2024年09月30日
被爆アオギリに託された想いを世界へ(ミューズの里TV)
現在、映画上映やライブ活動と共に
来年公開を目指してドキュメンタリー映画「いのちの音色」の編集を進めています。
コロナ禍や病、度重なるアクシデントが続いき
スケジュールが遅れておりますが
完成に向けて一歩一歩進んでおります。
ご支援・ご協力くださっている全ての皆様に
心より深く感謝申し上げます。
被爆アオギリに託された想いを伝える活動の中で
映画の中では描かれないこれまでの撮影映像なども
映画の完成に向けて少しずつYouTubeチャンネル「ミューズの里」にアップされていきます。是非ご視聴ください。
被爆アオギリに託された想いを世界へ🌱Vol.1
被爆アオギリに託された想いを世界へ🌱Vol.2
被爆アオギリに託された想いを世界へ🌱Vol.3
また、プロデューサーで共に監督を務める
伊藤茂利の病状につきましても、皆様に大変ご心配いただき心より感謝申し上げます。
明日から8回目の抗がん剤治療がスタートします。
副作用と闘いながらの日々ではありますが
先日のCT検査ではがんが少し縮小してきているとの嬉しい結果も出ています。
応援してくださっている皆様に改めて心より深く感謝申し上げます。
無理のないよう体を大切にしながら
映画の完成に向けて全力を尽くします。
今後とも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024年09月29日
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン東京上野」勝俣範之先生のサポートギターでしげ兄出演!
創展へ
2024年09月25日
映画『かけはし』10/18世田谷「がやがや館」・主催「平和を望む会」
10月18日、世田谷の「せたがや がやがや館」にて
ドキュメンタリー映画『かけはし』第1章・第2章が上映されます。
2001年に新大久保乗客転落事故で日本人カメラマンの方と共にホームから転落した日本人を救おうとして亡くなった韓国人留学生の李秀賢(イ スヒョン)さんのお母様でご出演者の辛潤賛(シン ユンチャン)さんが韓国から来日予定です。スヒョンさんが通っていた日暮里の赤門会日本語学校の新井時賛理事長様と共にご挨拶くださる予定です。主催の「平和を望む会」代表の木村巴画伯はじめ皆様に心より感謝申し上げます。
※ドキュメンタリー映画「かけはし」の中村里美(企画・製作・プロデューサー・主題歌)と伊藤茂利(製作・プロデューサー・音楽)も伺わせていただきます。
この度の「かけはし」上映会を企画してくださった主催「平和を望む会」の木村巴代表のメッセージを下記にシェアさせていただきます。
木村巴さんからのメッセージ
私がこの痛ましい事故を知った時は難しい年齢になっていた娘たち3人のことでかなり悩んでいた頃でした。先ず思ったことはイ スヒョンさんのご両親を思ったことを思い出しました。さぞお辛いことでしょう、日本になんか留学させなければよかったと後悔なさったことと思いました。そして20年ほど年月が過ぎ去り遠い記憶となった時、ミューズの里が制作した「かけはし」を観ることとなりました。
すでにお亡くなりになったお父様、そして今も活動なさっているお母様の事故後の活動をこの映画は追跡取材したものです。ご両親はアジアから日本に留学している日本語学校生に対し弔慰金を寄付して奨学会を設立なさいました。人の心は深く広く、国を超えて誰でもが分かり合え、繋がることができる、と申しますか、話し合うことでお互いを認めていけると思わせてくれる映画です。この度はイスヒョンさんのお母様が来日なさり今回の上映会でお話しくださいます。また、日本語学校の理事長の新井様もおいでくださりお話いただくこととなりました。多くの皆様のご来場をお待ち申しております。
予約、問い合わせ 090-7238-6035
電話受付9月15日〜9月23日
10月6日以降
「平和を望む会」 木村 巴
E-mail: tonmon_k_mikazuki@icloud.com
辛潤賛さんからのメッセージ
2019年 明治学院大学(戸塚キャンパス)の国際学部と国際平和研究所の共催による公開授業でドキュメンタリー映画『かけはし』が上映された際、故李秀賢(イ スヒョン)のお母様でご出演者の辛潤賛さんより「もっとたくさんの若者に観ていただきたい!」とメッセージをいただき、キャンパスで撮影させていただきました。下記のYouTubeチャンネル「ミューズの里TV」よりご視聴ください。
かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net
日本全国での「かけはし」上映企画を募っています
お気軽にご相談くだっさい
2024年09月24日
アオギリ上映が麻生市民館にて開催されました(主催:チエネット)
お世話になっている木村巴画伯がお声がけくださり
チエネット様の主催による映画『アオギリにたくして』上映会が麻生市民館にて開催されました。
ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。
先日の朝日新聞神奈川版にも記事が掲載され
16歳の高校生も来てくださり大変嬉しかったです。
人数に限りがあり、ご希望いただいた皆様に見ていただくことができませんでしたが
今後も上映会を継続して参りますので、ご都合良い時あれば是非ご参加ください。
このブログやミューズの里のSNSなどで発信して参りますので
今後ともよろしくお願い申し上げます。
映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net
皆様からの上映企画を募集中!
