2024年11月13日

スヒョンさんのお母様からのおすすめの韓国の本


先日の世田谷でのドキュメンタリー映画「かけはし」上映の後、もっと韓国について小説などを通して知りたいので、何かおすすめの小説などありますか?とお客様からご質問がありました。映画「かけはし」のご出演者でスヒョンさんのお母様の辛潤賛(シン ユンチャン)さんにお伺いしてみました。

・「82年生まれ キムジヨン」
・「容疑者Xの献身」

上記の2冊が好評なようで、アマゾンでも購入できるそうです。
またその他、下記の書籍が人気があるそうです。

日本語で読める韓国のベストセラー本

・「カステラ」
・「ミカンの味」
・「屋上で会いましょう」
・「保健室のアン・ウニョン先生」
・「大都会の愛し方」
・「わたしたちが光の速さで進めないなら」
・「となりのヨンヒさん」
・「成均館儒生たちの日々」


ご参考までに♪




【関連する記事】
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アミダステーションにて:歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ公演

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八王子のアミダステーションにて、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブ公演が開催されます。被爆者の上田紘治さんが企画してくださいました。心より感謝申し上げます。

ライブ公演の前には、上田紘治さんからのお話とメッセージ、オカリナ演奏があります。
ライブの最後には上田則子さんと石塚佐和子さんが手話でご一緒にご参加くださいます。

jijiさんが素敵なチラシを作ってくださいました。
心より感謝申し上げます。

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12月8日(日)12:30開場で13:00よりスタートです。
※当初の予定より時間が変更となり、30分早くなりました。

皆様のご来場を心よりお待ちしています。





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2024年11月12日

映画『かけはし』にご出演くださった故スヒョンさんのお母様の辛潤賛さんが旭日双光章を受章されました。

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ドキュメンタリー映画『かけはし』にご出演くださった故李秀賢(イ スヒョン)さんのお母様で、スヒョンさんの頭文字をとって名付けられた特定非営利活動法人LSHアジア奨学会の名誉会長の辛潤賛(シン ユンチャン)さんが令和6年秋の外国人叙勲において、旭日双光章を受章されました。

この度の受賞は、お母様が日本・大韓民国間の友好親善及び
相互理解の促進に寄与してこられた功績が評価されたものです。

これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。
心よりお祝い申し上げます。

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2024年11月06日

本当の声を聞かせて♪

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たとえ自分のことであっても
本当の自分の声に気づかずに
生きていることもあります。

心の声に耳を傾けながら
歌い続けていこうと思います。




⏫YouTubeミューズの里TV「本当の声を聞かせて」
作詞・作曲・歌:中村里美
編曲・ギター:伊藤茂利 ピアノ:坂井千浪

学生時代は、授業中に手をあげたこともなく
超引っ込み思案で何事にも興味を持てず
一歩踏み出す勇気のまったくない生徒でした。
学校に行くのが嫌で、なんで学校に行かなきゃいけないのかもよくわからないままだった…。
そんな頃の自分に書いた歌「本当の声を聞かせて」
(『いのちの音色』学校ライブより〜♪)
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2024年11月04日

東京・八王子の「アミダステーション」にて 歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブ♪

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被爆者の上田紘治さん(3才の時 広島で被爆・八王子在住)がご企画くださり、東京・八王子の「アミダステーション」にて、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える『いのちの音色』ライブが12月8日に開催されます。jijiさんが素敵なチラシをつくってくださいました。皆様、大変ありがとうございます。

アミダチラシ裏.jpg

歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
いのちの音色LIVE公演♪Vol.279
歌とギター演奏 ・ 被爆体験の朗読 ・ トーク

歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」は、これまでお世話になった被爆者の方々の体験とメッセージを歌と語りで伝えていくライブ公演です。海外でヒロシマ・ナガサキを伝える体験をもとに音楽・朗読・トークにより構成されています。2008年より1000回ライブ目指して活動中です。皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年12月8日(日)

■13:0013:30 被爆者のお話
上田紘治さん(3才の時 広島で被爆・八王子在住)

■「いのちの音色」ライブ♪13:30~15:00      
♪中村里美(歌と語り)♪伊藤茂利(ギターと語り)

参加費:無 料 ※活動支援募金へのご協力をお願い致します
会 場 :アミダステーション
京王八王子駅西出口から徒歩約2分
<東京都八王子市東町3−4>
アミダステーション地図.tiff

■申込先「いのちの音色」ライブ♪
https://musevoice.com/live/
当日参加もOK!※満席の場合は入場できない場合もございますので あらかじめのご予約をお勧めします。
E-mail info@musevoice.com E-mail crosscultureplaza@yahoo.co.jp
TEL 090-6197-5354 (上田) 070-5568-8204 FAX: 042-810-1100
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2024年11月02日

歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える 「いのちの音色」ライブ公演

次回で276回を迎える
歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
「いのちの音色」ライブ♪


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「いのちの音色」ライブ公演は、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の体験とメッセージを世界に伝える活動の中から生まれた歌やトークと被爆者の方々の体験の朗読で構成されているライブ公演です。

弊社ミューズの里を設立した 2008年8月6日の夜からスタートしたこのライブ活動も 今年で16年目となります。ライブ活動に集中できたのは、最初の数年で、その後に映画製作をスタートしてからは、目の前が真っ白になることの連発で、それを一つ一つ乗り越えることに使う労力が凄まじく大きくて、正直音楽活動に集中できることはありませんでした。今もその状況はまったく変わりませんが、残された人生で何をやり遂げていきたいかをしげ兄(伊藤茂利)さんと一緒に考えながら、当初の目標だった1000回ライブは絶対に達成したい!と改めて強く思っています。

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通常は100分~120分公演ですが、歌だけやトークだけの出演やネット配信も含めて、ギタリストのしげ兄さんと共に新たな気持ちで1000回ライブを目指してこの秋からまた再スタートしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます🙏
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歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える
「いのちの音色」ライブ公演♪
https://musevoice.com/live/
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MOTHER すべての命への愛と感謝をこめて〜♬


11月16日に広島弁護士会館で開催される 「日本反核法律家協会30周年記念イベント」に、トークリレーとライブで伺わせていただく予定ですが、初製作した映画『アオギリにたくして』で母親役でご出演くださった女優の斉藤とも子さんもいらっしゃるとお聞きして、久々にお会いできることを心より楽しみにしています。

Facebookから流れてきた
昔の投稿「MOTHER」を聴きながら
映画製作の頃が懐かしく思い出されます。


▲作曲・ギター:伊藤茂利/作詞・歌:中村里美

お世話になった被爆者の方々が年々亡くなっていかれる中で、2008年にスタートした歌と語りで被爆者の方々の体験とメッセージを伝える「いのちの音色」ライブ活動の中で歌い奏でてきた「MOTHER」は、映画『アオギリにたくして』の挿入曲ともなっています。斉藤とも子さんが演じる母親役の気持ちに寄り添って劇中に流れている挿入曲です(劇中では楽器のみの演奏)

この映画のモデルとなった故沼田鈴子さんの87才のお誕生会が、2010年夏に広島国際会議場フェニックスホールで開催されたピースイベント中で行われました。ギタリストの伊藤茂利さんと共にご招待いただき「アオギリにたくして」「MOTHER」の2曲をプレゼントさせていただきました。その翌年、米寿のお誕生日を目前に沼田さんは天に召されました。

