2006年12月02日

スリランカでテロ

12月1日のスリランカ時間10:35(日本時間14:05)コロンボ市内コルピッティヤにて大統領の実の弟である国防長官を狙った自爆テロが発生しました。
車でよく通る道でもあり、現在滞在しているホテルからも近い場所です。

今回の事件も特定の人物を狙った自爆テロで、護衛の兵士ら少なくとも2人が死亡、7名の兵士と7名の市民が負傷したと伝えられている。ラジャパクサ次官の車も大破したが、本人は無事だったとの事。
国防問題協議のため大統領公邸に向かうラジャパクサ次官らの車列に、爆弾を積んだ3輪タクシーが突入し、犯人は自爆死したそうです。

昨日は、珍しく宿泊しているホテルに日本人の団体旅行者の姿も見受けられ、危険といわれていた一週間を過ぎて旅行客が戻りつつあると思われていた矢先の出来事でした。

このような事件を恐れるというよりも、事件の背景にあるものをしっかりと見ていかなければいけないのだと思います。危険地帯とされている北部には油田が眠っているとも聞きます。スリランカ国内の問題というだけでなく、大国の思惑もちらほらと見え隠れする報道もようやくされるようになってきた今、そしてそうした中で日本も決して無関係ではないという現実にも目を向けて行くべきかもしれません。



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posted by ぷらっとハッピー日記 at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 異文化交流 Cross-Culture | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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