2011年07月21日

第54回シニアエイジセミナーにて、中村里美&伊藤茂利ピースライブ「私のヒロシマ・ナガサキ」

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昨日は、下北沢で7月28日開催予定のシニア・エージ様が主催してくださる歌と朗読によるピースライブ「私のヒロシマ・ナガサキ」のミーティングでした。

今回このライブの企画をしてくださったシニア・エイジの長谷川直樹さんは、まだ私が21歳の頃、テレビ朝日の報道局で契約スタッフをさせていただいた時、大変お世話になった方で、当時は社会部長をされていました。

私の仕事の一つは、新聞や雑誌に毎日目を通して、反戦・反核の記事を切り抜きスクラップブックに整理することでした。

それまで私は、戦争についても核兵器についてもまったく考えてみたこともなく、そもそも新聞すらろくに読んだこともありませんでした。まだ若くて何かをやってみたいと思いながらも、消極的で引っ込み思案の自分の性格が邪魔をして、消化不良の毎日を送っていました。

せめて長谷川部長からせっかくいただいたお仕事の中で、自分が切り抜いた記事だけでも目を通してみようとしていたある日、「若者ボランティアいませんか?」という見出しが目に入りました。

それは、アメリカでホームステイをしながら、学校や教会などで日本文化の紹介と原爆映画の上映するという草の根ボランティア活動の日米協力プロジェクト「ネバーアゲインキャンペーン」メンバー募集の記事でした。

その後メンバーに選ばれ、単身アラスカ・オレゴン・カリフォルニア・オハイオ・ニューヨーク等でヒロシマ・ナガサキを伝えるこのボランティアをさせていただきました。

振り返ると、その時の体験は私のその後の人生の原点となっています。
そして、そのきっかけとなったは、当時報道局の社会部長をされていた長谷川直樹さんのもとで働かせていただいたことからでした。

そして、この度、2年前より1000回ライブを目指してスタートしたピースライブ「私のヒロシマ・ナガサキ」の79回目の公演を長谷川さんに企画いただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。あれから、25年以上がたち、時の流れの中大きなで、改めて自分自身の原点を見つめ直す機会ともなりました。

今私は、表現や交流の場づくりを仕事のテーマとしていますが、それは「場」が人を変える。何らかの「きっかけ」が人を変えていくということを自分自身の人生の中で体験させて頂き、「場」や「きっかけ」が与えられることの素晴らしさを強く感じているからなのだろうと思います。

昨日は長谷川さんと一緒にミーティングにご参加くださった、元電通の白瀬武生さんもとっても素敵な方で、お会いしてお話させていただくご縁をいただき心より感謝しています(白瀬武生さんのブログ「いい・しらせのグッドニュース」http://blog.goo.ne.jp/iishirase65955956)ミーティングの後にしげ兄と4人で、長谷川さんおすすめの下北の焼鳥屋さんに行った後、江戸っ子ラーメンを食べにいきました!

下北に小さな事務所を出したものの、目が回るほどのあまりの忙しさで、下北の町に出てお食事したのは初めてで、とっても楽しかったです。

テレビ朝日にいた頃の自分を思い返しながら、時を越えて、今こうして長谷川さんとお酒を一緒に飲みながらお話させていただけていることが、何だかとても不思議な嬉しさで、感動でした。

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◎第54回シニア・エージセミナー
≪歌と朗読によるピースライブ「私のヒロシマ・ナガサキ」≫
☆出演:中村里美&伊藤茂利
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●日時:2011年7月28日
●会場:駐健保会館4階大会議室(港区芝3−41−8)
●参加費:2000円
●主催:シニア・エージ http://www.seniorage.jp
TEL:03-3453-7486 FAX:03-5730-6489
E-mail:info@seniorage.jp
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