お気軽にご相談ください。
2024年09月23日
ネバダ核実験場の月「ムーンライト」
38年前 ネバダ核実験場の前で
母の日のデモンストレーションが行われ
10フィート運動によってつくられた
映画「にんげんをかえせ」を砂漠で上映しました
絶望と混乱の中で自分を支えられなくなり
真夜中にネバダの砂漠を一人でさ迷い歩いていました
生まれて初めてつくった歌は
その時に見たお月様の歌でした
YouTubeチャンネル「ミューズの里」
▼ネバダ核実験場の月♪ムーンライト
作詞&作曲&Vo.中村里美/編曲&Gt.伊藤茂利/P. 坂井千浪/ Ba.花輪春比古/撮影:倉本和人/照明:淡路俊之 @なかの芸能小劇場 2018.8.6
ここ10数年は、映画に追われて心の余裕が持てず
音楽とちゃんと向き合う気持ちになれないまま時間が過ぎていきました。
原点に戻って歌っていきたいと思います。
能登半島豪雨の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今年1月1日の能登半島地震の復興をめざす中で
再び被災地に起きた記録的豪雨による自然災害に心が痛みます。
被災者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一生懸命生きているのに
自分の力ではどうにもならないことで
突然の大きな被害とショック
それでもなんとかがんばって立ち上がろうとしている時
繰り返される被害に
どれほど心が折れたことでしょう…
1日も早い復旧と復興と共に
被害を受けた方々への心に寄り添ったケアがなされますように
皆様の健康が守られますよう心から祈っています。
2024年09月22日
皆様に心より感謝いたします。
大分県の衣笠邦彦さんがつくっている
国東くんち米「つや姫」が届きました。
衣笠さんは大分県国東で
建具師や俳優としても活躍されながら
アオギリ映画祭りも開催しています。
大分の美味しいものもいっぱい♪
ご寄贈いただき感謝でいっぱいです。
以前は、スタッフが集まる度に
お弁当を買い出しに走りながら
せめて食べるものだけはと購入していましたが
大変な日々が続いていく中で
皆様がご寄贈くださる食材を大切に使わせていただいています。
昨日は、ご近所の大木さんから
無農薬の手作りお野菜をいただき
本当にありがたく感謝でいっぱいです。
予想できない様々なアクシデント
病やパンデミックに右往左往しながら
移り変わっていく世の中
何度も目の前が真っ白になったり
何度も心が押しつぶされそうになっても
「傷ついたり絶望している場合じゃない」
と最後に思えるのは、これまでお世話になった被爆者の方々が生き様で示してくださる姿を見てきてからなのだと思います。
苦しみや悲しみは、何かと比較すべきものではないけれど
戦後の日本に生まれ、この時代に今生きてる私は
それだけでも相当恵まれていて
たとえ何もなくても、やろうと思えば出来るたくさんのことがあります。
一歩進んで、二歩下がって、それでもまた一歩進んで…
現状維持どころか計画通りにいかないことだらけですが
それでも諦める事なく、今自分が出来る事から一歩一歩
応援してくださる皆様への感謝と共に
志を胸に、精一杯やり続けながら全力を尽くします。
本当にありがとうございます。
皆様に心より感謝申し上げます。
2024年09月21日
被爆アオギリに託された想いを世界へVol.1
今、世界で起きている戦争を考える上においても、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々のメッセージを伝え続けていくことの大切さをひしひしと感じています。
広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で被爆体験を語り続け、アオギリの語り部と呼ばれた沼田鈴子さんの前半生をモデルに描いた初製作の映画『アオギリにたくして』米国上映(2016年)では、たくさんの皆様に大変お世話になりました。
上映後、映画の題字が出る場面と沼田鈴子さんを演じる女優の原日出子さんが被爆体験を初めて語り始めるシーンで流れる「Never Again」などの楽曲を生演奏させていただきました。現在制作中の、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』完成後、アオギリの映画と共に、海外上映も再スタートしていきたいと思っています。皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます
YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」
被爆アオギリに託した想いを世界へVol.1(米国マサチューセッツ上映&ライブ)
アメリカの皆さんの感想より
🌱美しい映画でした。いえ、それ以上のものです。頭ではなく心に訴えかけることが大切で、その両方がありました。アメリカ人は、被爆者の物語を知りません。私たちは被爆の実相をアメリカ人に伝えようと長い間してきたけれど、いまだに出来ていない。アオギリの物語を伝えることは大切です。
🌱直接被爆者の声を聞くことはできないが、今日は映画によって生の声が聞けたようで嬉しい。人間の精神と愛は、軍事的分析よりも力を持つ。だからあなたたちはこの映画をつくったのでしょう。
🌱アメリカ人は、「核兵器は良いものだ」と固く信じています。我々の命を守り、救ってくれる。「我々の命を守り、救ってくれる」。しかし、これについて考え直さなければならない。この映画はそのきっかけとなるだろう。
🌱本当にごめんなさい。私の国が…本当にごめんなさい。
🌱今までこのような映画がつくられたことはなかった。とても重要な映画です。もう一度アメリカに戻って人々を組織し、上映活動を続けていくことを考えてください。とても力強い。みんなとても感動している。
🌱できるだけたくさんの人にこの物語を伝えることが重要だと思います。そうすれば私たちは学べる。
🌱世界中で共有すべき、とても重要な映画だと思います。そしてとても美しい映画でした。
🌱この物語を見て、原爆投下直後だけでなく、その後何十年にわたって何が起きたのかを知ることは重要です。被爆者それぞれの分岐点があり、一人ひとり異なる人生の結末がありました。一つの暴力的行為が、その時のみならず世代を超えて、トラウマ、肉体的、精神的な困難がずっと続いていく。痛みと復讐の連鎖を止めることが我々の責任であると気づかねばならない時がきている。
2024年09月20日
若者に届けたい映画「アオギリにたくして」
パソコンのバージョンが低すぎて、すでに更新できないアプリもあり、LINEなどSNSが機能しないためバージョンアップしようとしていたら、別のところに保存したパソコン内のデーターも一緒に消えてしまい…しばらくショックで呆然としていました。 やっと気を取り戻して、コツコツと残っているデーターの整理を始めています。やるべきことも山積みの中、バージョンアップは諦めて、不便だけどしばらくこのままで今できることを続けます。
