと私は思っている。
私は音楽に関することで日本に2回来たことがある。日本で色々なことを見習ったり、経験も積んだので、私の視野がもっと広くなってきた。
今、日本に来て3ヵ月が経った。日本語の勉強以外は大学院の専門知識の勉強も一生懸命勉強している。私の日本語はまだ上手ではないが、意志の充満にすると、いつか日本の大学院に入れるだろうと思う。
タイには音楽療法という「専門」分野がないので、いつか私は卒業してから、日本で勉強したことと自分の経験でタイの音大で教えるというのが私の夢だ。いつも聞かれるのは「どうして教師になりたいか」という質問で、私の答えは国の将来「子供達」のために新しい知識と経験を伝えたいからだ。それに教師になりたいというきっかけは、いつもとてもいい先生に会ってきたからだ。いつも学生のことを大切にする先生達だ。
そのような先生達のおかげで、自分もそういう先生になりたいと思っている。そのために私は今一生懸命勉強している。