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▲故沼田鈴子さんの87歳のお誕生日ライブにて

「地球に母性を…!」

昔、米国のネバダの砂漠の核実験場の前で沼田鈴子さんが出演された原爆記録映画「にんげんをかえせ」を上映した時、心に傷をおった女性たちが映画を見に参加されていました。暴力と破壊ではなく、命を生み育む平和な世界をつくるために、女性たちは地球を傷つけ続ける核実験に反対していました。ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々のメッセージは、彼女たちの心にもしっかりと届いていました。

「MOTHER」は、すべての命への愛と感謝をこめてつくった歌です。これからも「いのちの音色」ライブで、歌い継いでいきたいと思います。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:56| 東京 ☔| 公演・LIVE「いのちの音色」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月01日

映画『かけはし』鑑賞後記と李秀賢さんへの思い

かけはし SNS.jpg

世田谷で先月開催された「平和を望む会」主催による
ドキュメンタリー映画『かけはし』上映会では
皆様に大変お世話になり本当にありがとうございました。

⏬かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

ご来場くださった皆様からの様々な反響に
共感の場づくりをしていくことの大切さを
改めて深く感じました。

小さな映画の小さな上映活動ではありますが
その一つ一つに想いを込めて継続している私たちにとって
大変大きな励みとなりました。

直前に掲載された新聞を目にされ
上野創記者の記事を見てご来場された方から
後日、鑑賞後記と李秀賢さんへの思いが綴られたメールをいただきました。

拝見させていただき大変感動致しました。
苦労の多い映画づくりや上映活動の中で
この映画をつくって本当に良かったと
心から感じた瞬間でもありました。

是非皆様にシェアさせていただきたいと思い
ご本人様の了解を得て 下記にシェアさせていただきます。
あたたかな心のこもった文をいただき
心より深く感謝申し上げます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本日は私にとってとても大切な機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。「人と人との交流こそが平和の礎」との趣旨、私も常にそう思っていました。劇中、日本の青年が「心に国境を作っていないか」という問いはまさに至言だったと思います。国境を「差別」とも言い換えられるでしょう。私たちは知らず知らずのうちに、そのような壁を自分自身に築き、その理由を他者に求める。韓国の若者が日本の教科書を買い求めた姿は、他者の背景を含めて知る事で初めて相互に橋をかけられるのだという視点であり、まさに我々日本人に足りなかったことと自省いたしました。

私は、世論として嫌韓感情が高まる時、また自分の中でもその気持ちが沸き起こってくる時に、李秀賢さんのことを思い出します。人は自分が属する集団に帰依する時、マスイメージという化け物に支配されてしまいます。それに対する戒め、人間であることそのものに立ち返ってみよう、そうすればそこに国家人種民族出自の違いはない、ということ。古来地球上の様々なところで様々な争いの歴史があった。その時代ののっぴきならない力学があった。そこに不幸があった。だがそこに拘泥するのではなく、明日を作り上げよう、力を合わせることができる。李秀賢さんのメッセージはそのようなものであったと確信しています。

そうした李さんのメッセージを常に思っていましたが、私にとってはそうした日韓親善以前に、もっと深い意味を持って、故にずっと心の奥底で棘のように思っていたことがありました。 事件当日のことは忘れられません。私は(もう現場を離れてだいぶ経ちますが)新聞記者で、当時警視庁担当でした。あの夜は多忙な合間を縫って、他社の記者と新大久保で飲み会をしていました。盛り上がってきたところで1人の携帯が鳴り「酔っ払いが駅ホームから落ちてはねられる事故があったから、現場に行け」との指示がありました。事故の担当ではない記者も私の他にもいましたが、一人が「現場行ってくる」と抜けたことで、飲み続けるムードでもなくなり、飲み会はお開きになりました。私は「やれやれ、なんと迷惑な酔っ払いなんだ」と思いながら帰宅しました。

その翌朝のニュースで、李さんと日本人カメラマン関根さんがホームに落ちた人を救出しようとして亡くなっていたことを知りました。私は自分を猛烈に恥じました。異国の地で信念に基づき命と引き換えに高潔な行いを厭わなかった人に比べ、自分の何と情けないことか、と。そんな思いがずっと心のどこかに棘のように刺さっていました。

事故の翌年、福岡に転勤になりました。それまで私は特段韓国に関心があったわけでもありませんでしたし、むしろ時折疎ましい思いがあったことは白状しなくてはなりません。そんな私が様々なご縁を得て、福岡と韓国、なかんずく釜山とのビジネス交流を多く記事にしました。仕事でソウル〜釜山に行ったほか、取材で知り合った方を訪ねて家族を連れて行ったこともありました。そこでの出会いや体験したことから、私は、祖国の文化に対してと同じように、韓国の伝統文化にとても敬意を持つようになりました。

一方で、先ほど申し上げた心の棘は、時折思い出すとまるで遠くで降る雨が近づいてくるような気持ちになりました。信念で生きているか? という問い。私がそれに常にがえんずることができていたかどうか。そうした問いから私が長く時間をかけてたどり着いたのが、「心の声に背かない」という、当たり前のことでした。

そうした中での今回の鑑賞でした。その感想は冒頭に申し上げたとして、私は辛さんにお目にかかり握手をすることで、私が自らに感じ続けてきた棘について「そんなものはないのよ」とおっしゃったように感じました。地球上で最も大きな悲しみ、それは我が子を失った母親の気持ちだそうです。そんな人が前を向いて歩んでこられた。私も子を持っていればこそ、なおのことその覚悟に打たれました。

上映会の後、怪我をして入院している義母を見舞いに新宿の病院に立ち寄って、さあ帰ろうとGoogleマップでルート検索したところ、指示されたのはいつもの新宿駅ではなく、新大久保駅でした。私はあのホームから帰路につきました。この偶然こそ、もしかしたら「覚悟新たにせよ」との天の計らいだったのかもしれません。

歴史上、激動の時代には必ずメッセンジャーの役割を持った人が現れてきました。キリストは言わずもがな、近代でもガンジーやJFK、マーティンルーサーキング牧師、ジョン・レノンなど、彼らは例外なく、自分の命と引き換えにその時代の人々に大いなる気づきを与えてきました。李さんももしかしたらそのようなお役目を持ってこの世に来られたのかもしれない、と思っています。

(匿名/50代 男性)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:31| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月31日

広島のお父さん&お母さん♪ようこそ〜!ミューズの里へ🎶

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私たちみんなの広島のお父さんとお母さん♪
広島の梅谷ご夫妻がミューズの里にご来社くださいました。

猫の命くんは今回初めて梅谷のお父さんとお母さんに会うことができました。犬の宝ちゃんは、広島で一緒に梅谷家にホームステイさせていただき、何年ぶりのご対面だったでしょうか〜?!オフィスの庭に育つ被爆者の故沼田鈴子さんからいただいた被爆アオギリ2世や3世の苗も梅谷のお父さんお母さんと会うことができました〜♬

