2024年12月12日
被爆者の方々から託された想いを胸に
12月15日日、東京・八王子の
アミダステーション (延立寺縁側)で
被爆者の上田紘治さんが企画してくださり
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ(Vol.279)が開催されました。
▲YouTubeチャンネル「ミューズの里」にアミダステーションライブの一部がアップされました。
上田さんのお話に続いてライブ出演させていただき
ラスト3曲「アオギリにたくして」「平和を」「愛が流れている」では、上田夫人が手話でご参加くださいました。
皆様に心より感謝申し上げます。
▲ライブを企画してくださった被爆者の上田紘治さん
▲上田則子さんが手話で参加してくださいました。
会場の皆さまと素敵な時間を過ごさせていただき、
改めて心より深く感謝申し上げます。
ボランティアで手伝ってくださったみさ姉とかっちゃんに心より感謝いたします。
40年ぶりに?!都立大学の小林喜平先生と再会!!
とっても嬉しかったです!!
お世話になった今は亡きドイツ文学者で
都立大学名誉教授の小西悟先生のお話になり
小西先生が南大沢キャンパスの国際交流会館の入り口に
被爆二世のアオギリを植樹してくださったことを初めて知りました。
被爆50年の1995年に
広島平和記念公園の被爆アオギリの種を譲り受け
ご自宅で発芽させて苗を育て
被爆55年に東京都立大学南大沢キャンパスの
国際交流会館の前に移植し
原爆ドームの前を流れる元安川の水が献水されたそうです。
2015年4月22日、小西悟先生がお亡くなりになったお知らせを、
日本被団協の伊藤直子さんからいただいたときのことが思い出されました。
ちょうどその頃私は、初めてつくった映画「アオギリにたくして」の活動に追われ不眠不休で日本全国を回っていた時でした。
「今頃は、山口仙二さんと「後は君たちに任せたよ」と肩を組んで笑っているのでは? 」
と書かれた伊藤直子さんのメールを何度も読み返しながら涙した日が忘れられません。
そしてその翌年…伊藤直子さんも旅立たれてしまいました。
これまでお世話になった被爆者の方々や被爆者運動を支えてこられた方々が年々亡くなっていかれる中で悲しみがつのりますが、昨日の12月10日は、ノルウェーのオスロ市庁舎でノーベル平和賞授賞式が開催され、日本被団協代表委員の田中熙巳さんが、今は亡き被爆者の方々の想いも一緒に「核兵器も戦争もない世界を創る」そのために訴えておられるお姿を拝見して深く感銘を受けました。これまでお世話になったたくさんの方々ことが思い起こされ、被爆者の方々から託された想いを伝え続けてくことを心に深く誓いました。
2024年12月09日
大久保賢一先生「原爆裁判を現代に活かす」ー核兵器も戦争もない世界を創るためにー ご出版おめでとうございます!
大久保賢一先生のご著書『「原爆裁判」を現代に活かす ー核兵器も戦争もない世界を創るためにー』出版記念講演が東京・町田(鶴川大蔵会館)にて開催されます(主催「平和を望む会」)
ご著書の表紙の絵は、木村巴画伯の絵画「人間の住む星」です〜🎶
今年はNHKの朝ドラ「虎に翼」でも被爆者運動の原点となる「原爆裁判」が描かれ話題となりました。
大久保賢一弁護士の出版記念講演の前座で、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ(Vol.281)に出演させてきます。
皆様よろしくお願い致します。
2024年12月15日(日)
会場:鶴川大蔵会館(町田市)
開場:13:30
開演:14:00〜ご挨拶 木村巴(司会:番井)
14:05〜15:05
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
中村里美&伊藤茂利「いのちの音色 」ライブ
15:15〜16:15 ご講演:大久保賢一弁護士
「原爆裁判を現代に活かす」」
ー核兵器も戦争もない世界を創るためにー
参加費:1000円
〜申し込み〜
平和を望む会(木村)
TEL090-7238-6035
E-mail: tonmon_k_mikazuki@icloud.com
2024年12月07日
来春「かけはし第三章」、来夏「いのちの音色」完成と公開に向けて!
今、こうして生かされていることは
奇跡なのだと感じながら
与えられたいのちを大切に
自分たちがやるべきことに
より一層集中しながら2025年に挑んでいきたいと思います✨
来年2025年は
春に「かけはし」第三章
夏に「いのちの音色」
2作品の完成と公開に向けて
全力を尽くします!!