今朝からデーターを整理していると
コロナ禍の2020年9月の福島県の高校生の感想文が目にとまりました。
読み返して皆さんの心に触れながら… 改めて感じることがたくさんありました。
3.11東日本大震災が起きた時には小学1年生だった子どもたちが高校生になった時、
学校で映画『アオギリにたくして』が上映されました。
「あれから9年が過ぎても、この映画をきっかけに日常の大切さや差別の問題など、我が身に引きつけてさまざまな思いを抱いてくれたことは思いがけない発見でした」とご連絡くださった当時の先生の言葉と高校生の感想を読み返しながら、アオギリに託された想いを伝え続けていくことの大切さをひしひしと感じています。
どうやったら若い人たちに映画『アオギリにたくして』を届けることができるのでしょうか。
いろいろ模索しながらではありますが、これからの未来をつくる若者たちにも、もっともっと観ていただけるように努力していきたいと思います。
当時のブログでもご紹介させていただきましたが
改めてシェアさせていただきます。
福島県の高校生の感想より
私はこの作品を見て、「人間はいつの時代も変わらないな」と思いました。田中節子さんが片足を失い、「幸せな人を見ると腹が立つ」といっていた場面が頭によく残っています。私も嫌なことがあったとき、楽しそうな人を見ると腹が立ちます。でも、そんな状況から抜け出し、戦争の話を若者にし続けた田中さんはすごいなと思いました。人は苦しんだ分だけ強くなれるということがよく伝わる作品でした。私も誰かに何かを伝えられる人になりたいです。これからももっと戦争の事について詳しく調べていきたいです。
被爆した人が外から嫌がられる気持ちがよくわかりました。私は震災の後、東京に4年間ほど親の事情で転校しました。震災から3年が経って転校して来たのに、小学校のクラスの自己紹介で、クラスメイトから「原発のやつだ」とか「福島からこっちに逃げてきたのかよ」と言われました。まだ小4だったのでそう言われるのもわかるけど、そこで私は福島の人は他の人からこう思われているならどこにも行けないじゃんってずっと思ってました。<中略> 心に負った傷は一緒だと思いました。
僕は、戦争のことを何も知らなかったんだなと思わせられる内容でした。見る前は原爆ドームに行くだけで、こんなこと(事前学習)が必要なのかなと思っていました。しかし原爆という災害をストーリーの形で広く深く知ることができました。
今回この映画をみて、改めて原爆のことについて考えました。日本人である以上、原爆のことをしっかりと知り、また同じことが繰り返されないよう生きていくべきだと思いました。映画を見て何度も涙が溢れそうになりました。今思い出しても涙が出てしまいます。私たちは今、とても幸せに暮らしています。でもこの映画のような幸せは失われるかもしれません。絶対に幸せが続くという保証はどこにもないからです。<中略>原爆で命を落としてしまった方々の為にも、今を生きている私たちが、悲劇を繰り返すことのないように生きていくべきだと思いました。
今回映画を見て、改めて戦争の傷は重く、深く、そして一生消えないものだとわかりました。この映画は、私たちだけにとどまらず、こどもたちや大人にも見てもらい、原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さなどを知っていくことで戦争を忘れないようにしていくことができると思います。とても感動する映画でした。
「ピカがピカを差別するな」という言葉が心に残りました。被害にあった人が、苦しみを知っているのにもかかわらず、同じく苦しんだ人を傷つける場面を見て、人間はどうしてそんなひどいことができるんだろうと思いました。原爆も人間が作って人間同士が殺しあって残酷だと思いました。<中略>どこか私には関係ないと思っているところがあります。でも、戦争のない日本に、この時代に生まれて、日常を平和に過ごせることのありがたさを忘れずにいること、二度と戦争が起こらないように次の世代に語り継いでいくことが大切だと思いました。
この映画を見て、語り部さん達がどのような覚悟を持って話しているのかを考えることもできました。修学旅行先でもしっかりと今回の映画で学んだことを活かしていきたいと思いました。
この映画を見て私は2つのことを思いました。1つは家族の大切さです。いつも当たり前にいると思っていても、いついなくなるかわからないし、もっと大切にしようと思いました。2つ目は恐怖です。戦争はどんなものなのか、何となくはわかっていたけれど、こんなにリアルに描かれた作品を初めて見ました。戦争前と戦争後では、生活も大きく変わってしまうと思いました。突然空から爆弾が落ちてきて、たくさんの人に身体的な傷、精神的な傷を負わせる戦争はもう二度とあってはいけないと思いました。
日野中央公園に被爆アオギリ2世植樹
昨年夏、映画 『アオギリにたくして』が上映された日野市。
この夏は「核兵器廃絶・平和都市宣言」から40年が経過したことを記念し、日野中央公園 に被爆アオギリ2世が植樹されました。
朝起きるといつも応援してくださっている広島の柏原省治様より
東京新聞のデジタル記事のURLが届いていました。
⏬東京新聞
「平和願い「被爆アオギリ」植樹 日野中央公園で学生ら50人参加」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355050?rct=t_news
植樹式には、大坪冬彦市長や市内の小中学生、明星大生ら約50人が参加し
映画『アオギリにたくして』にもエキストラ出演してくださった
広島市の松井 一實市長から「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現という願いを込め、大きく大きく育てて」とのビデオメッセージが寄せられたとの記事が掲載されていました。
Seeds of Peace!
平和の種を世界へ✨
この夏は「核兵器廃絶・平和都市宣言」から40年が経過したことを記念し、日野中央公園 に被爆アオギリ2世が植樹されました。
朝起きるといつも応援してくださっている広島の柏原省治様より
東京新聞のデジタル記事のURLが届いていました。
⏬東京新聞
「平和願い「被爆アオギリ」植樹 日野中央公園で学生ら50人参加」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355050?rct=t_news
植樹式には、大坪冬彦市長や市内の小中学生、明星大生ら約50人が参加し
映画『アオギリにたくして』にもエキストラ出演してくださった
広島市の松井 一實市長から「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現という願いを込め、大きく大きく育てて」とのビデオメッセージが寄せられたとの記事が掲載されていました。
Seeds of Peace!
