この夏から、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える全国ライブ活動も再スタートしていきます。
2008年8月6日のミューズの里を設立した日の夜に初開催し、あれからこの夏で14年…。
ライブ活動を応援してくださった被爆者の沼田鈴子さんが2011年7月に亡くなった後、沼田さんの前半生をモデルに映画づくりを始めてからは息つくひまもなく、ただひたすら必死の毎日。映画制作とその後の上映活動の厳しい忙しさで、なかなか音楽と向き合う時間が取れない中ではありましたが、与えていただいた場で精一杯 心を込めて歌い奏でながらの日々でした。
2017年、共に映画や音楽活動をしてきたギタリストのしげ兄さんが緊急入院となり、癌の告知を受けてから今年で5年。昨年は再初の告知もあり、いったん画像からは癌が一度消えていますが、引き続き抗がん剤治療を受けながらの日々が続いています。
がんと共に生きていく覚悟をしながら、
どんな状況にある時も、みんなで共に心から感謝していることがあります。
それは、いのちある限り果たしていきたいと思える志を持たせていただいたことへの深い感謝です。

1000回ライブを目指してスタートした歌や語りでヒロシマ・ナガサキを伝えるライブも、次回で254回目。
もちろん何回やったかが大切なことではありませんが、
「よし!1000回ライブだ!」
と、しげ兄さんもやる気と気合いに満ちています。
1つ1つのライブに想いをこめて、
この夏より、全国ライブも再スタートしていきます♬