来春完成を目指して
12月と1月は
〜かけはし第三章〜
映画『スヒョンが遺したもの』
完成に向けて集中いたします。
今年に入りしげ兄さんの2度目のがんの再発で
活動できない日々が続きましたが
半年以上に渡る辛い治療を終え
気力も体力も徐々に蘇り
今月より活動を再開できるまでになりました。
もうダメかもしれない‥‥
周りは何度も弱気になることがありましたが
「死んでいる場合ではない!生きているうちに一番最初の目標だった1000回ライブを果たしたい」と、辛く苦しく動けない時もいつも前向きだったしげ兄さん。やっぱりしげ兄さんは、ギターを奏でてライブしている時が一番幸せで自分らしくいられて、体にエネルギがいっぱい入ってくるのだと思いました。PET検査の結果もお陰様で良好で、まだ抗がん剤治療を続けながらではありますが、本人の希望もあり今月よりフルバージョンでの歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ活動も再スタートいたしました。
2024年は、本当に大変な一年でした。
今年前半の記憶がほとんどありません。
でもその後に、たくさんの気づきがありました。
ミューズの里も年々高齢化していく中で、
スタッフの健康を第一に考えながらの日々で
なかなか計画通りにいかないことも多々ありますが
あせらず・あわてず・あきらめることなく、目標に向かって一歩一歩前進してまいります。
※来夏の公開を目指すドキュメンタリー映画「いのちの音色」をご支援くださっている皆様に、来年の映画の完成と公開に向けてミューズの里のHPサイトやネットなどをご担当いただいている渡川修一さんに情報告知のメールマガジンを準備していただいています。皆様に近日中に皆様に告知させていただきます。
いつも応援してくださっている皆様に
改めて心より深く感謝申し上げます。
日に日に寒くなってきていますが
皆様もくれぐれもお体を大切になさってくださいませ。
私たちミューズの里もこれまでの様々な経験を経て
新たな気持ちで来年に挑んで参ります。
今後とも皆様のご支援・ご協力を
何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年12月03日
12/14「砂川平和ひろば」にて♪中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ♬
被爆アオギリ2世・3世が育つ東京・立川砂川町の「砂川平和ひろば」にて、12月14日(土)にギタリストの伊藤茂利さんと共にライブさせていただきます。来夏公開予定で制作中のドキュメンタリー映画「いのちの音色」の取材・撮影で何度も伺わせていただいた「砂川平和ひろば」代表の福島京子さんに改めて心より深く感謝申し上げます。砂川の大地から平和を発信し続ける福島京子さんの姿に感動してつくった歌「この世で一番大きなもの」をやっと福島さんに聞いていただける日が来て嬉しいです。
2024年12月14日(土)
平和ひろば定例会(13:00~15:00)の後にライブが開催されます。
15:30〜16:30 中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ♪
16:30〜17:30 交流会
場所:砂川平和ひろば(立川市砂川町1丁目38-1)
参加費:無料
「砂川平和ひろば」について
砂川闘争の歴史を次の世代へと語り継ぎ、市民が主体となり平和を求める多様な声を発信するため、「砂川平和ひろば」は小規模な映画上映会、砂川闘争関連資料の展示、子ども食堂・無料塾「ふらっと」、「砂川闘争の現地を歩くフィールドワーク」、花火大会、「砂川の大地からとどけ平和の声」、収穫祭などを2010年より実施しています。
2024年12月02日
〜かけはし第三章〜映画『スヒョンが遺したもの』ご支援をよろしくお願い申し上げます。
ドキュメンタリー映画「かけはし」
第三章『スヒョンが遺したもの』
2025年春の完成に向けて、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます!
2001年1月26日、JR新大久保駅でホームから転落した日本人男性を助けようとして日本人カメラマンの関根史郎さんと韓国人留学生の李秀賢(イ スヒョン)さんが線路に飛び降り救助にあたりましたが、3人共に帰らぬ人となりました。2017年に劇場公開したドキュメンタリー映画『かけはし』第一章&第二章は、「スヒョンさんが、私たちの心に遺したものは何だろう?」という自問自答の中でカメラを回し始めた作品でした。
第一章では、息子・スヒョンさんと同じように「母国と日本の懸け橋になりたい!」という夢を抱いて来日する留学生支援を続ける両親の活動や、日本語学校に通う留学生の様子を紹介しています。第二章では、日韓国交正常化50周年記念事業の一環として、2015年に来日した23人の韓国の大学生がスヒョンさんの足跡を辿る旅を追いながら、日本との民間交流に複雑な思いを持つ韓国の男子学生と、韓国人の父と日本人の母を持つ女子学生に焦点をあてて描いています。
2019年には、韓国の在韓日本国大使館公報文化院3階ニューセンチュリーホール (主催:国際交流基金ソウル日本文化センター)にて、韓国での初上映が行われました。同年、『かけはし』第一章にご出演してくださり、来日の際にはご夫婦で上映行脚を共にしてくださっていたスヒョンさんのお父様の李盛大(イ ソンデ)さんがご逝去されました。亡くなる2か月前の上映会に届いたメッセージには、「日韓関係が厳しい状況の中、こういう時こそ民間の交流が活発に行われ、心の繋がりを大切にしてほしいと切に願っております」と書かれていました。そのメッセージを胸に、今も全国での自主上映を呼びかけながら地道な上映活動を続けています。
お陰様で、コロナ禍に中止となった『かけはし』第三章でしたが、2023年秋にお母様のシン ユンチャンさんが、広島で長く留学生支援をされてきた日本人ご夫妻(梅谷様)宅に初めてのホームステイを体験されながらの活動から撮影が再スタート致しました。『かけはし』第三章は、第一章と第二章に引き続き「スヒョンさんが、私たちの心に遺したものとは?」をテーマに、息子スヒョンさんの遺志を継ぎ留学生支援を続けるお母様の活動と共に、これまでの総集編として描いてまいります。
スヒョンさんが私たちの心に遺してくれた、愛と勇気、優しさや思いやりを忘れることなく、国を超えた人と人の繋がりが平和を築く礎になることを願いながら、希望と平和の種をまく作品となるよう全力を尽くします。『かけはし』第三章の完成に向けて、皆様のご支援・ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
🍀かけはし公式サイト🍀
https://kakehashi-movie.net
※映画の完成と共に「かけはし第三章」制作支援募金を締め切らせていただきます。
製作:ミューズの里/撮影形態:ビデオデータ撮影/公開形態:DLP Blue Ray/上映時間:100分
完成予定:2025年3月/公開予定:6月(予定)
※劇場公開後、日本全国・韓国での自主上映を目指します!