梅谷ご夫妻には、弊社の初製作だった映画『アオギリにたくして』でも大変お世話になりました。夜行バスで広島と東京を何度も往復する私たちをいつも迎え入れてくださいました。初めての映画製作は、想像を超える大きな渦の中に巻き込まれながら、言葉にならない大変な日々でした。ほとんど寝る時間もない中で、広島を訪れる度に梅谷ご夫妻のご自宅にホームステイさせていただきました。あたたかくて美味しいご飯を食べさせていただき、ふかふかのお布団に横になって眠らせていただいたことで、どれほど救われたことでしょう。ロケが始まってからは若手の俳優人が宿泊させていただき方言指導もしていただいて本当にお世話になりました。お二人の存在なくして映画『アオギリにたくして』は誕生しませんでした。改めて心より深く感謝申し上げます。

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ミューズの里のオフィスで少し休んでいただいた後、木村巴画伯の絵を見に一緒に伺わせていただきました。

今回、いつか梅谷ご夫妻に木村巴画伯の絵をみていただきたいと思っていた夢が叶いました〜!こんなに嬉しいことはありません。

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梅谷ご夫妻は、木村画伯ご夫妻に是非広島に来ていただきたいと熱望されていました。ご一緒したいところがたくさんあるそうです。広島に戻られた梅谷のお父さんからのメールには、「こんなに充実した旅行も久しぶりです」と書かれていて本当に嬉しかったです。

ちょうど、しげ兄さんが9回目の抗がん剤治療を終えたばかりで副作用が始まる頃でした。なので、当日にならないと体調が分からず心配されましたが、これまでにない回復ぶりで、元気に梅谷のお父さんとお母さんを一緒にお迎えすることができました。

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ホテルにお送りする前には、しげ兄さんがギターを奏でながら「アオギリにたくして」をみんなで一緒に歌いました♬

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梅谷のお父さんお母さん、本当にありがとうございました。またお会いできる日を心より楽しみにしています〜!!
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2024年10月26日

1万1,845回、37万1,219人以上に被爆者のメッセージを届けた「ネバー・アゲイン・キャンペーン」

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30年以上もの月日を経て、アメリカのCaroleさんが送ってくださったノーモア・ヒバクシャという文字と鶴の描かれたタペストリーのお写真を懐かしく眺めながら、被爆者の方々のメッセージを世界に伝えるためにご尽力くださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいになります。

1985年、国語教師の北浦葉子さんと米国のバークシャーコミュニティーカレッジ名誉教授で平和学者のレイスロップご夫妻が創った草の根の民間外交プロジェクト『ネバー・アゲイン・キャンペーン(NAC)』は、日本のボランティアが渡航費を自己負担して単身渡米し、アメリカのご家庭に1年間ホームステイさせていただきながら、学校や教会などで日本文化紹介と共に10フィート運動で制作された原爆映画『にんげんをかえせ』やアニメ『ピカドン』・丸木位里さんの「原爆の図」のスライドなどを上映し、被爆者のメッセージを伝える草の根ボランティア活動でした。

その頃、テレビ局の報道局社会部長のもとで契約スタッフとして働いたいた私は、その募集記事を新聞で知り、NAC第一期生として1986年のに渡米しました。アラスカ州・オレゴン州・オハイオ州・ネバダ州・カリフォルニア州・ニューヨーク州などの学校や教会で被爆者のメッセージを伝えるボランティア活動を通して、25軒のご家庭にホームステイさせていただきながら、1年間に280回のプレゼンテーションをさせていただき1万3000人の人々と交流しました。

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当時はまだ携帯電話もなく、SNSどころかメールもなかった時代で、渡米前のホームステイの方々とのやりとりは手紙でした。今思うと信じられないぐらい不便だったあの当時…それでも戦争のない核兵器のない世界をつくるために、国を超えて繋がろうとした人々の熱い思いで活動が広がっていきました。

2011年までにNACは、計10回のボランティア募集を行い、57名のボランティアをアメリカ・カナダの各地へ派遣しました。アメリカ38州・首都ワシントンDC、カナダなどで1万1,845回以上のプレゼンテーションを行い、37万1,219人以上にヒロシマ・ナガサキのストーリーを直接届けました。旧ソ連を含むその他11か国でもプレゼンテーションが行われました。2018年、ご高齢になったレイスロップ教授ご夫妻にとって11回目となる日本への旅は、NACをしめくくる最後の来日となりました。

現在NACはその活動を終えていますが、1985年の立ち上げから2011年までの26年間にわたり被爆体験とメッセージを世界に伝える貴重な活動を続けてくださったレイスロップ名誉教授ご夫妻と北浦葉子さんはじめ関係者の皆様に改めて心より深く感謝いたします。

被爆者の方々と被爆体験や戦争体験のない私たちを繋げてくださった日本被団協の伊藤直子さん、小西悟先生、岩佐幹三先生、ご自身が被爆されながらも広島への原爆投下の直後から被爆者の救援と治療にあたった肥田舜太郎先生、被爆者を支援し共に生きた弁護士の池田眞規先生、「世界ヒバクシャ展」を設立し非核を訴えた写真家の森下一徹先生、持参した映画『にんげんをかえせ』に出演されていた山口仙二さん、谷口稜曄さん、沼田鈴子さん、片岡ツヨさんはじめ38年前のNACで渡米前にお世話になった方々が亡くなっていく中で…言葉にならない深い寂しさを感じます。

皆様に応援いただいたNACの活動は、残念ながら終わってしまいましたが、NACの精神を忘れることなく皆様への感謝と共に、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々の体験とメッセージをこれからも伝え続けていくことを心に誓います。
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2024年10月25日

心の銃も捨てて


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本の整理をしていたら
写真家の星野道夫さんの本の中から
昔連載していた記事が出てきました。

ふと懐かしく思いながら記事を読んでいたら
アラスカにいたあの頃が蘇ってくるような感覚になりました。

何年経っても心の中に思い出は生きていて、
その頃の自分と対話しながらしばらく過ごしました。

変わりゆく世界の中で
もう一度原点を見つめながら
自分が大切にしたいことを
しっかりと胸に抱いて生きていきたいと思います。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 18:33| 東京 ☁| ぷらっとハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月24日

感謝と共に♪お陰様でしげ兄さんも元気です!

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お陰様で、しげ兄さんも元気です♪

一昨日から9回目となる
48時間の点滴による抗がん剤治療
本日午後、病院で針を抜きます。

厳しい副作用は確かに辛いけれど
同じぐらい、あるいはそれ以上に
メンタルがものすごく大事なんだと
これまで以上に痛感したこの一年でした。

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主治医の勝俣範之先生はじめ
いつも見守ってくださり
応援してくださっている皆様
本当にありがとうございます。

命くんと宝ちゃんにも
どれほど助けられてきたことでしょう。
言葉は話せなくても
辛い時、苦しい時を
一緒に乗り越えてきた
かけがえのない仲間たち

皆様に
今日という1日に
全てに
感謝です✨
posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:05| 東京 ☀| 命と宝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月22日

牛田教会にて♪中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ミニライブ


2013年に劇場公開した初製作の映画『アオギリにたくして』のモデルとなった被爆者の沼田鈴子さんが最後に通われていた広島の牛田教会で、甥の沼田良平さんが中村里美&伊藤茂利ライブ「いのちの音色」を企画してくださいました♪大変ありがとうございます。

