2023年06月15日

ドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作中〜!「被爆マリアが世界の人々に伝える原爆の惨状」

現在、第三作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』を制作中です。

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アメリカでは、隠れキリシタンの研究から長崎の被爆マリアの存在を知り、浦上天主堂の上に原爆が落ちたことを知ることで、自らのこととして原爆を受け止め、核廃絶について考え始める人々がいます。

上映&ライブでお世話になったジョンさんとキャリーさんのチャペル中央には、熱線によって頬と髪が黒く焼け、目が空洞になった被爆マリアの写真が飾られていました。お二人は、被爆マリアの姿を通して原爆の惨状を人々に伝えておられました。

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長崎への原爆で、約7万人が亡くなり、その中にはキリスト教徒8500人も含まれていました。当時、東洋一と言われていた浦上天主堂は、爆心地から500mのところにありました。浦上天主堂にあったマリア像は、イタリアからもたらされた木製の高さ約2メートルで、目には青いガラス玉がはめ込まれていたそうです。原爆によって旧浦上天主堂は壊滅的な被害を受けましたが、瓦礫の中からマリア像の頭部だけが見つかりました。

16世紀には全村がキリシタンと言われていた浦上地区は、17世紀に入りキリスト教の禁教令が出たのちも、約250年間にわたる厳しい迫害にたえて、信仰を守り通したところでもあります。その地の上に落とされた原爆・・・。

ジョンさんとキャリーさんは、
被爆60年の時に長崎を訪れ
9日間の断食をしながら長崎の街に立ち
原爆投下に対する深い謝罪の思いを伝えた時のことを語ってくださいました。

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二人が行ったVigilで持っていた布には
「アメリカ国民である私たちは
広島と長崎に謝罪いたします。
原爆ホロコーストを受難された
すべての魂に深い哀悼の意を捧げ
アメリカの犯した過ちを懺悔いたします」
と書かれていました。

被爆マリアが、世界の人々に原爆の惨状を伝えています。
「憲法9条は、奴隷解放と同じぐらいの価値あるものです」
と静かに語るジョンさんの言葉が、重く深く心に響きました。

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🍀ドキュメンタリー映画「いのちの音色」制作中!
https://musevoice.com/inochi/goods-2/
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 18:39| 東京 ☁| 映画『いのちの音色』制作中! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする