
🎬かけはし第三章
ドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』 制作中!
これまで、「スヒョンさんをいつまでも忘れないために」という思いを込めて、映画や朗読劇・歌やイベントをプロデュースしてきましたが、その時々に支えてくだっさった皆様のことが思い出され、感謝の思いでいっぱいになります。
現在、第三章を制作中ですが、新たに撮影していくものと共に、これまで撮影を続けてきた映像も見直しながらの作業が続いています。ドキュメンタリーを制作していていつも思うことは、カメラの回っていないところに深い感動がたくさん生まれていて、それを感じながら表現しきれないもどかしさをいつも抱えながら、それでも少しでも伝わればと最後まで諦めずに制作を続けています。
長期の撮影になると、その間にお亡くなりになってしまった方々もおられて、映像を見るたびに様々な思いが蘇ります。これまでずっと支えてくださった方々が年々亡くなられていく中で、年を重ねるごとにその悲しみが深くなっていく中で、いかに「伝えていく」のかにより一層向き合いながらの日々が続いています。

第三章のデーターを確認していた本日、大変お世話になったLSHアジア奨学会元事務局長の寺井宜子さんと舞台監督としてお世話になった黒田雄治さんと共に、スヒョンさんの朗読劇を行った際の映像が出てきました。一瞬時が止まったような感覚の中で、あの頃を思い出していました。映画の撮影用に撮ったものではないので画像も荒いままですが、映像を見ているとあの頃が蘇ります。あれから10年以上も月日が経っていることを改めて感じながら、自分が何もできていないことを痛感しています。

かけはし第三章となるドキュメンタリー映画『スヒョンが遺したもの』の制作を通して、これまでを振り返っています。限られたいのちの中で、自分たちが果たしていくべきことを改めて考えながら、全力を尽くしてまいります。