平和の種を世界へ✨
16期の決算を終えて
弊社ミューズの里は、設立したのが8月6日なので
決算がこの時期になります。
毎年、次回こそは早くと思いながら
結局今年もギリギリで
本日やっと税理士の先生にお送りしました。
学生時代の成績も悪かったけれど
会社の数字上の成績も毎年赤字(><)
それでも続けていく価値を
感じ続けています。
より一層気合を入れて
取り組んでいこうと思います。
昨年までは、コロナ禍に何度も再出発しては中止や延期が繰り返され、何度も目の前が真っ白になったことでしょう。
さらにスタッフの病もあってずいぶん長い間、緊張とショックが繰り返されました。
これまでの疲れが一気に出たのか、今年前半は体調を崩し気味でしたが、夏頃から少しずつ戻り始め助走しています。
それにしても、過去のことがかなり遠い昔のことのように思えて
とても大きな距離を感じるようになりました。
それだけ年をとったということなのか…
よくわからないけれど、これまでとはまた違った心境です。
ただ年を重ねるだけでも 40代と50代はやっぱり違っていて
50代と60代もこんなに違うんだと感じながらの今日この頃。
年を重ねることにも意味があるのだと感謝しながら
今日生まれてきたかのような新鮮な感覚を大切に
生きていきたいと思います。
2024年09月19日
第58回創展 木村巴画伯の作品を楽しみにしています。
映画やライブでも大変お世話になっている木村巴画伯が理事を務める「創展」が上野の東京都美術館にて9月27日から開催されます。
「創展」は、何等拘束もなく自由な個性を重んじ「常に新鮮な芸術探求の創作活動の場を」との理想のもとで活動を続ける美術団体で、今回で第58回目を迎えます。
地域の自治会などでも大変ご活躍されてきた木村画伯ですが、「創展」の事務局長も務めながらお忙しい日々の中で、作品づくりにも全力で取り組まれているお姿にただただ頭が下がる思いになりながら、いつも大きな励ましをいただいています。
木村画伯は、昨年の作品「会議」の連作となる「円卓会議」を発表されます。
私たちは、28日にお伺いさせていただきます。
またこの日は、ギタリストのしげ兄さんの主治医の勝俣範之先生が
上野恩賜公園噴水広場で開催される「リレー・フォー・ライフ2024 東京上野」に出演されるので
しげ兄もサポートギターで出演予定です。
さぁ〜私も!お陰様で体調も戻ってきたので
今抱えている作品を完成させられるように全力を尽くします。
八王子館にて「ピースフェスタ2024」
2024年09月17日
新宿ゴールデン街の文壇バー『花の木』のママ 広田和子さんを偲びながら
ゴールデン街にある花の木の広田和子ママに
何だかとっても会いたくなって…
それにしても もう30年以上も経つから
場所を確認してみようと検索していたら
「享年、78――。
中上健次、野坂昭如らが愛し、足しげく通った新宿ゴールデン街の文壇バー「花の木」の名物ママ、広田和子さんが2018年1月11日、亡くなった」
と書かれた週刊誌の記事が目にとまり愕然としました。
自分も年をとり、周りも年老いていくことを いまだにちゃんと自覚できていない私は、いつまでもドアを開けばママがそこにずっといてくれて、いつか落ち着いて余裕ができたら会いにいこうと思っているうちに… 6年前にママはお亡くなりになっていたのです。
東京のサブカルチャーやアングラ芸術の発信地の一つと言われている「ゴールデン街」
ママは、作家の故・佐木隆三さんと離婚された2年後の1973年に
新宿ゴールデン街にお店「花の木」をオープンされました。
私がママにお世話になったのは1990年代で
エスニックメディアで外国人向け雑誌の編集長をしていた当時
戦後の面影が残る新宿のゴールデン街にとても興味を惹かれ
昼間の「花の木」をお借りして、週末に読者を集めてインターナショナル・トーク・パーティーを開催しながら日本に滞在する世界の人々の本音を取材していました。
電車の1車両の半分より小さな「花の木」のお店に
留学生や日本でビジネスをする様々な国の世界の人々が集まり
カウンターの中も外も全員立ったまま
まるで満員電車のようでした。
今では、訪日外国人が訪れる観光地ともなっているそうですが
当時は今とは全く違って ゴールデン街に外国人が集まるのはとても珍しいことでした。
ママは阿波踊りが大好きで
お店の常連さんたちと一緒に「花の木連」をつくって
高円寺の阿波踊りに毎年出場していました。
是非世界の人々に阿波踊りの魅力を知ってほしいと
ママと一緒に「花の木連」の中に 多国籍連をつくって踊ったことも忘れられない思い出です。
一生懸命に仕事をしてもどうにもならない時
出来ない理由を先に考えてしまいがちな若い頃
何かのせいにしたり 形から入ろうとしていた20代に
「そうじゃないでしょ」
と、後ろ姿で私に思いっきり見せつけてくれたのが広田和子ママでした。
何の飾り気も色気もない店のカウンター
いくつかの席が並ぶだけの小さな空間
すごっく美味しいものが出るわけでもなく、お酒の種類もない。
あるのはカウンターに立つママの存在感と人間力
なのに、人が集い文化が育まれつくられていく匂いが ぷんぷんしていました。
会えないままとなってしまいましたが
若かりし頃にママと出会えたことは
私の人生にとってとても大きなことでした。
心から感謝しています。
ママ、本当にありがとうございました。
広田和子ママ
会いたかった。
ジョージアをゆくアオギリ缶バッチ♪
2024年09月14日
島根のなおこ姉から梨が届きました。ありがとうございます〜!
