2024年02月13日
東京の森展にて「森のめぐみ」が上映されます!
建築家の丸谷博男さんの企画による映画『森のめぐみ〜東京の森・奥多摩』の映画制作に携わらせていただきました。本日2/14より新宿パークタワービル1Fギャラリー・3で開催されている「東京の森展」にて、2/17 まで上映されます(入場料無料)
丸谷さんは、東京・町田の古民家を再生して里山MUSEUM「浮輪寮」をつくり、里山と共に地球共生を探求する活動を行っています。
広島市からの被爆アオギリ2世も「浮輪寮」のお庭に植樹してくださいました。
丸谷さんの素晴らしい活動の数々に感銘を受けている一人として
映画づくりのお手伝いをさせていただき、大変嬉しく感謝いたします。
作品を作るにあたり、まず何よりも、
映画を企画された丸谷さんの
想いを受け止め、想いに寄り添いながら
ディレクターを務めさせていただきました。
丸谷さんの文章と写真で構成されている内容に、
さらに4人の方々のインタビューを新たに加えて
その上で、どのように映像化していけばいいのか?!
当初は、なかなかイメージがつかめず試行錯誤しながらの日々でした。
一番大切なこととして…
どうやったらこの作品に魂を吹き込むことができるかについて考える中で、
建築家の丸谷博男さんが魂を込めてつくった「浮輪寮」にて
丸谷さんのご自身の声でナレーションをしていただき、録音することとしました。
また、以前から個人的に丸谷さんの味わい深い文字が
とても好きだったので、題字もお願いしました。
ステキな題字が完成しました!
そして、自らの声で語るからこそ伝わる
素晴らしいナレーションになりました。
取材・撮影させていただいた皆様のお話は、
今を生きる私たちが作る未来に
希望を感じさせてくれるものでした。
皆様にたくさんの素敵なお話をいただきながら
映画の中では短い時間にまとめざるをえない中で
繰り返し言葉を聞き返しながら編集させていただきました。
▲後藤めぐみさん(カヤックスクール「グラビティ」主宰)
リバーカヤック歴30年以上。川の環境と関係の深い山に関心を持ち続けている後藤めぐみさんの「森の道づくり」を取材・撮影させていただきました。
▲沖倉喜彦さん(沖倉製材所代表取締役・秋川木材協同組合理事長)
「山の魂で、木を生かす!」 先人たちが積み重ねた想いを未来につなげ、製材の仕事を通して自然と人が調和して生きられる未来をつくるために、懸命に木と向き合いながら生きる沖倉さんの言葉が深く心に染み入ります。
▲菅原和利さん(起業家)
大学を卒業直前に奥多摩町へ移住。(株)東京・森と市庭の取締役COO。木育インストラクター講師。著書:自分の地域をつくるワーク
新しい未来を築く菅原さんの発想力と行動力が魅力的です!
▲丸谷晴道さん(建築家)丸谷建築研究所代表/桐を暮らしにプロジェクト代表
2018年春、家族5人で奥多摩に移住。奥多摩を深く知るためのさまざまなワークショップを開催。こどもたちも一緒に参加できる森づくりや古民家を活用し地域に開かれたオープンスペースをつくり、地域リーダーの一人として活躍されています。
皆様に大変お世話になり
改めて心より深く感謝申し上げます。
この度の映像制作では、これまでにもミューズの里の映画づくりにご協力くださり、初プロデュース映画『アオギリにたくして』では、撮影監督を務めてくださった撮影技師の倉本和人さんに大変お世話になりました。同じく映画『アオギリにたくして』のチーフ助監督として大変お世話になった中根克さんにドローン撮影でご協力いただき心より感謝申し上げます。
▲久々の3ショット!
音楽は、プロデューサーも務める弊社の伊藤茂利。「森のめぐみ」の冒頭と最後に流れる挿入曲は、伊藤茂利の作曲によるオリジナル曲「明日香」。ギターは伊藤茂利。ピアノは坂井千浪さん。第一回JASRAC音楽文化賞を受賞したアオギリチームです。
深夜の12時を超えて、すでに今日は上映当日の2月14日となりましたが
只今最後の編集作業を行なっているところです。
本日午後2時からの上映です!
2月14日から17日まで、「東京の森展」にて無料上映されます。
丸谷博男さんはじめ、映像制作にご協力くださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。