2022年12月22日
佐藤一子先生に心より感謝申し上げます。
東京大学名誉教授で社会教育学を専門とされている佐藤一子先生に大変お世話になり、Zoomオンライン上映会を先日開催させていただきました。
佐藤一子先生は、政治学習や憲法学習の問題をきっかけに2017年11月から広島訪問調査に取り組み始められ、これまでに21回もの訪問をしながらインタビュー記事を「月刊社会教育」(労働旬報社)に掲載されています。
初プロデュース映画「アオギリにたくして」をご鑑賞くださった佐藤先生が素敵な感想が届けてくださり、身の引き締まる思いです。
「一般的な「被爆体験の伝承」とは異なり、その歴史的事象のもとで人が生き抜くためにどれほどの苦しみ、悲しみをのりこえていかねばならないか、人生、生き方について問いかける映画であると思います。あらためて被爆体験の残酷さ、広島の地で生きてきた人々の心の葛藤、互いの差別や支え合いの意味を浮き彫りにした作品であると、感動しました。このようなお仕事を36年の歳月をかけて追求されてきた中村さん、伊藤さんはじめ、ミューズの里の皆さんの努力に圧倒される思いでした。」
上映後にお話しする機会もいただき、佐藤先生の優しい笑顔に包まれながらとても素敵な上映会となりました。
私たちがチャレンジしようとしていることの本質を的確に受け止めてくださる佐藤先生のお話に、心が救われる思いでした。
ヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブへのエールもいただき、来年の活動に向けて大きな励ましをいただきました。本当に素敵な出会いをいただき感謝でいっぱいです。
佐藤先生をご紹介くださった広島の立花ご夫妻はじめ、上映会にご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。