
弊社の伊藤茂利が流しの役で初出演させていただいた映画「祈り」(松村克監督作品/主演:高島礼子さん)が、9月に長崎原爆資料館で先行上映され、来春以降に全国で順次公開される予定です。松村監督、高明様はじめ関係者の皆様に心より深く感謝申しあげます。
マリア像の声を美輪明宏さん。映画の主題歌「祈り」は、さだまさしさんが浦上天主堂で市民と歌い上げています。
昨年、台本に目を通させていただいた時、今の世界に向けてこの作品が製作されようとしていることに、心が救われる思いでした。
我々の初プロデュース映画『アオギリにたくして』米国上映を行った際にも強く感じたことですが、広島だけではなく、浦上天主堂の上に落とされた長崎への原爆を知ることで、多くの欧米人の方々が核兵器の存在について改めて深く考えるきっかけとなっています。ヒロシマといえばパールハーバー、そして原爆投下によって多くの人の命が救われたと正当化してきた人々の中からも、被爆マリアの存在によって、核なき世界の実現への道を歩み出した何人ものアメリカの人々と出会ってきました。
映画『祈り』が日本全国、そして世界各国で上映されていきますように。そして、核なき世界に向けて世界が動いていくことを心より祈っています。
弊社ミューズの里も来年の春の完成を目指して、ドキュメンタリー映画『いのちの音色』制作に全力を尽くします!