2024年09月13日
めざせ1000回ライブ!「いのちの音色」
歌と語りで伝える「いのちの音色」ライブ履歴が更新しました♪
ギタリストのしげ兄と共に
1000回ライブを目指す
「いのちの音色」ライブ♪
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
⏬中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ履歴
https://satochan-peacelive.seesaa.net
平和への祈りを込めて
千羽鶴を一羽一羽
心を込めて折るように
一つ一つのライブに祈りを込めてスタートした目指せ1000回ライブ活動♪
映画製作で大きな借金を背負ったこともあって、ここ10年以上は上映活動を続けながら、その他の仕事もこなすことで精一杯の日々で、気が休まることのない毎日の中で、なかなか音楽に集中できずにいます。
まだまだ1000回におよばず、次回のライブで275回目
今のしげ兄さんにとって
一番やりたいことは
やっぱりこの1000回ライブで
「生きて、達成するぞ!」
本人は燃えています♬
回数なんて関係ないけれど
一番最初に決めた目標だから
「達成したいよね〜!」
「よし!がんばろう〜!」
と意気込んでいます。
大変な時は、がんばりたくてもがんばれない…。そんな日々を超えて「がんばりたい!」って心から思える喜び。応援してくださる皆様に感謝しながら、めざせ1000回ライブ♪
気持ちを入れ替えて、達成に向けてチャレンジし続けていきます。
9.11から23年…
9.11米国同時多発テロから23年…
一昨日の9月11日、部屋を片付けながら過去の新聞を整理していると、毎日新聞の中学生新聞に連載していた当時の記事が出てきました。(もうすでに発売されていませんが)アクアエンターテイメントの故吉田明子社長がつくってくださったLOVE&PEACEというシングルCDのことを思い出しながら、当時を振り返っていました。
2001年9月11日、テロリストに乗っ取られた2機の旅客機が、ニューヨークの世界貿易センタービルに突入し、2つのビルが倒壊していく映像がテレビニュースに流れた時の、あの時の衝撃は今も忘れることができません。別の1機がワシントンの国防総省に衝突し、さらにもう1機は乗客がハイジャックを阻止しようとしてペンシルベニア州郊外で墜落。
日本人24人を含む計2977人が犠牲になりました。亡くなった方々のご冥福を心より祈りながら、ご遺族や繋がりのある方々のお気持ちを考える時、辛く悲しくいたたまれない気持ちがこみ上げてきます。
そして同様に忘れることが出来ないのは、その翌月にアメリカ・イギリスなどによる軍事連合がアフガニスタンへの報復攻撃が始まり、愛と平和と正義の名の下に 罪のない多くの人々が傷つき亡くなっていくことを想像しただけで胸が張り裂けそうになりました。
憎しみの連鎖の渦に地球が飲み込まれ、暗闇に吸い込まれていくかのような衝撃を受けました。
あれから、23年…
あの日の衝撃と悲しみを伝える時、アメリカでは必ずと言っていいほど
「日本の真珠湾攻撃と同じぐらいの衝撃を我々は受けた」
という言葉が繰り返されます。
しかし、日本人が9.11を思う時
未来永劫言われ続けるであろうこの言葉への認識はほとんど感じられません。
アフガンへの報復攻撃が始まった時、ニュース映像を見ながら
「早くやってしまえ…」とつぶやいた家族の言葉を聞いて、心が凍りつく思いがしました。
日本各地への空襲、沖縄、広島や長崎のことを思いながら、いたたまれない気持ちになりました。
もがきながら突き動かされながら、小さな一個人であっても「平和のために出来ることって何だろう?」と考えながら… これまで私自身が闘い続けてきたものは、あの時に心の奥底に抱えてしまった 自分も含めた人間という存在への深い絶望感であり、絶対にくい止めたいとあの時に思った憎しみの連鎖への抵抗でもあったのであろうと思います。
何度となくギブアップしそうになりながら 今日までの日々を改めて振り返る時、少し微笑ましく ちょっと不思議な気持ちにもなります。
カラオケにさえ恥ずかしくて絶対に行けない私が 急に歌をつくり始めて、下手くそでも気にせず人前で歌い始めたり。引っ込み思案で人と話すことが苦手なのに、がんばって喋ってみたり。社長になんてなりたくないのに会社をつくったり。映画のことなんて全く知らないのに、ある日突然、大きな借金を背負ってでも製作しようと決意したり…。
被爆者の沼田鈴子さんが被爆アオギリに託した想いに、自らの平和への想いを重ねながら初めてつくった映画『アオギリにたくして』
痛みを伴う違いを認め合うことは時に難しく、話し合いで解決できないことが多々あろうとも、相互理解志向の対話を続けることの大切さと、誰もが人と人の心を繋ぐかけはしになれる存在であることを思いながらつくった第二作目のドキュメンタリー映画『かけはし』
特に初めての映画製作と上映活動では、個人にできる限界を超え 精神的にも肉体的にもギリギリの日々となりましたが、作品づくりを通してご縁をいただき出会った皆様との繋がりの中で 心の奥底にあった絶望感を乗り越え、生きるとはどういうことなのかを知ったように思います。
9.11追悼式の前日、アメリカでは米大統領選 候補者のハリス氏とトランプ氏による討論会が開催され(CNN世論調査ではハリス氏が63%、トランプ氏が37%)初のアフリカ系・アジア系、そして初の女性大統領を目指すカマラ・ハリス氏に軍配が上がりました。
人々の不安や不満 皮肉な考え方に付け入って分断や怒りやヘイトを煽るのではなく、
共感と思いやりによるしなやかな強さで新しい道を切り開こうとするカマラ・ハリス氏。
この討論会の結果が、必ずしも大統領選挙の勝敗となるものではありませんが、民主主義の根底に流れる価値観を大切にしながら、人類が目指すべき高みへと希望の力を広げ 戦争のない世界をつくっていってほしいと切に願います。
