
▲宝ちゃんと命くんと一緒に、アオギリさんにもご報告♫
昨日は、とっても嬉しいことがありました。
映画づくりや音楽活動を共にしてきたしげ兄の3回目となるPET検査の結果、画像上から癌は確認されず、転移や再発の疑われる所見も見当たらないとのことでした。
今回のように癌が消えることは奇跡的であり、思わず手を合わせ拝みたくなる程のことなのだそうです。
昨年6月、しげ兄の癌が再発した腹膜は、手術のできないとても厄介な場所でした。
ステージ4の告知を受けてオフィスに戻り、
「荷物の整理をした方がいいよなぁ…」
とつぶやくしげ兄の言葉に、周りも放心状態のまま、ショックが大きすぎて言葉になりませんでした。
その後、厳しい抗がん剤治療が始まりました。
前回とは比べものにならない辛さと苦しさに、生と死を見つめながらの日々が続きました。
救いとなったのは、主治医の勝俣範之先生の「患者は我がままであれ」という言葉と周りのサポートでした。
一般的なエビデンスはあるのかもしれませんが、何よりもしげ兄の体全体を見守りながら、お薬を減らしていただいたり、途中でストップして様子を見たりしながら、体そのものが弱り切ってしまわないように、そして生きる気力を失わないように見守りながら、主治医の先生が臨機応変に対応してくださったことで、希望を失わずに治療を継続することができました。介護の仕事をしているスタッフがいたことも救いとなりました。
いつも応援いただき、元気になるよう祈ってくださっていた皆様、本当にありがとうございました。そして主治医として、音楽仲間として見守ってくださっている勝俣範之先生に改めて心より深く感謝申し上げます。
たとえ検査結果がどうあろうとも、今この瞬間を大切にしながら、
今から!ここから!もう一度!と決意し、この夏から、しげ兄の再出発に向けて準備を進めていたところでした。
とはいえ、昨日の検査結果を聞くまで、本人も不安と戦いながらの毎日だったことと思います。
もちろん、これからの再発のリスクもあるかもしれません。
でも今は、奇跡的に画像から癌が全て消え、体調も回復しています。
この様な日を迎えることができて、喜びでいっぱいです。
そして今も、癌や様々な病気で苦しんでいる方々の体と心が見守られますように。ご家族や周りでサポートしている方々、そして先生方と病院関係者の皆様のお体とお心が癒され見守られますようにと心から祈らずにはいられません。
生かされた命への感謝と共に、再出発に向けて、本人もより一層やる気を出しています。
この夏より、映画「アオギリにたくして」「かけはし」に託した思いを胸に、1000回ライブ達成に向けても再出発してまいります。
無理のないよう体の声を聞きながら
現在制作中の映画「いのちの音色」「かけはし第3章」の完成にむけても力を注いでいきます。
これからも皆様のご支援・ご協力何卒よろしくお願い申し上げます。
ご心配くださっていた皆様に、心より深く感謝申し上げます。