今から4年前、イラストレーターの吉田しんこさんと「一緒につくろう!」と企画していた絵本がやっと完成しました!
広島でシュタイナー教育の保育士をされている立花志瑞雄さんが翻訳をしてくださいました。また、立花さんのお知り合いで、広島にいらしたドン・ヘスさん(今はアメリカに帰国されてます)が、英語監修をしてくださいました。本当にありがとうございました!
株式会社ほんの木の柴田敬三さんと高橋利直さんのお力添えをいただき、発売元をほんの木が引き受けてくださいました。本当にありがとうございます!そして、いつも夢ばかり追っている私を叱咤激励しながら見守ってくださっている株式会社音羽印刷の梅村太一社長のお力添えでこの本を形にする決意ができました!本当に皆様ありがとうございました。
そして、この本の出版にあたり、アドバイスをいただきお世話になった立花美智子様、清水文裕様、大久保賢一様、西村朋恵様、石塚佐和子様、へんり未来様、伊藤茂利様、皆様本当にありがとうございました!そして、いつもいつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます〜☆
●タイトル: おりづるにのって
〜サダコと子どもたちの物語〜
◎文:中村里美/◎絵:吉田しんこ
◎英語翻訳:立花志瑞雄/◎英語監修:ドン・ヘス
◎発 行&企画制作:(株)ミューズの里
◎発 売:(株) ほんの木
◎印刷&製本:音羽印刷株式会社
◎発売日:2010年8月6日
◎頁 数:32頁(日英対訳)
◎定 価:1000円(税抜き)
●「原爆の子の像」にたくされた子どもたちの思いを世界へ!
アメリカの学校でヒロシマ・ナガサキの被爆者の体験とメッセージを伝えていた1986年からの一年間、原爆映画の上映会の前に必ず皆で一緒に折りづるを折っていました。そして、いつも千羽づるを片手に子どもたちに必ずお話していたのが、広島の平和公園にある「原爆の子の像」をつくるきっかけとなったサダコ(佐々木禎子)さんと子どもたちのお話でした。
アメリカの学校の先生や子どもたちの両親から「小さな子どもたちでさえ、地球を何回も壊せる程の核兵器の存在に失望し、人間の手で作り出したこの大量破壊兵器は、もはや人間の手でなくすことはできないと思っています。そんな中で、このお話は、子どもたちが平和のために何か出来る!という大きな夢と希望をもたらせてくれるのです」と、お言葉をいただき、私自身もこのお話によってたくさんの勇気をいただきました。
この絵本は、その時に口伝えに子どもたちにお話していた内容を、そのまま作品にしたものです。
もし、次世代を担う世界中の子どもたちに、たった一冊の絵本を送ることができるなら、私は迷うことなく、サダコさんと「原爆の子の像」をつくった子どもたちのお話を伝えていきたいと思っていました。そして、たくさんの皆様のお力添えによって、この度その思いが実現したことを、心より感謝申し上げます。「世界中の誰にも自分と同じ苦しみを二度とさせたくはない」と願う被爆者のメッセージが、「サダコと子どもたちの物語」を通して、人々の心に届きますように。
第一作として、日英対訳で出版させていただきましたが、今後さまざまな国の言葉で、この絵本を世界の図書館や学校に送り届けていきたいと思っています。絵本「おりづるにのって」の収益金は、世界にこの絵本を届けるプロジェクトに使われます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
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