『かけはし』第三章 制作支援のお願い
ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の制作に向けて、任意の額による皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。ご支援をいただいた方々のご芳名を公式サイトに記載させていただきます。
◯1万円以上のご協力をいただいた方のご芳名を「Special Thanks to」として第三章本編のエンドロールに掲載させていただきます。
◯企業・団体のご協賛につきましては 一口5万円からとなります。
※映画の完成と共に「かけはし第三章」制作支援募金を締め切らせていただきます。
〜郵便振替によるお振込みの場合〜
【口 座 名】かけはしプロジェクト
【口座番号】00110-8-635246
※ 郵便振替用紙の通信欄に「かけはし第三章の制作支援募金」とご記入ください。
※上記の郵便振替口座を、他銀行からの振り込みの受取口座として利用される場合は、下記内容をご指定ください。
店名(店番): ◯一九(ゼロイチキュウ)店 (019) 預金種目:当座預金 口座番号:0635246
📩問合せ・連絡先
製作会社ミューズの里「かけはしプロジェクト」
E-mail: info@musevoice.com TEL:070-5568-8204
FAX:042-810-1100
かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net/
2024年12月01日
大久保賢一先生のご著書 「『原爆裁判』を現代に活かす ー核兵器も戦争もない世界を創るために―」の表紙に木村巴画伯の絵が!(近日発売予定!)
火野正平さんとギタリスト伊藤茂利の二人羽織のようなギターシーンを思い出しながら…
ドキュメンタリー映画『かけはし』で大変お世話になった石川均さんが監督・脚本をされた映画作品「LAST LOVE/愛人」(2014年公開)では、しげ兄(伊藤茂利)が元ギタリスト役を演じる火野正平さんのギター音楽などを担当させていただき、映画のラストに流れる石川均監督の作詞による「My One and Only and Last Love」を伊藤さんと共に作曲し歌わせていただきました。
⏬当時のブログより
https://nakamurasatomi.seesaa.net/article/407035207.html
新宿K's Cinemaでの映画の公開初日には、ギターの伊藤茂利と共にライブ出演させていただきエンディングソングを歌わせていただきました。曲に合わせてダンスを披露してくださった主演女優の桜木梨奈さんがとっても素敵でした。桜木さんのFBより、舞台挨拶への出席が叶わなかった火野さんから会場に届いたFAXのお手紙をシェアさせていただきました(マネージャーさんが火野さんの言葉をそのまま代筆されているそうです)。
伊藤との二人羽織のようなギターシーンについても書かれていて、文面から火野さんの優しさが滲み出ています。
「LAST LOVE/愛人」予告編
予告編でも冒頭から
ギターを奏でる伊藤茂利の手のアップとギターの音色♬
全編を通してギターの音が鳴り響いています。
二人羽織のようになって俳優の火野正平さんの背中から抱きつくようにしながら手を前に出してギターを奏でながら撮影したり、急に思いついた曲を紙に書き留めるシーンでも火野さんにかわって伊藤茂利の手が映し出されています。火野さんは、その時の音符の書かれた紙を大切にしまっておられたそうです。撮影が終わった時、火野さんのマネージャーさんから「火野が、その紙に伊藤さんのサインが欲しいと言っているのでお願いできますか?」と言われて、とっても嬉しかったそうです。
いろんな思い出と共に、昨日久々に予告編を見ながら、俳優・火野正平さんを偲び、火野さんの素晴らしさについて皆で語り合いました。
火野さんは心がとっても優しい人なんだと、伊藤から何度も聞いています。
大変お世話になり、本当にありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈り致します。