
「世間は年末だよぉ〜!」
久しぶりに街に出た しげ兄さんが
びっくりした様子で伝えてくれました。
山積みの仕事を
一つ一つ片付けながら…
明日と明後日は
仕事に入る前に大掃除を!
2024年もあと3日となりました。
愚痴や理屈は、それでもまだ余力があるから出てくる言葉による思考の一つなのだと感じながら…疲れ果てて言葉を失った先に、ただゆだねて祈る。そして、少しでも自分に出来ることはないかを考え、ただひたすら実践しながら精一杯生きる。これまでも、そしてこれからも、感謝と共に。そんな心境に至りながら生きてきた2024年。記憶が途切れて思い出せないほど大変だった日々を超えて、新たなスタートラインとなる一年となりました。いつも応援してくださっている皆様に改めて心より深く感謝申し上げます。
世界に目を向けると
分断社会の深刻さが
はっきり見えてきた年でもあったように思います。
インターネットメディアの台頭で
リアルタイムの時代が訪れ
嘘やヘイトスピーチや陰謀論が蔓延
ファクトチェックのないないまま情報が流れ
大衆迎合主義が加速する中で
真実であるかないかは関係なくなり
建設的な議論が成り立たなくなる現状に
民主主義の危うさを感じながら…
そうした中で相手を敵視し
同じ人間と思えなくなった時
その行き着く先に起こりえる
暴力や差別や争いをどうくいとめていくのか…
私たちの生きる世界がつくり出した
新たな課題を突きつけられながら
人類はこれからどんな世界へと向かっていくのだろう
人生の最後に向けて
私個人に残された時間は
もうそんなに長くはないけれど
だからこそより一層思います。
希望と平和を共につくり出す
作品づくりや活動をしていきたいと。
そう心から強く思わずにはいられません。