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▲歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブを応援してくださっていた被爆者の沼田鈴子さんは、2011年7月12日に永眠されました。2013年夏、沼田鈴子さんの前半生をモデルに描いた映画『アオギリにたくして』を劇場公開し、今も国内外で上映が続いています。

11月17日(日)礼拝終了後のミニライブ♪
ギタリストのしげ兄と共に故沼田鈴子さんを偲びながら歌い演奏させていただきます。


現在ミューズの里では、沼田鈴子さんが被爆アオギリに託した想いと共に
日本全国に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹と平和の種をまく人々を追った
ドキュメンタリー映画『いのちの音色』を制作中です。

スタッフの病気やコロナ禍などで
なかなか前に進むことができませんでしたが
戦後80年を迎える来年の完成を目指して全力を尽くしています。

ドキュメンタリー映画『いのちの音色』公式サイト
https://musevoice.com/inochi/

核なき世界を願う
被爆者の祈りを胸に
声なきいのちの叫びを
アオギリにたくして…

体験のない世代が
次世代に語り継ぐヒロシマ・ナガサキ

過去と未来をつなぐ
今を生きる私たちに
できることは何だろう…。
その模索の中から見える希望とは?


映画『アオギリにたくして』『かけはし』に続くミューズの里の第3作目となるドキュメンタリー映画『いのちの音色』は、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で被爆体験を語り続け「アオギリの語り部」と呼ばれた沼田鈴子さんが亡くなる4カ月前の映像メッセージに込められた思いと共に、日本全国・世界に広がる被爆アオギリ2世・3世の植樹を追いながら、アオギリに託された想いを伝えていきます。希望と平和の種を蒔く人々の姿を通して、過去と未来をつなぐ 今を生きる私たちに出来ることを模索しながら、次世代に語り継ぐヒロシマ・ナガサキを描いていきます。

皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:11| 東京 ☁| 映画『いのちの音色』制作中! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「日本反核法律家協会 創立30周年イベント」広島へ〜!


11月16日(土)広島弁護士会館3Fホールで開催される
日本反核法律家協会 創立30周年イベント
「核兵器廃絶のために 今、私がしていること、これからしたいこと」
のトークリレーに伺わせていただいます。

トークリレー後の懇親会では
ギタリストの伊藤茂利と共にライブ出演させていただきます。


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日本反核法律家協会は、今年創立30周年を迎えるにあたり、設立の地、広島において、記念イベントを開催します。被爆80年を来年に控え、核に依存する安全保障・核抑止論から脱却して、皆さまとともに、核なき世界を展望する集いにしたいと思いますので、多くの方にご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。

事前申込要(申込締切11/9(土)正午)
お申込先のリンクは下記URLより
https://www.hankaku-j.org/event/241116/241116.html

プログラム(予定)
13:00〜14:00 日本反核法律家協会総会(対面・ZOOM併用)
14:00 (休憩)
14:40〜17:40(終了予定時刻)創立30周年企画(対面及びYouTube配信)

主催者挨拶

当協会30年のあゆみ(スライド上映)

リレートーク 「核兵器廃絶のために、今、私がしていること、これからしたいこと」
(発言者・50音順)
アーサー・ビナードさん(詩人・随筆家)/浅野英男さん(核兵器廃絶日本NGO連絡会事務局)/市田真理さん(第五福竜丸展示館学芸員)/小倉桂子さん(被爆体験者、平和のためのヒロシマ通訳者グループ代表)/小溝泰義さん(元駐クウェート国特命全権大使)/斉藤とも子さん(女優)/田中美穂さん(カクワカ広島共同代表)/崔鳳泰さん(韓国弁護士)/中村里美さん(シンガーソングライター・映画「アオギリにたくして」プロデューサー)/原和人さん(反核医師の会共同代表)/平岡敬さん(元広島市長:依頼中)/渡辺眞一さん(非核の政府を求める富山の会世話人)/渡部朋子さん(ANT-Hiroshima理事長)
※上記の方々の他、ICAN国際運営委員・ピースボート共同代表の川崎哲さんのご登壇について調整中です。

18:00〜20:30 懇親会 (同一会場 現地のみ)

会場案内
〒730-0012 広島県広島市中区上八丁堀2−73 広島弁護士会館 3Fホール
https://www.hiroben.or.jp/about/

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2024年10月21日

ピースフェスタ2024 世界に平和を!

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東京・八王子で何度も映画『アオギリにたくして』上映会を開催してくださり、被爆アオギリ2世の植樹を広めてくださっている被爆者の上田紘治様からお声がけいただき「ピースフェスタ2024」に中村里美&伊藤茂利がライブ出演させていただきました。


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主催者の方からのお写真と動画をシェアさせていただきます。
<ミューズの里TVショート>
https://youtube.com/shorts/W7fWaRi2w_U?si=xeiFzvJIyOj0LgLZ

皆様大変ありがとうございました♪

世界に平和を!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:27| 東京 ☀| 公演・LIVE「いのちの音色」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画「かけはし」世田谷上映!皆様ありがとうございました!

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東京・世田谷でのドキュメンタリー映画『かけはし』上映が無事終了いたしました。皆様に心より感謝いたします。

韓国から来日中のスヒョンさんのお母様でご出演者のシン ユンチャン様、赤門会日本語学校の新井理事長がご登壇くださいました。

後ほど、YouTubeチャンネル「ミューズの里TV」にて当日の様子がアップされる予定です。ご来場くださった皆様、主催してくださった「平和を望む会」の木村巴画伯ご夫妻、みさ姉、かっちゃん、皆様ありがとうございました。

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昨年広島へから「かけはし」第三章の制作を再スタートいたしましたが、この度の上映後には、広島を訪れた時のことについてもお話しいただきました。

広島で初めてのホームステイにチャレンジされたスヒョンさんのお母様。広島では梅谷ご夫妻宅にお母様のシン ユンチャンさんとご一緒にホームステイさせていただきました。

梅谷ご夫妻はこれまで、30か国450人以上の留学生をご自宅に招かれ、広島と世界をつないでこられました。世界からやってきた留学生が、梅谷ご夫妻を日本のお父さん、お母さんとして慕っています。本当に素晴らしく尊い民間外交を実践されておられます。弊社の初製作の映画『アオギリにたくして』でも梅谷ご夫妻に大変お世話になりました。まだどうなるかわからない企画の段階から、夜行バスで広島を行き来する我々が広島を訪れる度にあたたかく迎え入れホームステイさせてくださいました。

そうしたつながりの中から、広島での『かけはし』第三章の再スタートに向けて、スヒョンさんのお母様と一緒に梅谷家にホームステイさせていただきながら広島から撮影がスタートしました。


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次回のお母様の来日は、スヒョンさんが亡くなって24年目となる来年の2025年1月26日となります。26日に、JR新大久保駅での献花をされる予定です。

命日のご来日に向けて、お母様をお招きしてのドキュメンタリー映画『かけはし』第一章&第二章上映会を引き続き開催してまいります。皆様からのご企画もお待ちしています。お気軽に製作会社ミューズの里までご相談ください。

ミューズの里「かけはし」上映
E-mail: info@musevoice.com
中村まで〜♪

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詳細は「かけはし」公式サイトをご参照ください。
https://kakehashi-movie.net

posted by ぷらっとハッピー日記 at 10:33| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月17日

10/18 世田谷「がやがや館」にてドキュメンタリー 映画『かけはし』上映!