一昨日の9月11日、部屋を片付けながら過去の新聞を整理していると、毎日新聞の中学生新聞に連載していた当時の記事が出てきました。(もうすでに発売されていませんが)アクアエンターテイメントの故吉田明子社長がつくってくださったLOVE&PEACEというシングルCDのことを思い出しながら、当時を振り返っていました。
2001年9月11日、テロリストに乗っ取られた2機の旅客機が、ニューヨークの世界貿易センタービルに突入し、2つのビルが倒壊していく映像がテレビニュースに流れた時の、あの時の衝撃は今も忘れることができません。別の1機がワシントンの国防総省に衝突し、さらにもう1機は乗客がハイジャックを阻止しようとしてペンシルベニア州郊外で墜落。
日本人24人を含む計2977人が犠牲になりました。亡くなった方々のご冥福を心より祈りながら、ご遺族や繋がりのある方々のお気持ちを考える時、辛く悲しくいたたまれない気持ちがこみ上げてきます。
そして同様に忘れることが出来ないのは、その翌月にアメリカ・イギリスなどによる軍事連合がアフガニスタンへの報復攻撃が始まり、愛と平和と正義の名の下に 罪のない多くの人々が傷つき亡くなっていくことを想像しただけで胸が張り裂けそうになりました。
憎しみの連鎖の渦に地球が飲み込まれ、暗闇に吸い込まれていくかのような衝撃を受けました。
あれから、23年…
あの日の衝撃と悲しみを伝える時、アメリカでは必ずと言っていいほど
「日本の真珠湾攻撃と同じぐらいの衝撃を我々は受けた」
という言葉が繰り返されます。
しかし、日本人が9.11を思う時
未来永劫言われ続けるであろうこの言葉への認識はほとんど感じられません。
アフガンへの報復攻撃が始まった時、ニュース映像を見ながら
「早くやってしまえ…」とつぶやいた家族の言葉を聞いて、心が凍りつく思いがしました。
日本各地への空襲、沖縄、広島や長崎のことを思いながら、いたたまれない気持ちになりました。
もがきながら突き動かされながら、小さな一個人であっても「平和のために出来ることって何だろう?」と考えながら… これまで私自身が闘い続けてきたものは、あの時に心の奥底に抱えてしまった 自分も含めた人間という存在への深い絶望感であり、絶対にくい止めたいとあの時に思った憎しみの連鎖への抵抗でもあったのであろうと思います。
何度となくギブアップしそうになりながら 今日までの日々を改めて振り返る時、少し微笑ましく ちょっと不思議な気持ちにもなります。
カラオケにさえ恥ずかしくて絶対に行けない私が 急に歌をつくり始めて、下手くそでも気にせず人前で歌い始めたり。引っ込み思案で人と話すことが苦手なのに、がんばって喋ってみたり。社長になんてなりたくないのに会社をつくったり。映画のことなんて全く知らないのに、ある日突然、大きな借金を背負ってでも製作しようと決意したり…。
被爆者の沼田鈴子さんが被爆アオギリに託した想いに、自らの平和への想いを重ねながら初めてつくった映画『アオギリにたくして』
痛みを伴う違いを認め合うことは時に難しく、話し合いで解決できないことが多々あろうとも、相互理解志向の対話を続けることの大切さと、誰もが人と人の心を繋ぐかけはしになれる存在であることを思いながらつくった第二作目のドキュメンタリー映画『かけはし』
特に初めての映画製作と上映活動では、個人にできる限界を超え 精神的にも肉体的にもギリギリの日々となりましたが、作品づくりを通してご縁をいただき出会った皆様との繋がりの中で 心の奥底にあった絶望感を乗り越え、生きるとはどういうことなのかを知ったように思います。
9.11追悼式の前日、アメリカでは米大統領選 候補者のハリス氏とトランプ氏による討論会が開催され(CNN世論調査ではハリス氏が63%、トランプ氏が37%)初のアフリカ系・アジア系、そして初の女性大統領を目指すカマラ・ハリス氏に軍配が上がりました。
人々の不安や不満 皮肉な考え方に付け入って分断や怒りやヘイトを煽るのではなく、
共感と思いやりによるしなやかな強さで新しい道を切り開こうとするカマラ・ハリス氏。
この討論会の結果が、必ずしも大統領選挙の勝敗となるものではありませんが、民主主義の根底に流れる価値観を大切にしながら、人類が目指すべき高みへと希望の力を広げ 戦争のない世界をつくっていってほしいと切に願います。
2024年09月11日
朝寝坊な命くんと宝ちゃん♪
春日部教会にて映画『アオギリにたくして』が上映されました♪
9月8日、春日部教会にて、映画『アオギリにたくして』が上映されました。
大変お世話になっている木村巴画伯が理事をされている創展で
ご一緒に活動されている出口仍康様が
この度の上映会を開催してくださいました。
本日、木村画伯が出口様が送ってくださった
感想文をオフィスに届けてくださいました。
その一部をご紹介させていただきます。
「87才、その時代にいました。心の痛さと感動を受けました」
「原爆被爆者の苦悩がわかり、世界に広めてピカの恐ろしさを分かってもらいたい!」
「平和が一番です。戦争に反対します!」
「この様な映画を積極的に見ようと集まるような人達以外の多くの人に見てほしい!」
「原爆の恐ろしさ、多くの命を奪い、後遺症に苦しむ人々のことを心に刻みました」
「昭和ひとけたの人々の思いを深く深く、感動しました」
「涙が出るほど感激しました!」「平和の大切さが良く伝わりました」
「戦争は絶対ダメです!」「Peace Forever」
「家族のありようも含めて考えさせられました。生きる(生きている)だけで百点!それを伝えたいですね」
春日部教会の皆様、大変お世話になり本当にありがとうございました。
被爆アオギリに託された想いを伝えてくださった木村巴画伯と出口様に心より深く感謝申し上げます。
2024年09月09日
「NHK視点・論点」大久保賢一弁護士「現代に生きる原爆裁判」
9/10早朝、「NHK視点・論点」にて
映画「アオギリにたくして」の映画づくりでも
大変お世話になった大久保賢一弁護士が
「現代に生きる原爆裁判」というテーマで
「原爆裁判」の意義と私たちへの宿題についてお話しされます。
今日の夜中の12時からかと思っていたら
お昼の12時からだった様で・・・(><)
でも!再放送が、10日の早朝4時5分から14分の総合であるようです!!
