2024年01月15日
2024年も全力を尽くします!
元旦から大きな地震が起きて
被災地の方々のことを思うと
新年のご挨拶をする気持ちになれないまま
仕事に追われていました。
被災地の皆様の健康と生活が守られ
悲しや苦しみが少しでも癒されるよう
心より祈っています。
石川県志賀町にある北陸電力の志賀原発敷地内では
水位計で約3メートルの水位上昇が観測され
4メートルの防潮壁が数センチ傾いたと報じられていました。
今のところ問題はないとされていますが
運転停止中だったとはいえ
外部電源の一部が喪失し
変圧器からの油漏れや
核燃料プールの水漏れなどが伝えられる中
近くに暮らす住民の方々は、
どれほど不安だったことでしょう。
電力を受けるための変圧器が1,2号機とも破損して
約1万9800リットルの漏れ出た油の一部が
海に漏れいることも後になって報じられ、
揺れの加速度が設計上の想定を上回り
モニタリングポストが18箇所で測定不能となっていた中で…
この度の地震が起きる前の昨年11月には
経団連会長が志賀原発を視察し
「一刻も早く再稼働を」と述べておられたことが
新聞の見出しになっていたのを記憶します。
3・11福島原発もそうであったように
一部の専門家の方々や政府や電力会社だけに任せるのではなく
地震大国日本での原発のあり方に
一人一人が向き合って考えていくべき時なのだと思います。
4つのプレートの上にある
日本という小さな島国に
すでに54基もの原発があります。
戦後のわずかな時間の中で
こんなにもたくさん…。
志賀原発の建設以前には
今回の震源となった場所に
隣接している珠洲市での
原発の建設計画もあり
住民の皆様の反対運動のおかげで
中止となったそうですが
もし、建設されていたなら…
と考えると本当に恐ろしいです。
今年還暦を迎えますが
大きな歴史の流れの中で
自分が生まれてからこれまでの60年間は
未来を生きる人々にとって
いったいどんな時代として見えるのでしょう。
流行に無頓着で
同世代感の欠落している私は
ひたすら自分の感性の中で
大切だと思うことだけに目を向けながら
無我夢中に走り続けてきましたが
これまで自分が生きてきた時代を
ふと改めて眺めてみた時
いろいろ感じることがあります。
人生の晩年に向けて
自分の心が感じていることを
もう少し言葉にしながら
生きてみようと思います。
とはいえ、目の前の仕事に相変わらず追われる日々の中で
ブログアップさえもなかなかできない日々が続いていますが…
チャレンジしていこうと思います。
1月中はご依頼いただいている
映像の制作に没頭していきます。
そして、この夏こそ!
制作中のドキュメンタリー
映画「いのちの音色」を完成できるよう
全力を尽くします。
また「かけはし」第3章は取材を続けながら
2025年の完成を目指します。
お陰様でコロナ禍に入社した命くんも
先住犬の宝ちゃんもますます元気に活躍中!
なくてはならないスタッフに成長しています。
春までは、編集制作に追われていますが
一段落次第、ライブ・講演・上映活動にも力を入れてまります。
2024年も全力を尽くして生きていきます。
よろしくお願い申し上げます。