今朝の朝日新聞(東京版・朝刊)に
映画『かけはし』の記事が掲載されました。

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明日(10/18)世田谷「がやがや館」にて
「平和を望む会」の主催による
『かけはし』第一章・第二章の上映会が開催されます。

上映後、ご出演者のシン ユンチャンさん、新井時賛さんがご登壇されます。

朝日新聞デジタル
新大久保駅事故から23年
韓国人留学生の遺志継ぐ映画都内で上映会

https://www.asahi.com/articles/ASSBH2FPKSBHUTIL013M.html

「かけはし」公式サイトへ⏬
https://kakehashi-movie.net

皆様のご来場をお待ちしています。



posted by ぷらっとハッピー日記 at 23:09| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年度(第23回)LSHアジア奨学金授与式 今年で奨学生が1,236人に!

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昨日(10/16) 、 2024年度(第23回)
特定非営利活動法人LSHアジア奨学会の
奨学金授与式が開催され
62名の日本語学校生が表彰されました。

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韓国からLSHアジア奨学会名誉会長の
シン ユンチャンさんが来日され
ご挨拶されました。

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2002年からスタートしたLSHアジア奨学会は
今年で23回目の授与式となり
これまでに20か国以上の国と地域からの
1,236名の日本語学校生に奨学金を授与してきました。

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現在制作中のドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の
取材と撮影で伺わせていただきました。

本日の朝日新聞(朝刊)に『かけはし』上映の記事が掲載されます.。
デジタル版は下記URLへ

<朝日新聞デジタル>
https://www.asahi.com/articles/ASSBH2FPKSBHUTIL013M.html
明日10/18の上映会に向けて、情報のシェア拡散のご協力お願い申し上げます!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 06:38| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月16日

イ スヒョン(李秀賢)さんに捧ぐ歌「かけはし」




ドキュメンタリー映画『かけはし』主題歌は、2001年1月26日に起きたJR新大久保駅乗客転落事故で亡くなった韓国人留学生のスヒョンさんに捧げた歌です。

スヒョンさんは、新大久保駅のホームから転落した方を救おうとして、その場に居合わせた日本人カメラマンの関根さんと共に線路に飛び降りて救助にあたりましたが、3人ともお亡くなりになりました。

スヒョンさんは、交流のあった日本語学校に通う生徒さんでした。2002年夏、スヒョンさんの通っていた日本語学校の後輩の学生さんと共に、日本に滞在する外国人と日本の方にも呼びかけ、みんなで一緒に一歩一歩富士山頂を目指すピース登山を始めました。スヒョンさんが富士山が大好きだったからです。その後に、韓国のハルラ山やクムジョン山でもピース登山が開催されました。

「日本に来るとスヒョンに会えるような気がする」とおっしゃっるスヒョンさんのご両親が毎年来日されるたびに、朗読劇やライブなど様々なイベントを企画し毎年開催してきました。その度に、世界の若者たちと一緒に歌い継いできたのが、2017年に劇場公開したドキュメンタリー映画『かけはし』の主題歌でした。

映画製作のあまりの忙しさで、毎年開催してきたピース登山などはお休みさせていただいていますが、皆さんと一緒に手話歌として『かけはし』を歌ったり演奏しながら上映活動を続けてきました。

2019年、スヒョンさんのお父様のイ ソンデさんとLSHアジア奨学会の事務局長・寺井宣子さんが亡くなり、その翌年にはコロナ禍となり上映活動や第三章の映画製作が中止となりましたが、昨年広島から再スタートいたしました。

本日は、スヒョンさんの頭文字をとって名付けられた特定非営利活動法人LSHアジア奨学会の授与式です。韓国からお母様も来日されています。午後より『かけはし』第三章の取材・撮影に伺わせていただきまいす。


また、10月18日には世田谷「がやがや館」にて、ドキュメンタリー映画『かけはし』第一章・第二章の上映会が開催されます(主催:平和を望む会)。
「かけはし」公式サイト⏬上映情報
https://kakehashi-movie.net/2024年10-18

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スヒョンさんのお母様でご出演者のシン ユンチャンさんと、スヒョンさんが通っていた赤門会日本語学校の新井時賛理事長がご挨拶に来てくださいます。皆様のご来場をお待ちしています。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:32| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月15日

ドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の完成に向けて

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⏬MUSE VOICE「かけはし特集号」より
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コロナ禍にいったん中止となっていたドキュメンタリー映画『かけはし』第三章ですが、昨年広島より撮影が再開され、来年末まで制作が続きます。

弊社ミューズの里は、「いのち・平和」をテーマに国際社会の平和づくりに貢献できる媒体をつくる事業を目指して2008年に設立いたしました。「異文化間の相互理解」を柱の一つとしています。会社を独立後、ミューズの里の前身となるクロスカルチャープラザ(屋号)を立ち上げて活動していた頃、都内の様々な日本語学校の先生方からのご要望で「〜50か国5000人が集う〜日本語語学留学生の祭典」の企画運営をさせていただいたことがありました。

その頃はまだ、1983年に当時の中曽根首相が掲げた「留学生受け入れ10万人計画」がなかなか達成されずにいた頃でもありました。日本語学校生の多くがその後に日本の大学や専門学校に進学するにもかかわらず、留学生とは区別されて就学生と呼ばれ、通学定期券の適用もなされていませんでした。そうした状況下にあって、日本語学校に通う学生の学習環境の向上のために、その存在と正しい姿を社会に伝えたいという日本語学校の先生方の熱い思いから生まれたイベントでした。

その頃、異文化コミュニケーション誌を創刊して毎月発行しながら、日本に滞在する外国人と日本人の相互理解につながる交流の場づくりをしていた私は、さっそく国際交流に関心を持つ人々に呼びかけながら企画書をつくり、誌面にコラムを書いてくださっていた元朝日新聞編集委員の谷久光様に見ていただきました。当時、故平山郁夫画伯が主宰する(財)文化財保護振興財団の専務理事をされていた谷様がお声をかけてくださり、運営ボランティア組織の実行委員会の会長に平山郁夫画伯がお名前を連ねてくださることになりました。国籍・民族・性別・職業・世代を超えてみんなで一緒につくろう!と呼びかけた祭典は、今も忘れることのできない思い出の一つです。

そして、そのイベントの参加校の一つが、日暮里にある赤門会日本語学校でした。弊社ミューズの里の第二作目として、2017年に劇場公開したドキュメンタリー映画『かけはし』で描かせていただいた韓国人留学生のイ スヒョン(李秀賢)さんが通っていた学校です。
日本が大好きだったスヒョンさんは、一年間の日本語学校での勉強を終えた後、帰国する前に自転車で日本一周する計画を立ててビザを延長した後、2001年1月26日にJR新大久保駅乗客転落事故で亡くなりました。ホームに転落した日本人を救うために、日本人カメラマンの関根さんと線路に飛び降りて救助にあたりましたが、3人とも帰らぬ人となりました。