明日は早起きしなくちゃ。
⏬「NHK視点・論点」の見逃し配信からも視聴できます。
https://www.nhk.jp/p/ts/Y5P47Z7YVW/plus/
そして、「ミューズの里TV」でも以前
大久保賢一弁護士にご出演いただきました。
アメリカと日本のかけはしとして活躍された
ジャーナリストの故北岡和義さんと
コロナ禍ににZoom対談してくださった時の映像も
下記にご紹介させていただきます。
しげ兄さんと共に大久保賢一事務所に
お話を伺いに行ったときの映像も
下記にご紹介させていただきました。
Seeds of Peace!
平和の種を世界へ〜♪
2024年09月05日
映画「アオギリにたくして」自主上映企画募集中〜♪
広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で
修学旅行生や世界の人々に被爆体験を伝え続け
アオギリの語り部と呼ばれた故沼田鈴子さんの
前半生をモデルに企画・製作した映画『アオギリにたくして』
アオギリにたくして公式サイト
https://aogiri-movie.net
2013年に劇場公開し
その後も地道な自主上映活動を続けて参りました。
公開から11年と言う月日が流れましたが
今こそより一層この映画を一人でも多くの方に
観てていただきたいと感じています。
一つ一つの上映会が平和の種まきとなっていくようにと願いながら
心を込めて上映会のサポートをさせていただきます。
お気軽にご相談ください
お問い合わせ先♪ミューズの里
E-mail: info@musevoice.com
また、現在制作中のドキュメンタリー映画「いのちの音色」では
沼田鈴子さんが亡くなる4ヶ月前の映像メッセージと共に、日本全国に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹と平和の種をまく人々を描いています。
コロナやスタッフの病気などでスケジュールが遅れておりますが完成に向けて全力を尽くします。
引き続き皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年09月04日
「がんと向き合って」(著者:上野創 出版社: 晶文社)を読み終えて…
ある日突然、がんの告知を受け
入院、手術、そして手術後の辛く苦しい治療…
その後の再発、そして2度目の再発。
様々な薬による副作用に耐え
治療中の幾度もの感染症を乗り越え
何度も死を突きつけられながら
睡眠導入剤を飲んでも眠れない日々
鬱の嵐…
著者の「這いつくばるようにして乗り越えた現実、揺れ動いた心のうち」が描かれた言葉の一つ一つに頷きながら拝読いたしました。
シチュエーションは違っていても
がんと生きる弊社のしげ兄さんにとって
そして微力ながら しげ兄さんの闘病生活を見守る私にとっても
これまでの7年間の心の旅を追体験するかのようでした。
誰にもわからないだろう
絶対にわかるはずがない
ずっとそう思っていた頑なな気持ちが
ほぐれて涙があふれました。
著者で朝日新聞記者の上野創さんは
しげ兄の主治医の勝俣範之先生のメディカルライブで
サポートギターのしげ兄と共にバイオリンを奏でる
ミュージシャン仲間でもあります。
先日の東京・町田の華厳院での映画「アオギリにたくして」の記事をご執筆くださり、その際に、アオギリ祭りやミューズの里のオフィスに取材に来てくださいました。
心の目で見ながら取材を重ねる上野さんの誠実で一生懸命な姿に感動しながら、やりとりの中で交わされる言葉の一つ一つに溢れる優しさを感じました。
それまで、上野さんが2度の癌の再発を乗り越えておられることを全く知らなかったのですが、記事を見た方がFacebookのコメント欄に、以前に上野さんが朝日新聞の神奈川版でがん闘病について連載されていたことを書き残してくださり、その後に晶文社から出版されたご著書「がんと向き合って」を読ませていただきました。
しげ兄さんと共に
上野さんに出会えて この本に出会えて
本当によかったね、と話しています。
言葉にならないであろうたくさんの想いも一緒に伝わってくる素晴らしい本でした。
この本を書いてくださって
本当にありがとうございました。
2024年09月02日
華厳院にてアオギリ上映&製作者ライブ♪ご感想・YouTube
東京・町田の 華厳院本堂にて、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で被爆体験を語りづつけアオギリの語り部と呼ばれた被爆者の故沼田鈴子さんの前半生をモデルに製作した映画『アオギリにたくして』が上映されました。上映後には、製作者ミニライブに出演させていただき皆さまに大変お世話になりました。ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。
そして、なんとも嬉しいお知らせが〜!
