2024年10月03日
映画「アオギリにたくして」上映&製作者ライブ(主催:おかえり喫茶/後援:鑓水小学校学校運営協議会)
東京・八王子「おかえり喫茶」主催(後援:鑓水小学校学校運営協議会)による映画『アオギリにたくして』上映会&製作者ライブが「トミンハイム鑓水コミュニティーサロン」にて11月10日に開催されます。
映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net
上映後の被爆者の上田紘治さんがご挨拶のあと、中村里美&伊藤茂利による歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブが開催されます。皆様よろしくお願い申し上げます。
日時:2024年11月10日(日)13:00開場
13:30〜映画「アオギリにたくして」
上映後、被爆者の上田紘治さんご挨拶
15:30〜製作者ライブ♪中村里美&伊藤茂利
会場:トミンハイム鑓水コミュニティーサロン(鑓水2ー82 )
料金:1000円/親子でも1000円(申し込み不要)
主催:おかえり喫茶
お問合せ:090-4526-2629(大久保)090-6197-5354(上田)
2024年10月02日
しげ兄、8回目の抗がん剤治療へ
原点を胸に
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』の制作をスタートした時、米国ロスで活躍されたジャーナリストの故北岡和義さんからご連絡いただき、1986年にアラスカで取材・撮影してくださった古い映像をいただきました。
当時はまだ米ソ冷戦時代でした。単身渡米し アラスカ ・カリフォルニア・ネバダ・オレゴン・オハイオ・ニューヨークなどの36箇所のご家庭でホームステイさせていただきながら 一年間に280回のプレゼンテーション。アメリカの小・中・高校・大学や教会などで日本文化紹介と共に原爆映画「にんげんをかえせ」「ピカドン」etc.を上映し 被爆者のメッセージを伝え歩いた民間外交プロジェクト「Never Again Campaign」の体験は、「いのちの音色」ライブや映画「アオギリにたくして」が生まれる原点でもあります。
北岡さんの撮影してくださった昔の映像を見ながら
「ずいぶん幼かったなぁ〜」と感じますが
考えてみれば、今もあの頃とやっていることは全く同じで変わりありません。
英語力についてはさらに劣っていて、今ではさっぱり使えない状況で情けない限りです。
それでもぶれることなく
のたれ死んでもいいから
最後までやり続けよう!
と若い頃からずっと思い続けてきたこの意志が一体どこからくるのだろう?
と自分でも時々不思議に思うことがあります。
知識や英語力などについては 能力のある方々に助けていただきながら
ひたすら大切だと感じることに向かって突き進み続ける原動力は
きっとあの原点となる一年間の強烈な体験にあるのだろうと思います。
言葉や思考を超えて体中で感じた 受け止め切れないほどの想いが 今も生き続けています。
コロナ禍の2021年、38年前にアラスカまでカメラクルーと取材に来て映像を撮影してくださった北岡さんがご逝去されました。完成した作品を見ていただくことができず残念でなりません。ここ数年、コロナ禍やスタッフの病気や様々なアクシデントが続き、何度もスケジュールが変更される中で有言実行できていないことが心苦しい日々ですが、今自分にできることに日々一生懸命に精一杯取り組みながら、来年の完成と公開を目指して全力を尽くしてまいります。
応援くださっている皆様に心より感謝申し上げます。
引き続き皆様のご支援、ご協力を何卒よろしくお願い致します。