スヒョンさんのご両親は、全国から集まった弔慰金を、息子スヒョンと同じように日本と母国の懸け橋になることを夢見て来日するアジアからの日本語学校生のために使ってほしいと願われ、スヒョンさんのお名前の頭文字をとって特定非営利活動法人LSHアジア奨学会が誕生しました。

そして大変嬉しいことに、特定非営利活動法人LSHアジア奨学会発足にあたって平山郁夫画伯が顧問を引き受けてくださることになりました。平山画伯は当時、東京藝術大学の学長をされていて、その間は他の役職にはつかないことになっておられたのですが、特別にお引き受けくださることになりました。初代会長には駐インド大使兼駐ブータン大使・駐中国大使を歴任された谷野作太郎様が就任され、現在は在大韓民国日本大使館公使・駐イスラエル大使・駐インドネシア大使などを歴任された鹿取克章様が会長をされています。新大久保乗客転落事故から20年となる2021年、LSHアジア奨学生は20か国以上の国と地域から1000人を超えました。

それにしても、手弁当の小さな異文化交流活動の頃から、谷久光様が私たちの活動をいつも心に留めてくださり平山郁夫画伯がご協力くださったことに当時はただ喜ぶばかりでしたが、その後に平山郁夫画伯が中学3年生の時に広島に原爆が投下され、体の調子を崩されて死をも覚悟する日々の中で「仏教伝来」が描かれたことを知りました。

日本への仏教伝来の道でもあり、東西の交易と異文化交流の道でもあったシルクロードを連作で描いた平山郁夫画伯の作品からは、「名もない人びとの想いの積み重ねが文明や歴史を形づくる」ことへの想いと共に、深い平和への祈りと平和を愛する心が伝わってきます。シルクロードを旅する中で、内戦や風化によって文化財が崩壊の危機に瀕する姿を目の当たりにした平山郁夫画伯は、文化財保護活動の活動にも取り組まれ、中国の敦煌石窟、カンボジアのアンコールワット遺跡の保存修復活動や北朝鮮の高句麗古墳の世界遺産登録などに尽力され、文化財保護にたずさわる人材の育成や紛争で流出した文化財の保護などにも力を尽くされてきたことに深い感銘を受けずにいられません。

平山郁夫画伯は、2009年に79歳で永眠されました。
現在90歳になられた谷様は、今もお元気で時々あたたかな応援コメントを送ってくださいます。2017年のドキュメンタリー映画『かけはし』第一章&第二章の劇場公開前に、日本記者クラブでの試写会を呼びかけてくださいました。心からの感謝と共に、またお会いできる日を楽しみにスタッフ一同日々精進してまいります。

お二人への深い感謝を胸に、コロナ禍にストップしていたドキュメンタリー映画『かけはし』第三章の撮影を広島から昨年再スタート出来たことはとても感慨深く、第一章・第二章の地道な上映活動も再開させていただきました。

今週10月18日(金)には「平和を望む会」代表の木村画伯が主催してくださり、世田谷の「せたがや がやがや館」にて上映会(一章&二章)が開催されます。上映後には、LSHアジア奨学会授与式にご参加されるために韓国から来日中のスヒョンさんのお母様でご出演者のシン ユンチャンさんと赤門会日本語学校の新井時賛理事長がご挨拶くださいます。

ドキュメンタリー映画『かけはし』公式サイト
https://kakehashi-movie.net/

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明日16日は、2024年度LSHアジア奨学会の授与式に取材・撮影で伺わせていただきます。小さな地道な活動ではありますが、これからも上映活動を続けながら『かけはし』第三章の完成に向けて全力を尽くしてまいります。今後とも皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:38| 東京 ☁| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月14日

ライブ・かけはし・アオギリ上映情報

10月18日
世田谷の「がやがや館」にて
主催「平和を望む会」による
ドキュメンタリー映画『かけはし』上映会!
ご出演者のシン ユンチャンさんと新井時賛さんがご登壇されます。

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10月19日
東京・八王子の八王子館2Fにて
「ピースフェスタ2024」
ギタリストの伊藤茂利と共に「いのちの音色」ライブ出演させていただきます♪

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11月10日
東京・八王子のトミンハイム鑓水集会所にて
「おかえり喫茶」主催による
映画『アオギリにたくして』上映と
被爆者の上田紘治めさんのお話の後
中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブです♪
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皆様よろしくお願いいたします。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:16| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月13日

10/18 かけはし上映:ご出演者の辛潤賛さん、新井時賛さんがご登壇!

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10/18(金)世田谷の「せたがや がやがや館」にて
ドキュメンタリー映画『かけはし』上映!

この度の上映会を主催してくださった
「平和を望む会」の木村巴代表に
心より感謝申し上げます。

23年前の新大久保駅乗客転落事故で線路から転落した方を救おうとして日本人カメラマンの関根さんと共に救助にあたり亡くなった韓国人留学生イ スヒョン(李秀賢)さんのお母様でご出演者のシン ユンチャン(辛潤賛)さんとスヒョンさんが通っていた日本語学校の新井時賛理事長がご登壇されます。

🍀かけはし公式サイト
https://kakehashi-movie.net

映画「かけはし」予告編(製作・著作:ミューズの里)


映画「かけはし」主題歌



製作者 中村里美・伊藤茂利も伺わせていただきます。
皆様のご来場をお待ちしています。

ご予約は「平和を望む会」木村代表まで
E-mail: tonmon_k_mikazuki@icloud.com
☎︎090-7238-6035
posted by ぷらっとハッピー日記 at 22:14| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

被爆者と共に生きた伊藤直子さんと池田眞規先生を偲びながら…


被団協のノーベル平和賞受賞に
これまでお世話になった方々のことが思い出され
数日たった後も ふと涙があふれます。

30年以上にも渡り大変お世話になり、被爆者と共に生きた伊藤直子さん(日本被団協被爆者中央相談所元相談員/日本被団協元事務局員)が2016年11月3日に、その10日後に日本反核法律家協会前会長・原爆症認定集団訴訟全国弁護団長をつとめられた池田眞規先生が亡くなりました。

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▲1985年、池田眞規先生と被爆者の方のご自宅にて

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▲伊藤直子さんと被爆者の西本多美子さんと共に。ライブと上映の後、石川県金沢に植樹された被爆アオギリ2世を訪ねて

お二人は被爆者ではありません。
けれど、お二人がいなければ
私が被爆者の方々と深く繋がることはありませんでした。

もうすぐ命日が来るので
写真をオフィスに飾ってご報告しようと
ブログを読み返していると、あれから8年の歳月が流れていました。

伊藤直子さん、池田眞規先生からいただいた たくさんの想いを胸に…
https://nakamurasatomi.seesaa.net/article/444455947.html

直子さんと池田先生が亡くなってすぐ
共に映画や音楽活動をしている弊社の伊藤が体調を崩し
2ヶ月後に緊急入院となりました。

その後の慌ただしい日々の中で
何もご恩返しできなかった自分の至らなさを思い
また涙が流れます。お二人への深い感謝とともに…

2011から始まった映画製作の現場は
常識をはるかに超える、生きるか死ぬかの日々でもありました。
さらに完成後も…この8年は、一歩進んでは二歩下がり
前に進もうとすればするほど後ろに下がりながら
人生の中で最も辛く厳しい時でもありました。