副ご住職の矢田様が、これから行われる境内の改修工事が終わった後、被爆アオギリ2世を植樹してくださることになりことになりました。本当にありがとうございます。
華厳院の矢田弘雅副ご住職様、主催してくださった「平和を望む会」代表の木村巴画伯・番井幸子様はじめ、スタッフ・関係者の皆様に大変お世話になり、本当にありがとうございました。
🍀映画『アオギリにたくして』公式サイト
https://aogiri-movie.net
当日の様子の一部が下記YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」にアップされました♪
〜感想文の一部をご紹介〜
・戦争の悲惨さを表面的にとらえるものとは違い、人の心の奥深くに突きささるものでした。世界の人全員が、特に世界のリーダーに見てもらいたい。
・被爆者の方々が語り部になるまでに多くの出来事があり、悩み、苦しい思いをされていたのがよく伝わってきました。「アオギリ」の木のことは、初めて聞いた気がします。心に残りました。ライブもあり贅沢な時間となりました。
・「えっ!華厳院で?」と案内をいただいた時はびっくりしました。しかし、み仏様の前で観るのにぴったりの映画でした。命について、人間について…。すばらしい映画でした。この映画に出会えたことは、これからの私の生き方、考え方にも重要な出来事でした。私も心の底から平和を望みます。
・戦争のむごさ、平和の大切さを改めて感じています。夏の暑さを忘れるひとときでした。
・戦後生まれの私は、戦争は二度とあってはならないとなんとなく思っておりましたがl、今日「アオギリにたくして」を見る機会により、一層強く戦争はあってはならないと感じました。生歌とギター演奏、とても素晴らしかったです。
・考えさせられました。とても良かったです。
・私の学生時代のことを、広島県の山奥にいた頃のことを思い出し、考えました。戦争のない世界になったなら…と、子どもの頃に思った事を改めて考えました。戦うよりも話し合いでと思いますが、今もなかなかそうはいきません。せめて関心だけは失わないようにと思います。平和な世の中を、世界を、望むことだけは失わないようにしたいと思います。
・この映画を作って上映してくださりありがとうございます。アオギリのことを知る事ができてよかったです。沼田鈴子さんへ、そして辛くても生きぬいた人々へ、敬意の気持ちでいっぱいです。
・重みのある 説得のある 想像以上でした。
・以前拝見した時とはまた違った感動を覚えました。物語というのは、それを受けとった者の日常や思いの中で 又育ち 立ち上がってくるのかもしれませんね。特にこれは史実にもとづいているので、なおさらです。
・原爆の被爆の細部について、あまりにも知らないことを思い知らされました。こういう人はたくさんいると思います。各所で上映することは大変意味があることと思いました。
・世界のどこであっても戦争はいけません。8月6日の原爆がもたらした負の遺産は、全く癒されていない。到底計り知れないほどの辛さ、身体的にも精神的にも苦労を背負って生きていらしたんだと思います。広島や長崎や沖縄の方々の苦しみを、こういう映画を通してもっと多くの人が知らなくてはならないと強く思いました。いつも何もできないもどかしさを感じながら、せめて皆様の平和の願いのもとに作られた映画を見せていただき考えたいと思います。ありがとうございました。
・広島で学生時代を過ごし、原爆について考えさせられましたが、また今日、戦後80年近くが過ぎ、今の子どもたちはそのような戦争や広島も知らないと言います。このことを伝えていくことは大切なことだと思います。
・戦後79年の夏に、平和を改めて考える映画に出合わせてくれてありがとうございました。広島に綴られた無数の物語は、本当にたくさんあったでしょう。そのことをすっかり忘れていた私に気づいた一日でした。実は私の勤めている中学校にも被爆アオギリがあります。私が勤める前に広島への修学旅行に行っていた経緯があり、そのとき植えられたものだと思いますが、もう雨風でそのメッセージを書いてあった看板もなくなってしまいました。来年、戦後80年の前に看板を復活させ、勤務している中学校の生徒にも伝えていかなくてはと思います。
・2024の今も戦争があることが悲しい限りです。1日も早く戦争が終わることを望んでいます。
・平和は大事ですが、地球の誕生から人々は戦い続けています。なぜなくならないのでしょうか。今も世界のあちこちで戦争で苦しんでいる人が多くいます。このような活動を続けていき、多くの人々が戦争を無くす努力をしなければなりません。
・戦争のない世界を願いたいと、新たな気持ちになりました。
・東日本大震災の後に、広島からおくられた植物の映像(ニュースで)見たことがあります。そのいわれはまったく知らず、今回はじめて知りました。あの原爆の下で生き残った人々も、一人一人が形は違っても、体験、おもいをなさっていたのだなと思います。「あおぎりのように生きる」という言葉が、節子さんの決意が未来へ続いていると思います。
・日本が世界の平和のために大きな役割を果たしていってほしいと思います。
・戦争の愚かさ、原子爆弾の恐ろしさを改めて知らされました。アオギリの芽に生きることの大切さを気づかされた主人公の強さに心から感動を受けました。平和を心より祈ります。
・是非、全国のひとりでも多くの方に見てもらいたい。
・知人に誘われて先入観なしで伺いました。声だかに反戦をうたうのではなく、静かに戦争の悲しさを伝えてくれるとてもいい映画でした。ライブもとても美しい声で癒されました。手話を一緒にすることで仲間の意識が出て楽しかったです。
・本当に 世界の平和を願いたいと思います。
・素晴らしい企画を催していただき、ありがとうございました。止むことのない戦争の報道を見るたび、心がふさぎ、何もできずに ただ日常を過ごす自分に無力感を覚える日々ですが、今回見せていただいた映画をさらに広めていくような取り組みが、きっと大切な種を、大きな平和の木を育ててくれることになるのだろうと強く思いました。私自身も微力ながら、平和の大切さを伝える取り組みをしていきたいと思います。
・私も出来るかぎり、平和の種をまいていきます。
皆様に大変お世話になり本当にありがとうございました。
ご来場くださった皆様に心より感謝申し上げます。