
『かけはし』福岡上映会が、西南学院大学博物館2階講堂にて11/23(土)に開催されました。福岡県指定有形文化財としても知られる場所で、初プロデュース映画『アオギリにたくして』も上映していただいた講堂です。
この度の上映会の主催をしてくださった『かけはし』をみる会(福岡)には、30年以上前に参加させていただいた草の根ボランティア活動「ネバー・アゲイン・キャンペーン」福岡メンバーの皆様が参加されています。各自が単身渡米し、ホームステイしながらアメリカの学校や教会で日本文化の紹介と共に原爆映画の上映を行い、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の方々のメッセージを伝えるボランティア活動でした。
久々の皆様との再会!嬉しかったです💓

そして、主催者や関係者の皆様の熱意で、会場は満席〜!✨
この度の上映会に向けて、何ヶ月もかけて準備されてきた皆様のことを思う時、ご来場くださった方々への感謝と共に、改めて心より深く御礼申し上げます。
上映会の後には、ご出演者の辛潤賛(シン ユンチャン)さんと新井時賛さんにご登壇いただき、プロデューサー・音楽監督でギタリストのしげ兄(伊藤茂利)と共にご挨拶させていただきました。

上映とご挨拶の後には、しげ兄のギター伴奏で、参加者有志の皆さんと共に『かけはし』テーマソングと「故郷の春」の合唱に参加させていただきました。
皆様の素晴らしい歌声に感動をいただき、木村牧師様のお話に涙が溢れました。心あたたまる素敵な上映会を企画してくださった皆様に心より感謝申し上げます✨

大分県の国東半島で、我々の初プロデュース映画『アオギリにたくして』を毎年上映してくださり、第2作目となる『かけはし』上映会も企画してくださった衣笠邦彦さんが、この度の福岡上映に駆けつけてくださり、上映会スタッフとしてもお手伝いしてくださっていました。本当にありがとうございました✨

以前、韓国・釜山でのピース登山隊を企画し、クムジョン山に登った時にもご参加くださった佐々木亮さんが、上映前と上映後に記事を書いてくださいました。
佐々木亮さんと初めてお会いしたのは、戦後50年に初プロデュースした韓国・中国・アメリカ等の8カ国の世界の若者が、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の体験を朗読する「トンボが消えた日」という多国籍朗読劇を企画した時のことでした。国際電話で出演者一人一人に母国に電話をかけてもらい、それぞれの母国の家族や人々が原爆をどう受け止めたかを共に伝え、教科書を持ち寄ってディスカッションを行いながら、試行錯誤と模索を繰り返しながら作りあげた作品でした。
あの時、作品づくりのプロセスの中で感じていたことが、今の日韓関係の中にあらわれていることに少し複雑な思いになりながら、言葉にならない気持ちを整理できずにいた時、この度の福岡上映会で皆様と再会し、改めて原点を思い起こしながら、これからを考える時間をいただきました。

韓国から来日してくださったお母様の辛潤賛さんのお見送りに福岡空港へと伺わせていただいた後、博多駅から東京に戻ってまいりました。福岡の皆様、本当にありがとうございました。皆様の姿に、たくさんの感動と力をいただきました。またお会いできる日を楽しみにしながら、全力を尽くします✨
ご来場くださった皆様、主催してくださった皆様や関係者の皆様、配給・映写のシネマ・アルチ様はじめ皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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