現実社会を生きれば生きるほど その中で目にする人間の実相に、「人間が生きている限り戦争をなくすことは出来ないだろう」などと思いそうになってしまう自分の気持ちとの闘い。人間不信、絶望感、トラウマを乗り越えて、ギリギリの中で自らの平和への想いを保ち、ようやく立ち上がるまでの道のり。どん底にあった時に救いとなったのは、魂に刻まれた被爆者の方々の言葉や生き様を通して示してくださった平和を愛する皆さん姿でした。そして今、この苦しみの中からしかきっと見えてこなかったであろう社会、人間、人生、命、自らについてを経験できたことにも深く感謝しています。

世界終末時計は、2年連続過去最短で残り90秒。
ウクライナや中東の戦闘に核兵器が影を落とし
核兵器を使用する可能性が高まる中で
この度のノーベル平和賞の意味を想いながら…

ただ世の中を憂うことなく
たとえ小さくとも常に
自分にできることは何かを考えながら
お世話になった被爆者の方々のメッセージを
これからも伝え続けていきます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 13:06| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月11日

祝!ノーベル平和賞に日本被団協

ちょうどドキュメンタリー映画『いのちの音色』の制作をしていた時
しげ兄さんが速報を聞いて、編集室に飛び込んできました。

「日本被団協がノーベル平和賞受賞したよ!」

体中が急に熱くなって、涙があふれました。

伊藤直子さん!!岩佐幹三先生!!
天国から聞いてますか?!見てますか?!

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▲2015年 石川県金沢にて:アオギリにたくして上映と共に中村里美&伊藤茂利「いのちの音色」ライブでご一緒した時がお二人との最後の時間となってしまいました。

何度も何度もノミネートされながら
とうとう受賞!!

おめでとうございます!!
本当におめでとうございます。

嬉しいです。
本当に嬉しい!!

どんな時もあきらめることなく
平和をつくりだすために
核兵器廃絶を訴えながら
地道な活動されてきた皆様の姿から
どれほどたくさんのことを学ばせていただいたことでしょう。

たとえ世の中がどうあろうと
絶望することなく生きてこれたのは
被爆者の皆様と被爆者運動を支える皆様の存在があったからです。

核兵器の存在に象徴される物事の考え方を変えていかない限り
本当の人間らしい心豊かな社会をつくることは不可能です。

憎しみと報復の連鎖が広がる世界の中で
生き地獄を体験されたヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々は
「自分と同じ苦しみを世界中の誰にもさせてはならない」と
そのために二度と思い出したくない体験を語り継いでくださいました。

すでにお亡くなりになっている
お世話になった方々のことが思い出され
涙が止まりませんでした。

原爆投下後、一番大変だってであろう時を生き延び
被爆者運動が始まってから今日までの長い道のりを
ずっと支え続けたたくさんの方々がおられたことと思います。

まだ事務所もあったかなかったかの頃から 事務局員として被爆者運動を支え、見守り、作り出してこられた故伊藤直子さんはじめ お世話になった被爆者の皆様、関係者の方々の喜ぶ顔が目に浮かび、涙があふれました。心より、本当におめでとうございます!!

12年前の2012年、初プロデュース映画『アオギリにたくして』制作の真っ只中にいた頃、生きるか死ぬかを考えるほど大変だった時に 今は亡き伊藤直子さんから頂いた応援メッセージを改めて読み返しながら、我々ににできる平和の種まきを続けていこうと 心に誓います。

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伊藤直子(被爆者中央相談所元相談員/日本被団協元事務局員)
「アオギリにたくして」への期待と被爆者


広島・長崎に投下された原子爆弾に被爆して被爆者健康手帳を所持する被爆者は、2012年3月末210,830人となっています。この数字は被爆者健康手帳所持者が一番多かった32年前の1980年の372,264人から16万人を超える被爆者が亡くなられたことを示しています。平均年齢が77.44歳となっています。

近年被爆者の高齢化が叫ばれていますが、実体験をした被爆者が年々加速的に亡くなっていかれているのが現実です。
被爆者の一番少ない秋田県の被爆者健康手帳所持者は38人です。病気のため体験を語れる被爆者が本当に少なくなっています。また、高齢化に伴って認知症で体験を語れなくなってもいます。これは全国的に共通していることです。それだけに生存する被爆者の被爆体験を継承することは、急ぐ必要があります。継承のかたちは様々なものがあると思います。

中村里美さんの企画・プロデュースによる「アオギリにたくして」は、中村さんが被爆者沼田鈴子さんの被爆体験と被爆者としての戦後66年の人生を「継承」して、沼田さんの核兵器廃絶の願いを世界に発信しようとするものです。1986年にアメリカで広島・長崎を伝えるネバーアゲインキャンペーンの第1期生となった中村さんは、出発前の準備の研修会で沼田さんと知り合ったということですが、多分彼女にとって初めての「被爆者」だったと思います。以来沼田さんがお亡くなりになられる直前まで親交を重ねられていました。

最近強く思うことですが、被爆者の体験は確かに深刻です。「かわいそうに」と同情しがちですが、深刻な体験を持つ被爆者たちの多くは元気だということです。それは病気をしたり、不安を抱きながらも67年生きてきたこと。自らの被爆体験を語ることで、小中学生などから感謝され、体験を語ることが生きがいとなっているからだと思います。悲しいこと、悔しいこと、苦しいことなどたくさんある中でも、被爆体験を語ることを通して、それが世界の平和につながっていること、目の前で子供たちが目を輝かせて聞いてくれることが喜びになっているのです。長く生きて、体験を語らなくてはとの思いが強くなっているようです。沼田さんもきっとそんな思いだったのではないでしょうか。沼田さんが原爆に抗うようになった姿は、たくさん被爆者に共通しています。被爆者の人間としての強さも見えてくると思います。「アオギリにたくして」が描く被爆者の戦後67年の人生を通して、核兵器廃絶への世論が、国際的なものになることを期待します。
 
伊藤直子(2012.12.25)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 20:18| 東京 ☀| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月09日

一般社団法人 全国映画センター様のますますのご発展をお祈り致します。

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映画づくりでは大変お世話になり
日本全国上映の配給協力をしていただいている
全国映画センター様が新たな出発に向けて
50周年記念誌を発行されました。

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▲巻頭特集:一般社団法人 全国映画センター代表理事の竹内守氏と
松竹撮影所 代表取締役会長で松竹株式会社 顧問の大角正氏の対談より

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映画『アオギリにたくして』
企画・製作・プロデューサーとして
中村里美・伊藤茂利の連名で
冊子へのメッセージをお送りさせていただきました。

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2023年5月、映画センターの全国組織は
それまでの任意団体を発展的に解消し
「一般社団法人全国映画センター」を結成されました。

新型コロナ禍での危機を乗り越え
これからも映画を全国津々浦々に届ける
映画センター運動を続けていくという
意気込みに満ちた想いが冊子から伝わってきます。

自主上映の場づくりを通して 地域に文化力を生み出されてきた
皆様の尊い活動がますます発展していくことを心よりお祈り致します。

これまで大変お世話になり本当にありがとうございました。
これからも末長く何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 16:03| 東京 ☔| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月08日

「暑い〜」から「寒い〜」へ

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ちょっと肌寒くなってきました

「暑い〜暑い〜」の夏が過ぎ
もうすぐ「寒い寒い〜」が始まっていきます

命も宝も人間も
みんなで元気にがんばろう〜!
posted by ぷらっとハッピー日記 at 22:59| 東京 ☔| 命と宝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球に母性を!

世界はまだまだ男社会なのだとハッとさせられたのは、2021年1月20日に女性・アフリカ系(黒人)・インド系アメリカ人初の副大統領にカマラ・ハリス氏が就任した時でした。

日本に比べれたら女性の社会進出がかなり進んでいるかのように思えるアメリカであっても、初めて女性の副大統領が誕生したのが4年前であったことに、少し意外な気持ちにもなったのを覚えています。ハリス氏は今、次期米国大統領選の候補者となり闘っていますが、結果がどうあれ米国大統領となる準備が整った器を持った女性の人材が育っていることの凄さを感じます。

ところで、世界経済フォーラムが今年6月に公表したジェンダー・ギャップ指数(世界各国の男女格差について数値化)によると、日本の順位は146か国中118位と低迷。1位 アイスランド、2位 フィンランド、3位 ノルウェー、4位 ニュージーランド 5位 スウェーデン… で、日本はG7最下位。アジアではフィリピン(25位)、シンガポール(48位)の順位が高く、中国(106位)や韓国(94位)を下回る状況が続き、その要因は、女性の「政治参画」と「経済参画」の低さにあるといわれているそうです。

先日、日本では新内閣の組閣が行われましたが、組閣のたびに女性閣僚の数にマスコミが注目を集めようとすることには違和感を感じます。立場が人を育てるという面も確かにありますが、国の舵取りをする上では適材適所が何より大切だと感じます。その人がどんな考えを持ってどんな国づくりをしたいのかを知りたいとは思いますが、女性の数がただ多ければ良いというものではないでしょう。まずは多くの女性が政治に関心を持ち、女性議員がもっと増えていく中で、切磋琢磨の中から人材が育っていく環境づくりと共に、男性社会の政治の中で 埋没することなくこびることなく 操られることなく、これまでにない新たな視点と感性で実力を発揮できる器を備えた女性総理大臣が いつの日か日本に誕生する日を待ち遠しく思います。


青春時代を女子校で育った私は、成長の過程でまったく男性を意識することなく、「女らしさ」や「男らしさ」という概念がそもそもありません。母は、「人間らしさ」を大切にする人でしたが、男だから女だからと口にしたことがなく、専業主婦でしたが精神的に自立し豊かな心を持っていました。エスカレーター式の学校だったので受験勉強でふるいにかけられることもなく 偏差値も知らないまま育った私は、就職活動の時期が初めての失恋とたまたま重なり、あまりのショックに落ち込んで雨戸を閉めて寝ているうちに卒業式を迎え、そこからはレールのない人生をトコトコ歩き始めました。

そんな私が生まれて初めて「女性性」「男性性」については考えたのは、1987年の23歳の時に取材で訪れたネバダの砂漠でのことでした。「Go Home Mothers! (母ちゃんたちは家に帰れ!)」という看板を持った一部の男性たちに目もくれず、非暴力のトレーニングを受けた女性たち数千人が母の日にネバダ核実験場前に集まり、こどもの命と健康を守るために自ら放射能危険区域の鉄条網を超えて入り込み、歌いながら踊りながら逮捕されていくことで核実験反対を訴えていました。

「地球に母性を!」という
その時の女性たちの叫び声が、今も心に残っています。

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男性の中にも女性の中にも母性性と父性性の両方が存在していると感じます。人間が本来持っている 命を生み育て 全てを包み込む豊かな愛情が、争いの絶えない世界に光もたらし、いつの日か世界に平和が訪れることを祈りながら生きていこうと ネバダの月に誓った日を今も忘れません。

まだまだ圧倒的に男性社会である中において、家庭の中で男性が稼ぎ手として最初から位置付けられていることも多いことと思いますが、長い人生の中で稼ぎ手を一人で生涯担っていくプレッシャーやストレスは相当なものがあるだろうとも感じます。夫が妻に言ってしまうパワハラ的な言葉も、そうしたストレスの中から発せられることもあろうことを思う時、ジェンダー平等が女性のためだけではなく、男性にとってもより幸せに生きる上で大切なものとなり、そうした変化の中からもより良い関係が生み出されていくことを願います。

これまでにない発想や着眼点による新たな可能性と共に 柔軟性と調和のある心豊かな社会が広がり、いつの日か世界に平和が訪れることを祈りながら…自分なりに一生懸命に生きていこうと思います。
posted by ぷらっとハッピー日記 at 21:57| 東京 ☔| ぷらっとハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月07日

猫と座禅

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見かけも鳴き声も習慣も食べ物の好みも
いろいろ違う猫の命くんと犬の宝ちゃん

それでも一緒に育ち生きる中で
尊重し合いながら、いろいろ学びながら、頼り合って助け合いながら生きている。

そして、命くんの座禅タイム?! に、
いつも宝ちゃんも参加しています。

心に平和を〜♬
posted by ぷらっとハッピー日記 at 08:16| 東京 ☁| 命と宝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月03日

映画「アオギリにたくして」上映&製作者ライブ(主催:おかえり喫茶/後援:鑓水小学校学校運営協議会)

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東京・八王子「おかえり喫茶」主催(後援:鑓水小学校学校運営協議会)による映画『アオギリにたくして』上映会&製作者ライブが「トミンハイム鑓水コミュニティーサロン」にて11月10日に開催されます。

映画「アオギリにたくして」公式サイト
https://aogiri-movie.net

上映後の被爆者の上田紘治さんがご挨拶のあと、中村里美&伊藤茂利による歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」ライブが開催されます。皆様よろしくお願い申し上げます。


日時:2024年11月10日(日)13:00開場
13:30〜映画「アオギリにたくして」
    上映後、被爆者の上田紘治さんご挨拶
15:30〜製作者ライブ♪中村里美&伊藤茂利
会場:トミンハイム鑓水コミュニティーサロン(鑓水2ー82 )
料金:1000円/親子でも1000円(申し込み不要)
主催:おかえり喫茶
お問合せ:090-4526-2629(大久保)090-6197-5354(上田)
posted by ぷらっとハッピー日記 at 14:16| 東京 ☁| 映画『アオギリにたくして』・アオギリ祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月02日

しげ兄、8回目の抗がん剤治療へ

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本日(すでに昨日になっていますが)弊社のしげ兄は
8回目となる抗がん剤治療で早朝から病院へ

副作用と闘いながらの日々ではありますが
お陰様で先日のCT検査の結果
がんが縮小してきています

今回で8回目を迎え 不思議なもので…
ようやく少しメンタルが落ち着いてくると
副作用の苦しさは最初からそんなには変わらないのかもしれないのに
ちゃんとリラックスして呼吸ができる様になり
苦しみが半減していることに気がつきます。
そして、それだけメンタルは大事なんだとも改めて深く思います。

主治医の勝俣範之先生はじめ
応援してくださっている皆様に
心より感謝申し上げます

posted by ぷらっとハッピー日記 at 01:25| 東京 ☀| ぷらっとハッピー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする